Windows 11/10/8/7でCドライブをフォーマットする方法

Windowsオペレーティングシステム(OS)がクラッシュまたは故障した際に、再インストールが可能な状態にしておくために、Cドライブをフォーマットする必要がある場合があります。しかし、エクスプローラーまたはディスクの管理でCドライブをフォーマットすることはできません。この記事では、Windows 11/10/8/7でCドライブをフォーマットするためのいくつかの方法をご紹介します。

ゆき

投稿者:ゆき/更新日:2024年06月21日

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Cドライブのフォーマットとは?

Cドライブのフォーマットとは、Windowsがインストールされているシステムドライブの内容を消去し、OSがファイルを読み書きできるように基本情報を書き込むことです。

Cドライブとは?

「Cドライブ」とは、Windowsがインストールされているドライブのことです。特に、Windows本体のファイルが保存されているドライブが「Cドライブ」になります。

Cドライブ

「Aドライブ」と「Bドライブ」は、フロッピーディスクドライブ用に予約されています。このため、内蔵ハードディスク/SSDは「Cドライブ」から割り当てなければならず、最初に読み込んで起動する、Windowsのシステムドライブが「Cドライブ」になります。

💻Officeなどのアプリは、通常はCドライブにインストールされます。Cドライブの空き容量が少なくなると、システムが不安定になったり、動作が遅くなったりする場合があります。
✎次の場所のデータは、Cドライブに保存されています。
デスクトップ
ドキュメント
ピクチャ
ビデオ
ミュージック

フォーマットとは?

フォーマットとは、初期の状態にして使えるようにする作業のことを言います。「初期化」とも言います。指定されたファイルシステムに基づいて、モノの出し入れのしやすくするために細かく区切っていき、それぞれの区切りに番地を付けることで、どこに何があるのか管理できるようにします。

ファイルシステム FAT16 FAT32 NTFS
最大ファイルサイズ 2GB 4GB 16TB
最大ドライブサイズ(ボリュームサイズ) 2GB(Win9x)
4GB(WinNT系)
2TB 256TB
暗号化 × ×
ファイル圧縮 × ×
耐障害性 × ×
検索の高速化 × ×

ちなみに、玄人向きに販売されているSSDの場合はフォーマットされてないですが、市販されている外付けハードディスクなどはあらかじめフォーマットされています。

💻使用中のディスクやカードをフォーマットしてしまうと、同時に初期化も行われ、記録されたものはすべて消去されてしまいます。

Cドライブをフォーマットする理由

上述のように、Cドライブをフォーマットしたら、初期状態に戻して全ての内容はすべて削除されます。それでもユーザーがCドライブをフォーマットしたい理由はいくつか考えられます。

セキュリティ対策:ユーザーがハードディスクの内容を完全に削除し、情報漏洩を防ぐためにCドライブをフォーマットし、そのパーティションにあるシステム情報、設定、ファイル、プログラムをすべて削除することがあります。特に個人情報や機密データが含まれる場合、セキュリティ上の懸念から行うことがあります。

OSの再インストール:OSの再インストール特にクリーンインストールを目的とした場合が多いです。新しいOSやアプリケーションをインストールする前に、ユーザーはCドライブをフォーマットしてまっさらな状態からスタートすることがあります。

システムの修復:システムの不安定さや動作の問題を解決するために、ユーザーはCドライブをフォーマットしてオペレーティングシステムと関連ファイルをクリーンな状態に戻すことを選ぶことがあります。

マルウェアやウイルスの駆除:システムに深刻なマルウェアやウイルスが侵入している場合、フォーマットは感染を根絶する手段として選択されることがあります。

ディスクの最適化:ハードディスクの性能低下や断片化を解消し、効率的な動作を取り戻すために、Cドライブのフォーマットを選ぶことがあります。

......

Cドライブをフォーマットできない?!

通常、ドライブ(またはパーティション)をフォーマットするために、「エクスプローラー」または「ディスクの管理」でフォーマットしたいドライブ(またはパーティション)を右クリックして「フォーマット」を選択することができます。

ドライブをフォーマット

🔎【簡単】USBメモリをFAT32にフォーマットする4つの方法

しかし、Cドライブにはシステムデータとオペレーティングシステムファイルが保存されているため、フォーマットを簡単に実行することができません。

Cドライブをフォーマットできない事例

❎「エクスプローラー」でCドライブをフォーマットしようとすると、「このボリュームをフォーマットできません」が表示され、フォーマットが失敗してしまいます。

❎「ディスクの管理」でCドライブをフォーマットしようとすると、「フォーマット」文字の色がグレーなので、フォーマットを実行することができません。

❎「diskpart.exe」でCドライブをフォーマットしようとしても、「Windowsはフォーマットを完了できませんでした」というエラーが出てしまいます。

 

Cドライブのフォーマットについて質問します

Cドライブで右クリックでフォーマットと押してフォーマットをしようとしたのですが、「このボリュームをフォーマットできません。使用しているWindowsのバージョンが含まれています。このボリュームをフォーマットするとコンピューターが停止する可能性があります。」と出てきてフォーマットが出来ません。

Windows7を使用しています。どなたかフォーマットのやり方を知っている方がいらっしゃいましたら回答をよろしくおねがいします。

-Yahoo!JAPAN知恵袋

このボリュームをフォーマットできません

Cドライブをフォーマットできない原因

Cドライブのフォーマットは難しいまたは実行できない理由はいくつかあります。

📢システムファイルの保護:Cドライブにはオペレーティングシステムや重要なシステムファイルが格納されています。これらのファイルはシステムの正常な動作に不可欠であり、誤って削除またはフォーマットすることが避けられます。

📢起動プロセスの依存:システムの起動プロセスはCドライブから行われます。Cドライブをフォーマットすると、システムは正常に起動できなくなる可能性があります。

📢アクティブなプロセスの影響:システムが実行中の場合、Cドライブをフォーマットすることはそのアクティブなプロセスに大きな影響を及ぼす可能性があります。これによりデータ損失やシステムの不安定化が生じる可能性があります。

📢アクセス制限:システムファイルや起動プロセスなど、Cドライブ内の一部のファイルや領域はアクセス制限がかけられており、通常の手段では簡単にフォーマットできないようになっています。

......

Cドライブをフォーマットする4つの方法

次は、Windows 11/10/8/7でCドライブをフォーマットする4つの方法を詳しく解説しましょう。

💻補足:現在のドライブをフォーマットして別に使用したいと言うことであれば、HDDを取り外して、別のパソコンにUSB外付けHDDケースに入れて取付し、パーテーションの削除なりフォーマットなり行ってください。

フォーマット前にCドライブをバックアップ

Cドライブをフォーマットすると、すべてのデータが削除されるので、重要なデータがあれば、事前に「AOMEI Backupper Standard」を使用してパーティションバックアップを無料で作成しておいてください。

🔎【関連記事】パーティションバックアップのやり方

パーティションバックアップ

AOMEI Backupperは優れたバックアップソフトです。様々な方式でバックアップを簡単に作成できます。例えば、数回のクリックだけで、システムドライブ、データドライブを毎日/毎週/毎月バックアップしたり、個々のファイルやフォルダをまとめてバックアップしたりすることができます。予期せぬことが発生したら、作成されたバックアップイメージを使用して復元を行うことができます。

方法❶:サードパーティ製ツールでCドライブをフォーマット

最も簡単な方法は、強力なディスクパーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistant Professionalを使うことです。このソフトは起動可能なUSBドライブまたはCD/DVDを作成し、CDやUSBデバイスから起動(BIOSで起動順位を変更)してCドライブを簡単にフォーマットすることができます。インストールメディアやシステム修復ディスクなどを必要としません。

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💡ステップ1:ブータブルUSBを作成する手順

手順 1. USBメモリをコンピューターに接続します。AOMEI Partition Assistant Professionalをダウンロードし、インストールし、起動します。

手順 2. ツールバーの「ツール」タブ⇒「ブータブルCD/USBを作成」をクリックし、操作を確認してから「次へ」をクリックします。

ブータブルメディアの作成

手順 3. ブータブUSBを作成するために「USBブートデバイス」を選択してから「続行」をクリックします。

💻ここでは3種類のWindows PEブータブルメディアを作成できます。「CD/DVDドライブ」でブータブルCD/DVDを作成し、「USBブートデバイス」でブータブUSBを作成し、「ISOをエクスポート」でブータブルISOファイルを作成します。必要に応じて1つを選択してください。

USBブートデバイス

手順 4. USBメモリをフォーマットする警告メッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。

💻USBメモリのデータがすべて削除されるので、重要なデータがあれば、事前にバックアップを作成しておいてください。

はい

WinPEブータブルUSBの作成が開始します。数分がかかるので、少々お待ちください。

🔎【関連記事】AOMEI Partition AssistantでWindows PEブータブルUSBまたはCDを作成する方法

💡ステップ2:USBメモリからPCを起動する手順

手順 1. パソコンを再起動し、画面に何も映っていないうちに、F2キーやDeleleキーなどを押してBIOSセットアップメニューに入ります。

💻ヒント:BIOS設定メニューは、一部のコンピューターではF10キー、F8キーまたはF6キーを押すことによりアクセス可能です。

手順 2. BIOSが開いたら、ブート設定にアクセスします。上に表示されているドライブから優先的に起動するようになっています。

ノートブックコンピュータ:「Storage」(ストレージ)>「Boot Options」(ブートオプション)を選択します。
デスクトップコンピュータ:「System Configuration」(システムの設定)>「Boot Options」(ブートオプション)を選択します。

手順 3. 上下の矢印キーを使用してUSBメモリ(ブータブルUSB) を選択し、「+/-」キーを使用して起動順位の一番上に移動します。

起動順位の変更

手順 4. Enterキー・カーソルキー・Escキーなどで操作します。Save&Exitで保存して、BIOSから出ます。その後、変更された設定でパソコンは再起動します。

🔎【関連記事】起動ドライブの優先順位を変更するには

💡ステップ3:Cドライブをフォーマットする手順

手順 1. AOMEI Partition Assistant ProfessionalでCドライブを右クリックし、「パーティションをフォーマット」を選択します。

Cドライブをフォーマット

手順 2. ポップアップウィンドウで、パーティションラベル、ファイルシステム、それにクラスタサイズを設定することができます。「はい」をクリックして変更を確認します。

💻どのクラスタサイズがいいか分からない場合、デフォルトサイズを使うことをお勧めします。

適用

手順 3. メイン画面に戻り、仮想結果をビューすることができます。問題なければ「適用」 をクリックし操作を実行します。

適用

方法❷:Windowsのインストール時にCドライブをフォーマット

Windowsインストールメディア(USBフラッシュドライブまたはDVD)を利用して、インストール中にシステムパーティションをフォーマットすることもできます。したがって、OSを再インストールするために、あらかじめCドライブをフォーマットしておく必要はありません。

💡ステップ1:Windows用のインストールメディアを作成する手順

手順 1. 空のUSBメモリ(8GB以上の空き領域がある)またはDVD-DLディスク(2層・8.5GB)をPCに接続・挿入しておきます。Microsoftの「Windows 10のダウンロード」または「Windows 11をダウンロードする」ページを開いて、「ツールを今すぐダウンロード」または「今すぐダウンロード」をクリックして、インストールメディア作成ツール(MediaCreationTool)をダウンロードします。

💻インストールメディアの作成によりUSBメモリ(またはCD/DVD)内のデータは、全て削除されます。

手順 2. ダウンロードしたツール「MediaCreationTool」を管理者として実行します。

手順 3. 「同意する」→「別のPCのインストールメディアを作成する」→「次へ」を選択します。

別の PC のインストール メディアを作成する

手順 4. 現在のWindows環境に応じて、言語やエディション、アーキテクチャが自動的に選択されます。デフォルトの設定を変更したい場合は、「このPCにおすすめのオプションを使う」のチェックを外すと、オプションが選択できるようになります。設定が済みましたら「次へ」をクリックします。

🔉修復や再インストール(クリーンインストール)、上書きインストール用の場合は、必ず同じエディション(Home、Pro-32、64Bit)を選択してください。違うエディションでインストールすると、再認証が必要になります。

このPC におすすめのオプションを使う

手順 5. 「使用するメディアを選んでください」が表示されたら、「USBフラッシュドライブ」を選択し、「次へ」をクリックします。

🔉DVDインストールディスクを作成したい場合、「ISOファイル」を選択します。DVDにコピーするためのISOファイル(イメージファイル)を保存します。

USBフラッシュドライブ

手順 6. 保存先としての(インストールディスクの作製に使用する)USBドライブを選択し、「次へ」をクリックします。

🔉Windows 10/11のインストールディスクの作製が開始されるので、終了するまで待ちます。かなり時間がかかる場合もあります。

USBドライブを選択

手順 7. 「USBフラッシュドライブの準備ができました」と表示されれば、USBのインストールメディアの作成は完了です。「完了」をクリックして画面を閉じます。

🔎【関連記事】Windows 10のインストールディスクの作成方法

💡ステップ2:Cドライブをフォーマットする手順

手順 1. インストールメディアから起動します。

🔊ヒント:
もし、内蔵HDD/SSDが優先起動するように設定するなら、方法❶のステップ2を参考にして、BIOSでUSBメモリまたはDVDから起動するように変更してください。
インストールディスクから起動すると、「Press any key to boot from CD or DVD...」というメッセージが出ます。このまま操作をしないと、通常パソコンを起動した際と同じ状態に切り替わるので、すぐに[Enter]キー(どのキーでもいいので任意のキー)を押してください。

手順 2. 最初に言語やキーボードなどを選ぶ初期設定の画面が表示されたら、そのままにして「次へ」をクリックします。

言語、キーボード

手順 3. 「今すぐインストール」をクリックします。

今すぐインストール

手順 4. プロダクトキー(5文字×5組の25文字分)を入力して「次へ」をクリックします。

🔊ヒント:
「-」(ハイフン)は不要です。
プロダクトキー(ライセンスキー)はDSP版なら紙パッケージの表のシールに記載されています。
再インストールの場合は「プロダクトキーがありません」をクリックしても大丈夫です。次にエディションを選択しますが、現在使用しているエディションを選択しないと、再認証が必要となります。

Windowsのライセンス認証

手順 5. ライセンス条項を一読します。「同意します」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。

手順 6. インストールの種類は「カスタム:Windowsのみをインストールする」をクリックします。

🔊ヒント:
クリーンインストール(すべてのデータを削除してWindowsを再インストールする)には「カスタム:Windowsのみをインストールする」を選択します。
「アップグレード:Windowsをインストールし、ファイル、設定、アプリを引き継ぐ」を選択すると上書きインストールになります。

カスタム

手順 7. フォーマットしたいパーティション(システムパーティション)を選択して「 フォーマット」をクリックします。次の確認画面で「OK」を押します。

フォーマット

「フォーマットの完了」と表示があればCドライブが一端真っ白になったということなので「次へ」をクリックします。「Windowsをインストールしています」という画面になり、インストールが開始されます。後は、画面上の指示に従って操作して、Windowsのインストールを完成させます。

🔎【関連記事】Windows 10新規クリーンインストール手順

🎁ノート:PCが正常に起動しない時でも、インストールメディアを用いてCドライブをフォーマットすることができます。

方法❸:コマンドプロンプトでCドライブをフォーマット

手順 1. インストールメディアまたはシステム修復ディスクから起動します。

🔎【関連記事】システム修復ディスクの作成方法【Windows 11/10/7】

手順 2. 「コマンドプロンプト」を選択します。

🔔インストールメディアの場合:方法❷のステップ2の手順3で「コンピュータを修復する」をクリックし、「オプションの選択」画面が表示されたら「トラブルシューティング」を選択し、「トラブルシューティング」が表示されたら「詳細オプション」を選択し、「詳細オプション」画面が表示されたら、「コマンドプロンプト」をクリックします。
🔒システム修復ディスクの場合:作成したシステム修復ディスクをCDドライブにいれて起動させ、Windows起動時に 「F8」 を連打し、Windows回復環境(「オプションの選択」画面)が表示されたら「トラブルシューティング」を選択し、「トラブルシューティング」が表示されたら「詳細オプション」を選択し、「詳細オプション」画面が表示されたら、「コマンドプロンプト」をクリックします。

オプションの選択

 トラブルシューティング

詳細オプション

手順 3. コマンドプロンプトで「format c: /fs:ntfs」と入力してEnterキーを押します。

🔴c:はシステムパーティションのドライブ文字で、Cドライブを意味します。
🔴通常、Windows環境でしか使わないならば、Cドライブをファイルシステム「NTFS」でフォーマットしても良いと思います。※NTFSとは、Windows NT系の標準ファイルシステムで、現在のWindowsの主流ファイルシステムです。

方法❹:回復コンソールでCドライブをフォーマット

回復コンソール」とは、Windows 2000/XP、Windows Server 2003がセーフモードでも起動しなくなったときに使用できる、Windows修復・回復とバックアップのための特殊なコマンドプロンプトです。 インストールCDを使って起動できます。

手順 1. Windows XPインストールディスクを光学ドライブに入れ、CDから起動させます。

☝起動順位の変更で光学ドライブを優先起動させます。

手順 2. 「Press any key to boot from CD...」と表示されている時にキーボードのいずれかのキーを押します。

手順 3. 「セットアップの開始」画面が表示されたら、回復コンソールを行うためにキーボードのRキーを押します。

Rキー

手順 4. 使用するキーボードを選択する画面が表示されたら、キーボードの半角/全角キーを押します。確認画面が表示されたら、キーボードのYを押します。

手順 5. しばらく待つと黒い画面になり、回復コンソールが起動します。「どのWindowsインストールにログオンしますか?」と聞いてくるので、通常は1を入力してEnterキーを押します。

🚨複数のWindows OSがインストールされている場合は該当する番号を入力して、ログオンするWindows OSを選択します。

手順 6. Administratorのパスワードを入力してEnterキーを押します(通常は何も入力せずEnterキーを押します)。コマンド・プロンプトが表示されるので、「FORMAT」コマンドを使ってCドライブのフォーマットを実行します。

🚨ここから回復コンソールの作業が開始できます。通常はC:¥WINDOWS>となっていますが、起動しないパソコンの場合はC:¥>と表示されていることもあります。

ログオン

ATTRIB ファイルまたはディレクトリの属性を変更
BATCH テキストファイルで指定されたコマンドを実行
CHDIR(CD) カレントディレクトリを変更、表示
CHKDSK ディスクを調べて状態レポートを表示
CLS 画面をクリア
COPY ファイルのコピー
DELETE(DEL) ファイルの削除
DIR ディレクトリとサブディレクトリの一覧を表示
DISABLE サービスやデバイスドライバを無効化
DISKPART ディスクパーティションを管理
ENABLE サービスやデバイスドライバを起動/有効にする
EXIT 回復コンソールを終了してシステム再起動
EXPAND 圧縮されたファイルを展開する
FIXBOOT 新しいパーティション ブートセクタを書き込む
FIXMBR マスタブートレコードを修正する
FORMAT ディスクをフォーマットする
HELP ヘルプを表示する
LISTSVC 利用可能なサービスとドライバの一覧を表示
LOGON Windows2000インストールにログオンする
MAP ドライブ文字のマッピングを表示
MKDIR(MD) ディレクトリを作成する
MORE テキストファイルを表示する
RENAME(REN) ファイル名を変更する
RMDIR(RD) ディレクトリを削除する
SYSTEMROOT 現在のディレクトリをシステムルートに変更する
TYPE テキストファイルを表示する

手順 7. 回復コンソールの作業を終える場合は「EXIT」と入力してEnterキーを押します。

🚩事前に回復コンソールをインストールしておく必要があります。

Cドライブフォーマットに関するよくある質問

Q:Cドライブをフォーマットするとはどういうことですか?

A:Cドライブのフォーマットとは、ハードディスク上の特定のドライブ(通常はオペレーティングシステムが格納されているドライブ)を初期化して、すべてのデータとファイルを削除するプロセスです。これにより、ドライブをクリーンな状態に戻すことができます。

Q:なぜCドライブをフォーマットする必要がありますか?

A:Cドライブのフォーマットは、システムのリセット、セキュリティ対策、マルウェア駆除、新しい始まりのために行うことがあります。ただし、注意が必要であり、フォーマットする前に重要なデータのバックアップを確実に行うことが大切です。

Q:Cドライブをフォーマットする手順を教えてください。

A:Cドライブをフォーマットするには、AOMEI Partition Assistant Professionalを使用したり、インストールディスクを使用して回復コンソールから行う方法があります。ただし、慎重に操作する必要があります。詳細な手順については、公式なガイドや専門家のアドバイスを参考にしてください。

Q:Cドライブをフォーマットするとデータはどうなりますか?

A:Cドライブをフォーマットすると、ドライブ内のすべてのデータとファイルが完全に消去されます。したがって、事前に重要なデータのバックアップを取ることが重要です。

Q:フォーマット後、Cドライブには何も残らないのですか?

A:フォーマット後、Cドライブにはオペレーティングシステムやプログラムがなくなり、クリーンな状態に戻ります。再インストールする必要があります。

Q:Cドライブのフォーマットは逆行できますか?

A:フォーマット後のデータ復元は非常に困難です。したがって、フォーマットを行う前にデータのバックアップを行うことを強くお勧めします。

まとめ

システムの不具合や故障が発生した際に、OSを再インストールできるように準備するために、Windows 11/10/8/7でCドライブをフォーマットしたいかもしれません。しかし、OSが入っているCドライブはエクスプローラーやディスクの管理でフォーマットできません。この記事では、Cドライブをフォーマットする4つの方法を提供しているので、その中から1つを選んで試してみてください。

AOMEI Partition Assistantは優れたディスクパーティション管理ソフトで、Windowsの「ディスクの管理」の代わりとして利用することもできます。パーティションのサイズ変更/作成/削除/フォーマット/移動/結合/クローンなど、「ディスクの管理」よりも多くの機能があります。さらに、より高度な機能も多く備えています。例えば、OSをSSDに移行、空き容量を1つのパーティションから別のパーティションに移動、MBRとGPT(ダイナミックとベーシック)間でディスクを変換することもできます。

ゆき
ゆき・編集者
ゆきは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能について詳しいです。IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。