Windows11/10でExt4パーティションを作成する必要がある場合、無料の「AOMEI Partition Assistant Standard」はとても役に立ちます。このソフトはWindows環境でExt4/3/2パーティションを作成することができます。
現在、Linuxオペレーティングシステムをインストールしようとしており、同時に既存のWindows10インストールを保留しつつ、デュアルブート環境を整えることが目標です。このため、Windows10の内部ハードディスクにExt4ファイルシステムのパーティションを新規に作成しなければなりません。早速、Windows標準搭載ツール「ディスクの管理」を使用してExt4パーティションを新設しようと試みましたが、残念ながらそのようなファイルシステムのオプションは提供されていないことが分かりました。この目標を達成するための適切なプログラムや方法がありますか?
-ユーザーからの質問
Ext4(fourth extended file system)は、Linuxのファイルシステムで、ジャーナリングファイルシステムの一つです。Ext3の後継のファイルシステムで、拡張機能を使っていない場合に限りExt3としてマウントできます。Windows10でLinuxをデュアルブート環境に導入したい場合、Linuxデータの保管とインストールに必要なのがExt4ファイルシステムを搭載したパーティションが必要です。ただし、Ext4、Ext3、またはExt2ファイルシステムはWindowsによって認識されないため、Windows標準搭載ツールを使用して新たなExt4パーティションを作成したり、既存のパーティションをExt4でフォーマットすることはできないことに注意すべきです。
Windows標準搭載ツールではこれが難しいですが、幸いなことに、無料で利用できるいくつかのパーティション管理ソフトウェアがあります。その中で「AOMEI Partition Assistant Standard」は一番お勧めです。このソフトウェアは、Windows11/10/8/7およびWindows XP/Vistaのすべてのエディションでスムーズに動作します。Windows PC上でExt4パーティションを簡単に新規作成またはフォーマットすることができます。以下のボタンをクリックしこのフリーソフトをダウンロードし、Windows10でExt4パーティションを作成する方法を学んでみてください。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantの主な画面で未割り当て領域を右クリックしてドロップダウンメニューから「パーティションを作成」を選択します。
ステップ 2. ポップアップウィンドウでパーティションサイズ、ドライブ文字を指定できます。Ext4ファイルシステムを選択できます。更に、「詳細」をクリックして、パーティションラベル、パーティションタイプなども設定できます。そして「はい」をクリックして続行します。
ステップ 3. これで、作成された新しいパーティションの情報が表示されます。ツールバーの「適用」をクリックして新規パーティションの作成を実行します。
操作が完了すると、Ext4ファイルシステムのパーティションがディスク上に作成されます。ただし、WindowsオペレーティングシステムはExtファイルシステムを認識できないため、Windowsファイルエクスプローラーからそれを見ることはできません。
このフリーソフトは、パーティションの新規作成やフォーマットだけでなく、パーティションの削除、移動、結合、クローンなど、多くの操作を実行できます。
Windows標準のパーティション管理ツールでパーティションと未割り当て領域を結合できますが、未割り当て領域はパーティションの右に隣接する必要があります。また、未割り当て領域はない場合、ターゲットパーティションの右に隣接するパーティションを削除しなければなりません。
幸いなことに、次はパーティションを削除しなくても、隣接する2つのパーティションを直接結合したり、未割り当て領域がどこにあっても、1つのパーティションと複数の未割り当て領域を直接結合したりすることができる方法についてご紹介します。それは、強力なパーティション管理ソフト「AOMEI Partition Assistant Standard」を使うことです。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。対象パーティション(ここではE:)を右クリックしてドロップダウンメニューから「パーティションを結合」を選択します。
ステップ 2. ポップアップウィンドウでEドライブと結合したいパーティション(ここではD:)前のチェックボックスにチェックを入れてください。そして、「はい」をクリックします。※この場合は、DパーティションのすべてのデータがEパーティションへ転送されます。
ステップ 3. 左側の「保留中の操作一覧」から変更をプレビューできます。変更を保存するには、ツールバーの「適用」をクリックしてください。
したがって、無料の「AOMEI Partition Assistant Standard」を使用することで、たった3つの簡単なステップでWindows11/10上でExt4パーティションを作成することができます。
さらに、OSをSSDに移行したり、ハードディスクをクローンしたり、パーティションを削除せずにディスクをMBR/GPTに変換したり、1つのパーティションから別のパーティションに空き容量を割り当てたりするなど、より高度な機能を利用したい場合、「AOMEI Partition Assistant Professional」にアップグレードすることもできます。