NVMeからNVMe SSDへクローンする方法|Windows 11/10/8/7

NVMe SSDを別のドライブにクローンする方法を知りたいですか?PCに2つまたは1つのNVMeM.2スロットがあるかどうかにかかわらず、Windows 10でNVMeをNVMeにクローンする詳細な手順については、この投稿を参照してください。

Comnena

投稿者:Comnena/更新日:2024年12月04日

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NVMe SSDとは

NVMe SSD

NVMeは、Non-volatile Memory Expressの略で、SSD用に開発されたオープンな論理デバイスインターフェースの規格です。ACHI搭載SSDと比較して、NVMe搭載SSDは、パフォーマンスが向上し、待ち時間が短くなり、1秒あたりの読み取り入出力の数が多くなります。
NVM Expressは、新しい世代のSSDが提供する高い並列処理性能を、ホストハードウェアやソフトウェアが十分に引き出せるよう設計されているので、NVMe SSDを使用するのが賢明な選択だと思われます。

NVMe SSDからNVMe SSDへクローンする原因

時間が経つにつれ、NVMe SSDにインストールされるデータやアプリケーションがますます増え、NVMe SSDの容量がだんだん不足になり、需要を満たすことができなくなる可能性があります。ですから、現在のNVMe SSDをより大きなものにアップグレードすることをお勧めします。Windowsオペレーティングシステムおよび他のアプリケーションを再インストールしないように、NVMeをNVMe SSDにクローンできます。

上述のように、NVMe SSDの容量不足がNVMe SSDをNVMe SSDにクローンする原因の一つです。このほかにも、2つの原因があります。

データを保護するため:NVMe SSDクローンは重要なデータとオペレーティングシステムを保護するための優れた方法であります。
読み取り速度を向上するため:新たなディスクにアップグレードしたら、データやファイルの転送速度を上げることができます。

強力なNVMe SSDクローンソフトウェアを使用!

セキュアブートでNVMeからNVMe SSDへのコピーを行えるための適切なクローニングツールは非常に重要なモノです。AOMEI Partition Assistant Professionalは、Windowsオペレーティングシステム(Windows 11/10/8/7およびWindows XP/Vistaの全バージョン)向け優れたNVMeクローンソフトウェアの1つです。このソフトは私の優先順位のTOP1です。

異なるサイズ、異なるブランドのNVMe SSDの間でクローンを作成することができます。例えば、Samsung NVMe SSD、Intel NVMe SSD、WD NVMe SSDなどのSSD。その上、簡潔明瞭で美観なグラフィックインターフェースを備えており、パソコン専門家にも初心者にも適用されます。小容量SSDから大容量SSDにコピーしても、大容量SSDから小容量SSDにコピーしても、非常に役立ちます。また、他の高度な機能を使用できます。例えば、起動ディスクをMBRとGPTの間でクローンできるし、「OSをSSDに移動」機能はディスク全体じゃなくてSSDのOSだけを新しいSSDに移行できます。

Windows 11/10/8/7でNVMeからNVMe SSDへクローンする方法

準備操作:
今、お使いのWindowsパソコンにAOMEI Partition Assistantをインストールします。
次に、大容量のターゲットディスクNVMe SSDもそこにインストールし(NVMe M.2スロットが1つしかない場合は、2番目のドライブにPCIe M.2変換アダプタを使用できる)、それが認識されることを確認します。
新しいNVMe SSDをGPT(GUIDパーティションテーブル)で初期化します。
最後、以下の手順に従って、NVMe SSDからNVMe SSDへのクローン作製方法を学習しましょう。
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NVMe M.2のSSDをクローンするには、大分けに3ステップが必要となります。

ステップ 1. NVMe M.2 SSDをマザーボードに取り付ける

NVMe M.2 SSDを使用するには、もちろんSSDをコンピュータに接続する必要があります。NVMe M.2 SSDを接続すると言えば、マザーボードのM.2スロットに挿入する必要があります。M.2スロットはメモリスロットが配置されている範囲の中央よりやや右側に位置しています(マザーボードの種類によって位置は異なります)。このスロットにはNVMe M.2 SSDを挿入することができます。NVMe M.2 SSDとSATA接続のSSDはスロットが異なるため、理論上はNVMe M.2 SSDとSATA SSDを共存させることが可能です。

SSDをマザーボードに取り付ける

ステップ 2. NVMeからNVMe SSDへクローン

手順 1. ソフトウェアを実行し、アップグレードしたいブートディスクのNVMe SSDを右クリックし、「ディスククローン」を選択します。

ディスクをクローン

手順 2. 大容量の新規NVMe SSDをターゲットディスクとして選択します。

クローン先のディスクを選択

手順 3. 確認画面に移動して、クローン元のディスクとクローン先のディスクを確認します。問題なければ「確認」ボタンをクリックして、続行します。

確認画面

「セクタ単位のクローン」にチェックを入れることができます:
チェックを入れる場合、「セクタ単位のクローン」を実行します。使用済みセクタと未使用セクタをすべてクローンするため、より長い時間がかかります。ターゲットディスクのサイズはソースディスクのサイズに等しいかそれより大きくなければなりません(ソースディスクはMBR形式の場合、ターゲットディスクもMBR形式になっています)。
チェックを入れない場合、「ディスクの高速クローン」を実行します。ソースディスク上の使用済み領域だけをクローンするため、大容量のソースディスクを小容量のターゲットディスクにクローンすることができます(ターゲットディスクの空き容量はソースディスクの使用済み容量より大きいか等しい必要があります)。クローン中にターゲットディスク上の各パーティションのサイズを調整することができます。
「設定」をクリックして、ターゲットディスク上のパーティションを編集することができます:
パーティションのサイズを変更せずにクローン:ソースパーティションのサイズを維持します。
コピー先に合わせる:ターゲットディスク全体に合わせてパーティションのサイズを自動的に調整します。
手動で編集する:ターゲットディスク上のパーティションのサイズを手動で調整します。

設定

手順 4. 「適用」⇒「続行」をクリックして、この操作を実行します。

適用

注意:
AOMEI Partition Assistant Professionalを使って、システムパーティションのみまたはOSのみをSSDから別のSSDにクローンすることもできます。
Windows ServerでNVMeをNVMe SSDにコピーするなら、AOMEI Partition Assistant Server版を使用したほうが適当だと思います。

ステップ 3. ブートディスク(起動ディスク)をNVMe M.2 SSDに変更

最後に、起動ディスク(ブートディスク)をクローンしたNVMe M.2 SSDに変更する必要があります。PCを起動すると、最初にロードされるのはマザーボード上のBIOSまたはUEFIです。そこで起動ディスクを変更することができます。BIOSまたはUEFIに入るには、PCを起動するときにF2またはF11を押します(機器の機種によってキーが異なります)。

起動ディスクを変更

NVMe SSDをクローンする方法の注意点

クローン元とクローン先を気をつけること:本デバイスの最大の注意点はクローン元とクローン先を絶対に間違えないことです。外にディスプレイがないため、確認や警告ボタンは当然一切出ません。PCを必要とせず簡単が故に必ず注意して下さい。

ストレージは同容量か大きくするしかできない:センチュリーのM.2 SSDクローンデバイスはストレージを小さいものにコピーができません。SSDのコストダウンを狙っているならソフトウェアでのコピーが必要になります。

パーテーションはそのまま維持される:パーテーションを切っている人もいるかと思いますが、その設定はそのまま維持されます。ストレージが大きいものに移行するとバランスが悪くなるので、再設定するか、統合してコピーしてから新しいSSDで設定すると良いでしょう。

結論

ここまでWindows 11/10/8/7でNVMe SSDからNVMe SSDへのクローンを実行しました。おめでとうございます\(^o^)/!この記事でNVMe SSDの詳細内容、クローンソフトのオススメ、クローンソフトでNVMe SSDからNVMe SSDへのコピー方法を紹介します。

ご参考になれば、幸いです。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールは:[email protected]。ここまでありがとうございました。

Comnena
Comnena・編集者
Comnenaは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理、クラウドファイルの同期などの記事もたくさん持っています。