パーティションテーブルを修復してドライブを復活させる方法
パソコンを起動したときに「invalid partition table」というエラーが表示されて起動できない、あるいはHDDやSSDが突然認識されなくなった――このような症状は、パーティションテーブルの破損が原因の可能性があります。この記事では、パーティションテーブルの修復方法を初心者向けにわかりやすく解説します。
はじめに
ケース① 悩み:Invalid Partition Table
数日前、主なドライブのクローンを作成し、パーティションを削除し、Windows 10の再インストールを実行しましたが、失敗してしまったのです。そのため、パーティションを再度削除し、バックアップを同じドライブに再度クローンしましたが、「Invalid Partition Table」エラーがWindowsのロード前に黒い画面で表示されます。誰かパーティションテーブルを修復する方法を知っていますか?お教え頂けませんか?
- ユーザーからの悩み
ケース② ドライブが消えた!?「パーティションテーブル」の故障を疑おう
- 「昨日まで保存していたDドライブが、どこにも見当たらない……」
- 「USBメモリを刺したら、『フォーマットする必要があります』と出て中身が見られない!」
こんな時、頭が真っ白になりますよね。でも、「中身のデータ」が消えたとは限りません。多くの場合、データはまだそこにあるのに、パソコンが「どこに何があるか」を記した「設計図(パーティションテーブル)」を失くしてしまっているだけなのです。
今回は、その失われた設計図を修復して、消えたドライブを魔法のように復活させる方法を伝授します!
パーティションテーブルって何?
パーティションテーブル(partition table)とは、ハードディスクの記憶領域内にパーティションに関する情報を記録したものです。
ハードディスクの記憶容量全体を、複数のパーティションに分割(論理的に分割)して利用することができるため、それぞれのパーティションに関する情報(アクティブパーティションであるかどうかを示すブート識別子、パーティションの開始位置と終了位置、パーティションのID、ファイルシステムの種類を示すシステムIDなど)を記録したものがパーティションテーブルです。
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パーティションテーブルとは、ハードディスクやSSDのどこからどこまでが「Cドライブ」で、どこからが「Dドライブ」かを記録した「住所録」や「地図」のようなものです。
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例えるなら、大きなデパート(ディスク)の中に、どんなお店(ドライブ)が入っているかを書いた「フロアガイド」です。このガイドが破れて読めなくなると、パソコンは「お店に行きたいのに、入り口がどこかわからない!」とパニックになり、ドライブを表示できなくなります。
パーティションテーブルを修復する方法
パーティションテーブルが壊れた時の「SOSサイン」
「ディスクの管理」画面を開いて、自分のディスクがこんな状態になっていたら要注意です。
- 「RAW」と表示されている:ドライブはあるけど、中身の形式が不明で読めない状態。
- 「未割り当て」になっている:以前はドライブがあった場所が、ただの空き地として表示されている。
- 「初期化されていません」と出る:ディスクそのものの存在はわかるけど、使い道がわからない状態。
解決策①:Windowsの「チェックディスク」で軽微なミスを直す
地図が少し汚れているだけなら、Windowsの標準機能で掃除できます。
1. スタートメニューで「cmd」と打ち、「管理者として実行」します。
2. 「chkdsk D: /f」(Dは修復したいドライブの文字)と打ち込んでEnter。
軽いエラーなら、これだけで地図が修正されてドライブが戻ってきます。
※ただし、ドライブ文字(D:など)すら割り当てられていない重症の場合は、この方法は使えません。
解決策②:【最強】AOMEI Partition Assistantで消えた部屋を丸ごと探す
「ドライブごと消えてしまった……」という絶望的な状況で頼りになるのが、「AOMEI Partition Assistant」の「パーティションを復元」機能です。
これは単なる修復ではなく、「失われた住所録を、ディスクの隅々まで探し回って作り直してくれる」機能です。
1. ソフトを起動し、メニューから「パーティションを復元」を選びます。
2. 消えてしまったディスクを選びます。
3. 「高速スキャン」を実行します。
4. 見つかったパーティションにチェックを入れて「続行」を押すだけ!
これで、住所録が書き直され、中身のデータもろともドライブが元の位置にひょっこり戻ってきます。
「invalid partition table」が表示されて起動できない場合の対処法
方法1. コマンドプロンプトで修復
WindowsのインストールCDまたはDVDが利用可能になっているなら、CDまたはDVDを使用してコマンドプロンプトにアクセスし、Windows 11/10/8/7の破損したパーティションテーブルを修復することができます。
1. インストールディスクをお使いのパソコンに接続し、パソコンをディスクから再起動します。
2. 起動後、コマンドプロンプトを実行します。
- Windows 7パソコンでは、「CD/DVDから起動するにはいずれかのキーを押してください…」というメッセージが表示されます。では任意のキーを押しディスクから起動します。言語とキーボードレイアウトを選択してから、「次へ」をクリックします。OSを選択して「次へ」をクリックします。「システム回復オプション」画面で、[「コマンドプロンプト」をクリックします。
- Windows 8/8.1/10/11パソコンの「ようこそ」画面で、「コンピューターを修復する」→「トラブルシューティング」→「コマンドプロンプト」を順にクリックします。
ステップ 3. コマンドプロンプトが正常にロードされたら、次の2つのコマンドを実行します:
bootrec /FixMbr
bootrec /FixBoot
方法2. AOMEI Partition Assistantで修復
Windowsセットアップメディアを持ってなければ、AOMEI Partition Assistantを使用して簡単にパーティションテーブルを修復できます。このソフトウェアの「MBRを再構築」機能を使用すると、簡単かつ安全に破損したパーティションテーブルを修復することができます。
Windows 11/10/8/8.1/7で利用可能ですので、お気軽に試してみてください。次は、Windows 11/10/8/7で破損したパーティションテーブルを修復する方法です。
1. 別の動くパソコンでAOMEI Partition Assistantを使って「起動用USB」を作ります。
2. そのUSBを壊れたパソコンに刺して起動します。
3. ソフトが立ち上がったら、対象のディスクを右クリックして、「MBRを再構築」を選択します。
4. 今のWindowsのバージョン(Windows 10/11など)を選びます。
5. 最後に、「適用」ボタンをクリックして保留中の操作を実行します。
このツールではシステムディスク上のMBRを修復するだけでなく、外付けHDD上のMBRも修復できます。また、このソフトは、MBRからGPTへの変換、ディスクのクローンなどもサポートします。今すぐダウンロードして試してみてください~
まとめ
ドライブが消えても、慌てて「初期化(フォーマット)」だけはしないでください。フォーマットは、ボロボロの地図を捨てるだけでなく、中の商品(データ)まで全部捨ててしまう作業だからです。
- まずは落ち着いて「ディスクの管理」で状態をチェック。
- 住所録(パーティションテーブル)が壊れているだけなら、修復が可能。
- AOMEIの「パーティション復元」なら、データを守ったまま復活できる。
設計図を正しく直して、大切なデータを取り戻しましょう!
パーティションテーブル修復に関するFAQ
Q1. 「パーティションテーブル」が破損すると、どのような状態になりますか?
A. ドライブ全体が「未割り当て」に見えたり、アクセスできなくなったりします。パーティションテーブルは、ディスク内のどこにどのデータがあるかを記した「地図」のようなものです。これが壊れると、Windowsはドライブの区切りがわからなくなり、エクスプローラーから消えたり、「ディスクを初期化する必要があります」といった警告が出たりします。
Q2. パーティションテーブルが壊れる主な原因は何ですか?
A. 主に以下の原因が考えられます。
- 不適切な取り外し:外付けHDDやUSBメモリを「安全に取り外す」を使わずに抜いた。
- ディスクの物理的な不良:不良セクタが発生し、管理情報が書き込まれている場所が読み取れなくなった。
- ウイルス感染:起動情報を書き換える悪質なプログラム。
- 操作ミス:パーティション操作中に強制終了した。
Q3. Windows標準の「ディスクの管理」だけでパーティションテーブルを直せますか?
A. 標準機能だけで「修復(復元)」するのは困難です。「ディスクの管理」でできるのは、パーティションを削除して作り直す(フォーマットする)ことですが、これを行うと中のデータは消えてしまいます。データを残したまま「消えたパーティションを元に戻す」には、AOMEI Partition Assistantのような専用の修復・復元ツールが必要です。
Q4. AOMEI Partition Assistantの「パーティションを復元」機能は何をしてくれるのですか?
A. ディスクをスキャンして、以前の「地図」の痕跡を探し出します。「パーティションを復元」ウィザードを実行すると、ディスク内を高速スキャンし、削除されたり破損したりしたパーティションの情報を再発見します。見つかった項目を選択して実行するだけで、パーティションテーブルが書き換えられ、中身のデータごと元の状態(ドライブレターやファイル構造)に復活させることができます。
Q5. パーティションテーブルの修復に失敗した場合、データはもう諦めるしかないですか?
A. まだ「データ復元」機能で救い出せる可能性があります。パーティションテーブル(地図)の修復ができないほど損傷が激しい場合でも、データの実体(中身)が残っていれば、AOMEI Partition Assistantの「データ復元」機能を使って、ファイルを一つずつスキャンして別のドライブへ救出することが可能です。修復を試みてダメだった場合は、この方法に切り替えましょう。


