UEFIブート可能なUSBを作成する方法

信頼できるUEFIブート可能なUSBが必要な場合は、この記事でいくつかのアイデアが提供され、詳細なガイドでUEFIブート可能なUSBの作成方法を学ぶことができます。

投稿者 @ひとみ 2024年04月30日 @ひとみ 最後の更新 2023年12月19日

UEFIブートモードについて

UEFI（Unified Extensible Firmware Interface）は、最新PC用の標準ファームウェアインターフェイスです。それはコンピューターの機械のファームウェアとオペレーティングシステムの間に仲介者として機能します。UEFIブートモードはコンピューターがハードウェアコンポーネントを初期化してディスクにインストールされたオペレーティングシステムを起動するのを可能にします。

UEFIはBIOSと比べると様々な点において進歩していますが、UEFIはBIOSよりも設定画面を自由に作れます。BIOS設定画面では、ハードウェア情報や設定項目が古臭い形で並び、キーボードでのみ操作可能でした。UEFIモードは、BIOSモードの多くの制限を取り除いており、HDD容量、ブート手順、パーティションの数、セキュリティなどの制約を減少させています。

UEFIブート可能なUSBの作成

お使いのPCがUEFIをサポートしている場合、この新しいモードがもたらすすべての利便性を享受することができます。

UEFI：すべてのデバイスがサポートしているわけではありません。コンピューターがUEFIをサポートしているかどうかはインターネットで確認できます。

ただし、いくつかのトラブルやPCの問題が避けられないかもしれません。コンピューターに何か問題が発生した場合に通常通りに起動できない場合は、UEFIブート可能なUSBを作成する必要があるかもしれません。

次は、Windows PC管理のためにUEFIブート可能なUSBを作成する2つの方法をご紹介します。

▶CMDを使用する

１つの方法は、CMDを使ってWindows 10のためのUEFIブート可能なUSBを作成する方法です。

★準備：
少なくとも8GBのUSB（USBドライブ上のすべてのデータは消去されますので、まずファイルをバックアップします。）
Windows用のインストールCD／DVD（メディア）

ステップ 1. USBドライブをコンピューターに接続します。「Windows+R」を押して、プログラム実行ボックスを出したら「cmd」を入力して、それから「Ctrl+Shift+Enter」を押してコマンドプロンプトを管理者として実行します。

ステップ 2. 「diskpart」と入力して「Enter」キーを押します。

ステップ 3. DiskPartユーティリティを起動したら、次のコマンドを順番に入力し、「Enter」キーを押します。すると、起動可能なUSBドライブを作成できます。

list disk
select disk *（*はUSBドライブを指します。）
clean（USBドライブを消去して、未割り当ておよび未初期化の状態にします。）
create partition primary
active（作成されたUSBパーティションをアクティブにします。）
format fs=ntfs quick
assign（USBドライブのドライブ文字を自動的に割り当てます。）
exit（diskpartユーティリティを閉じて、cmd.exeのままにします。）

ステップ 4. Windows 10用のインストールCD／DVDをPCに挿入し、ファイルエクスプローラーを開いて、Windows CD／DVDドライブとUSBドライブのドライブ文字を特定します。

ステップ 5. 以下のコマンドを実行して、Windows 10 ISOファイルのブートフォルダに移動します。

·g:（gはファイルエクスプローラーに表示されるインストールされたCD／DVDドライブ文字です。）
·cd boot

ステップ 6. 次のコマンドを実行し、処理が完了するのを待ちます。

·bootsect /nt60 N:
·xcopy G:*.* N:\ /E /F /H（GをDVDのドライブ文字、NをUSBドライブのドライブ文字に置き換えます。）

タスクが終了したら、正常に起動できない場合は作成したUEFIブート可能なUSBから起動して、新規インストールを行うか、「コンピューターを修復する」を使用して問題を修正することができます。

▶AOMEI Partition Assistant Professionalを使用する

CMDでは、ユーザーは複雑なコマンドを入力する必要があります。また、「コンピューターを修復する」に入った後は、問題を解決するためにさらにコマンドを入力する必要があるかもしれません。これらはCMDに詳しくないユーザーにとってはあまりフレンドリーではありません。

したがって、もっと簡単にUEFIブート可能なUSBを作成するために、AOMEI Partition Assistant Professionalを使用することをお勧めします。これは強力なWindows PCディスクおよびパーティションマネージャーで、Windows 11／10／8／8.1／7／XPをサポートしています。ユーザーはこれを使用してUEFIブート可能なUSBを作成し、PCを作成したUSBからブートして問題を修正することができます。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ快適
注：デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。
✎注意：
このプロセスはUSBドライブ上のすべてのデータが消去されますので、重要なデータをバックアップしてください。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロードし、インストールし、起動します。「ツール」⇒「ブータブルCD／USBを作成」をクリックします。実行する操作を確認してから、「次へ」をクリックします。

ステップ 2. このページで、「USBブートデバイス」を選択し、USBドライブを選択します。その後、「進行」をクリックします。

ステップ 3. プロセスが完了したら、「完了」をクリックします。

UEFIブート可能なUSBを作成した後、このUSBから起動してコンピューターを修復することができます。

これで例をお示しします。例えば、「Operating System Not Found」、「Missing Operating System」、 「No Bootable Device found」、および「Invalid Partition Table」といったエラーは、破損したMBRが原因で発生する可能性があります。このような状況では、PCは正常に起動できなくなりますが、UEFIブート可能なUSBを使用してこの問題を修正することができます。

ステップ 1. この作成したUSBをPCに挿入し、起動し、BIOSに入り、このUSBから起動します。そうすると、ディスクマネージャーAOMEI Partition Assistant Professionalのインターフェースが表示されます。メインコンソールで、修正する必要のあるディスクを右クリックし、「MBRを再構築」を選択します。

ステップ 2. お使いのOSに適したMBRの種類を選び、「はい」をクリックします。

ステップ 3. 「適用」→「続行」をクリックして保留中の操作をコミットします。

その後、タスクが完了するのを待ちます。その後、USBを取り外してPCを起動できます。

注意：ポータブルなUSBドライブを作成したい場合は、「WIndows to Go Creator」の機能を選択してください。また、このツールにはディスクの健全状態を監視するための「不良セクタをチェック」と「ディスク速度測定」の機能もあります。

まとめ

UEFIブート可能なUSBを作成するのは、PCが正常に起動できない場合に非常に役立ちます。AOMEI Partition Assistantを使って作成したUSBを使用することで、「MBR／GPTを変換」「ディスクのクローン」など、多くの操作を実行することができます。それに、Cドライブに空き領域を割り当てたり、アプリ引越したりすることもできます。