Windows 11/10でBIOSの5つの開き方

Windows 11でBIOSを開く方法は何ですか?本記事では、5つのBIOSの開き方、Windows 11のBIOS設定を効果的に管理するための簡単なヒントを紹介します。

ひとみ

投稿者:ひとみ/更新日:2024年05月11日

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BIOSとは?

BIOSは、コンピューターの起動時に最初に実行されるプログラムで、ハードウェアの初期化やブートデバイスの選択、基本的なシステム設定の管理を行います。

日付や時刻、ブートデバイスの優先順位、パスワード、セキュアブートなどの重要なシステム設定を変更したい場合は、まずWindows 11のBIOSにアクセスする必要があります。Windows 11のBIOSの開き方は何ですか?通常、特定のキーを押すことで開くことができます。うまくいかない場合は、他の方法を試します。

🌟注意:現在、ほとんどのコンピューターはBIOSの代わりにUEFIを使っております。ただし、まだ多くの人々が「BIOS」という用語を使っていますので、本文でもこの用語を使います。

Windows 11/10でBIOSに入る5つの方法

Windows 11/10でBIOSの5つの簡単な開き方は、特定のキーを押し、設定を使用し、再起動し、Windowsターミナルを使用し、AOMEI Partition Assistantを使用することです。

方法1. 特定のキーを押してWindows 11のBIOSを起動

Windows 11でBIOSに入る最も簡単で一般的な方法は、コンピューターを起動するときにキーボードの特定のキーを押すことです。OSがロードされない場合でも、この方法を使用することができます。

BIOSを起動するキー

ただし、Windows 11のBIOSに入るためのキーが各メーカーによって異なることがあります。一般的に、起動後の最初の画面(メーカーのロゴが表示される画面)に、どのBIOSキーを押すべきかが表示されます。表示されない場合は、以下にまとめた他の一般的なキーを確認してください:

Dell:F2、F12
HP(Hewlett-Packard):Esc、 F10
Lenovo:F1、F2、Fn + F2、Enter+F1
Acer:Del、F2
Asus:Del、F2、F10
Microsoft Surface:電源ボタンを押しながら、デバイスの音量を上げるボタンを押し続けます
Toshiba/Samsung/Intel/ASRock/Origin PC:Esc、F1、F2、 F12
MSI/Gigabyte/EVGA/Zotac/BIOStar:Del

また、お使いのコンピューターのブランドの公式ウェブサイトでBIOSに入るための特定のキーを確認することができます。

方法2. 設定からWindows 11のBIOSを起動

設定からBIOSを起動することができます。この方法は、Windows 10にも適用されます。

1. Windows 11で「設定」を開き、「システム」をクリックします。

2. 「回復」をクリックします。

3. 「PCの起動をカスタマイズする」を見つけて「今すぐ再起動」をクリックします。

PCの起動をカスタマイズする

4. 起動オプションウィンドウが表示されたら、「トラブルシューティング」をクリックします。

5. 「詳細オプション」を選択します。

詳細オプション

6. リストから「UEFIファームウェアの設定」をクリックします。

UEFIファームウェアの設定

7. 最後に、「再起動」を選択してUEFI BIOSにアクセスします。これにより、BIOSの設定を変更できるBIOSセットアップユーティリティインターフェースが表示されます。

再起動

方法3. 再起動してWindows 11のBIOSを起動

1. スタートメニューの電源ボタンをクリックし、「Shift」キーを押しながら「再起動」をクリックします。

Shiftキーを押しながら再起動をクリック

2. 上記の方法と同様に、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェア設定」に移動します。その後、「再起動」をもう一度クリックします。BIOSがPCにロードされます。必要な変更が完了したら、PCは通常通り再起動します。

方法4. Windowsターミナルを使ってWindows 11のBIOSを起動

PowerShellやコマンドプロンプトに特定のコマンドを入力することで、Windows 11のBIOSにアクセスできます。

1. 「スタートボタン」を右クリックし、「Windowsターミナル」を選択します。

Windowsターミナル

2. Windowsターミナルで次のコマンドを入力してEnterキーを押します。

shutdown /r /o /f /t 00

shutdown /r /o /f /t 00コマンド

このコマンドは、Windows 11でBIOS設定に直接アクセスできるデスクトップ上のショートカットを作成するのにも適しています。

3.「オプションの選択」画面に、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェア設定」に移動し、「再起動」をクリックしてください。その後、PCはBIOSモードに入ります。

方法5. AOMEI Partition Assistantを使ってWindows 11のBIOSを起動

AOMEI Partition Assistant Professionalは、より高度で包括的なソリューションを提供します。まず、ブランドを問わず、Dell、HP、Lenovo、ASUSなど、どのようなコンピューターでも、Windows 11/10/8/7でBIOSを簡単に開いたり、ブートデバイスを管理したりできます。

さらに、WinPEでディスク・パーティションを管理し、Windows Boot Managerのエラーを修正するために使用できる7つの強力な機能も提供しています。これには、パーティションとブート設定の管理が含まれています。BIOSからWindows Boot Managerが消えてしまった場合でも、簡単にトラブルシューティングできます。

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AOMEI Partition Assistantをインストールし、インターフェースの上部タブにある「ツール」オプションをクリックします。ドロップダウンメニューから、「UEFIブートマネージャー」を選択します。

UEFIブートマネージャー

❌起動ドライブがMBRの場合、この機能をクリックした後、「現在のシステムディスクがGPTパーティションスタイルである場合に限り、この機能が利用できます」メッセージが表示されます。AOMEIを使用してMBRをデータを失うことなくGPTに変換することもできます。

メッセージ

⭕起動ドライブがGPTの場合、UEFI ブートマネージャーがポップアップ表示されます。このインターフェイスでは、コンピューター上のすべてのUEFIブート順序が表示され、それらを管理できます。

UEFIブートオプション

さらに読む:AOMEIを使ってWindows 11のBIOS設定を効果的に管理する方法

BIOSに入り、1つずつスタートアップエントリを変更する手間は不要です。代わりに、UEFI BIOSブートオプションを素早く簡単に削除、バックアップ、復元、更新したり、ブート順序を変更したりできます。BIOS Windowsブートマネージャーから起動できまないといったエラーを修正することもできます。

1. ブートオプションを変更する

コンピューターの起動順位を変更するために、対象のブートオプションを選択し、上下のボタンをクリックしてください。

ブートオプションを変更

2. ブートオプションを削除する

使用できないブートオプションまたは不要なブートオプションを削除するために、対象のブートオプションを選択し、「削除」ボタンをクリックしてください。

ブートオプションを削除

※注意:ブートオプションを削除する前に注意してください。システムの起動とセキュリティのために、現在のブートオプションは削除できません。

3. ワンタイムブートメニューを有効にする方法

対象のブートオプションを選択し、「次回このエントリをブート」ボタンをクリックしてワンタイムブートエントリーを有効にします。このオプションをクリックすると、コンピューターは次回システム起動時にのみこのエントリから起動します。PCが一度このエントリから起動すると、PCはデフォルトの最初のエントリから起動します。

ワンタイムブートメニューを有効化

すると、次回のシステム起動時にコンピューターはこのエントリからのみ起動します。コンピューターが一度このエントリから起動したあと、デフォルトの最初のエントリから起動するようになります。

4. ブートオプションをバックアップする

万が一の場合に備えてバックアップを作成するために、バックアップしたいブートオプションを選択し、「バックアップ」ボタンをクリックしてください。

ブートオプションをバックアップ

PC上の場所を選択し、「保存」をクリックしてバックアップを保存します。

保存

最後に、.PAUBファイル(バックアップファイル)が作成されます。

.PAUBファイル

5. ブートオプションを復元する

パーティションやブートファイルが紛失または破損した場合に、バックアップしたばかりのブートオプションを選択し、「復元」ボタンをクリックしてください。

復元

バックアップした.PAUBファイルを見つけて選択し、復元します。

.PAUBファイルを選択

※注意:AOMEI Partition Assistantでブートエントリのバックアップを保持しており、システムが起動しない場合、AOMEI Partition Assistantで起動可能なメディアを作成し、WinPE下でブートエントリを復元することもできます。

6. ブートオプションを更新する

ブートオプションを更新するには、対象のブートオプションを選択し、「更新」ボタンをクリックします。

更新

※注意:「更新」ボタンはリセットを意味しません。ブートオプションを変更した場合、このボタンはブートオプションをリセットするのに役立ちません。

7. 一度だけUEFI BIOS設定画面に入る

「次回の起動時にUEFI BIOS設定画面に直接入る」前のチェックボックスにチェックを入れてください。

一度だけUEFI BIOS設定画面に入る

このオプションを選択すると、次回の起動時にコンピューターはUEFI BIOS設定画面で直接起動します。オプションが一度実行された後も、コンピューターは引き続きデフォルトの最初のエントリから起動します。

UEFI BIOS設定画面

※注意:次のシステム起動中にDELやF12などのホットキーを押す必要はありません。この方法で、UEFI BIOSブートマネージャーが起動され、起動順位を簡単に変更したり、他のBIOS設定を行ったりすることができます。

ブートオプションの管理が終了したら、必要に応じて「再起動」ボタンをクリックしてコンピューターをすぐに再起動することができます。ただし、コンピューターをすぐに再起動したくない場合は、「キャンセル」ボタンをクリックするか、マネージャーウィンドウを閉じるだけで構いません。

再起動

まとめ

Windows 11/10でBIOSの5つの開き方を紹介しました。AOMEI Partition Assistantを使うと、Windows 11/10/8/7のBIOS設定を効果的に管理することができます。この強力なツールは、ディスクの拡張やパーティション管理、OS移行、ディスククローンによるディスクのアップグレードなどにも活用できます。Windows Serverユーザー向けには、Server版も提供されています

ひとみ
ひとみ・編集者
ひとみは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などの記事もたくさん持っています。分かりやすく、手順が追いやすい文章を心がけ、ユーザーがトラブルをスムーズに解決できるように工夫しています。専門用語を適切に解説し、異なる知識レベルの読者にも理解しやすい文章を心がけています。信頼性の高い情報を見極め、最新のトレンドやテクノロジー動向にも常に注意を払っています。