困った時の救世主！USBメモリの書き込み禁止を解除する驚きの方法

書き込み禁止されたUSBはフォーマットできません！

書き込み禁止とは？

書き込み禁止（書き込み不可／読み取り専用）とは、データの変更や削除を防ぐための仕組みです。データの読み出しはできますが、書き込みや削除はできません。ディスクが書き込み禁止になっている場合、「このディスクは書き込み禁止になっています」と表示されます。

6つの方法で簡単にUSBメモリの書き込み禁止を解除する「Win 11／10／8／7」

USBメモリが書き込み禁止されていると、ファイルの削除や変更ができません。これにより、データが守られます。書き込み禁止を解除したい場合は、以下の方法で試してみてください。

◉書き込み禁止スイッチを確認する

一部のUSBメモリやSDカードには、物理的なロックスイッチがあります。もしお使いのUSBメモリにそのスイッチがあれば、ロックの位置を確認し、ロックが解除されていることを確かめてください。これでUSBメモリをフォーマットできます。スイッチがない場合は、このステップを飛ばしてください。

◉Windowsエクスプローラーで書き込み禁止を解除する

通常、これはアクティベートされたPCでのみ可能です。デバイスの設定に関連するオプションが見つからない場合は、このステップを飛ばしてください。

ステップ 1. エクスプローラーでUSBメモリを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

ステップ 2. 「セキュリティ」タブの「アクセス許可（P）：Everyone」の「書き込み」欄で、「許可」にチェックが付いているか確認してください。

ステップ 3. チェックが付いていない場合は、「編集」をクリックし、「書き込み」にチェックを入れて「OK」を押します。

◉Diskpart経由でUSB書き込み禁止を解除する

USBの書き込み禁止問題を解決するためには、最初にDiskpartでUSBスティックのプロパティを確認します。ステップは次の通りです：

ステップ 1. 「Windows+R」を同時に押して実行ボックスを開きます。

ステップ 2. 「diskpart」と入力してEnterキーを押します。

ステップ 3. 次のコマンドを入力し、各コマンドの後に「Enter」を押します。

• list disk
• select disk n
• attributes disk

「Read-only：Yes」と表示されたら、「attributes disk clear readonly」コマンドを入力し、「Enter」を押してUSBドライブの読み取りのみをクリアします。

◉レジストリエディタで書き込み禁止を解除する

Windowsレジストリキーの値を確認する必要があります。値が正しくない場合は、レジストリキーを編集して書き込み禁止を無効にできます。以下はステップです：

ステップ 1. Winキー + Rキーを押し、「ファイル名を指定して実行」に「regedit」と入力し、「Enter」キーを押すか「OK」ボタンをクリックして「レジストリ エディター」を開きます。

ステップ 2. 左側のフォルダツリーを「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SYSTEM」→「CurrentControlSet」→「Control」の順に展開して、Controlフォルダの中にある「StorageDevicePolicies」フォルダを開きます。

ステップ 3. フォルダの右側にある「WriteProtect」をダブルクリックし、「値のデータ」を「1」から「0」に変更して「OK」をクリックします。※「値のデータ」を「1」に設定すると、USBメモリまたはSDカードが書き込み禁止になっています。

◉CHKDSK経由で書き込み禁止を解除する

書き込み禁止と表示される場合は、CHKDSKユーティリティを使ってチェックできます。方法を見てみましょう。

ステップ 1. 「Windowsキー＋Rキー」を押し、「cmd」と入力し、「Enter」を押します。

ステップ 2. 次のコマンドを入力し、入力の後でEnterキーを押して操作を実行します。

※説明：
chkdskは「Check Disk」の略で、ディスクのファイルシステムとファイルシステムのメタデータを検査・修復するためのコマンドです。
「g:」はチェックするドライブを指定します。この場合、G: ドライブが対象です。「/f:」はファイルシステムのエラーを修正します。ディスク上のエラーを検出し、それらを修復しようとします。「/r:」は不良セクタを見つけて回復します。不良セクタが見つかった場合、そのセクタのデータを他の正常なセクタに移動しようとします。/r オプションには/f の機能も含まれています。「/x:」は必要に応じてボリュームを強制的にマウント解除します。これは、ディスクが他のプロセスによって使用中である場合に便利です。/x オプションには/f の機能も含まれています。
(ﾟДﾟ)ﾉこのコマンドを実行すると、指定したG: ドライブに対して以下の処理が行われます：
1. ディスクが他のプロセスによって使用中であれば、強制的にマウント解除されます。
2. ファイルシステムのエラーがチェックされ、修正されます。
3. 不良セクタがチェックされ、可能な限りデータが回復されます。
実行中は、システムリソースを多く消費し、処理が完了するまで時間がかかる場合があります。

◉USBメモリをサードパーティ製のフォーマットツールでフォーマットする

USBメモリをフォーマットすることで、エラーメッセージが表示されなくなることがあります。しかし、フォーマットができない場合は、無料で強力なサードパーティ製フォーマットツールAOMEI Partition Assistantを使用することをおすすめします。

このツールを使用すると、USBメモリをFAT32、NTFS、exFAT、Ext2、またはExt4にフォーマットして、異なるオペレーティングシステムや電子デバイスと互換性を持たせることができます。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。USBドライブを右クリックして「パーティションをフォーマット」を選択します。

ステップ 2. ファイルシステムに6つの選択肢があります：NTFS、NTFS、exFAT、Ext2、Ext3、Ext4。Windowsの場合はNTFS、exFAT、またはFAT32、Macの場合はexFATまたはFAT32を選択してください。ここでFAT32を選択し「はい」をクリックします。

ステップ 3. 「適用」および「続行」をクリックして操作をコミットします。

おまけに： 失われたファイルを復元する

USBデバイスをフォーマットする別の方法を試してデータを失った場合は、AOMEI FastRecoveryのデータ復元機能を使ってデータを取り戻せます。

ステップ 1. AOMEI FastRecoveryをインストールして実行し、メイン画面でファイルをスキャンして復元するパーティションを選択し、「スキャン」ボタンをクリックします（ここでは例としてC:を取り上げます）。

ステップ 2. スキャンプロセスが開始されると、リアルタイムのスキャンの進行状況と失われたデータがインターフェイスの上部に表示されます。スキャン中にスキャンしたファイルを確認できます。

ステップ 3. 復元するファイルを表示と参照できます。また、ファイル名やフォルダー名を検索したり、ファイルサイズ、変更日、ファイルタイプでフィルター処理することもできます。

ステップ 4. パーティション上のファイルが見つかったので、ファイルを直接ダブルクリックしてプレビューできます。復元したい場合は、ファイルを選択し、「復旧」ボタンをクリックして復元してください。

ステップ 5. ファイルを復元するには、「フォルダーの選択」ボタンをクリックして、復元したファイルを保存するパスを選択します。

ステップ 6. 復元プロセスが成功すると、ファイルは選択した場所に復元されます。選択したパスにファイルが復元された後、通常、Windowsファイルエクスプローラーで表示と編集できます。

まとめ

USBメモリの書き込み禁止を解除する方法は複数あります。特定の状況に応じて、適切な方法を選択してください。AOMEI Partition Assistantを使用することがおすすめです。Windowsサーバーユーザーは、AOMEI Partition Assistant Serverを利用できます。