【無料】NTFSからexFATへ変換する方法
外付けHDD、USBメモリ、SDカード用にNTFSをexFATに変換するには、Windowsの内蔵ツールまたは無料のパーティション管理ソフトを使用することができます。
WindowsでもMacでも使いたい!「exFAT」にするべき理由
「Windowsで使っていた外付けHDDをMacに繋いだら、ファイルの書き込みができない!」
「PS4やPS5、スマホでもUSBメモリの中身を見たいのに……」
こんな困りごとの原因は、ドライブの「フォーマット(形式)」にあります。Windowsで標準的な「NTFS」は、Windows専用としては最強ですが、他の機械とは仲良くするのが苦手です。
そんな時に便利なのが「exFAT」。これに変換するだけで、Windows、Mac、ゲーム機など、あらゆるデバイスで自由にデータを読み書きできるようになります!
NTFSとexFATは何が違う?
初心者の皆さんにもわかりやすく、ノートに例えてみましょう。
- NTFS:「Windowsくん専用の、鍵付き日記帳」です。頑丈でセキュリティもバッチリですが、Macくんは「読むこと」はできても「書くこと」ができません。
- exFAT:「みんなで使える交換ノート」です。WindowsでもMacでも、自由に書いたり読んだりできます。しかも、昔の形式(FAT32)のような「1つのファイルが4GBまで」という制限もありません。
結論として、「家でも外でも、いろんな機械で使いたい」ならexFATが一番です。
【超重要】変換するとデータは消える?
ここが一番の注意点です。
「NTFSからexFATへの変換」は、基本的に「フォーマット(初期化)」という作業になります。
つまり、中に入っているデータはすべて消えてしまいます!
「変換ボタンをポチッと押せば、中身はそのままで形式だけ変わる」という魔法は、今のところ存在しません。作業を始める前に、必ず中のデータを別の場所にコピー(バックアップ)しておきましょう。
WindowsでNTFSをexFATに変換する3つの方法
一般に、WindowsはNTFSをexFATに変換する3つの方法を提供しています。
方法1:Windows標準の「エクスプローラー」でexFATにフォーマットする
一番簡単な、普段のフォルダ画面からやる方法です。
ステップ 1. USBメモリやHDDをパソコンに繋ぎます。
ステップ 2. 「PC(マイコンピュータ)」を開き、対象のドライブを右クリック。
ステップ 3. 「フォーマット」を選びます。
ステップ 4. 「ファイルシステム」の欄で、「exFAT」を選択します。
ステップ 5. 「開始」を押すと、数秒で完了!中身は空っぽになり、Macでも使えるようになります。
方法2:もっと細かく設定!「ディスクの管理」から変換する
「右クリックしてもフォーマットが出てこない」という時は、こちら。
ステップ 1. スタートボタンを右クリックして「ディスクの管理」を開きます。
ステップ 2. 対象のドライブの四角い枠を右クリックして「フォーマット」を選択。
ステップ 3. 「ファイルシステム」をexFATにしてOKを押します。
これで完了!
方法3:コマンドプロンプトでexFATにフォーマット
内蔵ハードディスクをexFATにフォーマットする場合、ディスク管理でオプションを取得してexFATにフォーマットすることはできません。そのような状況では、コマンドプロンプトを試すことができます。
ステップ 1. 「Windows+R」をクリックして、「Diskpart」を入力して管理者として実行します。
ステップ 2. 以下のコマンドを入力して、コマンドごとにEnterキーを押します。
- list disk
- select disk n(ここでnはターゲットドライブの番号)
- list partition
- select partition x(xはターゲットドライブパーティションの番号)
- format fs=exfat
- exit
パーティション管理ならAOMEI Partition Assistantが安心
「フォーマットしようとしたらエラーが出る」「パーティションを細かく分けて、半分はNTFS、半分はexFATにしたい」
そんなこだわり派のあなたには、無料のパーティション管理ソフト「AOMEI Partition Assistant Standard」が心強い味方です。
Windows標準の機能だと、大きな容量のドライブをフォーマットする時に制限がかかったり、操作が分かりにくかったりすることがあります。AOMEIなら、直感的なグラフを見ながらクリックするだけで、失敗なく安全にフォーマットや領域変更が可能です。
バックアップを取った後の「まっさらな状態からのドライブ構築」には、専門ソフトを使うのが一番確実ですよ!
- AOMEI Partition Assistantはフォーマット機能だけでなく、ストレージ管理を効率化するさまざまな機能を備えています。
- パーティションの作成・削除・サイズ変更:ディスク容量の配分を自由に変更し、ストレージをより効率的に活用できます。Cドライブの容量不足などの問題も簡単に解決できます。
- NTFSとFAT32の相互変換:フォーマットせずにファイルシステムを変換できる機能もあり、データを保持したままNTFSやFAT32の形式を変更できます。
- ディスククローン・OS移行:HDDからSSDへの移行や、システムディスクのバックアップを簡単に行えます。PCのアップグレード時にも役立ちます。
- MBRとGPTの変換:Windows 11へのアップグレードなどで必要になるGPT形式への変換も、データを消さずに安全に実行できます。
- 仮想ディスクの作成・管理:VHD/VHDX形式の仮想ディスクを作成・接続し、テスト環境やバックアップ領域として活用できます。
ステップ 1. 「AOMEI Partition Assistant Standard」をインストールして起動します。対象のドライブを右クリックし、「パーティションをフォーマット」を選択します。
ステップ 2. ここでは、パーティションラベルを編集し、「exFAT」ファイルシステムを選択して、SDカードのクラスタサイズを変更できます。
ステップ 3. メインインタフェースに「適用」をクリックして作業を実行します。
まとめ
NTFSからexFATへの変換は、デバイスの垣根を超えるための「パスポート」を手に入れるようなものです。
- 作業前には絶対にバックアップを取る!
- 「右クリック」→「フォーマット」でexFATを選ぶだけ。
- うまくいかない時はAOMEI Partition Assistantを頼る。
これだけで、あなたのデータ活用の幅はグッと広がります。WindowsとMac、両方のいいとこ取りをして、スマートにパソコンを使いこなしてくださいね!
NTFSからexFATへの変換に関するFAQ
Q1. なぜNTFSからexFATに変換する必要があるのですか?
A. 主な理由は「デバイス間の互換性」を確保するためです。NTFSはWindowsには最適ですが、Macでは「読み取り専用」になり、書き込みができません。一方、exFATはWindowsとMacの両方でフルアクセス(読み書き)が可能です。USBメモリや外付けHDDを異なるOS間で共有して使いたい場合に、exFATへの変換が推奨されます。
Q2. データを消さずにNTFSからexFATへ「直接変換」することはできますか?
A. いいえ、ファイルシステムの仕組みが異なるため、フォーマット(初期化)が必要です。NTFSとFAT32の間であればデータを保持したまま変換できるツールもありますが、exFATへ変更する場合は、一度ドライブ内のデータをすべて消去して再構築する必要があります。作業前に必ず別の場所へデータのバックアップを取ってください。
Q3. Windows標準の「フォーマット」機能でexFATが選べない場合はどうすればいいですか?
A. AOMEI Partition Assistantなどの専用ソフトを使用してください。Windowsの標準機能では、ドライブの容量や種類によって選択できるファイルシステムが制限されることがあります。AOMEI Partition Assistantを使用すれば、容量に関わらず、簡単な右クリック操作でNTFSからexFATへのフォーマットを確実に行うことができます。
Q4. exFATに変換することで、ファイルサイズに制限は出ますか?
A. いいえ、4GBを超える大きなファイルも扱えます。古い形式のFAT32では「1ファイル4GBまで」という制限がありましたが、exFATにはその制限が実質ありません。高画質な動画ファイルや大きなバックアップデータも、NTFSと同様に1つのファイルとして保存・移動が可能です。
Q5. 外付けHDDをexFATにするデメリットはありますか?
A. NTFSに比べると「堅牢性」や「機能面」で少し劣ります。NTFSには、PCが急に落ちた際のデータ破損を防ぐ「ジャーナリング機能」や、ファイルごとのアクセス権限設定がありますが、exFATにはこれらがありません。そのため、exFATのドライブを取り外す際は、必ず「ハードウェアの安全な取り外し」を実行するように注意してください。