クローンした後の4Kアライメント

HDDからSSDにアップグレードし、OSをSSDに移行して、どうやら高速な読み書きを楽しめると思いきや、全く思ったより遅いし、時にはもとのHDDよりも遅いです。それは本当に納得できないんです。落ち着いてください、ステップバイステップの案内に参考して、SSDのアライメントを実行し、在り方の読み書き速度を感じます。

Akira

投稿者:Akira/更新日:2022年10月26日

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Windows 7/8/10/11でSSDの動作が遅い

HDDからSSDにアップグレードし、OSをSSDに移行して、どうやら高速な読み書きを楽しめると思いきや、全く思ったより遅いし、時にはもとのHDDよりも遅いです。それは本当に納得できないんです。なぜこのようなことになるのでしょうか? その原因と解決策は以下の通りです。

HDDからSSDにOSを移行した後、SSDの起動が遅くなる原因

SSDの低下なパフォーマンスにつながる最も可能な原因は4Kアライメントの欠落です。

OSの移行(クローニング)は全てのデータをそのままターゲットSSDにコピーします。物理的な違いは完全に無視されます。しかし、HDDとSSDの間には大きな開きがあるため、

● SSDにWindowsをクリーンインストールする場合は問題なくて高速で動作します。

● OSをSSDからSSDにクローンする場合も正常に動作します。

OSをHDDからSSDにクローンすると、明らかに遅くて異常なパフォーマンスは感じられたことがよくあります。

● 4KアライメントでないSSDは読み書き速度が低下になります。なぜなら、ディスク上にセクターというデータを転送できる最小単位があり、今は普段4096KB(4K)ごとに一つのセクターを成します。

SSDの場合は、64個の空きセクターに付いて最初のパーティションを開始しますが、HDDは63個のセクター後に第一パーティションを開始します。従って、そのままHDDからOSをSSDにクローンしたら、パーティション開始のところは物理のセクターとずれるようになります。そういう時に、例え最小単位、つまり4Kのデータが読み書きしても、2つのセクターがアクセスられることです。

必要以上のアクセスを行ったから、読み書きの時間が長くなって、当然速度が下がります。読み書きの回数が無駄に増えるので、SSDの寿命を縮めるのは言うまでもないことです。

従って、SSDの性能を限界まで向上させ、寿命も延長するため、遅くなったSSDの4Kアライメント操作は一刻も早く行うべきです。

4Kアライメント前後の性能差

4Kアライメント前後の性能

メモ - 4Kアライメントを確認する方法:WindowsキーとRを同時に押して、「msinfo32」を入力して、「コンポーネント」→「記憶域」→「ディスク」の順に、「パーティション開始オフセット」の値を確認します。ここは2097152です。この数を4096で割り、結果は整数、つまりこの数は4096の倍数だったら、パーティションは既に4Kアライメントの状態になるということです。

4Kアライメント確認

SSDのずれたパーティションを修正する方法-4Kアラインメント

SSDは、データの保存に最小の4kセクターを採用しています。SSDで4kアロケーションユニットが整列されていない場合、読み書きデータは複数のセクタを横断する必要があり、SSDの性能低下の原因となります。そこで、AOMEI Partition Assistant Professionalを紹介します。これは簡単かつ効果的にSSDの4Kアライメントを行うことができるツールです。Windows 7/8/10/11で動作しますが、Windows Serverを使用している場合は、Server版をご利用ください。

AOMEI Partition Assistant Professionalをダウンロードしてインストールします。下記の手順に従って4Kアライメントを行います。

Proのデモ版Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速
注意:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

1. AOMEI Partition Assistant Professionalを開いて、全てのストレージデバイスの情報がメインインタフェースに見えます。

メインインタフェース

2. SSDのシステムパーティションを右クリックして、「詳細処理」→「パーティションを整列」をクリックします。

アライメント

3. 次のダイアログボックスに、整列の目標セクターサイズを指定します。SSDの方は8セクターにするのをおすすめします。最後に、「はい」をクリックします。

セクターを指定

4. メイン画面の左上の「適用」をクリックしてアライメント操作を開始します。

▼メモ:
SSDに複数のパーティションが存在する場合は、他のパーティションに対して、同じ方法で整列します。皆のパーティションの整列が終わったら、4Kアライメントが完了しました。
AOMEI Partition Assistant Professionalを使ってディスクのアライメントを簡単に遂行できます。90日間無条件返金保証付きなので、この製品の機能に満足していればぜひ完全版の購入を早速ご検討ください。

まとめ

さて、クローン後にSSDを整列させる方法が分かったはずです。実は、AOMEI Partition Assistant Professionalには他の便利な機能がたくさんあります。例えば、SSDの完全消去、ディスクのクロック、データを失うことなくMBRをGPTに変換することなどをサポートします。今すぐダウンロードして、試してみましょう~

Akira
Akira・編集者
Akiraは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。