これで解決!Windows 11/10のエラー0x800701b1を一瞬で直す方法[10選]

Windows 11/10のエラー0x800701b1に悩んでいませんか?この記事では、このエラーを一瞬で修正するための簡単かつ効果的な10つの方法を紹介します。初心者でも安心して実行できるステップバイステップのガイドで、あなたのPCをスムーズに動かしましょう。

カオル

投稿者:カオル/更新日:2024年07月29日

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エラー0x800701b1とは何ですか?

エラー0x800701b1の完全なエラーコードは「エラー0x800701b1:存在しないデバイスが指定されました」で、これは必要なドライブにアクセスできないことを意味します。これはWindows PCでよくある問題で、特にSDカードやUSBフラッシュドライブなどの外付けハードドライブにファイルを転送するときに発生します。また、一部のユーザーから、USBドライブを使用してWindows 10をインストールする際にもこのエラーが発生するとの報告がありました。また、DLLファイルがシステムから登録解除されたときなど、他の要因でも発生します。コンピュータが指定されたドライブにデータを転送しようとすると、ドライブが認識されていないか、正しく動作していないために失敗します。

ここでは、エラーコード0x800701b1がWindows PCで発生する可能性のある原因を挙げます:

◐ ファイルやフォルダの所有者を変更すると、アクセスが制限される
◐ FAT32ディスクに4GB以上のファイルを転送しようとする
◐ ドライブが書き込み禁止モードか、読み取り専用モードになっている
◐ コンピュータウィルスの存在が、ターゲットディスクや暗号化されたファイルに影響を及ぼしている
◐ PCに接続されている周辺機器が多すぎる
◐ 外付けドライブをUSB 3.0ではなく、USB 2.0ポートに接続している
◐ 外付けドライブのユニバーサルドライバを使用している
◐ ドライブの空き容量が足りない
◐ システム制限がファイル転送を妨げている

エラー0x800701b1を修正する方法[10選]

注意:できれば修正を行う前に、失われたデータを復元し、バックアップをとってください。このガイドでは、このエラーのトラブルシューティングに効果的な10つの方法を説明します。

1#ドライブの接続を解除または再接続する

まずは一番簡単な方法からやっていきます。エラーが発生したドライブを取り外し、再接続するだけで問題が解決することを報告するユーザーもいます。接続を解除する前に、ドライブを安全に取り外してください。

2#ドライブを別のUSBポートに接続する

エラー0x800701b1は、バッテリーまたは転送速度の不足が原因で発生する可能性があります。USB 3.0は通常、データ転送速度が速く、電力管理も効率的です。

コンピュータに複数のUSBポートがある場合は、外付けHDDまたはUSBフラッシュ ドライブを別のUSBポートに接続してみてください。外付けHDDにUSB 3.0ポートがある場合は、USB 2.0ポートではなくUSB 3.0ポートに接続してください。

📍関連記事:USBメモリの転送速度が遅い

3#ディスクを再スキャンする

ディスクの管理」を開きます。ツールバーにある「操作」をクリックして「ディスクの再スキャン」を選択します。

再スキャン

再スキャン処理にかかる時間は短いです。プロセスが完了したら、再度データを転送し、問題が解決したかどうかを確認してください。

4#デバイスドライバを再インストールする

エラーコード0x800701b1は、古いドライバや破損したドライバによって引き起こされることもあります。この問題を解決するには、以下の手順でドライバを更新または再インストールしてください。

ステップ 1. 「デバイスマネージャー」で対象のドライブを右クリックし、「デバイスのアンインストール」をクリックします。

アンインストール

ステップ 2. デバイスドライバのアンインストール後、コンピュータを再起動してください。コンピュータの再起動が完了すると、汎用ドライバが自動的にインストールされます。

5#ファイルシステムエラーがないか確認する

0x800701b1「存在しないデバイスが指定されました」は、ストレージドライブでファイルシステム・エラーが発生した場合に発生します。この場合、エラーを解決するには、コマンドプロンプトでファイルシステムエラーをチェックして修復します。

📍関連記事:ファイルシステムとは?種類、機能、構造から変更方法まで完全ガイド

ステップ 1. 「Windowsキー+Rキー」を押し、「cmd」と入力し、「Enter」を押します。

ステップ 2. 次のコマンドを入力し、入力の後でEnterキーを押して操作を実行します。

chkdsk g: /f /r /x

「chkdsk g: /f /r /x」:/rはドライブ上の不良セクタを発見して読み取り可能な情報を回復します。/xはプロセスが始まる前にドライブのマウントを強制的に解除します。/rで幾つかのデータを回復できないので、バックアップスケジュールを設定してデータを定期的に自動バックアップするのは大切な習慣です。chkdskについてもっと詳しい情報はこちらへ:Microsoft Learn

CMDが苦手の方もいます。代わりのツールとして、おすすめするのはこの無料でファイルシステムエラーや不良セクタをテストして修復できるAOMEI Partition Assistantです。

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ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動します。ツールバーの「テスト」をクリックし、ドロップダウンメニューから「不良セクタをチェック」を選択します。

不良セクタをチェック

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、3つのオプションがあります。この例では「パーティション上の不良セクタをチェックします」を選択し、「はい」をクリックします。

chkdsk.exeを実行してパーティション上のエラーをチェックし、修正します。
chkdsk.exeを実行してパーティション上のエラーをチェックします。
パーティション上の不良セクタをチェックします。

選択

ステップ 3. ポップアップウィンドウで「開始」ボタンをクリックして不良セクタのチェックを実行します。パーティションチェック操作は数秒または数分以内に完了できます。ポップアウトウィンドウで処理の進捗状況を確認できます。完了後に「はい」をクリックしてこのタスクを終了します。

開始

6#権限を与える

手順 1. 「Windowsマーク」を右クリックして「エクスプローラー」を開きます。

手順 2. 左ペインから「PC」をクリックし、「デバイスとドライブ」でCドライブを選択・右クリックして「プロパティ」をクリックします。

手順 3. 「セキュリティ」タブを開き、「詳細設定」をクリックします。

手順 4. 「アクセス許可の変更」→「追加」→「プリンシパルの選択」の順にクリックします。

アクセス許可の変更

追加

プリンシパルの選択

手順 5. 「サインインしているユーザー名」を入力して「名前の確認」→「OK」の順にクリックします。

手順 6. 「適用先」で「このフォルダー、サブフォルダーおよびファイル」が選択されていることを確認します。

適用先

手順 7. 「フルコントロール」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

7#新しいアカウントを作成する

ステップ 1. 「Win+I」を同時に押して、「設定」を開き、「アカウント」セクションに移動します。左側のメニューから「家族とその他のユーザー」を選択し、右側で「その他のユーザーをこのPCに追加」をクリックします。

その他のユーザーをこのPCに追加

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、「このユーザーのサインイン情報がありません」をクリックします。そして、「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加する」をクリックします。

このユーザーのサインイン情報がありません

Microsoft アカウントを持たないユーザーを追加する

ステップ 3. 各項目を入力し、「次へ」をクリックします。

このPCのユーザーを作成します

ステップ 4. 新しいアカウントは管理者権限を持つことを確認します。これを行うには、「アカウトの種類を変更」をタップし、「アカウントの種類」リストから「管理者」を選択します。変更を保存するために「OK」をクリックします。

アカウントの種類の変更

管理者

新しいWindowsユーザーアカウントが作成され、エラーが修正されたかどうかを確認できます。

8#書き込み禁止を解除する

ステップ 1. 「Windowsキー+Rキー」を押し、「diskpart」と入力し、「Enter」キーを押してDiskpartユーティリティを開きます。

diskpart

ステップ 2. 以下のコマンドラインを入力し、各コマンドラインの後にEnterキーを押します。

list disk(コンピューター上のすべてのディスクを表示します。)

select disk n(「n」は禁止状態を解除したいハードディスクのディスク番号です。)

attributes disk clear readonly(ハードディスクの書き込み禁止を解除します。)

diskpart

数秒後、Diskpartは読み取り専用を正常にクリアしました。その後、「exit」と入力してEnterキーを押して、このウィンドウを閉じます。

Diskpartが苦手の方はこちらの記事へ:書き込み禁止を解除する3つの最速方法

9#他の周辺機器を取り外す

システムがドライブに十分な電力を供給できない場合は、他のデバイスを取り外してもう一度試してください。これは、システムの電力が少なすぎるか、周辺機器が接続されすぎている可能性があります。

10#別の外付けドライブを試す

上記の手順でエラーコード0x800701b1を解決できない場合は、別の外付けハードドライブを使用してみてください。もし問題が解消されれば、元の外付けハードドライブに物理的なエラーがある可能性があります。その場合は、問題のあるドライブの使用を停止する必要があります。

問題のあるドライブに対処する方法として、ここにいくつかの提案があります。

ドライブにアクセスできる場合は、データを取り出してみてください。

ドライブに重要なデータがあるが、アクセスできない場合は、専門ツールでデータ復旧を試みるか、専門家に助けを求めることができます。

まとめ

この記事では、Windows 11/10/8/7でこのエラー0x800701b1を取り除くのに役立つ10のソリューションを紹介します。

AOMEI Partition Assistantはファイルシステムエラーや不良セクタをテストして修復できるだけでなく、実は、さらに、他の便利な機能も備えています。例えば、ディスククローンの作成、フォルダやインストール済みプログラムの移動、空き領域の割り当て、など、強力な機能がたくさん備えています。Windows Serverユーザーであれば、Server版を使用することができます。

カオル
カオル・編集者
カオルはパソコンの基礎知識や、各ソフトに関することなど、幅広く紹介します。わかりやすく、初心者やパソコンに苦手の方でも分かるように工夫をして、IT業界に対しても深い興味を持っています。パーティション管理に関する問題に関心があり、同じ問題に遭遇したユーザーは是非ともブログを参照してください。