ハードディスクの使用済みスペースのみを別のSSD/HDDにクローンする方法

データを迅速に移行するために、一部のユーザーは、ハードディスクやSDカードの使用済みスペースのみを別のディスクにクローンしたいと考えています。この投稿では、使用済みスペースとデータを別のHDDまたはSSDにクローンする方法について説明します。

Asher

投稿者:Asher/更新日:2024年12月03日

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2TBの使用済みスペースだけを500GBのHDDにクローンする

 

システムに新しい500GBのSamsung SSD 850 EVOをインストールしました。そして、パフォーマンスを向上させるために、古いハードディスクの使用済みスペースをクローンしたいと考えています。SSDをブートディスクとして使用するつもりです。何か簡単な方法はありますか?ありがとうございます!

- Tenforums.comからの質問

なぜ使用済みスペースだけをクローンする必要があるか?

ハードディスクをSSDや大容量HDDにアップグレードする時、或いは重要なデータをバックアップする時、元のディスクにあるデータをSSDやHDDにクローンすると、システム、ソフトウェアの再インストールや大量のデータの移動の手間を省くことができます。

ハードディスクには、使用済みスペースと未使用スペースがあります。ハードディスク全体をセクターごとにクローンするのは、間違いなく非常に時間がかかります。特に、ディスクをより小さいSSDにクローンする場合、パーティションサイズを縮小しない限り、使用済みスペースと未使用スペースの両方を同時にクローンすることはできません。したがって、多くのユーザーは、使用済みスペースのみをHDDやSSDにクローンする簡単な方法を探しています。

使用済みスペースだけをクローンする無料のクローンソフト

前述のように、使用済みスペースだけをクローンすることは、多くの時間と労力を節約できます。市場には非常に多くのディスククローンソフトがありますが、どれが一番いいのでしょうか?AOMEI Partition Assistant Standardは、最も信頼性の高いクローン作成ツールの1つであり、「ディスクの高速クローン」というオプションを提供し、使用済みスペースのみをクローンすることができます。HDD、SSD、SDカードなどのさまざまなストレージデバイスへのデータのコピーをサポートします。このクローン作成ソフトウェアは、次の点で優れたパフォーマンスを発揮し、さまざまなクローン作成のニーズを満たすことができます。

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安全かつ高速

大容量ディスクから小容量ディスクへのクローン作成ほとんどのSSDがHDDよりも小さいことを考慮して、AOMEI Partition Assistantは、ターゲットディスクがクローンデータを含むことができる限り、より小さいディスクにクローンすることをサポートします。

●ターゲットディスクから正常の起動:クローン作業を完了したとき、ターゲットディスクに完全なオペレーティングシステムが含まれていれば、PCを正常に起動できます。

✍注意:システムディスクのクローンを作成する場合、Professional版にアップグレードしてください。

HDD/SSDの使用済みスペースのみをクローンする方法は?

この素晴らしいソフトはどのように動作しますか?以下の詳細なステップに従うとよいでしょう。ただし、最初にドライブをPCに接続し、ソフトをインストールしてください。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。「クローン」メインタブをクリックし、「ディスクをクローン」を選択します。

ディスクをクローン

ステップ 2. ソースディスクとしてクローンする必要のあるハードディスクを選択して、「次へ」をクリックします。

ソースディスク

ステップ 3. ターゲットディスクを選択し、「次へ」をクリックします。

ターゲットディスク

ステップ 4. 確認画面に移動して、クローン元のディスクとクローン先のディスクを確認します。問題なければ「確認」ボタンをクリックして、続行します。

「セクタ単位のクローン」にチェックを入れることができます:
チェックを入れる場合、「セクタ単位のクローン」を実行します。使用済みセクタと未使用セクタをすべてクローンするため、より長い時間がかかります。ターゲットディスクのサイズはソースディスクのサイズに等しいかそれより大きくなければなりません(ソースディスクはMBR形式の場合、ターゲットディスクもMBR形式になっています)。
チェックを入れない場合、「ディスクの高速クローン」を実行します。ソースディスク上の使用済み領域だけをクローンするため、大容量のソースディスクを小容量のターゲットディスクにクローンすることができます(ターゲットディスクの空き容量はソースディスクの使用済み容量より大きいか等しい必要があります)。クローン中にターゲットディスク上の各パーティションのサイズを調整することができます。
「設定」をクリックして、ターゲットディスク上のパーティションを編集することができます:
パーティションのサイズを変更せずにクローン:ソースパーティションのサイズを維持します。
コピー先に合わせる:ターゲットディスク全体に合わせてパーティションのサイズを自動的に調整します。
手動で編集する:ターゲットディスク上のパーティションのサイズを手動で調整します。

確認

ステップ 5. ツールバーの「適用」をクリックし、「続行」をクリックます。

適用

まとめ

ご覧のとおり、AOMEI Partition Assistantは、ハードドライブの使用済みスペースのみをWindowsのHDD/SSDにクローンできる便利なツールです。プロセスが完了したら、PCをシャットダウンし、元のディスクを新しいディスクと交換します。古いハードドライブが不要になった場合は、データのセキュリティを考慮し、クローン後にデータをごみ箱にドラッグして削除する代わりに、古いハードドライブを消去することを強くお勧めします。

さらに、AOMEI Partition Assistantは一流のディスクマネージャーでもあります。Professional版では、パーティションの分割、SSDパーティションの調整、空き領域の割り当てなど、Standard版にはないさまざまな機能を使用してディスクをよりよく管理できます。

もし、この記事が役立つなら、友達や家族と共有しましょう!また、何か質問や提案がある場合は、以下のコメント欄に入力するか、または[email protected]までご連絡ください。よろしくお願いします。

Asher
Asher・編集者
Asherは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能(例えば、ディスクとパーティション管理、ディスクのクローン、バックアップ&復元、同期など)について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。