データを失わずにパーティションを1つに結合する2つの方法

データを失うことなくハードディスク(HDD)上の複数のパーティション(CドライブやDドライブなど)を1つに結合したいですか?このチュートリアルを参照して、Windows11/10/8/7でデータを失わずに2つのパーティションを1つに結合する2つの方法を学びましょう。

ゆき

投稿者:ゆき/更新日:2024年10月24日

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複数のパーティションを1つに結合したい理由

ハードディスク(HDD)は使用前に「初期化」と「パーティション分割」が必要です。しかし、以下の状況で、分割されたパーティションを結合したいかもしれません。

●HDDまたはSSDは合理的に分割されていません。

例えば、既存のオペレーティングシステムが入っているCドライブは十分な大きさでないが、データを格納するために使用されるDドライブは余分なスペースや無駄なスペースがあります。Cドライブの空き容量不足を解消するために、Dドライブの空き領域をCドライブに追加するか、DドライブをCドライブと結合して大きなパーティションを作ることができます。

●HDDはMBRパーティションスタイルです。

1つのMBRディスクでは、最大4個のプライマリパーティションを作成することができます。すでに4つある場合は、それ以上プライマリパーティションを作成するために、既存のパーティションを結合してパーティション数を減らすか、データを失うことなくMBRをGPTに変換して制限を解除することができます。

●1つのパーティションにインストールされているアプリケーションやソフトウェアがたくさんあります。

空き容量を増やすために、その上のアプリやソフトを削除して別のパーティションに再インストールすることができますが、時間と労力がかかります。データを失うことなく2つのパーティションを結合するのは賢明な選択です。

※ヒント:もちろん、時間と労力を節約するためにアプリを2つのパーティション間で直接移行することもできます。

データを失うことなくパーティションを結合する方法

上述のようにいくつかの状況でパーティションを結合する必要があるかもしれません。次は、2つのパーティションを結合する2つの方法(Windows標準搭載ツール&サードパーティ製ソフトウェア)をご紹介しましょう。

「ディスクの管理」でパーティションを結合する方法

「ディスクの管理」では、パーティションとその右隣の未割り当て領域しか結合できないので、2つのパーティションを結合するために、まずは1つのパーティション(つまり、すぐ後ろのパーティション)を削除して未割り当て領域を作成しなければなりません。

※ヒント:パーティションに重要なデータがあれば、事前にパーティションバックアップまたはファイルバックアップを作成しておく必要があります。

削除されたパーティションは「未割り当て」領域になったら、次にはその領域を利用してボリュームを拡張することができます。最後はバックアップからデータを復元することができます。

この例では、CドライブとDドライブを結合する詳細な手順について解説しましょう。

ステップ 1. Dドライブをバックアップする

Dドライブに保存されているデータを別の場所にバックアップまたはコピーします。

ステップ 2. 「ディスクの管理」を起動する

WinキーをRキーと組み合わせて押し、「ファイル名を指定して実行」に「diskmgmt.msc」と入力し、Enterキーを押して「ディスクの管理」を開きます。

ステップ 3. Dドライブを削除する

Dドライブを右クリックし、「ボリュームの削除」を選択します。

パーティション上のすべてのデータが消去されます。「はい」をクリックして続行します。

ボリュームの削除

ステップ 4. ボリュームを拡張する

未割り当て領域が作成された後、Cドライブを右クリックし、「ボリュームの拡張」を選択します。

後は、ウィザードに従って、拡張操作を完成させます。

ボリュームを拡張

ステップ 5. 削除したデータを復元する

パーティションが拡張/結合された後、バックアップされたデータをCドライブに復元します。

※注意:
同一物理ディスク上の2つの隣接するパーティションのみ結合することができます。
CドライブにOSが含まれているため、削除して別のドライブと結合することができません。
同じ手順を繰り返すと、複数のパーティションを結合することができます。
ちなみに、Cドライブの拡張はDiskpartでも完了可能です。

「AOMEI Partition Assistant」でパーティションを結合する方法

データを失うことなく2つのパーティションを1つに結合するもう1つの方法があります。それは、パーティション管理ツールAOMEI Partition Assistantを使用することです。数回クリックだけでパーティションを削除せず、2つのパーティションを直接結合することができます。データバックアップを作成する必要がないし、NTFSパーティションでも扱うことができます。

この例では、CドライブとDドライブを結合する詳細な手順について解説しましょう。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを開く

優れたサードパーティ製パーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistantを無料でダウンロード、お使いのパソコンにインストールしてから起動します。

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ステップ 2. 結合元のパーティションを選択する

いずれかのパーティション(CドライブまたはDドライブ)を右クリックし、「詳細処理」⇒「パーティションを結合」を選択・クリックします。

パーティションをマージ

ステップ 3. 結合先のパーティションを選択する

ポップアップウィンドウで結合したい2つのHDDパーティションにチェックを入れることを確認します。

また、ターゲットパーティション(結合先のパーティション)を直接指定することもできます。

ターゲットパーティションを指定

※注意:この例では、Cドライブをターゲットパーティションとして指定したら、DドライブのすべてのデータがC:\d-ドライブに格納されます。

ステップ 4. パーティション結合操作を確認する

操作実行結果が表示されるので、確認して、問題なければツールバーの「適用」⇒「続行」をクリックし、保留中の操作を実行します。

適用と続行

その後、再起動が必要です。 

※注意:
同一物理ディスク上の2つの隣接するパーティションのみ結合することができます。2つのパーティションは隣接していない場合、その間にあるパーティションを削除して未割り当て領域を作成してから、「パーティションをリサイズ/移動」でパーティションの位置を調整することができます。
AOMEI Partition Assistantで複数の未割り当て領域(どこでも構わない)を1つのパーティションと結合することができます。
AOMEI Parition Assistantの「空き領域を割り当てる」機能を使用して、ドライブ間で空き領域を直接割り当てることができます。

よりユーザーフレンドリーなインターフェイスなので、パソコン初心者でも簡単に操作できます。

まとめ

ここまでWindows 11/10/8/7でデータを失わずにパーティションを1つに結合する2つの方法を紹介しました!「ディスクの管理」と「ディスクパーティション管理ソフト」です。明らかに、「ディスクの管理」に比べて、AOMEI Partition Assistantはより柔軟にパーティションのサイズや位置を変更することができます。優れたパーティションマネージャーとして、AOMEI Partition AssistantはOS移行やディスククローン、データ復元などを実行することもできます。

読者様は自分の状況に応じてその対処法を選んでよろしいと思います。ご参考になれば、幸いです。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールは:[email protected]。ここまでありがとうございました。

最後!問題を解決しておめでとうございますヽ(〃'▽'〃)ノ☆!

ゆき
ゆき・編集者
ゆきは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。