[完全なガイド]Windows 10のCドライブから不要なファイルを削除する方法
この記事では、Windows 10でCドライブから不要なファイルを削除する方法を紹介するだけでなく、パーティションを削除せずにCドライブのパーティション容量を増やす方法も紹介します。
事例
Cドライブから不要なファイルを削除する必要がある
最近、Windows 10の更新プログラムをインストールしましたが、Cドライブに未割り当て領域がほとんど残っていません。Cドライブにファイルがありません。領域を占有しているのは何ですか?OSに影響を与えずに削除できるファイルは何ですか?Cドライブの不要なファイルを削除する方法を教えてください。
- あるユーザーからの質問
不要なファイルについて
Cドライブから不要なファイルを削除する前に、まず、不要なファイルについて理解しましょう!
不要なファイルとは何か?
ファイルについて考えるとき、おそらく自身で保存されたファイルことを考えるでしょう。ただし、めったに使用されないソフトウェアや頻繁に使用されるさまざまなアプリケーションは、コンピュータの使用中にそれらのファイル以外のさまざまな種類のファイルを自動的に蓄積します。たとえば、インターネットを閲覧するだけで自動的にファイルが作成されます。「不要なファイル」は、このようにして作成されたインターネット一時ファイル、アプリケーションの使用中に作成された一時ファイル、ログファイル、エラーレポートファイル、WindowsUpdateダウンロードファイルなどを追加することを意味します。
これらの不要なファイルは、インターネットに接続する際に、一度アクセスしたページをすばやく表示し、システムを更新し、コンピュータの性能を向上させるために、コンピュータが自発的に作成したファイルです。これは悪いことではありませんが、これらのファイルがある程度以上蓄積すると、コンピュータのスペースを占有する可能性があるため、ユーザーが定期的に削除する必要があります。
不要なファイルの容量がハードディスクにストレスを与えるのに十分なほど大きい場合、他の動作に干渉する可能性があります。最悪の場合、正常に動作せず、破損する恐れがあります。
削除できるファイルは何か?
不要なファイルを削除する前に、コンピュータから安全に削除できるファイルは何かを知っておくべきだと思います。一般的には、下記の不要ファイルを削除することができます。これらのファイルを削除しても、個人データが消えませんし、不具合も起きません。
▶一時ファイル
▶ダウンロードファイル
▶ブラウザのキャッシュファイル
▶古いWindowsログファイル
▶ゴミ箱のファイル
▶プログラムの生成ファイル
▶thumbnailsファイル
▶Windowsアップグレードファイル
▶デスクトップファイル
上記の内容から、どのようなファイルが削除可能なファイルなのかを知るようになりますが、システムファイルの削除を防ぐためには、事前にシステムをバックアップするか、システム復元機能を有効にすることをお勧めします。
なぜCドライブから不要なファイルを削除するか?
スペース不足のためにコンピュータの動作が遅いと感じる場合は、不要なファイルの蓄積が原因である可能性があります。パソコンが重い/遅い状態になってしまうと、データの読み書きに時間がかかり、その結果、動作が遅くなったように感じます。さらに、容量不足、応答待ち、待機などのエラーメッセージが頻繁に発生し、単純なタスクでもストレスを感じる可能性があります。
速度がただ遅い場合、我慢して使い続ける人もいるかもしれませんね。ただし、メンテナンスを行わずに使用し続けると、エラーメッセージが頻繁に表示され、強制終了する必要のある問題が発生する可能性があります。これが発生すると、作業中のデータが失われ、最悪の場合、その重要な部分の1つであるHDDが故障する恐れがあります。ハードドライブに障害が発生すると、保存されているさまざまなファイルが消えることもあります。何か深刻なことが起こった場合に後悔しないように、Windowsコンピュータから不要なファイルを定期的に削除して、コンピュータのスペースを解放し、軽い状態を戻ってしておくことが重要です。
Windows 10でCドライブから不要なファイルを削除する方法
Cドライブにファイルを追加しなくても、Cドライブはバックアップファイル、ページファイル、一時ファイル、以前のWindowsインストールなどでいっぱいになる可能性があります。また、Webサイトやサードパーティソフトウェアからダウンロードしたファイルの保存パスを、知らないうちにCドライブに設定してしまっている場合もあります。
方法1. Cドライブの個人ファイルやサードパーティプログラムファイルを削除する
個人的なファイル(マイドキュメントフォルダに保存された写真や音楽など)やサードパーティプログラムファイルを削除しても、オペレーティングシステムに損害を与えることはありません。これらのファイルやフォルダを削除する方法の詳細な手順は、以下のとおりです。
✔個人的なファイルを削除
ステップ 1. Windows 10で「Windows」+「E」キーを押して、Windowsエクスプローラーを開きます。
ステップ 2. Cドライブを開き、不要になったフォルダやファイルを探して右クリックし、「削除」を選択します。
✔アプリをアンインストールし、アプリファイルを削除
Cドライブにインストールされている一部の追加アプリケーションについては、次の手順に従ってアンインストールすることをお勧めします。
ステップ 1. 「Windows」+「R」を同時に押し、「control」を入力し、Enterキーを押します。
ステップ 2. ポップアップウィンドウで、「プログラム」→「プログラムと機能」に移動します。
ステップ 3. 不要なプログラムを右クリックし、「アンインストール」を選択します。
ステップ 4. しばらくすると、アプリがアンインストールされます。ポグロムに属するファイルが残っている可能性があるので、それを見つけて削除してください。
方法2. ごみ箱を空にする
パソコンからファイルやフォルダを削除すると、OSはこれらの要らなくなったアイテムを「ゴミ箱」という場所に移動します。重要なファイルを誤って削除した場合は簡単にゴミ箱から復元できて、確かに素晴らしいものです。ただし、ファイルが本当に削除されていないから、ゴミ箱に留まり、沢山のスペースを占有しています。したがって、Cドライブの空き領域を解放する一つの方法は、ゴミ箱を空にすることです。
ごみ箱を空にするには、デスクトップのゴミ箱を右クリックして、「ゴミ箱を空にする」をクリックします。「ごみ箱内の項目を完全に削除しますか?」といった警告メッセージが表示されるので、「はい」をクリックして続行します。
方法3. Windows 10のCドライブのディスククリーンアップを実行する
不要な個人ファイルやプログラムファイルがない場合は、Windows 10の組み込みツール「ディスククリーンアップ」を実行して、Windowsエクスプローラーで許可されていない不要なファイルを削除できます。詳細な手順は次のとおりです。
ステップ 1. 「Windows」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」ボックスで、「cleanmgr.exe」と入力し、Enterキーを押して、クリーンアッププログラムを開きます。
ステップ 2. ディスククリーンアップウィンドウで、Cドライブを選択し、「OK」をクリックします。次に、解放できるスペースの量をスキャンして計算します。
ステップ 3. 「削除するファイル」欄の下で、不要なファイルを選択し、「OK」をクリックして、Windows 10のCドライブの空き容量を増やします。
ステップ 4. より多くのスペースを確保するために、「システムファイルのクリーンアップ」をクリックします。
ステップ 5. ここで、削除したいファイル(Windowsアップデートの一時ファイルと他のシステムファイルなど)を選択し、「OK」をクリックします。
方法4. Windows 10でストレージセンサー(Storage Sense)を実行する
使用しているOSがWindows 10 1703バージョン以降の場合、ストレージセンサー(Storage Sense)を使用してCドライブから不要なファイルを削除することができます。れがどのように機能するか見てみましょう。
ステップ 1. 「スタート」をクリックし、「設定」>「システム」>「ストレージ」に移動します。
ステップ 2. ここで、ストレージセンサーが表示されます。デフォルトではオフになっています。ボタンをオンに切り替えます。
ステップ 3. Windows 10のCドライブのストレージの状態が一覧表示されます。
ステップ 4. 不要になったファイルにチェックを入れ、「ファイルの削除」をクリックします。
方法5. ブラウザのキャッシュファイルを削除する
ウェブサイトにアクセスするとき、ページとその上の画像、動画や音楽がダウンロードされます。長時間につれて、閲覧履歴、ダウンロードファイル、Cookieやキャッシュデータなどが驚くほど巨大なサイズになります。それらのファイルを削除して、さらに多くの空き領域を作成できます。
方法6. 一時ファイルとダウンロードファイルを削除する
Windowsの一時ファイルは「C:\WINDOWS\Temp」と「C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\Temp」の2つの場所に保存されます。2つのフォルダの中のファイルを直接削除できます。
Cドライブにまだ十分な空き容量がない場合はどうなるか?
Windows 10でCドライブから不要なファイルを削除する方法はお分かりいただけたと思います。不要なファイルを削除した後の空き容量が十分でない場合、Cドライブの容量を増やしてみることができます。Cドライブを拡張するには、AOMEI Partition Assistant Professionalを使用することができます。それはデータを失うことなく、十分なスペースを持つパーティションからCドライブに空き領域を割り当て、未割り当て領域がCドライブの後ろに隣接しているかどうかにかかわらず、Cドライブに未割り当ての領域を追加することができます。Cドライブに空き領域を簡単に割り当てる方法をご覧ください。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして実行します。空き領域が多いパーティションを右クリックし、「空き領域を割り当てる」を選択します。
ステップ 2. ポップアップウィンドウで、パーティションEからCドライブに割り当てる空き領域の量を入力し、ターゲットパーティションとしてパーティションCを選択します。次に、「はい」をクリックします。
ステップ 3. メインインターフェイスに仮想結果が見えます。左上にある「適用」ボタンをクリックします。作業を確認して「続行」をクリックします。
Cドライブにプログラムと生成したファイルが多すぎるためにほぼいっぱいになっている場合は、それらを別のより大きなドライブ、たとえばDドライブに移動することをお勧めします。この操作を実行するには、AOMEI Partition Assistant Professionalの「アプリ引っ越し」ツールを使って、アプリやフォルダをあるドライブから別のドライブに移行することができます。移行後、アプリは通常どおり機能することも保証します。
プログラムを移行する場合:
ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Professionalをインストールして起動します。上部にある「空間を解放」>「アプリ引っ越し」をクリックします。
ステップ 2. 「アプリを移動」と「フォルダーを移動」2つのオプションがあります。ここでは「アプリを移動」を選択します。
ステップ 3. リストからDドライブを選択して「次へ」をクリックします。
ステップ 4. Dパーティションにインストールしたすべての移行可能なアプリは表示されます。移行したいアプリにチェックを入れて、移行先を選択した後、「移行」をクリックします。
ステップ 5. 実行中のアプリが強制終了されるという警告メッセージが表示されます。問題なければ「はい」をクリックして、アプリをDドライブからほかのドライブへ移行します。
フォルダを移行する場合:
「フォルダーを移動」を選択する場合、「フォルダーを追加」をクリックして、移行したいフォルダを追加します。そして、移行先を選択して、「移行」をクリックします。移行中に動作しているプログラムや開いているドキュメントを強制終了するという警告メッセージが表示されます。問題なければ「OK」をクリックして操作を実行します。
結論
以上は、Windows 10でCドライブから不要なファイルを削除する方法とCドライブの容量を増やす方法を説明しました。AOMEI Partition Assistant Professionalを使ってCドライブを拡張して容量不足の問題を確実に解決します。そして「パーティションを結合」機能は、パーティションを削除しなくても、隣接する2つのパーティションを直接結合したり、未割り当て領域がどこにあっても、1つのパーティションと複数の未割り当て領域を直接結合したりすることができます。「OSをSSDに移行」 「MBR/GPTディスクに変換」などより高度な機能も備えています。
Windows Server 2003、2008(R2)、2011、2012(R2)、2016、2019、2022のユーザーの場合、AOMEI Partition Assistant Server版を使用してください。
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