AOMEI Partition Assistant
解決済み：選択されたディスクはGPTのパーティションの形式ではありません
「このディスクにWindowsをインストールすることはできません。選択されたディスクはGPTのパーティションの形式ではありません。」というエラーに遭遇したことはありませんか？この記事では、データを守りながら、この一般的なエラーを修正する方法をステップバイステップで解説します。
投稿者：カオル／更新日：2024年07月10日
前書き
新しく購入したコンピューターにWindows 10をインストールしようとしているのですが、問題が発生します。「このディスクにWindowsをインストールすることはできません。選択されたディスクはGPTのパーティションの形式ではありません。」というエラーが表示されます。もう一度立ち上げても同じ結果になります。何が原因なのでしょうか？
- Yahooからの質問
エラーメッセージが表示される原因
原因を特定するためには、GPTパーティションの形式について基本的な理解をしておくことが重要です。
ディスクのスタイルは、パーティション方式（MBR＆GPT）によって決まります。ディスクがMBR形式で初期化されると、それはMBRディスクになります。ディスクがGPT形式で初期化されると、それはGPTディスクになります。
GPTとは、グローバル一意識別子パーティションテーブルの略語であり、UEFIに関連した新しいパーティションスタイルです。GPTはUEFIで起動する必要があります。
MBRとは、マスターブートレコードの略語であり、古くて一般的に使用されているパーティションスタイルです。MBRはBIOSで起動する必要があります。
👍関連知識：MBRディスクとGPTディスクの詳しい違いは何ですか？
ディスクのスタイルにより、ディスク上のパーティションを管理するスキームが異なります。2つのパーティションスキームの違いは、情報化時代の急速な発展によって引き起こされます。
Windowsをインストールまたはアップグレードする際に、「このディスクにWindowsをインストールすることはできません。選択されたディスクはGPTのパーティションの形式ではありません。」というエラーメッセージが表示されることがあります。この問題は、パーティションスタイルとブートモードの不一致が原因です。
このエラーが表示された場合、ブートモードはBIOSです。そのため、GPTディスクをMBRに変換することで問題を解決できます。
解決策：GPTディスクをMBRに変換する
解決策1：Windows内蔵のDiskpartでGPTディスクをMBRに変換する
ステップ 1. WindowsインストールディスクまたはUSBインストールドライブでコンピュータを起動します。プロセスが「どこにWindowsをインストールしますか？」ページに移動したら、「F10 + Shift」を押してコマンドプロンプトを開きます。
ステップ 2. コマンドプロンプトで「diskpart」と入力し、次のコマンドを順番に入力します。
- list disk（PCのすべてのディスクが一覧表示されます。）
- select disk n（ここで、nはWindowsをインストールするディスクの番号です。）
- clean（すべてのパーティションを削除します。）
- select disk n（ここで、nはWindowsをインストールするディスクの番号です。）
- convert mbr（MBRに変換します。）
- exit（を終了します。）
これで成功です。しかし、「diskpart」コマンドでの操作は取り消せないため、操作中に大きな損害を引き起こす可能性があります。入力の時は間違いないように気お付けてください。
DiskPartコマンドのもっと詳しい情報はこちらの記事へ：DiskPartコマンドを使用する方法
解決策2：サードパーティ製のディスクマネージャでGPTディスクをMBRに変換する
AOMEI Partition Assistantは、GPTをMBRに変換する強力なMBR＆GPTコンバータであり、既存のデータを削除することなく変換できます。通常、変換を完了するには既存のWindowsを起動する必要があります。
ステップ 1. 別のPCにAOMEI Partition Assistantをインストールして開き、メインインターフェイスで、上部のウィザードバーにある「ツール」をクリックして、「ブータブルCD／USBを作成」を選択し、「次へ」をクリックして操作を確認します。
ステップ 2. 「USBブートデバイス」を選択し、USBフラッシュドライブを選択します。または、CD／DVDを使用している場合は、「CD／DVDドライブ」を選択し、「続行」をクリックします。
ステップ 3. ペンドライブがフォーマットされ、その上のすべてのデータが失われることが通知されます。必要なものをすべてバックアップしていることを確認し、「はい」をクリックします。
ステップ 4. 「はい」をクリックし、ブータブルUSBの作成が開始します。数分がかかるので、プロセスが完了するのをお待ちください。その後、Windowsがインストールされたコンピュータを起動し、ディスクをMBRに変換することができます。
ステップ 5. BIOSから起動順位を変更します。起動可能なUSB／CDをコンピューターに挿入し、BIOSに入り、起動デバイスとして設定します。BIOSユーティリティの指示に従って、やってみてください。
📍よくわからない場合は、こちらの記事を参考してください：起動ディスクを変更する方法
ステップ 6. USBからPCを起動すると、AOMEI Partition Assistantのメインインターフェイスが表示されます。システムディスクを右クリックし、「MBRディスクに変換」を選択します。
ステップ 7. 操作を確認し、「はい」をクリックしてください。
ステップ 8. メインインターフェイスに戻り、「適用」をクリックします。
変換が完了したら、USBを取り外し、Windowsをインストールしてみてください。
まとめ
今、「このディスクにWindowsをインストールすることはできません。選択されたディスクはGPTのパーティションの形式ではありません。」という問題を解決する方法を知りました。AOMEI Partition Assistantは間違いなく最強の選択です。このソフトはMBRとGPTの間の変換できるだけでなく、プライマリパーティションを論理ドライブに変更したり、FAT32をNTFSに変換したり、OSをSDDに移行したりすることもできます。Windows Serverユーザーであれば、Server版を使用することができます。
