再インストール不要!ASUSノートPCのHDDをSSDに交換する方法

ASUSノートPCのHDDをSSDに交換することで、起動時間やアプリの動作が一気にスピードアップ!再インストールなしでデータ移行を行う手順を詳しくご紹介します。

カオル

投稿者:カオル/更新日:2024年08月22日

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AsusノートPCのHDDをSSDに交換する理由は何ですか?

簡単に言うと、SSDはHDDよりも安定していて、データ損失のリスクが低く、読み書きの速度が速いです。これが、AsusラップトップでハードドライブをSSDに交換する理由です。また、HDDの容量が足りないと、Asusラップトップが遅くなることがあります。その場合は、より大きなドライブにアップグレードするのが良い選択と考えられます。

asusパソコン

豆知識:HDDとSSDの違い
HDDは、hard disk driveの略です。HDDはほとんどのコンピュータに搭載されている代表的な外部記憶装置であり、回転する磁気ディスクとヘッドを使用したストレージデバイスです。可動部分が多いため、衝撃に弱い面があります。
SSDは、solid state driveの略です。USBストレージのようにストレージチップにデータを読み書きできる一種のストレージであり、可動部品を一切排除しています。読み書きの速度が速く、データへのアクセスが速い。一般的に、ゲームや大量のデータ処理に広く使われています。
簡単に言うと、SSDのほうが高速な転送速度を実現しています。もっと詳しい情報はこちらの記事へ:SSDとHDDはどっちがいい?

強力なソフトウェア:ノートパソコンのHDDをSSDにスムーズにアップグレード

Asusのノートパソコンのハードドライブを換装する際、クリーンインストールを行い、アプリを一つずつダウンロードして設定するのは手間がかかります。こうした手間を省くために、AOMEI Partition Assistantという効率的なソフトウェアを利用できます。

「ディスクをクローン」機能を使うと、Windows OSを含むすべてのデータを古いHDDからAsusの新しいSSDに移行することができます。ディスクのコピーが終わったら、OSやアプリを再インストールせずに古いHDDを新しいものに交換できます。このツールは、ソースドライブの使用済み領域をそのままクローンできるので、古いドライブのデータを小さなドライブに保存することが可能です。

さらに、AOMEI Partition AssistantにはHDDやSSDを管理するための多くの便利な機能があります。パーティションのクローン、作成、サイズ変更、削除、フォーマット、結合などができます。

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注意:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。Windows Serverユーザー向けには、AOMEI Partition Assistant Server版を使用することをおすすめします。

方法:AsusノートパソコンのハードドライブをSSDに交換する

OSを再インストールせずにAsusハードドライブのクローンを作成する前に、以下の準備をしてください。

まず、適切なSSDを選びます。購入前に、SSDがASUSノートPCに合うか確認しましょう。多くのノートPCは2.5インチのドライブを使っていますが、1.8インチのものもあります。サイズとインターフェイス(SATAまたはIDE)を確認することが大切です。次に、Windowsパーティションとシステム回復パーティションに十分なスペースがあるSSDを選びます。

次に、SSDをASUSノートPCに接続します。追加のベイがない場合は、SATA-USBケーブルが必要です。

SATA-USBケーブル

そして、以下の手順に従って、AsusノートパソコンのHDDをSSDにクローンします。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールします。AOMEI Partition Assistantで古いPCのHDDを選択して、「ディスクをクローン」を選択します。

ディスクをクローン

ステップ 2. クローン先のディスク(新しいSSD)を選択し、「次へ」をクリックします。

クローン先のディスクを選択

ステップ 3. 確認画面に移動して、クローン元のディスクとクローン先のディスクを確認します。問題なければ「確認」ボタンをクリックして、続行します。SSDの場合、読み込みと書き込みの速度を向上させるため、「4Kアライメント」にチェックを入れます。

確認画面

「設定」をクリックして、ターゲットディスク上のパーティションを編集することができます:
パーティションのサイズを変更せずにクローン:ソースパーティションのサイズを維持します。
コピー先に合わせる:ターゲットディスク全体に合わせてパーティションのサイズを自動的に調整します。
手動で編集する:ターゲットディスク上のパーティションのサイズを手動で調整します。
「セクタ単位のクローン」にチェックを入れることができます:
チェックを入れる場合、「セクタ単位のクローン」を実行します。使用済みセクタと未使用セクタをすべてクローンするため、より長い時間がかかります。ターゲットディスクのサイズはソースディスクのサイズに等しいかそれより大きくなければなりません(ソースディスクはMBR形式の場合、ターゲットディスクもMBR形式になっています)。
チェックを入れない場合、「ディスクの高速クローン」を実行します。ソースディスク上の使用済み領域だけをクローンするため、大容量のソースディスクを小容量のターゲットディスクにクローンすることができます(ターゲットディスクの空き容量はソースディスクの使用済み容量より大きいか等しい必要があります)。クローン中にターゲットディスク上の各パーティションのサイズを調整することができます。

設定

ステップ 4. 「適用」⇒「続行」をクリックして、この操作を実行します。

適用

プロセスが完了すると、古いHDDからSSDにすべてのデータが移行されます。

HDDをSSDに換装したことは、作業が終わったわけではありません。その後、新しいSSDからAsusラップトップを起動する必要があります。もし古いハードドライブと新しいSSDを同時に使える場合は、コンピュータを再起動し、ファンクションキーを押してBIOSに入り、SSDを起動デバイスに設定します。SSDから正常に起動したら、古いHDDを消去して、データ保存用のスペースを空けることができます。

Asusノートパソコンにディスクが1枚しか入らない場合は、ノートパソコンの電源を切り、HDDの背面カバーを外して古いHDDを取り出し、SSDを取り付けてから背面カバーを戻す必要があります。

カオル
カオル・編集者
カオルはパソコンの基礎知識や、各ソフトに関することなど、幅広く紹介します。わかりやすく、初心者やパソコンに苦手の方でも分かるように工夫をして、IT業界に対しても深い興味を持っています。パーティション管理に関する問題に関心があり、同じ問題に遭遇したユーザーは是非ともブログを参照してください。