Windows Server 2012で[ダイナミックディスクに変換]が無効となってグレー表示されましたか?この記事を参照して、この問題の発生理由と、Windows Serverでベーシックディスクからダイナミックディスクに正常に変換する方法を参照してください。
ダイナミックディスクにはベーシックディスクより多くの機能を備えているため、スパンボリューム、ストリップボリューム、ミラーボリューム、またはRAIDボリュームを作成できます。ダイナミックディスクの高度な機能を体験するには、ディスクをベーシックディスクからダイナミックディスクに変換することができます。ただし、[ディスクの管理]でディスクを右クリックすると、Windows Server 2012で[ダイナミックディスクに変換]オプションが無効になる場合があります。
3TBを超えるMBRディスクをダイナミックディスクに変換する場合、[ダイナミックディスクに変換]オプションはグレー表示されます。その同時に、[GPTディスクに変換]オプションもグレー表示されています。MBRディスクの場合、最大2TBのストレージスペースをサポートし、2GBを超えるストレージスペースは未割り当て領域として表示されます。だから、2TBを超えるディスクがダイナミックディスクに変換される場合、割り当てられた領域スは[ディスクの管理]によって変換できません。
[ダイナミックディスクに変換]オプションが無効になっている理由に基づいて、ダイナミックに変換されるMBRディスクをGPTに変換して、この問題を修正できます。ここでは、Windows Server 2012でMBRディスクをGPTに変換する3つの方法を提供します。
1. [ディスクの管理]で、変換したいMBRディスクのパーティションを右クリックし、[ボリュームの削除…]を選択します。
2. ディスク上のすべてのパーティションを削除した後、ディスクを右クリックし、[GPTディスクに変換]を選択します。
3. 2TBを超えるMBRディスクをGPTに変換してから、[ディスクの管理]からダイナミックディスクに変換できるようになります。
▼PS:
ⓥ パーティションを削除すると、その上のすべてのデータが消去されるため、削除前に重要なデータをバックアップすることをお勧めします。
ⓥ このディスクをGPTに変換する前に、ディスクで実行されているすべてのプログラムを閉じます。
GPTに変換するディスク上に複数のパーティションがある場合、[ディスクの管理]を使用して1つずつ削除するのは少し面倒だと思われます。このような状況では、Diskpartを使用してディスクをGPTに変換できます。
1. 管理者としてdiskpartを実行します。
2. 次のコマンドを入力し、各コマンドの後にEnterキーを押します。
● list disk
● select disk n (nは、変換するディスクの番号を指します)
● clean
● convert gpt
3. GPTに変換した後、「convert dynamic」コマンドを実行します。次に、「Diskpartは選択されたディスクをダイナミックフォーマットに正常に変換しました。」というメッセージが表示されます。この時点で、「exit」と入力してEnterキーを押し、Diskaprt.exeを閉じます。
PS:このプロセス中にすべてのデータが消去されます。重要なファイルがある場合は、まずディスクをバックアップすることをお勧めします。
Windows Server 2012の[ディスクの管理]と「Diskpart」は、ディスクをGPTに変換するのに役立ちますが、ディスク上のすべてのパーティションを削除する必要があります。そのようなトラブルを避けるために、AOMEI Partition Assistant Serverをお勧めします。これにより、パーティションを削除せずに、GPTディスクをデータ損失なしでMBRに変換できます。
Windows Serverオペレーティングシステム向け特別に設計されており、Windows Server 2016/2012(R2)/2008(R2)/2003、SBS 2011/2008/2003およびWindows 10/8/7、XPおよびVistaをサポートしています。では、Windows Server 2012でMBRディスクをGPTに直接変換する方法を見てみましょう。
1. AOMEI Partition Assistant Serverの体験版を無料ダウンロード、インストール、実行します。メインインターフェイスで、GPTに変換するディスクを右クリックし、[GPTディスクに変換]を選択します。
2. 小さなポップアップウィンドウで[はい]をクリックして続行します。
3. メインインターフェースに戻ります。[適用]→[続行]をクリックして、タスクを実行します。
Windows Server 2012で2TBを超えるディスクのMBRからGPTへの変換が完了したら、Widows Server 2012でベーシックディスクをダイナミックディスクに変換できます。
PS:ダイナミックディスクに変換した後、AOMEI Partition Assistant Serverの[ダイナミックディスク管理器]を使用して、ダイナミックディスクとパーティションを管理することができます。社内の台数無制限のコンピュータで使用し、コストを抑えたいなら、Unlimited版にアップグレードすることをお勧めします。
Server 2012で「ダイナミックディスクに変換」が無効となって、グレー表示された場合は、ダイナミックに変換したいそのディスクのパーティション種類と容量を確認しておくことをお勧めします。
ベーシックディスクが2TBを超えるMBRパーティションシステムであることを確認してから、Windows Server 2012でMBRディスクをGPTに変換することにより、この問題を簡単に解決できます。