Windows 11/10でChromeをSSDに移動する方法

SSDにChromeをインストールすると、Webページを開く速度がある程度向上します。ChromeをSSDに移動する方法をご存知ですか?この記事では、Google Chromeを別のドライブに移動するための強力なアプリ転送ツールを紹介します。

ひとみ

投稿者:ひとみ/更新日:2024年06月11日

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事例:Google ChromeをSSDに移すには?

「私は500GBのサムスン850 EVO SSDをコンピュータに追加し、ゲームのパフォーマンスを向上させるためにSteamをクリーンインストールしました。そこで質問ですが、SSDがブラウザの速度を向上させることはできるのでしょうか?特にChromeをSSDに移行すれば、読み込み時間が短縮されると期待しています。この考えは正しいでしょうか?もし正しければ、どのようなツールを使い、どうやってChromeをSSDに移行すれば良いか教えてください。」– ユーザーからの質問

google

ChromeをSSDに移動するべきか?

ご存知のように、SSDはフラッシュメモリを使用しており、読み取り速度がHDDよりも速いです。SSDは磁気ヘッドを使用しないため、シーク時間がほぼゼロで、連続書き込み速度も速いです。そのため、プログラムを迅速に開くことができ、長時間の読み込みを回避できます。このことから、ChromeをSSDに移行することでブラウジング速度が向上すると期待するユーザーも多いです。

ただし、注意すべき点として、SSDにChromeをインストールしてもブラウザの起動速度はある程度しか向上しません。ウェブページの読み込み速度は主にインターネットの速度とブラウザのパフォーマンスに依存します。

ChromeをHDDからSSDに移動する方法

ChromeをSSDに移行する方法について知りたい方には、便利なアアプリ転送ツールをお勧めします。

AOMEI Partition Assistantは、不要なバンドルソフトウェアがなく、Windows 10/8/8.1/7に対応しています。このソフトの「アプリ引っ越し」機能を使えば、プログラムを一つのドライブから別のドライブに移動することができます。移動後もデータを失うことなく正常に動作します。Chromeだけでなく、SteamやOriginなどのゲームもSSDに移動可能です。さらに、全ての操作は簡単で、マウス操作だけで完了します。

AOMEI Partition Assistantは優れたパーティションマネージャーとしての機能も豊富です。例えば、Windows OSをSSDに移行したい場合には、「OSをSSDに移行」機能も利用できます。さらに多くの高度な機能がこのソフトに備わっています。

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ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。「空間を解放」⇒「アプリ引っ越し」をクリックします。

アプリ引っ越し

ステップ 2. 「アプリを移動」と「フォルダーを移動」2つのオプションがあります。ここでは「アプリを移動」を選択します。

2つのオプション

ステップ 3. 新しいウィンドウですべてのパーティションが表示され、各パーティションにインストールされたプログラムの数とサイズも表示されます。アプリケーションを移動したいパーティションを選択し、「次へ」をクリックします。

パーティションの選択

ステップ 4. Google Chromeをチェックします。移動先のドライブを選択し、「移行」をクリックします。

アプリの選択

ステップ 5. ポップアップウィンドウで、移動開始時に実行中のChromeを強制終了するかどうかを確認する必要があります。「はい」をクリックしてプロセスを開始します。

移行警告

ステップ 6. しばらく待つと、上記でチェックしたChromeがHDDからSSDに正常に移動されました。

ヒント:「アプリ引っ越し」はプログラムをドライブから別のドライブに移動するだけでなく、移動したプログラムを元の場所に復元することもできます。アプリの「管理/復元」をクリックするだけです。

ステップ 1. メインインターフェイスで「空間を解放」と「アプリ引っ越し」をクリックします。

アプリ引っ越し

ステップ 2. 「管理/復元」をクリックすると、以前移動したアプリがリストアップされます。復元したいアプリを一つまたは複数選択し、「復元」をクリックします。

アプリの復元

Google Chromeのキャッシュの場所を変更する方法

ChromeをSSDに移動する方法について理解した後、ChromeのキャッシュもSSDに移動されるのか疑問に思うかもしれません。Chrome自体をSSDに移動しつつ、キャッシュは元の場所に残しておきたい場合もあるでしょう。なぜなら、SSDの書き込み量を増やしたくないからです。

ここで重要なのは、Chromeのキャッシュの場所がChromeと同じインストールディレクトリにある場合、Chromeのキャッシュも一緒にSSDに移動されるということです。もしキャッシュをSSD以外のドライブに保存したい場合は、Google Chromeのキャッシュのデフォルト保存場所を変更する方法があります。

ステップ 1. Chromeのショートカット(デスクトップ、スタートメニュー、タスクバーなど)を探し、右クリックして「プロパティ」を選択します。

ステップ 2. 次に、ターゲットフィールドの中で、既に記述されている内容の最後に以下を追加する: –disk-cache-dir=”e:\cache” –disk-cache-size=104857600。そして、「e:˶cache」をGoogle Chromeのキャッシュを保存したいフォルダのパスに置き換えて、「OK」をクリックして変更を保存します。

ステップ 3. ここで、Google Chromeがキャッシュフォルダへの新しいパスを使用するように設定する必要があります。「Windows+R」を押して、「regedit」を入力し「OK」をクリックして、レジストリエディター開きます。以下のレジストリ・キーに移動する:HKEY_CLASSES_ROOT\ChromeHTML\shell\open\command

ステップ 4. 右側のペインに、ChromeのEXEの場所が表示されます。エントリを右クリックし、「修正」をクリックします。

修正

ステップ 5. 「chrome.exe」の後に以下を追加します。

/–disk-cache-dir=”e:\cache” –disk-cache-size=104857600 – “%1”/

e:∕cacheはステップ3で使用したパスに置き換えてください。

ステップ 6. 「OK」をクリックして変更を保存します。

これでChromeは新しい場所にキャッシュを保存し、新しいキャッシュの場所から以前に読み込んだウェブページを取得するように設定されます。Chromeを再起動すると、変更が有効になります。

結論

以上で、ChromeをSSDに移動する方法について説明しました。AOMEI Partition Assistantを使えば、Chromeだけでなく他のプログラムも別のドライブに簡単に移動できます。また、Windows OSをSSDに移行したい場合にも対応可能です。ぜひ、これらの機能を活用してみてください。

ひとみ
ひとみ・編集者
ひとみは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などの記事もたくさん持っています。分かりやすく、手順が追いやすい文章を心がけ、ユーザーがトラブルをスムーズに解決できるように工夫しています。専門用語を適切に解説し、異なる知識レベルの読者にも理解しやすい文章を心がけています。信頼性の高い情報を見極め、最新のトレンドやテクノロジー動向にも常に注意を払っています。