この記事では、外付けHDDがWindows 10/11のファイルエクスプローラまたはディスクの管理に表示されないか、マイコンピュータで認識しないという問題の解決方法を紹介します。
外付けハードディスクはポータブルハードディスクとも呼ばれ、大容量なので常にデータの保存やバックアップ用に使われます。通常、外付けハードディスクまたはセカンドハードディスクは、コンピュータに接続した後に自動的に表示されます。ただし、外付けHDDがWindows 10ファイルエクスプローラまたはマイコンピュータに表示されない場合もあります。こういう時は「ディスクの管理」を開き、その外付けHDDが「ディスクの管理」に表示されないかどうか確認します。
Windowsキー+Rキーを合わせて押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開きます。「diskmgmt.msc」と入力し、Enterキーを押すと、Windows 10の「ディスクの管理」が表示されます。お使いの外付けHDDがファイルエクスプローラに表示されていないのに、「ディスクの管理」に表示されているならば、次の方法を試してみましょう。
Windows 10で外付けHDDのドライブ文字が表示されないと、その外付けHDDがファイルエクスプローラに表示されないのです。この場合、HDDにドライブ文字を割り当てる必要があります。では、ドライブ文字が表示されないパーティションを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選びます。「追加」をクリックしドライブ文字を選び「OK」をクリックして、ドライブ文字を設定します。その後、その外付けHDDがファイルエクスプローラに表示されるようになります。
外付けHDDが初期化されておらず、未割り当て領域として表示されたり、ディスク容量が表示されなかったりすると、次のステップに従い、外付けHDDの初期化を行います。
手順 1. 初期化するその外付けHDDを右クリックします。
手順 2. 「ディスクの初期化」を選択し、ディスクのパーティションスタイルをMBRまたはGPTに設定します。
手順 3. また、その外付けHDDを右クリックし、「新しいシンプルボリューム」を選びます。
MBR(マスターブートレコードと読みます)はハードディスクには不可欠なものであり、ウイルス攻撃や不適切な操作のようなことによって壊れてしまった場合は、その外付けハードディスクは「ディスクの管理」で不明と未初期化の状態と表示されることがあります。こういう場合、信頼性高いソフトウェアを使ってMBRを再構築(修復)することができます。ここではディスクパーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistant Professionalをお勧めします。操作しやすいですし、そのデモ版をまずダウンロードして試しましょう。
AOMEI Partition Assistantをお使いのパソコンにインストール、起動します。次の手順通りに外付けHDDのMBRを再構築(修復)します~
ステップ 1. 初期化されていないディスクを右クリックし、「MBRを再構築」を選択します。
ステップ 2. OSに基づいてMBRのタイプを設定し、「はい」をクリックします。
ステップ 3. 「適用」をクリックし、この操作を実行します。
外付けHDDがWindows10で認識しないファイルシステムでフォーマットされていると、ファイルエクスプローラで正しく表示されません。このような場合、外付けハードディスクをWindowsシステムと互換性のあるファイルシステムでフォーマットする必要があります。
AOMEI Partition Assistant Professionalは、サムスンやWD製外付けHDDなどのディスクをNTFSまたはFAT32でフォーマットすることができます。パーティションサイズには制限はありません。詳細は次のとおりです:
ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Professionalを実行します。フォーマットしたい外付けHDDのパーティションを右クリックし、「パーティションをフォーマット」を選択します。
ステップ 2. Windowsシステムと互換性のあるファイルシステムを1つ選択し、「はい」をクリックします。
ステップ 3. 保留中の操作を確認し、「適用」をクリックして実行します。
Windows 10で外付けHDD(外付けハードディスク)が認識しないし、「ディスクの管理」に表示されないなら、USBポートやWindowsドライバなどに問題があるかもしれません。外付けHDDがWindows 10の「ディスクの管理」に表示されないという問題を解決するには、次の操作を実行しなければなりません。
Windows 10で外付けHDDが「ディスクの管理」に一覧表示されない場合、デバイスマネージャーを使用してドライバに問題があるかを確認します。
手順 1. Windowsキー+Rキーを合わせて押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスが開き、「devmgmt.msc」と入力しEnterキーを押して、デバイスマネージャーを開きます。
手順 2. 「ディスクドライブ」をクリックします。外付けハードディスクに黄色の感嘆符(!)が表示される場合は、その上に問題が出ます。
手順 3. 問題のあるドライブを右クリックし、「プロパティ」を選びます。こんなエラーを修正するには、「ドライバー」下の「ドライバーの更新」をクリックし、更新されたドライバをインストールします。
手順 4. または、「削除」をクリックしてドライバをアンインストールし、コンピュータを再起動します。再起動後、ドライバは自動的に再インストールされ、再設定されます。
BIOSで外付けハードディスクが見つからないのは、インターフェイスが無効になるかもしれません。だから、BIOSに入ってUSBデバイスを有効にし、コンピュータを再起動し、この問題を解決します。
それでもBIOSでドライブが見えないならば、USBポートの状態を確認してください。この外付けハードディスクを取り外して別のUSBポートに差し込んで、動作するかどうか確認します。USBハブ経由でドライブを接続できたら、コンピュータ本体に接続してください。
その後、外付けHDDが「ディスクの管理」に表示され、マイコンピュータに表示されないと、状況1の方法を試してみましょう~
上記の操作を行っても、外付けHDDがWindows 10「ディスクの管理」に表示されないことが解決されない場合は、プロなディスク診断ソフトを利用して、この外付けハードディスクを交換する必要があるかを確認します。
AOMEI Partition Assistant Professionalは外付けハードディスクを診断することもできます。詳細は次のとおりです:
ステップ 1. ハードディスクを右クリックし、「ディスク健康状態」を選択して、ディスクの詳細なS.M.A.R.T.情報を表示できます。
ステップ 2. ディスクの健康状態を「正常」「注意」「異常」の3つの段階で表示しています。
ステップ 3. 「もっと見える」をクリックすると、特定のS.M.A.R.T.値を表示できます。赤い文字は、その項目の値がしきい値以上であることを示します。
ディスクがS.M.A.R.T.に対応していないか、仮想ディスクである場合、ディスクの健康状態を取得できません。この場合、AOMEI Partition Assistantで不良セクタをチェックして、ディスクに問題があるかどうかを確認することをお勧めします。
ここまで、Windows 10/11で外付けHDDを認識しないか、外付けHDDがマイコンピュータ/ディスクの管理/エクスプローラに表示されないという問題を解決する方法を紹介しました。合わせて2つの状況、七つの方法です。
読者様は自分の詳細な状況に応じてその対処法を選んでよろしいと思います。ご参考になれば、幸いです。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールは:support@aomeitech.com。ここまでありがとうございました。
最後!問題を解決しておめでとうございますヽ(〃'▽'〃)ノ☆!