ディスクの管理を使ってWindows Server 2003/2008/2012でパーティションをリサイズ・移動することができます。しかし、時々「ボリュームの拡張」や「ボリュームの縮小」オプションがグレーと表示され、パーティションを移動できないこともあります。この記事では、Windows Server 2012でディスクの管理の代替としてパーティション管理ソフトでデータを失うことなくパーティションを移動する方法を紹介します。
Windows Server 2012がインストールされたハードディスクを持っています。ディスクはパーティションCとパーティションDの2つのパーティションに割り当てられています。 Cドライブの容量はほとんど不足していますが、Dドライブには十分な容量があります。 Dドライブを縮小した後、未割り当て領域がパーティションCの後ろになく、パーティションCを拡張できないため、Dドライブを移動して、未割り当て領域をCドライブの後ろに連続させる必要があります。Windows Server 2012でパーティションを移動するために推奨されるソフトウェアはありますか?
- ユーザーからの質問
パーティションを移動することはその名前が示すとおり、選択したパーティションの場所を変更するプロセスです。このパーティションの移動は、この操作により、パーティションの右側に使用可能な未割り当て領域がなくても、そのパーティションを拡張できます。
上記のユーザーと同じ、Server 2012 「ディスクの管理」でパーティションを縮小すると、未割り当て領域が生じる場合がありますが、未割り当て領域を使用して別のパーティションを拡張することはできません。ターゲットボリュームの直後ではないためです。この場合、拡張パーティションと未割り当て領域の間で縮小したパーティションを移動することは必要な作業です。
Windows Server 2012(R2)でパーティションを移動する方法は?Windows Server 2012のディスクの管理では、ディスクパーティションを管理するためにボリューム機能を拡張および縮小できます。ただし、ボリュームの移動機能は提供されません。
したがって、パーティションを移動して、拡張するパーティションの後ろに未割り当て領域を隣接させる場合、サードパーティ製のツールを使用する必要があります。ここでパーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistant Serverを強くお勧めします。サーバー向けの機能が充実し、パーティション移動も容易に行えます。数回クリックするだけで、パーティションを左側または右側に移動できます。かなり使いやすく、Windows Server 2012(R2)およびWindows Server 2019/2016でうまく機能します。
まず、AOMEI Partition Assistant Serverをお使いのマシンにインストールします。次に、Windows Server 2012でパーティションの位置を変更する詳細な手順を紹介します。
手順 1. AOMEI Partition Assistantをインストールし、起動します。ホームインタフェースは、すべてのハードディスクとパーティションの情報を表示します。
手順 2. ターゲットパーティションを見つけ、それを右クリックし、「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。
手順 3. ポップアップウィンドウで、ハンドルをドラッグし、ドライブのサイズを縮小して、未割り当ての領域を作ります。次に、「はい」をクリックします。
手順 4. 「適用」をクリックして保留中の操作を表示し、「続行」をクリックします。
▼パーティションをターゲット場所に移動した後
AOMEI Partition Assistant Server経由で未割り当て領域の後にパーティションを移動した後、ディスクの管理でパーティション(例:Cドライブ)を右クリックし、「ボリュームの拡張」を選択し、ウィザードに従ってパーティションCを拡張できます。その他に、簡単にAOMEI Partition Assistantを使用してパーティションを拡張することもできます。
手順 1. ターゲットパーティションを右クリックし、「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。
手順 2. この画面で、バーを右側にドラッグして、未割り当て領域を追加します。 次に「はい」をクリックします。
手順3. 最後、「適用」および「続行」をクリックして、保留中の操作をコミットします。
今まで、パーティションの移動と拡張はすべてAOMEI Partition Assistant Serverを介して簡単に実行しました。その上、このソフトウェアは読者様の期待した以上のことをサポートします。たとえば、「パーティションを結合」機能により、未割り当ての空き領域がディスク上のどこにあるかに関係なく、未割り当て領域を別のパーティションに直接追加することができます。つまり、中央のパーティションを移動するために余分な時間を費やす必要は全然ありません。
実際には、パーティションの拡張が最終目的である場合、「空き領域を割り当てる」機能を使用して、あるパーティションから別のパーティションに空き領域をより簡単に割り当てることができます。
AOMEI Partition Assistant Serverを使用すると、データを失うことなくWindows Server 2012のパーティションを移動できないことを簡単に解決できます。その後、未割り当領域により、別のパーティションを正常に拡張できます。さらに、AOMEI Partition Assistant Serverは、Windows Server 2012を新しいハードディスクに移動するとか、データを失うことなくNTFSとFAT32の間でファイルシステムを変換するとか、NTFSシステムパーティションを拡張するとかなど、他の多くの機能も楽しめます。
最後に、AOMEIは、特に大規模の企業のために設計されたUnlimited版はディスク&パーティションソリューションと柔軟なハードディスク管理も提供します。それはAOMEI Partition Assistantのすべての機能を備えるほかに、社内の台数無制限のコンピュータにインストールすることができます。企業者なら、このバージョンがよりお得だと思います。
1. Windows Server 2012でパーティションを移動することは可能ですか?
はい、可能です。ただし、Windows Server 2012の標準機能である「ディスクの管理」ツールには、パーティション移動の機能はありません。Diskpartコマンドを利用することもできます。
2. 隣接していない未割り当て領域を使用してCドライブを拡張できますか?
Windows Server 2012の「ディスクの管理」ツールでは、隣接していない未割り当て領域を使用したパーティションの拡張はできません。隣接していない場合は、サードパーティのパーティション管理ソフトを利用してパーティションを移動し、隣接する未割り当て領域を作成してから拡張する必要があります。
3. パーティションを移動するとデータは失われますか?
通常、パーティションの移動操作ではデータは保持されますが、データ損失のリスクがゼロではないため、移動前にバックアップを取っておくことが推奨されます。また、移動中は操作を中断しないように注意してください。