データを失わずにパーティションを1つに結合する3つの方法

データを失うことなくハードディスク(HDD)またはSSD上の複数のパーティション(CドライブやDドライブなど)を1つに結合したいですか?このチュートリアルを参照して、Windows11/10/8/7でデータを失わずに2つのパーティションを1つに結合する3つの方法を学びましょう。

投稿者 @ゆき 2026年01月07日 @ゆき 最後の更新 2025年12月02日

はじめまして、システム管理者のひとみです。

Cドライブが赤色(容量不足)になったから、後ろにあるDドライブの空き容量を足したい!」 そう思って「ディスクの管理」を開いたのに、「ボリュームの拡張」ボタンがグレーアウトして押せない… という経験はありませんか?

Windowsの標準機能は非常に融通が利かず、パーティションを結合するには「隣接していること」、そして「データを削除すること」を求めてきます。

この記事では、データを削除せず、しかも「離れた場所にある未割り当て領域」でも自由にCドライブと結合できる方法を、私の検証機を使って実演解説します。

複数のパーティションを1つに結合したい理由

ハードディスク(HDD)は使用前に「初期化」と「パーティション分割」が必要です。しかし、以下の状況で、分割されたパーティションを結合したいかもしれません。

●HDDまたはSSDは合理的に分割されていません。

例えば、既存のオペレーティングシステムが入っているCドライブは十分な大きさでないが、データを格納するために使用されるDドライブは余分なスペースや無駄なスペースがあります。Cドライブの空き容量不足を解消するために、Dドライブの空き領域をCドライブに追加するか、DドライブをCドライブと結合して大きなパーティションを作ることができます。

●HDDはMBRパーティションスタイルです。

1つのMBRディスクでは、最大4個のプライマリパーティションを作成することができます。すでに4つある場合は、それ以上プライマリパーティションを作成するために、既存のパーティションを結合してパーティション数を減らすか、データを失うことなくMBRをGPTに変換して制限を解除することができます。

●1つのパーティションにインストールされているアプリケーションやソフトウェアがたくさんあります。

空き容量を増やすために、その上のアプリやソフトを削除して別のパーティションに再インストールすることができますが、時間と労力がかかります。データを失うことなく2つのパーティションを結合するのは賢明な選択です。

※ヒント:もちろん、時間と労力を節約するためにアプリを2つのパーティション間で直接移行することもできます。

データを失うことなくパーティションを結合する方法

上述のようにいくつかの状況でパーティションを結合する必要があるかもしれません。次は、2つのパーティションを結合する2つの方法(Windows標準搭載ツール&サードパーティ製ソフトウェア)をご紹介しましょう。

便利な機能ですが、システム管理者の視点からリスクについても正直にお伝えします。

結合前に知っておくべきこと
  • BitLockerの解除が必要:ドライブがBitLockerで暗号化されている場合、AOMEIでも操作できません。事前にコントロールパネルから暗号化を解除してください。

  • SSDとHDDは結合できない:当然ですが、物理的に異なるディスク(ディスク0とディスク1など)のパーティション同士は結合できません。同じディスク内である必要があります。

  • バックアップは保険:「データ損失なし」の機能ですが、パーティション操作中に停電が起きればデータは飛びます。念のため、重要なファイルはクラウドなどにコピーしてから作業してください。

方法1. 「ディスクの管理」でパーティションを結合する

「ディスクの管理」では、パーティションとその右隣の未割り当て領域しか結合できないので、2つのパーティションを結合するために、まずは1つのパーティション(つまり、すぐ後ろのパーティション)を削除して未割り当て領域を作成しなければなりません。

※ヒント:パーティションに重要なデータがあれば、事前にパーティションバックアップまたはファイルバックアップを作成しておく必要があります。

削除されたパーティションは「未割り当て」領域になったら、次にはその領域を利用してボリュームを拡張することができます。最後はバックアップからデータを復元することができます。

この例では、CドライブとDドライブを結合する詳細な手順について解説しましょう。

ステップ 1. Dドライブをバックアップする

Dドライブに保存されているデータを別の場所にバックアップまたはコピーします。

ステップ 2. 「ディスクの管理」を起動する

WinキーをRキーと組み合わせて押し、「ファイル名を指定して実行」に「diskmgmt.msc」と入力し、Enterキーを押して「ディスクの管理」を開きます。

ステップ 3. Dドライブを削除する

Dドライブを右クリックし、「ボリュームの削除」を選択します。

パーティション上のすべてのデータが消去されます。「はい」をクリックして続行します。

ステップ 4. ボリュームを拡張する

未割り当て領域が作成された後、Cドライブを右クリックし、「ボリュームの拡張」を選択します。

後は、ウィザードに従って、拡張操作を完成させます。

ステップ 5. 削除したデータを復元する

パーティションが拡張/結合された後、バックアップされたデータをCドライブに復元します。

※注意:
同一物理ディスク上の2つの隣接するパーティションのみ結合することができます。
CドライブにOSが含まれているため、削除して別のドライブと結合することができません。
同じ手順を繰り返すと、複数のパーティションを結合することができます。
ちなみに、Cドライブの拡張はDiskpartでも完了可能です。

なぜWindows標準機能では「結合」できないのか?

まず、多くの人が直面する「ボリュームの拡張」がグレーアウトする2つの理由を解説します。

理由1:未割り当て領域が「隣」にない

Windowsは、Cドライブのすぐ右隣に未割り当て領域がないと拡張できません。間に回復パーティションやDドライブがあるとNGです。

理由2:そもそも未割り当て領域がない

Dドライブに空きがあっても、それは「未割り当て」ではありません。Dドライブを削除(データ消去)して未割り当てにしない限り、Cドライブには足せません。

「データを消したくない、でも容量は増やしたい」 これを解決するのが、AOMEI Partition Assistantの「パーティションを結合」機能です。

方法2. AOMEI Partition Assistantでパーティションを結合する

データを失うことなく2つのパーティションを1つに結合するもう1つの方法があります。それは、パーティション管理ツールAOMEI Partition Assistantを使用することです。数回クリックだけでパーティションを削除せず、2つのパーティションを直接結合することができます。データバックアップを作成する必要がないし、NTFSパーティションでも扱うことができます。

専門ツールであるAOMEI Partition Assistantを使用すれば、データ損失のリスクなしで、かつ隣接していなくてもパーティションを結合できます。Windowsの標準機能でできない結合や、より柔軟な容量調整が可能です。

この例では、CドライブとDドライブを結合する詳細な手順について解説しましょう。

① パーティションを結合(隣接・非隣接対応)

この機能を使えば、隣接していなくても、またはどちらかのパーティションを削除することなく、データが格納されたまま2つのパーティションを統合できます。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを開く

優れたサードパーティ製パーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistantを無料でダウンロード、お使いのパソコンにインストールしてから起動します。

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注:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。※保証:❶24時間メールサポートを提供します。❷90日以内無条件で返品・返金致します。

ステップ 2. 結合元のパーティションを選択する

いずれかのパーティション(CドライブまたはDドライブ)を右クリックし、「詳細処理」⇒「パーティションを結合」を選択・クリックします。

ステップ 3. 結合先のパーティションを選択する

ポップアップウィンドウで結合したい2つのHDDパーティションにチェックを入れることを確認します。

また、ターゲットパーティション(結合先のパーティション)を直接指定することもできます。

※注意:この例では、Cドライブをターゲットパーティションとして指定したら、DドライブのすべてのデータがC:\d-ドライブに格納されます。

ステップ 4. パーティション結合操作を確認する

操作実行結果が表示されるので、確認して、問題なければツールバーの「適用」⇒「続行」をクリックし、保留中の操作を実行します。

その後、再起動が必要です。 

※注意:
同一物理ディスク上の2つの隣接するパーティションのみ結合することができます。2つのパーティションは隣接していない場合、その間にあるパーティションを削除して未割り当て領域を作成してから、「パーティションをリサイズ/移動」でパーティションの位置を調整することができます。
AOMEI Partition Assistantで複数の未割り当て領域(どこでも構わない)を1つのパーティションと結合することができます。
AOMEI Parition Assistantの「空き領域を割り当てる」機能を使用して、ドライブ間で空き領域を直接割り当てることができます。

よりユーザーフレンドリーなインターフェイスなので、パソコン初心者でも簡単に操作できます。

② ワンクリックで空き領域を調整

結合ではなく、単にCドライブの容量が不足しているだけであれば、「ワンクリックで空き領域を調整」機能が最も簡単です。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを開く

AOMEI Partition Assistantをダウンロードして起動し、調整したいSSDのパーティションを右クリックして、「ワンクリックで空き領域を調整」を選択します。

※注意:この機能はパーティションスペースの調整だけなので、未割り当てスペースを選択して調整することはできません。未割り当て領域があり、隣接する未割り当て領域を使ってパーティションを調整したい場合、「パーティションをリサイズ/移動」機能をご利用ください。

ステップ 2. パーティションサイズを変更する

Cドライブを選択し、ドラッグポイントをドラッグしてパーティションサイズを変更します。そして 「はい」をクリックします。

ステップ 3. 操作を確認する

「保留中の操作」を表示することで、操作をプレビューすることができます。保留されている操作を実行するには、「適用」と「続行」をクリックしてください。

方法3. コマンドプロンプでパーティションを結合する

「ディスクの管理」と同様に、コマンドプロンプトでdiskpartコマンドを使用してもパーティションを結合できますが、これもデータ損失の可能性が高い「削除」と「拡張」を組み合わせた手順になります。

ステップ 1. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、「diskpart」と入力します。

ステップ 2. 「list volume」で結合したいボリュームの番号を確認します。

ステップ 3. 「select volume [削除したいボリューム番号]」で、削除したいパーティションを選択します。

ステップ 4. 「delete volume」でパーティションを削除し、「未割り当て領域」を作成します。データは消えます。

ステップ 5. 「select volume [拡張したいボリューム番号]」で、容量を増やしたいパーティションを選択します。

ステップ 6. 「extend [size=xxx]」で、未割り当て領域を使って容量を拡張します。(サイズ指定を省略すると、未割り当て領域のすべてが割り当てられます。)

まとめ

ここまでWindows 11/10/8/7でデータを失わずにパーティションを1つに結合する2つの方法を紹介しました!「ディスクの管理」と「ディスクパーティション管理ソフト」です。明らかに、「ディスクの管理」に比べて、AOMEI Partition Assistantはより柔軟にパーティションのサイズや位置を変更することができます。優れたパーティションマネージャーとして、AOMEI Partition AssistantはOS移行やディスククローン、データ復元などを実行することもできます。

読者様は自分の状況に応じてその対処法を選んでよろしいと思います。ご参考になれば、幸いです。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールは:support@aomeitech.com。ここまでありがとうございました。

最後!問題を解決しておめでとうございますヽ(〃'▽'〃)ノ☆!

よくある質問

Q:CドライブとDドライブを結合しても、データは本当に消えませんか?

A:Windows標準の「ディスクの管理」やコマンドプロンプトを使うと、結合の過程でDドライブを削除する必要があるため、データは消えます。 データを残したい場合は、必ずAOMEI Partition Assistantの「パーティションを結合」機能を使ってください。この機能は、削除操作を伴わずにデータを安全に統合します。

Q:パーティションを結合する前に、何か準備すべきことはありますか?

A:どの方法を使うにしても、作業前に必ずOS全体のバックアップを取得してください。パーティション操作はPCの根幹に関わるため、予期せぬトラブルでOSが起動しなくなる可能性がゼロではありません。AOMEI Backupperなどのバックアップソフトを使い、システムイメージを外付けドライブに作成しておくことを強く推奨します。

Q:結合できるパーティションの数に制限はありますか?

A:一度の操作で結合できるのは、2つのパーティション(または1つのパーティションと1つの未割り当て領域)です。3つ以上のパーティションを一気に結合したい場合は、複数の操作に分けて行う必要があります。