Windowsでの「Invalid or damaged bootable partition」エラーの対処法

「Invalid or damaged bootable partition(無効・破損したブート可能なパーティション)」と出てコンピュータが起動できません。ブート可能なパーティションは、何らかの形で失われたり破損したりする可能性があります。その後、コンピュータが起動できなくなります。本記事では、このエラーの対処法を説明します。さっそく読みましょう!

ひとみ

投稿者:ひとみ/更新日:2023年10月11日

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「Invalid or damaged bootable partition」エラー

 

無効・破損したブート可能パーティション

LenovoモデルH420を使っているのですが、今朝、コンピュータをアップデートした後、再起動すると、起動に失敗し、エラーメッセージ「Invalid or damaged bootable partition」と表示されました。この問題に対処するための提案や情報があれば教えてください。どうもありがとうございます。

-ユーザーからの質問

「Invalid or damaged bootable partition」エラーの原因

ブート可能なパーティションは、オペレーティングシステムが正常に起動できるように、重要なファイルを保存するパーティションです。エラーメッセージ「Invalid or damaged bootable partition(無効・破損したブート可能パーティション)」を受け取った場合、ブートパーティションが壊れており、コンピュータを起動できなくなっています。一般的に、このエラーが発生する原因は次の3つです。

1. 間違ったパーティションからブートする
2. 2つ以上のパーティションがアクティブに設定されている
3. MBRが破損している

マザーボード、SATAポート、HDDが古い、または互換性がない場合もあります。

「Invalid or damaged bootable partition」エラーの対処法

「Invalid or damaged bootable partition」エラーが表示され、コンピュータが起動できないことはよくあります。心配しないでください。ここでは、このエラーを修正するための3つの方法を紹介します。まず、お使いのハードウェアとアイテムに互換性があるかどうかを確認し、互換性があり、正常に動作している場合は、以下の方法を試して「無効または損傷したブート可能なパーティションテーブル」エラーを修復してください。

方法1.ブート順序を変更する

コンピュータが1つ以上の外付けドライブに接続されている場合、コンピュータは誤ったドライブから起動する可能性があります。これが「Invalid or damaged bootable partition(無効または破損したブート可能なパーティション)」、「Boot Device Not Found(ブート可能なデバイスが見つかりません)」といったエラーを引き起こすことがあります。以下の手順に従って、ブート順序を変更し、コンピュータが正しいアクティブドライブから起動するように設定します。

ステップ 1. コンピュータを再起動し、「ESC」、「F1」、「F2」、「F8」、または「F10」を押して、「Enter setup」を選択し、BIOSセットアップメニューに入ります。

ブートマネージャー

ステップ 2. BIOSが開いたら、ブート設定にアクセスします。オペレーティングシステムがインストールされているハードドライブを選択します。

ノートブックコンピュータ:「Storage」(ストレージ)>「Boot Options」(ブートオプション)を選択します。
デスクトップコンピュータ:「System Configuration」(システムの設定)>「Boot Options」(ブートオプション)を選択します。

ステップ 3. 「Enter」キーまたは「F10」キーを押して操作を保存し、終了します。

方法2.破損したMBRを修復する

マスターブートレコード(Master Boot Record、略称MBR)とは、PC/AT互換機に於いて、単数または複数のパーティションに分けられたディスクのパーティション外に存在する先頭セクタでブートセクタの一種です。ハードディスクのサイズやパーティションテーブル情報、ブートコードなどが含まれています。システムがハードディスクからブートする場合、最初にこのブートコードを読み出し、どのパーティションから起動するかを決めます。したがって、破損したMBRは「無効または破損したブート可能なパーティション」エラーを引き起こす可能性があります。

以下の2つの方法のうち、1つの方法を選んでMBRを修復することができます。

 

🎃破損したMBRをコマンドプロンプトで修復

この方法はWindowsインストールメディア(CD/DVDまたはUSB)が必要です。

Windows 11起動ディスクUSBを作成する方法【徹底解説】

ステップ 1. 作成されたWindowsインストールメディアをコンピュータに接続した後、BIOSでパソコンをそのメディアから起動するように設定します。

ステップ 2. インストールメディアで起動した後、次の画面の左下にある「コンピューターを修復する」をクリックします。

コンピューターを修復する

ステップ 3. Windowsの回復環境に入り、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」を選択します。

コマンドプロンプト

ステップ 4. コマンドプロンプト画面でコマンドを1つずつ入力して、各コマンド入力した後「Enter」キーを押します。

bootrec.exe /fixmbr(システムパーティション上のブートコードを修復する)
bootrec.exe /fixboot(新しいブートセクターがシステムパーティションに書き込まれ、ブートセクターを修復する)
bootrec.exe /scanos(インストールされているすべてのシステムをスキャンする)
bootrec.exe /rebuildbc(ブート領域を再作成する)

コマンド

ステップ 5. 修復が完了した後、インストールメディアを取り出して、コンピュータを再起動します。

ヒント:具体的な手順は、お使いのOSやブランドによって異なる場合があります。

🎃破損したMBRをAOMEI PAで修復

通常、コマンドプロンプトを使用して破損したMBRを修復できますが、操作のステップ数が多すぎて面倒くだいです。Windowsインストールメディアを持つか作成する必要がありますし、BIOS設定で起動デバイスの順位を変更する必要があります。また、回復環境(システム回復オプション)やコマンドラインについてよく分からない方にとっては、以上の方法は複雑すぎて誤操作で別のエラーを起こしやすいと思います。

次は、強力なディスク管理ソフトウェア「AOMEI Partition Assistant Professional」を使用してMBRを修復する方法をご紹介します。データが消える心配もなし、ただ数回のクリックだけで完了するので、時間を節約できますし、誰でも(パソコン初心者でも)簡単に操作できます。

このツールを使用すると、Windows 10/8/7でインストールメディアや修復ディスクなしで、ブート可能なUSBを作成し、「Invalid or damaged bootable partition」エラーを修復することができます。

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注:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

🎨ブータブルUSBを作成

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロードし、インストールし、起動します。左側にある「ブータブルCD/USBを作成」をクリックします。実行する操作を確認してから、「次へ」をクリックします。

ブータブルCD/USBを作成

ステップ 2. ここでは3種類のWindows PEブータブルメディアを作成できます。「CD/DVDドライブ」でブータブルCD/DVDを作成し、「USBブートデバイス」でブータブUSBを作成し、「ISOをエクスポート」でブータブルISOファイルを作成します。必要に応じて1つを選択してから「続行」をクリックします。この例では、USBブートデバイスを例とします。

USBブートデバイス

ステップ 3. Windows PEブータブルUSBを作成するためにUSBメモリをフォーマットする必要があります。USBのすべてのデータが削除されるので、重要なデータがあれば、事前にバックアップを作成しておいてください。

USBメモリをフォーマット

ステップ 4. そして、「はい」をクリックした後、WinPEブータブルUSBの作成が開始します。数分がかかるので、少々お待ちください。

開始

ステップ 5. BIOSに入り、作成したブータブルUSBから起動します。AOMEI Partition Assistantが自動的にポップアップします。

起動順位の変更

🎨破損したMBRを修復

手順 1. 対象のディスクを指定した後、右側の「MBRを再構築」をクリックするか、修復したいディスクを右クリックして、「MBRを再構築」を選択します。

MBRを再構築

手順 2. ポップアップウィンドウで、再構築するMBRのタイプ(修復するHDDにインストールされているオペレーティングシステム)を選択します。Windows 10/8/7、Windows 2000/2003/XP、Windows Vista/Windows 2008をサポートしています。

MBRタイプを選択

手順 3. 最後に、「適用」ボタンをクリックして保留中の操作を実行します。

MBRの再構築を適用

手順 4. MBRの修復が完了した後、ブート可能なUSBを抜き、コンピュータを再起動し、再びBIOSに入り、修復したディスクをブートドライブとして設定してください。

方法3.アクティブなパーティションを非アクティブに設定する

1つのディスクはせいぜいアクティブパーティションを1つだけサポートできます。2つ以上のパーティションをアクティブに設定すると、「無効または破損したブート可能なパーティション」エラーが発生する可能性があります。そのため、このエラーを修正するために他のパーティションを非アクティブに設定することができます。

ステップ 1. Windowsインストールディスクを挿入し、そこからパソコンを起動します。

ステップ 2. 適切な言語、時間およびキーボード入力を選択します。また、「コンピューターを修復する」を選択します。

コンピューターを修復する

ステップ 3. Windows 10がインストールされているドライブを選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ 4. 「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「コマンドプロンプト」を選択します。

コマンドプロンプト

ステップ 5. 以下のコマンドを入力し、各コマンドを入力した後「Enter」キーを押します。

list volume(どのパーティションがアクティブに設定されているかがわかる)
select volume n(nは非アクティブに設定するボリュームの番号である)
inactive(パーティションを非アクティブに設定する)

ステップ 6. システムを再起動して、問題が解決されたかどうかを確認します。

注意:アクティブなパーティションが2つ以上ある場合、アクティブなパーティションが1つになるまで、これらのコマンドを繰り返す必要があります。

まとめ

ここまで、「Invalid or damaged bootable partition」というエラーが発生する原因・対処法紹介しました。状況に応じて最適な対処法を選んでよろしいです。その中で、優れたディスクパーティション管理ソフト「AOMEI Partition Assistant Professional」を使ってMBRを修復するのは最も簡単・便利な方法だと思います。

このソフトは「MBRを再構築」のほか、「GPTディスクに変換」「重複ファイルファインダー」「ディスクデフラグ」など、もっと多くの高度な機能を備えます。削除したファイル・失われたデータを復元する時に「データ復元」機能はかなり役立ちます。

ひとみ
ひとみ・編集者
ひとみは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などの記事もたくさん持っています。分かりやすく、手順が追いやすい文章を心がけ、ユーザーがトラブルをスムーズに解決できるように工夫しています。専門用語を適切に解説し、異なる知識レベルの読者にも理解しやすい文章を心がけています。信頼性の高い情報を見極め、最新のトレンドやテクノロジー動向にも常に注意を払っています。