GPartedでパーティションをコピー/クローンする方法｜無料の代替ソフト付き

GPartedについて

Wikipediaによると、GPartedはGNOME Partition Editorの略称です。公式のGNOMEパーティション編集アプリケーションです。ディスクデバイス上のパーティションの構成を変更できながら、パーティションの内容を変更できます。GParted Liveを含むメディアから起動することにより、Linux、Windows、Mac OSXオペレーティングシステムを搭載したx86およびx86-64ベースのコンピュータで動作させることができます。

無料のGPartedアプリケーションを使用すると、ディスクパーティションとそのファイルシステムを作成、削除、サイズ変更、移動、チェック、およびコピーできます。これらの機能は、新しいオペレーティングシステム用の領域を作成したり、ディスク使用状況を再編成したり、ハードディスク上のデータをコピーしたり、そしてあるパーティションを別のパーティション（ディスクイメージング）にミラーリングしたりするのに役立ちます。また、GPartedのすべての機能を使用するには、最低320MBのRAMが必要です。

GPartedは、コピー&ペーストのマウスジェスチャーを使用して複製できます。ディスク全体のクローンを作成することはできません。一度に1つのパーティションのみをクローンできます。GPartedでクローン操作を実行するときは、コピー元のファイルシステムが使用中であってはなりません。GPartedはファイルシステムレベルでパーティションをクローンするため、コピー元のファイルシステムがコピー先のサイズを超えない限り、同じコピー元から異なるサイズのコピー先にクローンできます。

GPartedでパーティションをコピー/クローンする方法

上記の紹介から、GPartedがパーティションのコピー/クローンを作成できることは簡単にわかります。では、GPartedでパーティションを別のドライブにコピー/クローンする方法を見てみましょう。

ステップ 1. GPartedのISOファイルをダウンロードし、CDに書き込みます。

ステップ 2. GParted Live CDをコンピュータのCDドライブに入れます。起動順序を変更してCDからWindowsコンピュータを起動します。

ステップ 3. GPartedを起動したら、下の画面が表示されます。デフォルトでGParted Liveに設定されているはずです。「GParted Live (Default settings)」が選択されているのを確認し、「Enter」キーを押します。

ステップ 4. 次に、「Configuring console - data」画面が表示されます。デフォルトでは「Don't touch keymap」を選択するだけです。

ステップ 5. 次に、デフォルトの言語、モード、およびその他の設定を選択し、Enterキーを押します。

ステップ 6. それから、GPartedのウィンドウが開かれます。そして、クローンしたいパーティションを右クリックして、ドロップダウン・メニューから「コピー」ボタンを選択します。

ステップ 7. ここで、2番目のディスクにある未割り当て領域の一部を選択します。それを右クリックして、「貼り付け」ボタンを選択します。

ステップ 8. 貼り付けボタンをクリックすると、新しいウィンドウが表示され、未割り当て領域をどれだけ使用するかを決定する必要があります。それでも十分でない場合は、パーティションのサイズを変更してスペースを増やすこともできます。

ステップ 9. すべての作業が終わったら、「貼り付け」ボタンをクリックします。それから、「適用」をクリックして、パーティションがSSD或いはHDDにクローンされます。

GPartedでパーティションをコピー/コピーできない？

GPartedはパーティションを別のハードディスクにコピーすることができると主張していますが、特にパーティションを小さいディスクにクローンする場合に失敗することがあります。以下は実際のユーザーケースです。

「2つのパーティション（パーティション1のサイズは900GB、パーティション2のサイズは約14GB）を新しいディスクにクローンしようとしています。小さい方のパーティションの内容を古いディスクから新しいディスクにコピーすることができます。両者のパーティションの大きさは似ていますが、何回試しても、900GBのパーティションを古いドライブから新しい500GBのパーティションにコピーすることはできません。「貼り付け」機能はグレー表示されており、これを行うことはできません。何かアイディアがあれば教えてください。」

GPartedはパーティションをより小さなディスクにコピーできない問題を解決するための最も効率的で直接的な解決策は、おそらくコピー元のパーティションのサイズを縮小してコピー先のパーティションサイズに合わせることです。この問題に加えて、一部のユーザーは、GParted Live CDから起動できないという報告もあります。

無料のGParted代替ソフトでパーティションを簡単にコピー/クローンする

GPartedでパーティションのコピー/クローンを作成には多くの手順が必要であり、うまくいかないことがあるため、多くのユーザーは（Windows）パーティションをより簡単かつ効率的にSSD/HDDにクローンできるGPartedの代替手段を探しています。ここで、我々はAOMEI Partition Assistantを強くお勧めします。

この無料なパーティションマネージャーは、Windows 11/10/8/7とWindows XP/Vistaのすべてのバージョンでパーティションをより小さいディスクにクローンすることができます。GPartedと比べると、Windowsを正常に起動できる限り、ブータブルCDを作成してWinPE環境でパーティションのクローン作成を実行する必要はありません。したがって、クローニング手順はもっと簡単です。だから、クローンの手順がもっと簡単です。さらに、このソフトは二つの異なるパーティションクローン方法を提供します。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロード、インストール、実行します。クローンしたいパーティションを右クリックして「パーティションをクローン」をクリックします。

ステップ 2. ここでは、未割り当て領域をクローン作成先のパーティションとして（クローンを保存する場所）選択して「次へ」をクリックします。

ステップ 3. 次に、確認画面に移動してソースパーティションとターゲットパーティションを確認します。問題なければ「確認」ボタンをクリックして続行します。

ステップ 4. 操作実行結果が表示されるので、確認して問題なければ「適用」⇒「続行」をクリックします。保留中の操作（パーティションクローン作成）が始まります。

ほら！Windows 11/10が動作している時に、5つの簡単なステップでパーティションを正常にクローンできました。

最後

この記事では、GPartedでパーティションをコピー/クローンする方法を説明するだけでなく、GPartedがパーティションのコピーに失敗した場合に、パーティション（ブートパーティション）を簡単にクローンするための無料の代替手段も提供します。GPartedに慣れていない場合、AOMEI Partition Assistantは素晴らしい選択です。

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