Windows 11でパーティションサイズを変更する方法

Windows 11では、「ディスクの管理」を使ってパーティションを縮小・拡張できます。ただし、Cドライブを拡張するには、Cドライブのすぐ右隣に未割り当て領域が必要です。未割り当て領域が離れている場合や、Dドライブの空き容量をCドライブへ移したい場合は、標準機能だけでは対応しにくいことがあります。この記事では、Windows 11でパーティションサイズを変更する方法を、ディスクの管理、Diskpart、AOMEI Partition Assistantの3つに分けて解説します。縮小、拡張、移動、結合、Cドライブ容量不足の対処まで、状況別に選べるように整理します。

ひとみ

By ひとみ 最終更新日 2026年09月17日

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Windows 11でCドライブを拡大できますか?

最近、ノートパソコンの動作が極端に遅くなることに気づきました。ディスクの状態を確認したところ、Cドライブの空き容量が少なくなっていることがわかりました。パソコンのパフォーマンスを向上させるために、Cドライブを拡大したいですが、方法がわかりません。何か関連するツールはありますか?

- あるユーザーからの質問

助けてください

Windows 11でパーティションサイズを変更する前に知っておくこと

パーティションサイズの変更は、単にスライダーを動かす作業ではありません。Windowsでは、未割り当て領域の位置、ファイルシステム、システムパーティションかどうかによって、できる操作が変わります。

まずは、目的別にどの方法が向いているか確認してください。

やりたいこと Windows標準機能で可能? 注意点
Dドライブを縮小して未割り当て領域を作る 可能 縮小できる容量に制限が出る場合がある
Cドライブを拡張する 条件付きで可能 Cドライブの右隣に未割り当て領域が必要
未割り当て領域を移動する 不可 専用ツールが必要
Dドライブの空き容量をCドライブへ直接移す 不可 削除または専用ツールが必要
CドライブとDドライブを結合する 標準機能では削除が必要 Dドライブのデータは事前バックアップ必須
別ディスクの容量をCドライブへ足す 通常不可 同じ物理ディスク内で考える

Microsoftの資料でも、ボリュームを拡張するには、同じディスク上で対象ボリュームの直後に未割り当て領域が必要と説明されています。これが「ボリュームの拡張」がグレーアウトする最大の理由です。👉Microsoft Learn - Extend a basic volume

パーティションサイズを変更する前の準備

パーティション操作は、Windowsやデータの保存領域そのものを変更します。作業前に次の項目を確認してください。

1. 重要なデータをバックアップする

ディスクの管理で縮小・拡張するだけでも、停電や操作ミス、ディスク障害が起きればデータを失う可能性があります。仕事用ファイル、写真、ライセンス情報、メールデータなどは、外付けHDDやクラウドに保存してから作業してください。

2. Cドライブと未割り当て領域の位置を確認する

Cドライブを拡張したい場合は、未割り当て領域がCドライブの右隣にあるか確認します。

拡張できる例:

Cドライブ | 未割り当て領域

拡張できない例:

Cドライブ | 回復パーティション | 未割り当て領域
Cドライブ | Dドライブ | 未割り当て領域

この配置だと、ディスクの管理ではCドライブを直接拡張できません。

3. 同じ物理ディスク上にあるか確認する

Cドライブが「ディスク0」、Dドライブが「ディスク1」にある場合、通常のパーティションサイズ変更でDドライブの容量をCドライブへ追加することはできません。同じ物理ディスク内で操作できるかを確認してください。

4. BitLockerを確認する

BitLockerを使っている場合は、作業前に回復キーを確認し、必要に応じて保護を一時停止します。暗号化された状態でディスク構成を変更すると、再起動後に回復キーを求められる場合があります。👉Microsoft Support - BitLocker 回復キーの検索

5. ノートPCはACアダプターを接続する

パーティション操作中に電源が切れると、ファイルシステムやパーティション情報が壊れる可能性があります。ノートPCでは、必ずACアダプターを接続してから作業してください。

方法1. ディスクの管理でパーティションサイズを変更する

Windows 11には、ディスクやボリュームを管理する「ディスクの管理」が標準搭載されています。Microsoftのサポートページでも、ディスクの管理はボリュームの作成、フォーマット、ドライブ文字変更、拡張・縮小に使えるツールとして案内されています。👉Microsoft Support - Disk Management in Windows

ディスクの管理を開く方法

1. 「スタート」を右クリックします。

2. 「ディスクの管理」を選択します。

Windows 11でディスクの管理を開く方法

3. または「Windows + R」を押し、「diskmgmt.msc」と入力して開きます。

ファイル名を指定して実行

パーティションを縮小する手順

DドライブやCドライブの一部を縮小して、未割り当て領域を作りたい場合は次の手順で進めます。

1. ディスクの管理を開きます。

2. 縮小したいボリュームを右クリックします。

3. 「ボリュームの縮小」を選択します。

縮小

4. 縮小する容量をMB単位で入力します。

サイズ

5. 「縮小」をクリックします。

6. 縮小後、右側に未割り当て領域が作成されます。

未割り当て

縮小できる容量は、ボリューム内の移動できないシステムファイル、復元ポイント、ページファイルなどの影響を受けることがあります。表示された最大値より大きく縮小できない場合は、不要ファイルの削除や復元ポイントの整理を検討してください。

パーティションを拡張する手順

未割り当て領域が拡張したいボリュームのすぐ右隣にある場合は、次の手順で拡張できます。

1. ディスクの管理を開きます。

2. 拡張したいボリュームを右クリックします。

3. 「ボリュームの拡張」を選択します。

ボリュームを拡張

4. ウィザードで追加する容量を指定します。

5. 「完了」をクリックします。

この方法は、Cドライブの右隣に未割り当て領域がある場合に有効です。Dドライブの右側に未割り当て領域があるだけでは、Cドライブを拡張できません。

ディスクの管理の制限

ディスクの管理は標準ツールなので安心感がありますが、次の制限があります。

● 未割り当て領域を移動できない

● Cドライブと未割り当て領域の間に別パーティションがあると拡張できない

● Dドライブの空き容量を直接Cドライブへ移せない

● 別物理ディスクの容量をCドライブへ足せない

● FAT32など一部ファイルシステムでは拡張できない場合がある

条件が合う場合はディスクの管理で十分です。条件が合わない場合は、AOMEI Partition Assistantのような専用ツールを使うほうが現実的です。

方法2. AOMEI Partition Assistantでパーティションを縮小・拡張・移動する

Windows標準機能で「ボリュームの拡張」がグレーアウトする場合や、未割り当て領域の位置を調整したい場合は、AOMEI Partition Assistantを使う方法があります。

AOMEI Partition Assistantでは、ディスク構成を画面で確認しながら、パーティションのリサイズ、移動、結合、空き領域の割り当てを行えます。Windows 11でCドライブ容量不足を解消したい場合は、単純な「拡張」だけでなく、どの機能が合っているかを選ぶことが大切です。

Partition Assistant Product box
AOMEI Partition Assistant
簡単なディスクパーティションソフト&PCオプティマイザー
  • ディスク容量を最大限に活用するために、パーティションを作成、サイズ変更、移動、削除、クローン作成できる。
  • セキュアブートでOS、ディスク、パーティションをクローンできる。
  • 複数の方法でPCを高速化し、ディスク容量を解放できる。
  • 初心者に優しい失われたデータを復元できる。
  • Windows 11/10/8/7に対応する。
  • NTFS、FAT32、exFAT、ReFSなどの他のファイル形式をサポートする。

状況別に使う機能

状況 使う機能の目安
Dドライブを少し縮小して未割り当て領域を作りたい パーティションをリサイズ/移動
Cドライブの右隣に未割り当て領域がある パーティションをリサイズ/移動
未割り当て領域が離れている パーティションをリサイズ/移動で位置調整
Dドライブの空き容量をCドライブへ移したい 空き領域を割り当てる
CドライブとDドライブをまとめたい パーティションを結合
ディスク全体の構成を整理したい リサイズ/移動、結合、分割を組み合わせる

パーティションを縮小する手順

1. AOMEI Partition Assistantを起動します。

2. 縮小したいパーティションを右クリックします。

3. 「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。

パーティションをリサイズ/移動

4. スライダーをドラッグするか、数値を入力してサイズを調整します。

5. 未割り当て領域が作成される位置を確認します。

6. 「はい」をクリックします。

Windows 11でパーティションを縮小する操作

7. メイン画面で結果を確認し、「適用」をクリックして実行します。

続行

パーティションを拡張する手順

1. 拡張したいパーティションを右クリックします。

2. 「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。

パーティションをリサイズ/移動

3. 隣接する未割り当て領域を取り込むようにサイズを広げます。

4. 「はい」をクリックします。

サイズを入力

5. メイン画面で変更後の容量を確認します。

6. 「適用」をクリックして操作を実行します。

未割り当て領域が隣接していない場合は、先にパーティションを移動して位置を調整する必要があります。AOMEIでは、Windows標準機能ではできない位置調整を画面上で確認しながら行えます。

Dドライブの空き容量をCドライブへ移す場合

Cドライブ容量不足が目的なら、Dドライブを丸ごと削除・結合するより、Dドライブの空き容量だけをCドライブへ割り当てるほうが合っている場合があります。

この場合は、「空き領域を割り当てる」機能を使い、Dドライブの空き容量の一部をCドライブへ移します。アプリやデータをDドライブに残したまま容量配分を調整しやすくなります。

空き領域を割り当てる

CドライブとDドライブを結合する場合

CドライブとDドライブを1つにまとめたい場合は、「パーティションを結合」を使います。ただし、Dドライブ内にアプリやゲームがある場合、結合後に保存パスが変わる可能性があります。

結合前に、Dドライブ内の重要データをバックアップし、アプリの保存先も確認してください。

パーティションをマージ

方法3. Diskpartでパーティションサイズを変更する

Diskpartは、Windowsのコマンドラインでディスクやパーティションを管理するツールです。パーティションの縮小や拡張もできますが、ディスク番号やボリューム番号を間違えると危険です。コマンド操作に慣れている人向けです。

パーティションを縮小するコマンド例

diskpart
list volume
select volume 3
shrink desired=10240
exit

この例では、選択したボリュームを約10GB縮小します。実際には、自分の環境に合わせてボリューム番号とサイズを変更してください。

パーティションを拡張するコマンド例

diskpart
list volume
select volume 2
extend size=10240
exit

MicrosoftのDiskpart資料では、基本ディスクで拡張する場合、未割り当て領域は同じディスク上で対象ボリュームの直後にある必要があると説明されています。つまり、Diskpartでもディスクの管理と同じ位置制限があります。👉Microsoft Learn - Diskpart extend

⚠️Diskpartを使う時の注意
  • Diskpartは画面でパーティションを見ながら操作できません。select volume や select disk を間違えると、別の領域に操作を行う危険があります。

  • 初心者がCドライブを調整する場合は、ディスクの管理やAOMEI Partition Assistantのように視覚的に確認できる方法を選んだほうが安全です。

「ボリュームの拡張」がグレーアウトする原因

Windows 11でCドライブを拡張しようとして、「ボリュームの拡張」がグレーアウトすることがあります。これは不具合ではなく、条件を満たしていないことがほとんどです。

よくある原因は次の通りです。

原因 説明 対処法
未割り当て領域が右隣にない Cドライブと未割り当て領域の間にDドライブや回復パーティションがある パーティションを移動する、または専用ツールを使う
未割り当て領域がない Dドライブの空き容量は未割り当て領域ではない Dを縮小/削除する、または空き領域割り当てを使う
ファイルシステムが非対応 NTFS/ReFS以外では拡張できない場合がある バックアップ後に形式を確認
別ディスクの空き容量を使おうとしている 基本ディスクでは別物理ディスクへ通常拡張できない 同じディスク内で調整する
回復パーティションが間にある Cドライブの右側に回復領域があり、未割り当てが離れている 削除は慎重に。移動や専用ツールを検討

Windows 11でCドライブを安全に拡張するおすすめ手順

Cドライブ容量不足を解消したい場合は、いきなり削除や結合をするより、次の順番で確認すると安全です。

  1. ディスクの管理でCドライブ右側の構成を確認する
  2. Cドライブの右隣に未割り当て領域があれば、ディスクの管理で拡張する
  3. Dドライブの空き容量を使いたい場合は、Dドライブを削除してよいか判断する
  4. 削除したくない場合は、AOMEIで空き領域割り当てを検討する
  5. 回復パーティションが間にある場合は、安易に削除せず、位置調整を検討する
  6. 作業後にCドライブ容量、アプリ動作、Windows Updateを確認する

特に、回復パーティションを削除してCドライブを広げる方法は、検索でよく見かけますが、初心者にはおすすめしません。回復環境が使えなくなる可能性があるためです。

どの方法を選べばいい?

目的別に選ぶなら、次のように考えるとわかりやすいです。

目的 おすすめの方法
Dドライブを縮小して新しい領域を作りたい ディスクの管理
Cドライブ右隣に未割り当て領域がある ディスクの管理
Cドライブ右隣に未割り当て領域がない AOMEI Partition Assistant
Dドライブを消さずにCドライブを広げたい AOMEI Partition Assistant
コマンドで操作したい Diskpart
初心者でCドライブを触るのが不安 画面操作できる方法を選ぶ

Windows標準機能で条件を満たしているなら、まずはディスクの管理で十分です。条件を満たしていない場合、無理に削除やコマンド操作をするより、AOMEI Partition Assistantでディスク構成を確認しながら進めたほうが安全です。

よくある質問

Q1. Windows 11でパーティションサイズを変更できますか?

はい。Windows 11では、標準搭載の「ディスクの管理」でパーティションの縮小や拡張ができます。ただし、拡張には未割り当て領域が対象ボリュームのすぐ右隣にあること、NTFSまたはReFSであることなどの条件があります。

Q2. Cドライブを拡張できないのはなぜですか?

多くの場合、Cドライブの右隣に未割り当て領域がないことが原因です。Dドライブや回復パーティションが間にあると、ディスクの管理では「ボリュームの拡張」がグレーアウトします。未割り当て領域の位置を確認してください。

Q3. Dドライブの空き容量をCドライブに移せますか?

Windows標準機能では、Dドライブの空き容量をそのままCドライブへ移すことはできません。Dドライブを削除して未割り当て領域にするか、空き領域を割り当てられるパーティション管理ソフトを使う必要があります。

Q4. パーティションサイズ変更でデータは消えますか?

縮小や拡張だけなら通常データを保持できますが、操作ミス、停電、ディスク障害でデータを失う可能性はあります。また、Dドライブを削除して未割り当て領域にする方法では、Dドライブ内のデータは消えます。必ず事前にバックアップしてください。

Q5. 回復パーティションを削除してもいいですか?

安易に削除しないほうが安全です。回復パーティションはWindowsの修復や初期化に使われることがあります。Cドライブ拡張の邪魔になっている場合でも、削除する前にバックアップや回復メディアを用意し、別の方法で位置調整できないか検討してください。

Q6. Diskpartとディスクの管理はどちらが安全ですか?

初心者にはディスクの管理のほうが安全です。Diskpartはコマンドで操作するため、ディスク番号やボリューム番号を間違えると別の領域に操作してしまう危険があります。Cドライブを調整する場合は、画面で構成を確認できる方法を選びましょう。

まとめ

Windows 11でパーティションサイズを変更する方法は、ディスクの管理、Diskpart、AOMEI Partition Assistantの3つがあります。重要なのは、未割り当て領域の位置と、Cドライブを拡張できる条件を理解することです。

この記事のポイントは次の通りです。

  • ディスクの管理は、縮小や条件付きの拡張に使える
  • Cドライブを拡張するには、右隣に未割り当て領域が必要
  • Dドライブの空き容量は、そのままCドライブへ移せない
  • Diskpartは便利だが、番号指定ミスのリスクがある
  • 未割り当て領域が離れている場合やDを削除したくない場合は、AOMEI Partition Assistantが向いている

Windows 11でCドライブ容量不足を安全に解消したい場合は、まずディスク構成を確認し、標準機能でできるか判断してください。条件が合わない場合は、AOMEI Partition Assistantで縮小・拡張・移動・結合をまとめて調整しましょう。

AOMEI Partition Assistant

パーティションのサイズ変更、OS移行、ディスク変換、PC最適化まで対応した、無料で使える信頼性の高いディスク管理ソフトです。

ひとみ
ひとみ · この記事を書いた人
こんにちは、2023年に入社したひとみです。子供の頃からパソコンに触れるのが好きで、身近な人の「これどうしたらいいの?」という質問に答えているうちに、自然とIT関連の知識を深めてきました。今は、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などを中心に記事を書いています。私の記事は、日常的にパソコンを使う中で「困った」「どうしたらいいの?」と悩んだときに役立つことを目指しています。
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