Windows 11でWindows.oldを安全に削除して空き容量を確保する方法

Windows 10からWindows 11にアップグレードした後、Windows.oldフォルダを削除する方法はありますか?この投稿では、Windows 11でWindows.oldを安全に削除する方法と、より多くの空きスペースを確保するためのテクニックを紹介します。

Asher

投稿者:Asher/更新日:2023年06月19日

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Windows.oldフォルダーについて

1. Windows.oldフォルダとは何か?

実は、Windows11の新機能ではありません。Windows Vistaから始まっています。Windowsのあるバージョンから別のバージョンにアップグレードすると、システムデータのバックアップとしてWindows.oldフォルダーが自動的に作成されます。

ユーザーは、Windows.oldのデータを使って、Windowsを以前のバージョンに簡単に復元することができます。ロールバックオプションは、限られた日数だけ利用できます。設定された日数が経過すると、Windowsは自動的にこのフォルダーを削除します(通常、アップグレード後30日以内)。

▶Windows.oldフォルダーには、多くの場合、次の項目が含まれています:

- 以前のバージョンのWindowsの履歴(以前のWindowsインストール時のすべてのシステムファイルやデータが保存されています。)

- ユーザーに関するデータ(ユーザーアカウント設定、ユーザープロファイル、ユーザーフォルダーファイルなど、を含まれています。)

- インストールされたプログラムおよびアプリケーション

2. Windows.oldフォルダーは削除してもいいか?

もちろん、以前のバージョンのOSに戻る必要がないと確信されている場合は、Windows.oldフォルダーを事前に削除することで、Cドライブの空き容量を増やすことができます(通常、15~20GBを占めているためです)。

Windows 11でWindows.oldを削除する方法

コンピューター上のストレージスペースを解放するため、Windows.oldフォルダーを削除できるように、3つの方法を準備しました。

方法1. ファイルエクスプローラーでWindows.oldフォルダーを直接削除

ステップ 1. ファイルエクスプローラーまたは「このPC」を開き、Cドライブをダブルクリックして開きます。

ステップ 2. ファイルエクスプローラーでWindows.oldフォルダーを見つけ、右クリックし、「削除」を選択します。

windows.oldフォルダー

Windowsは、フォルダーを削除するには管理者権限が必要との通知を表示します。管理者または管理者グループのメンバーとしてログインしている場合は、「続行」をクリックしてください。

続行

方法2. ディスククリーンアップでWindows.oldフォルダーを削除

ファイルエクスプローラーではまだWindows.oldを削除できない場合は、ディスククリーンアップで削除を試してみることができます。

ステップ 1. スタートメニューをクリックし、「ディスククリーンアップ」と検索し、検索結果からディスククリーンアップアプリを選択し、開きます。表示されるウィンドウで、オペレーティングシステムがインストールされているドライブを選択します。

ドライブの選択

ステップ 2. 「ディスククリーンアップ」ウィンドウが開いたら、下部にある「システムファイルのクリーンアップ」をクリックします。

システムファイルのクリーンアップ

ステップ 3. フォルダのリストをスクロールし、「前のWindowsのインストール」を選択して「OK」をクリックします。

以前のWindowsのインストール

以前のWindowsインストールや一時的なインストールファイルを削除するかどうかを確認するための2回目のプロンプトも表示される場合があります。確認するには「はい」をクリックします。

はい

方法3. ストレージセンスでWindows.oldフォルダーを削除

Windows 11に組み込まれたストレージセンスは、スペースを自動的に解放し、不要なファイルやごみ箱を空にするのに役立ちます。このユーティリティを使用してWindows 11のWindows.oldフォルダーを削除できます。

ステップ 1. スタートメニューを開き、「ストレージ センサー」と入力し、Enterをクリックします。

ステップ 2. 「記憶域の管理」の下で、「ストレージセンサー」オプションをオンにします。

ストレージセンサー

ステップ 3. ストレージセンスの右矢印をクリックしてより多くのオプションを表示します。次に、「今すぐストレージセンサーを実行」ボタンをクリックします。

今すぐストレージセンサーを実行

このプロセスにより、キャッシュファイル、エラーレポート、以前のインストールファイルが削除されます。

詳細情報:Cドライブの空き領域を解放するその他の方法

Windows.oldフォルダーを削除した後、Cドライブには少なくとも10GB近く、またはそれ以上の空き領域が解放されます。ただし、Windows.oldフォルダーを削除してもCドライブが混雑している場合は、他の方法を試す必要があります。

ディスクの管理ではCドライブの容量を柔軟に増やすことが制限されているため、AOMEI Partition Assistant Professionalをおすすめします。これは、Windows 11/10/8/8.1/7/XPユーザー向けの多機能のディスクおよびパーティションマネージャーで、Cドライブを簡単かつ安全に拡張することができます。

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隣接していない未割り当て領域をCドライブに結合する

ディスクに未割り当て領域がある場合でも、それがCドライブに隣接していない場合は、「パーティションを結合」を使用してこの領域を直接Cドライブに追加できます。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして実行します。未割り当て領域を追加したいパーティションを右クリックし、「詳細設定」>「パーティションを結合」をクリックします。

未割り当て領域を結合

ステップ 2. ポップアップウィンドウでCドライブと結合したい未割り当て領域を選択し、「はい」をクリックします。

未割り当て領域を選択

ステップ 3. 新しいウィンドウでは、パーティションのサイズが増加しています。操作するには「適用」をクリックしてください。

変更をプレビュー

データの損失なしに別のドライブから空きスペースを割り当てる

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを実行し、空き領域が多いドライブを右クリックして、「空き領域を割り当てる」を選択します。

空き領域を割り当てる

ステップ 2. 新しいウィンドウで、スペースサイズとターゲットパーティションを指定できます。Cドライブの場合は、指定されたリストからCドライブを選択し、「はい」をクリックする必要があります。

空き領域のサイズを入力

ステップ 3. 「続行」および「適用」をクリックして実行します。

確認

Cドライブにいくつかのプログラムをインストールしている場合は、「アプリ引っ越し」機能を使用して、再インストールすることなく、それらのプログラムを別の場所に移動できます。

まとめ

Windows.oldフォルダーについて理解し、Windows 11でWindows.oldフォルダを3つの方法で削除する方法を知っているはずです。データの損失なしでCドライブ上のより多くの空きスペースを回復する必要がある場合は、AOMEI Partition Assistantを選択してシステムドライブを簡単かつ迅速に拡張することができます。さらに、このツールではディスクをGPT/MBRに変換したり、Windows OSを別のディスクに移行したりすることもできます。

ご参考になれば、幸いです。ここまでありがとうございました。最後!問題を解決しておめでとうございますヽ(〃'▽'〃)ノ☆!最後までありがとうございます。

Asher
Asher・編集者
Asherは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能(例えば、ディスクとパーティション管理、ディスクのクローン、バックアップ&復元、同期など)について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。