データを失うことなく、Ext3をNTFSに変換したいですか?まず、ファイルをバックアップしてから、Ext3パーティションをNTFSファイルシステムに変換することができます。クリックすると、詳細な手順が表示されます。
ext3は、third extended file systemの略で、Linuxのファイルシステムです。ジャーナリングファイルシステムの一つです。Linuxカーネル2.4.15より利用が可能になりました。
ext3ファイルシステムドライバのためのワークアラウンドが必要になっていること、著名なディストリビューションがLinux 2.6.33で追加されたext2ファイルシステムドライバとext3ファイルシステムドライバを使用せずにext4ファイルシステムドライバでext2とext3を取り扱う設定を有効にしたカーネルでリリースするようになってから、既に数年経ち問題が起きていないこと、カーネルからext3ファイルシステムドライバを削除し前述の設定だけにしたとしても互換性問題が発生しないことなどを理由にLinux 4.3で削除されました。
NT File System(NTFS)とは、Windows NT系の標準ファイルシステムです。
特に、1ボリューム当たりの推奨最大サイズは、2 TiBであるが、それ以上のファイルシステムも作成可能です(理論上は、264-1クラスタまで可能だが、コンピュータの性能上制限してある)。
実は、FAT32/NTFS/Ext2/Ext3などのファイルシステム間で変換を行いたいパソコンユーザがますます多くなっています。しかし、安全かつ簡単にExt3とNTFSの間でファイルシステムを変換する方法が殆どのユーザにとっては非常に必要です。そうでないと、お使いのパソコンとその上のデータに悪い影響を与えるかもしれません。
Ext3より優れたパフォーマンス(実行速度)を提供するのはNTFSですので、Ext3をNTFSに変換することが普及してきます。一方で、データを失うことなくExt3をNTFSに変換する方法はありますかという質問もよくフォーラムで出てきました。
データも安全に保ちながら、ファイルシステムをExt3からNTFSへ変換するために、ファイルシステムの変換や変更に役立つ3つの方法を収集しました。ここでは紹介しております。
Windows 11/10/8/7搭載パソコンにExt3ファイルシステムの外付けHDDを接続すると、「ドライブ:を使うにはフォーマットする必要があります。」のようなミニウィンドウが表示されるかもしれません(下の図)。そのため、Ext3を使用前に、まずフォーマットしなければなりません。
手順 1. キーボードでWINキーとEキーを合わせて押して、エクスプローラを表示します。ここで認識できるExt3ファイルシステムの外付けHDDを右クリックして、「フォーマット(A)」を選択します。
手順 2. ポップアウトウィンドウの「ファイルシステム」から「NTFS」を選び、[はい]をクリックして、完了するまで待ちます。
この方法ではフォーマットが進まないなら、2番目の方法をお試しください。
Windows 11/10/8/7ではファイルシステム(ここではExt3を例とする)が認識されませんので、フォーマットする前に削除する必要があります。こちらはチュートリアルです:
手順 1. WinキーとRキーを合わせて押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスが表示され、「diskmgmt.msc」と入力して「ディスクの管理」を開きます。
手順 2. Ext3ファイルシステムのディスクパーティションを右クリックし、表示されたリストから「ボリュームの削除」機能を選び、このパーティションを未割り当て領域にします。
手順 3. 取得した未割り当て領域を右クリックし、「新しいシンプルボリューム」をクリックし、ファイルシステムをNTFSにします。
手順 4. その後、NTFSパーティションが作成されます。
ここまで外付けHDDのファイルシステムをExt3からNTFSへ変換しました。もし出来なかったら、3番目の方法にいきましょう。
上記のファイルシステムをExt3からNTFSに変更する2つの方法とは異なり、AOMEI Partition Assistantはファイルシステムの変換には多様のオプションを提供します。つまり、Ext3をNTFSに変換するだけでなく、Ext2、Ext4、FAT32やexFATに変換することもできます。
こうすると、「ディスクの管理」やWindowsエクスプローラが無効になったか、関連操作が面倒くさいと思った場合にこの方法でその問題を簡単に解決することができます。だから、上の方法にはうまくいけない読者様は心配しないでくださいね。次は、Windows上でExt3をNTFSに変換する方法を説明しております。
手順 1. このソフトをインストール、起動します。簡潔明瞭なメインインターフェイスが表示されます。
手順 2. ターゲットパーティションを右クリックし、ドロップダウンメニューから「パーティションをフォーマット」を選びます。
手順 3. 「NTFS」ファイルシステムを選択し、「はい」をクリックします。クラスタサイズについては、4KBはディフォルトの設定です。読者様は必要に応じて設定していいです。
手順 4. 「適用」→「続行」をクリックし、このExt3ファイルシステムの変換を開始します。
ここまでExt3ファイルシステムからNTFSへの変換を正常に完了しました。そのほかに、AOMEI Partition Assistantではデータ損失なしでFAT32をNTFSに変換することもできます。特に、「NTFS to FAT32 変換器」経由で操作はより便利で簡単になります。事前にバックアップする必要もなくなります。
追加:取ったバックアップイメージをディスクに移動または復元
ファイルシステムExt3をNTFSに変更後、作成したバックアップイメージをフォーマットしたハードディスクのパーティションに移動または復元したい読者様がいると思うかもしれません。
この場合は、またAOMEI Backupper Standardを開き、左側の「復元」をクリックします。このソフトウェアはイメージファイルを自動検出できるので、「タスクを選択」を直接クリックできます。或いは、「イメージファイルを選択」をクリックして、イメージファイルを手動で見つけて指定できます。
詳細な手順は「バックアップしたWindowsを別のコンピューターに復元する方法」という記事へ進みます。
ここまでディスクのファイルシステムをExt3からNTFSへ変換しました。おめでとうございます!
この記事では、合わせて三つの変換方法を紹介します。Windowsエクスプローラ、ディスクの管理やディスク管理ソフトです。読者様は自分の詳細な状況に応じてその対処法を選んでよろしいと思います。ご参考になれば、幸いです。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールは:support@aomeitech.com。ここまでありがとうございました。