Windows 11/10でディスクパーティションが認識されない解決策

ディスクパーティションがWindows 11、10で認識されないか、表示されない場合はどうすればよいですか?心配しないでください。この記事では、3つの状況に対する違う実用的な解決策をいくつか紹介します。

ひとみ

投稿者:ひとみ/更新日:2023年08月21日

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ディスクパーティションに関する情報

Windows 11は、2021年10月5日に公開されたマイクロソフトの最新のオペレーティングシステムです。現在、世界中の何百万人ものユーザーがWindows 11をダウンロードまたはインストールしています。この新しいオペレーティングシステムには、Auto HDRやMacのようなインターフェースなど、驚くべき新機能が数多くあります。

しかし、Windows 11を使用していると、エラーに遭遇することがあります。そのうち最悪の一つは、時々ディスクパーティションがWindows 11に認識されないことです。パーティションをクリックすると、何かが間違っているというメッセージが表示されることがあります。また、パーティションがどこかに消えてしまったこともあります。

次に、Windows 11、10、8、7でディスクパーティションが認識されないまたは表示されない場合のいくつかの解決策を共有します。

選択したパーティションはWindowsによって作成されない場合

ユーザーが作成したパーティションがWindows 11に認識されないという問題に遭遇することがあります。ディスクの管理でパーティションが表示されないを処理しようとすると、「ボリュームの削除」以外の選択肢はありません。そして、パーティションを削除すると、「このパーティションにはPCの製造元からの重要なファイルが含まれている可能性があります。このパーティション削除すると、保管されている全てのデータが失われます。」というメッセージが表示されます。

メッセージ

この問題を修正する前に、まず原因を示します。以下は可能な原因です:

ハードディスクは、2TB以上の容量を持つMBRディスクです。(MBRは2TB未満のパーティションの作成しかサポートしていません。)そのため、ディスク上の余分なスペースはディスクの管理で未割り当てとして認識されます。
ディスクがMBRに変換されます。
MBRディスクが容量不足です。

MBRとGPTの違いにより、Windows 11/10でハードディスクパーティションが表示されない場合、MBRをGPTに変換します。

▶解決策1.DiskpartでMBRからGPTに変換する

ディスクの管理が正常に動作しない場合、Windows標準ツールであるDiskpartでMBRをGPTに変換することができます。

ステップ 1. 「スタート」をクリックし、検索ボックスに「DiskPart」と入力し、「Enter」を押してDiskpartを実行します。

ステップ 2. 以下のコマンドを入力し、各回「Enter」を押します。

・list disk

・select disk n(nは変換したいディスクの番号です。)

・clean(選択したディスク上のすべてのパーティションを削除します。)

・convert gpt

gptを変換する

▶解決策2.AOMEI Partition Assistant ProfessionalでMBRからGPTに変換する

上記からわかるように、「認識できない」というエラーが発生したのはMBRパーティションテーブルのしわざです。Diskpartを使用してこのエラーを修復することができます。

ただし、MBRとGPTの変換を行う場合、ハードディスク上のすべてのパーティションを削除する必要があります。データ損失を回避するには、より安全な変換方法を見つける必要があります。

今回は、多機能で効率的なディスク管理マネージャーであるAOMEI Partition Assistant Professionalをおすすめします。このソフトは、データ損失なしのMBR/GPTディスクへの変換(データ損失なし)、プライマリーパーティションから論理ドライブへの変換、空き領域の割り当てなど、さまざまな操作を実行することができます。

AOMEI Partition Assistant Professionalを使えば、MBRからGPTに変換するのは簡単です。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ快適
注:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

ステップ 1. AOMEI PA Proをインストールし、起動します。そして、変換したいMBRディスクを右クリックして「GPTディスクに変換」を選択します。

GPTディスクに変換

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、「はい」をクリックして続行します。

はい

ステップ 3. 「適用」をクリックして操作を実行します。すると、ディスクはGPTパーティションスタイルに変更されます。

適用

わずか数秒で、MBR/GPTの変換が完了します。

Windowsアップグレード後にパーティションが表示されない場合

Windows 10からWindows 11にアップグレードすると、なぜパーティションが表示されません?以下は可能な原因です。

パーティションが紛失または削除された
システムファイルが破損した
外付けハードディスクをPCに取り付けた後のドライバーの問題
ウイルスの攻撃

以下はディスクの管理でパーティションが表示されない問題について、5つの解決策を紹介します。

✦解決策1.未割り当て領域にパーティションを作成する

もしパーティションの一つがなくなり、未割り当て領域になっている場合でも心配しないでください。なぜなら、未割り当て領域から新しいパーティションを作成することは難しくないからです。ここでは、パーティションに重要なファイルがない場合、Windows標準のディスクの管理を使用して簡単に行うことができます。

ステップ 1. デスクトップ上で「PC」を右クリックし、「管理」を選択します。

ステップ 2. 「記憶域」タブの下で、「ディスクの管理」を選択します。

ステップ 3. 未割り当て領域を右クリックし、「新しいシンプルボリューム」を選択します。

新しいシンプルボリューム

ステップ 4. サイズ設定、ドライブ文字の割り当て、パーティションのフォーマットなど、いくつかの設定を案内する新しいシンプルボリュームウィザードに従ってください。

✦解決策2.パーティション復元ツールを使用する

パーティションを再作成するだけでなく、ディスクパーティションがない場合には別のより簡単な解決策があります。AOMEI Partition Assistant Professionalを使って簡単かつ安全にパーティションを回復することができます。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを実行して、ツールバーの「復元」をクリックし、ドロップダウンメニューから「パーティションを復元」を選択します。

パーティションを復元

ステップ 2. 誤って削除したまたは失ったパーティションが存在しているディスクを選択してください。そして、「次へ」をクリックして継続します(ここではディスク1を例とする)。

対象でディスクを選ぶ

ステップ 3. スキャン方法を選択します。今回は「高速スキャン」をおすすめします。 それでも、この方法で失われたパーティションを回復できない場合は、「完全スキャン」を試してください。

高速スキャン:これはすぐに削除されたまたは失われたパーティションを見つけるために、選択したディスク上の各パーティションの最初のセクタをスキャンします。(推奨)
完全スキャン:選択したディスク上の各パーティションのすべてのセクターをスキャンします。そのため、これはより多くの時間がかかります。高速スキャンが失敗したときにこの方法を選択してください。

高速スキャン

ステップ 4. 削除された/失われたパーティションを見つけると、それらは、リストボックスに表示されます。復元したいパーティションを選択して「続行」をクリックします。

続行

ステップ 5. その後、「PCコンピューター」でこれらのファイルを見ることができます。

✦解決策3.損傷したシステムファイルを修復する

パーティションが破損したシステムファイルのために認識されない場合、それらをチェックして修復することができます。CMDでは、sfc/scannowコマンドを使用してシステムファイルを修復できます。

ステップ 1. 「スタート」をクリックし、「cmd」と入力し、「管理者として実行」を選択します。

管理者として実行

ステップ 2. コマンドプロンプトウィンドウに「sfc/scannow」と入力し、「Enter」を押してシステムファイルのスキャンとチェックを行います。

sfc実行

注意: sfc/scannowコマンドが役に立たない場合は、DISMコマンドを試してシステムファイルを修復できます。全体のプロセスが完了するまで10〜15分かかる場合がありますので、お待ちください。

✦解決策4.ハードディスクドライバーを更新/再インストールする

外付けハードディスクをコンピュータに接続した後、すべてパーティションまたは1つのパーティションが表示されなくなることがあります。この場合、もっとも信頼性の高い方法は外付けハードディスクドライバーの更新または再インストールです。

ステップ 1. スタートメニューの検索フィールドに「デバイスマネージャー」と入力します。それを起動するために「Enter」キーをクリックします。

ステップ 2. 「ディスクドライブ」を選択し、外付けハードディスク上で右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。

ドライバーの更新

ステップ 3. 次に、「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択します。

ドライバー更新

プロセスが完了するまで待ち、表示されないパーティションが見えるかどうかを再確認してください。

ハードディスクドライバーの再インストールもさらに簡単です。まず、デバイスマネージャーに移動し、問題のある外付けハードディスクを見つけ、右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。完了したら、コンピュータを再起動するとハードディスクドライバーが自動的に再インストールされます。

✦解決策5.PCをウイルススキャンする

PCに隠れたウイルスがある場合、ディスクパーティションが認識されない問題も起こる可能性があります。そのため、いくつかのウイルス対策ソフトをダウンロードして実行する必要があります。

ウイルス対策ソフト

Windows 11でGPTパーティションが認識されない場合

ディスクがGPTディスクの場合、「ディスクパーティションが認識されない」問題がまた発生することがあります。コンピュータを再起動しても、ディスクパーティションが認識されず、起動できないことがあります。以下はGPTディスクパーティションが認識されない可能な原因:

GPTディスクをブートドライブとして設定しない場合(その結果、GPTディスクはBIOSで起動ディスクとして認識されず、起動に失敗します。)
BIOSでUEFIブートモードを有効にしていない場合
コンピュータのマザーボードがUEFIブートモードをサポートできず、Legacy BIOSのみサポートしている場合

この問題に対処するために、以下で共有された方法を試してみることができます。

✌解決策1:BIOSでGPTディスクをブートドライブに設定する

もしまだBIOSでGPTディスクをブートドライブに設定していない場合は、以下の手順で行いましょう。

ステップ 1. コンピュータを再起動し、F2、F8、Delキーを押してBIOSに入ります。

ステップ 2. ブートメニューに移動し、「ブートの優先順位」のセクションを見つけます。

ステップ 3. ブート起動順序を変更し、GPTディスクを最初のブートドライブに設定します。

ブート優先順位の変更

✌解決策2:Windows 11でUEFIブートモードを有効にする

もしコンピュータがUEFIとLegacy BIOSの両方をサポートしているなら、現在Legacy BIOSモードになっている場合、GPTシステムパーティションはPCに認識されません。この場合、最適な方法はLegacyからUEFIに変更することです。以下の手順に従って行いましょう。

ステップ 1. コンピュータを再起動し、F2、F8、Delキーを押してBIOSに入ります。

ステップ 2. ブートメニューに移動し、「ブートモード」のオプションを見つけます。

ステップ 3. 現在「Legacy」と表示されている場合は、下矢印でUEFIに切り替えます。

ステップ 4. 「F10」キーを押して、すべての変更を保存してBIOSを終了します。

UEFIブートモードを有効にする

✌解決策3:GPTディスクをMBRに変換する

もしPCがハードウェアの制限によりLegacy BIOSブートモードしかサポートしていない場合、GPTシステムディスクはコンピュータに認識されません。したがって、最適な方法はGPTをMBRに変換することです。ここでは、データの損失なしでGPTをMBRに変換することができるAOMEI Partition Assistant Professionalをおすすめします。

まとめ

この記事では、Windowsでディスクパーティションが認識されない理由だけでなく、AOMEI Partition Assistant Professionalという信頼性の高いソフトでMBRディスクをGPTに変換するための数多くの解決策を学びました。

また、このツールにはServer版もあり、Windows Server 2022/2019/2016/2012(R2)/2008(R2)/2003を効率的かつ安全に管理するのに役立ちます。

ひとみ
ひとみ・編集者
ひとみは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などの記事もたくさん持っています。分かりやすく、手順が追いやすい文章を心がけ、ユーザーがトラブルをスムーズに解決できるように工夫しています。専門用語を適切に解説し、異なる知識レベルの読者にも理解しやすい文章を心がけています。信頼性の高い情報を見極め、最新のトレンドやテクノロジー動向にも常に注意を払っています。