古い(非対応)PCにWindows11をインストールする方法

Windows 11を非対応の古いPCにインストールする方法を徹底解説します。TPM 2.0やCPUの制限を回避してクリーンインストールする手順から、レジストリ編集のコツ、さらに初心者でも簡単に「制限回避USB」が作れるAOMEI Partition Assistantの活用法まで網羅した完全保存版です。

By ひとみ    更新日 2026年05月06日

「このPCではWindows 11を実行できません」

せっかく新しいOSを楽しもうと思ったのに、Microsoftからそう告げられてガッカリしたことはありませんか?でも、諦めるのはまだ早いです。実は、数年前の「古いPC」であっても、ちょっとした工夫でWindows 11を動かすことは十分に可能です。

Windows 11が求めるTPM 2.0、Secure Bootといったシステム要件を、インストールメディア側で書き換える(バイパスする)ことで、古いPCでもWindows 11を起動できます。ただし、手動でのレジストリ編集は非常に複雑で危険です。今回は、AOMEI Partition Assistantを使う、最も安全で簡単な裏ワザ(Windows11 To Go Creatorを作成する)を紹介します。ここをクリックして進みます。

Windows11に必要なシステム要件

「Windows10」延長サポートの満了日は「2025年10月14日」です。安全にWindowsを利用するためには「Windows11」への更新が必要です。しかし、Windows11をインストールするためのシステム要件はかなり厳しいです。4年も前のPCになってしまうと、Windows11の対象から外れてしまう可能性があります。

【CPU】Intel第8世代~(第7世代の一部)、AMD初代Ryzen~2000シリーズ
【メモリ】4GB以上
【ストレージ】64GB以上
【セキュアブート】UEFI
【TPM】TPM2.0
......

Windows11を古いPCにインストールできるのか

本来、古いPCはWindows11の必須要件を満たしていなければ、アップグレードツールやクリーンインストールツールを起動すると「このPCは、Windows11をインストールするための最小システム要件を満たしていません」「このPCではWindows11を実行できません」「このPCは現在Windows11のシステム要件を満たしていません」といったメッセージが表示され、先に進めずWindows11をインストールすることができません。

これは、お使いのPCの以下のパーツが、Microsoftの定める最低システム要件を満たしていないために起こります。

🥇更新要件を満たさない古いPCは「Windows Update」で以下のようなメッセージが表示されます。「PC正常性チェック」で確認すると、非対応PCでは例えばCPU:Corei5が対象外で公式のアップグレードはできないことが分かります。

🥈もちろんクリーンインストールでも実行することはできません。

しかし、本記事の手順に従うことで、Windows11必須要件を満たしていない古いPCでもWindows11をインストールすることができるようになります。唯一の条件として、CPUが「64bit」に対応している必要があります。「32bit」のCPUを搭載したPCは「Windows11」への更新はできません。

💡注意:
OSが「32bit」でもCPUは「64bit」場合もあるので、ご注意下さい。
メーカー非推奨のインストール・更新方法となるので、自己責任となります。トラブルに自信のない方はあきらめてパソコンを買いましょう。

 

注意点と検証環境

古い(非対応)PCへのWindows 11インストールは、主にレジストリ編集またはRufusなどのツールを使ってハードウェアチェック(TPM 2.0、CPU)を回避することで可能です。Microsoftはこれを非推奨としており、セキュリティリスクや将来的な更新停止の可能性があるため、必ず自己責任で行ってください。

主な注意点は以下の通りです。

1. システムの不安定化と不具合のリスク

非対応環境では、OSがハードウェアを正しく制御できず、ブルースクリーン(BSoD)や動作の遅延、特定の機能(スリープや Wi-Fi など)が正常に動作しない可能性があります。特に古いドライバーが Windows 11 のセキュリティ仕様と競合するケースが見られます。

2. 更新プログラム(Windows Update)の停止

最も大きなリスクは、「今後、更新プログラムが提供されなくなる可能性がある」という点です。

  • セキュリティ更新:脆弱性を修正するパッチが届かなくなると、ウイルス感染のリスクが高まります。
  • 大型アップデート:1年に一度のバージョンアップ(23H2から24H2など)が自動で行われず、その都度手動で再インストールが必要になる場合があります。

3. Microsoftのサポート対象外

非対応PCへのインストールは「自己責任」となります。公式のサポートは受けられず、不具合によってデータが消失したりデバイスが損傷したりしても、保証の対象外となることが明記されています。

4. 特定のアプリやゲームの動作制限

一部のソフトウェア(特に最新のオンラインゲームや金融系アプリ)は、TPM 2.0 が有効であることを起動条件としている場合があります。OS自体は動いても、特定のアプリだけが「システム要件を満たしていない」として起動を拒否されるケースが増えています。

5. インストール手順の複雑化

通常の手順(Windows Updateからのアップグレード)は利用できません。

  • Rufusなどのツールを使用してチェックを回避するインストールメディアを作成する。
  • レジストリを編集してチェックをスキップする。

などの作業が必要になります。

⚠️ 【重要:最悪の事態を防ぐために】
  • OSのインストール作業中に、予期せぬトラブル(フリーズ、停電など)でデータが破損したり、PCが起動しなくなる可能性があります。作業を始める前に、必ずAOMEI Backupperなどで現在のシステムとデータの完全バックアップを取得してください。この一手間が、あなたのPCと大切なデータを守ります。

私は、TPM非対応のPCとして、以下の環境を用意しました。あなたのPCのCPU世代やTPMバージョンが似ている場合、成功率は高まります。

【検証に使用したTPM非対応PC】

  • PCモデル:ASUS
  • CPU:Intel Core i5-4590 CPU 3.30GHz(非対応)
  • RAM:8GB

  • TPMバージョン:1.2(非対応)

  • ダウンロードしたISO:Windows11 25H2

非対応PCへのWindows 11インストール手法比較

現在お使いのシステムでWindows 11へのアップデートを実行しようとした際に、インストーラーに「最小システム要件を満たしていません」というメッセージが表示される場合、通常はハードウェアがTPM 2.0とセキュアブートのチェックに失敗したことが原因です。これらのシステム要件を回避する方法はいくつかあります。

  • 1. インストール中にShift+F10キーを押してコマンドプロンプトを開き、レジストリのLabConfigキーを編集して、BypassTPMCheckとBypassSecureBootCheckを追加し、値を1に設定します。
  • 2. Rufusを使用して起動可能なディスクを作成する際に、TPM、セキュアブート、メモリ制限を削除するチェックボックスをオンにします。
  • 3. ISOイメージをマウントした後、sources\appraiserres.dllの名前を変更するか削除します。
  • 4. Quick_11_iso_esd_wim_TPM_toggle.batを使用して、install.wimのクライアントをサーバーに変更します。
  • 5. MediaCreationTool.batを実行して、レジストリの挿入、DLLの置換、WIMの変更を自動化します。
番号 手法・ツール 推奨度 データの扱い 著者のコメント
6 AOMEI(ポータブルUSB) ★★★★★ 維持 PCの中身を汚さない画期的な方法。USBメモリからWindows 11を起動させるため、内蔵OSに触れず安全に試せます。
2 Rufus ★★★★☆ 新規 定番の回避策。USB作成時に「4GB RAM / TPM / セキュアブートの制限回避」を自動付与でき、非常にスマートです。
5 MediaCreationTool.bat ★★★★☆ 新規 オープンソースの強力なスクリプト。公式ツールを加工して「最初から制限のないISO」を生成してくれます。
1 レジストリ手動編集 ★★★☆☆ 新規 クリーンインストール中にコマンドを叩く職人技。追加ツール不要ですが、手順を覚える必要があります。
4 .batでトグル切り替え ★★☆☆☆ 新規 ISOの中身をバッチファイルで調整する方法。特定のビルド向けで、初心者にはやや複雑です。
3 dllファイルの置換 ★★☆☆☆ 新規 Windows 10の判定用ファイルを流用する裏技。最新のアップデートでは対策されつつあり、成功率が下がっています。

各手法の活用シーンとメリット

方法6:AOMEI Partition Assistant(Windows To Go)

この方法の最大の特徴は、「PCを買い替えなくても、USB一本でWindows 11を持ち運べる」点にあります。

  • メリット:PC側のスペックや制限をバイパスして、外付けドライブ上でWindows 11を構築します。内蔵ストレージのデータを一切いじらないため、失敗のリスクが極めて低いです。
  • 向いている人:「今の環境(Windows 10等)を残したまま、サブシステムとしてWindows 11を使ってみたい」という方。

方法2:Rufus

世界的に有名なUSB作成ツールです。

  • メリット:Microsoft公式のISOを読み込んだ際、ポップアップで「TPM制限を解除するか?」と聞いてくれます。
  • 注意点:常に最新版のRufusを使用しないと、新しいWindows 11のバージョンに対応できないことがあります。

方法1:レジストリの手動編集(BypassTPMCheck)

インストール画面でShift + F10を押し、regeditと打ち込んで値を書き換える方法です。

  • メリット:追加のソフトが一切不要。
  • デメリット:インストールの途中で操作が必要なため、不慣れな人にはハードルが高く、作業時間も長くなります。

まとめ:最も安全かつ手軽にWindows 11を体験したいなら、内蔵データを守れる 方法6(ポータブルUSB作成) が最適です。一方で、PCを完全にWindows 11専用機として上書きしたい場合は、方法2(Rufus) でインストールメディアを作成するのが最もスムーズな道筋となります。

方法1. インストール中にレジストリを変更してチェックを強制的にスキップする

この方法は、Windows 11のインストール画面でエラーが発生した直後に有効になります。

インストールメディア(USB)の作成

手順 1. USBメモリ(8GB以上の空き領域)をPCに接続します。Microsoftの「Windows11をダウンロードする」ページを開いて、「Windows11のインストールメディアを作成する」下の「今すぐダウンロード」をクリックして、インストールメディア作成ツール(MediaCreationTool)をダウンロードします。

💻注意:インストールメディアの作成によりUSBメモリ内のデータは、全て削除されます。重要なデータがあれば、前もってバックアップを取っておいてください。

手順 2. ダウンロードした「MediaCreationTool」(mediacreationtool.exe)を管理者として実行します。

手順 3. 適用される通知とライセンス条項に「同意する」をクリックします。

手順 4. 「このPCにおすすめのオプションを使う」にチェックを入れるか、チェックをはずして、「言語」と「エディション」を選択します。「次へ」をクリックします。

手順 5. 「使用するメディアを選んでください」が表示されたら、「USBフラッシュドライブ」を選択し、「次へ」をクリックします。

手順 6. 保存先としての(インストールメディアの作製に使用する)USBドライブを選択し、「次へ」をクリックします。

🔉Windows11のダウンロードがはじまります(※ダウンロードには時間がかかります)。ダウンロードが完了すると、Windows11のメディア作成がはじまります。

手順 7. 「USBフラッシュドライブの準備ができました」と表示されたら、USBのインストールメディアの作成は完了です。「完了」をクリックして、画面を閉じます。

レジストリの編集(バイパス)

手順 1. BIOSのブートメニューで、作成したWindows11インスール用USBメモリから古いPCを起動するように変更します。

手順 2. 「Windowsセットアップ」が起動したら、「次へ」をクリックします。

手順 3. 「今すぐインストール」をクリックします。

手順 4. 「このPCではWindows11を実行できません」と表示されたら、Shiftキー+F10を押して、「コマントプロンプト」を開きます。

手順 5. コマントプロンプトで、「regedit」と入力して、Enterキーを押します。

手順 6. レジストリエディター(regedit.exe)が起動したら、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setupに移動します。

手順 7. 「Setup」フォルダを右クリックして、「新規」⇒「キー」の順にクリックして、新しいキー「LabConfig」を作成します。

手順 8. 「LabConfig」フォルダを右クリックして、「新規」→「DWORD(32ビット)値」の順にクリックして、「Labconfig」の下に「BypassTPMCheck」と「BypassSecureBootCheck」という2つの新しいエントリーを作成します。

手順 9. 作成したDWORD(32ビット)値「BypassTPMCheck」と「BypassSecureBootCheck」を右クリックして、「修正」をクリックして、それぞれ「値のデータ」を「1」に変更して、「OK」ボタンをクリックします。

💡半角数字です。間違えて全角で入れないでください。

🔊【参考情報】以下の画像のようにHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetupに移動して、新規のエントリーキー「AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU」を作成することもできます。

これでWindows11の必須要件をごまかすことができるようになります。レジストリエディタとコマンドラインを右上の「☓」で閉じます。「Windowsセットアップ」の最初の画面表示に戻ります。先にすすめるようになっているので、「次へ」⇒「今すぐインストール」ボタンを押します。あとは、Windowsセットアップの指示にしたがってWindows11をインストールしてください。

インストールが完了すると、Windows11の必須システム要件を満たしていないパソコンでも、このようにWindows11がインストールされて普通に動かせるようになります。

方法2. Rufusを使用した起動可能なUSBドライブの作成

この方法では、Rufusを使用して起動可能なUSBドライブの作成プロセス中に互換性パッチを自動的に適用し、インストール段階でのTPM 2.0セキュアブート、およびメモリ容量のハード検証ロジックを無効にします。

手順 1. Rufus 4.6以降をダウンロードしてインストールします(Windows 11バイパスオプションをサポートしている必要があります)。

手順 2. 8GB以上の容量を持つ空のUSBドライブを挿入し、Rufusプログラムを起動します。

手順 3. 「ブートの種類」で、ディスクアイコンをクリックしてダウンロードしたWindows 11 ISOファイルを読み込みます。

手順 4. 必ず「4GB以上のRAM、セキュアブート及びTPM 2.0の要件を削除」にチェックをいれて「OK」ボタンを押します。

手順 5. ターゲットアーキテクチャ(例:x64)、言語、およびバージョンが正しいことを確認します。必要に応じて、ローカルアカウント名を入力すると、以降のセットアップ手順をスキップできます。

手順 6. 「スタート」ボタンをクリックします。Rufusが必要なドライバを自動的にダウンロードし、ブートファイルを書き換えます。

手順 7. 処理が完了したら、USBドライブからコンピュータを起動します。インストーラはハードウェアの互換性チェックを一切行いません。

方法3. ISOイメージの前処理:appraiserres.dllファイルの置換

Windows 11インストーラーは、ハードウェア評価を実行するためにsources\appraiserres.dllファイルを使用します。このファイルを削除または置換すると、評価モジュール全体が無効になり、すべての事前チェックがスキップされます。

Microsoftの要件を満たさない古いPCでも、Windows11へ無料で強制的に更新する裏技は次の通りです。

手順 1. Microsoftの「Windows11をダウンロードする」ページを開いて、「Windows11ディスクイメージ(ISO)をダウンロードする」下の「ダウンロードを選択」をクリックし、ドロップダウンリストから「Windows11(multi-edition ISO)」を選択し、「ダウンロード」をクリックします。

手順 2. 「製品の言語の選択」で「日本語」→「確認」をクリックし、「ダウンロード」→「Widows11日本語」を確認し、「64-bitダウンロード」をクリックし、任意の場所へファイルを保存します。

手順 3. ダウンロードしたファイルを右クリックして「マウント」をクリックします。

手順 4. マウントしたドライブを開き、「sources」フォルダーに移動します。

手順 5. 「appraiserres.dll」ファイルを探し、名前を変更するか削除します(例:appraiserres.dll.bakに名前を変更します)。

この「appraiserrs.dll」というファイルは、PCがWindows11の条件を満たしているかチェックするファイルです。

手順 6. 元のイメージの整合性を維持するために、元の場所に「appraiserres.dll」という名前の空の0バイトファイルを配置することができます。

手順 7. 仮想ドライブをアンマウントし、ディスクイメージングツール(ImgBurnやoscdimgなど)を使用して、変更したフォルダーをISOファイルに再パッケージ化します。

手順 8. 新しいISOイメージをUSBドライブに書き込むか、マウントしてインストールします。インストールプロセス中にハードウェア評価モジュールはロードされなくなります。

方法4. Quick_11_iso_esd_wim_TPM_toggle.batでインストールタイプを変更する

このスクリプトは、install.wimまたはinstall.esdのXML要素を変更し、インストールタイプをクライアントからサーバーに強制的に変更します。Windows Serverバージョンの柔軟なハードウェアポリシーを利用することで、クライアントの制限を回避します。

手順 1. Quick_11_iso_esd_wim_TPM_toggle.batスクリプトファイルをダウンロードします。

手順 2. ダウンロードしたWindows 11 ISOファイルを右クリックし、「送る」→「Quick_11_iso_esd_wim_TPM_toggle.bat」を選択します。

手順 3. スクリプトはイメージを自動的に解凍し、<INSTALLATIONTYPE>Client</INSTALLATIONTYPE>を探します。

手順 4. ClientをServerに置き換え、標準のISO形式に再パッケージ化します。

手順 5. 生成された新しいISOイメージは、TPMおよびセキュアブートのチェックをトリガーすることなく、直接起動およびインストールに使用できます。

手順 6. この操作はイメージのメタデータのみを変更するものであり、システム機能の整合性やその後のアップデート機能には影響を与えません。

方法5. MediaCreationTool.batで自動バイパスする

このバッチツールは、インストールメディアの作成時またはアップグレード実行時にバイパスパラメータを自動的に挿入する無人展開ロジックを統合しており、レジストリやファイルシステムへの手動操作を不要にします。

手順 1. MediaCreationTool.batをダウンロードします。

手順 2. MediaCreationTool.bat をダブルクリックして実行し、対話型のプロンプトに従ってモードを選択します。

手順 3. 「Auto Upgrade」モードを選択すると、現在のシステムに対してチェック不要のアップグレードが直接実行されます。

手順 4. 「Auto USB」モードを選択すると、バイパスロジックが組み込まれた起動可能なUSBドライブが自動的に生成されます。

手順 5. 「Select」モードを選択すると、言語、バージョン、アーキテクチャをカスタマイズし、Bypass TPMスイッチを有効にできます。

手順 6. すべてのモードで、レジストリキーの挿入、DLL の置換、WIM の変更が自動的に処理され、ユーザーによる追加の操作は不要です。

方法6. AOMEI Partition Assistantで「制限回避USB」を一瞬で作る(簡単)

非対応PCでWindows11を使用・実行したい場合、Windows11を古いPCにインストールすることをおすすめしませんが、優れたディスクパーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistantの「Windows To Go Creator」機能を利用して、Windows11をUSBメモリ(外付けHDD)にインストールして、起動可能なポータブルUSBドライブ(ポータブルHDD)を作成することができます。

MBRからGPTへの変換もこれ1本で完結できます。Windows 11を入れるには、ディスクの形式が「GPT」である必要があります。古いPCは「MBR」であることが多いですが、AOMEIならデータを消さずに一瞬でGPTに変換できるので、準備が圧倒的に楽になります。

誰でも簡単に操作することができますし、どのPCでもWindows11を直接使用・実行することができます。もちろん、この方法であるとすれば、古いPCはWindows11の必須要件を満たしている必要がありません。

「レジストリとかコマンドとか、難しすぎて無理!」という方に一番の近道となるのが、AOMEI Partition Assistantです。

★事前準備:
64GB以上のUSBメモリ(推奨):USBメモリ内のデータは、全て削除されます。重要なデータがあれば、サードパーティ製ツールAOMEI Backupperでバックアップを無料で取っておいてください。
Windows11のISOファイルをダウンロードします。

手順 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロード、インストール、起動します。USBメモリをPCに接続し、認識していることを確認します。

無料体験Win 11/10/8.1/8/7
安全かつ快適

手順 2. ツールバーの「ツール」タブをクリックし、ドロップダウンメニューから「Windows To Go Creator」をクリックして、開きます。

手順 3. 「Windows向け」か「Mac向け」か選択します。一般的に「パーソナルコンピュータ用のWindows To Goを作成」を選びますが、MacでWindows11を使いたいと考えているなら、「Macデバイス用のWindows To Goを作成」を選んで、「次へ」をクリックします。

手順 4. 「インストールディスク/ISOでWindows To Goを作成」にチェックを入れ、あらかじめダウンロードしておいたWindows11のISOイメージファイルを指定・選択します。

💡もし、ISOファイルがない場合、や現在動かしているPCと同じWindowsをインストールしたい場合、「現在のシステムでWindows To Goを作成」を選んで「次へ」をクリックします。

手順 5. Windows11のインストール先のUSBドライブを選択します。パソコンに接続されているUSB機器が候補に出てくるので、ここから選びます。

💡USB接続であれば、外付けHDDやSSDでも構いません。

手順 6. 「データが完全に消去される」という警告メッセージが表示されます。事前にバックアップを取っておいたため、「はい」をクリックして作業を開始します。完了までさほど時間はかかりません。

作成したWindows11の起動可能なポータブルUSBドライブ(Windows To Go)を古い(非対応)PCに接続し⇒電源を入れ⇒BIOS設定に入り⇒起動順序を変更(USBメモリを一番最初に読み込むように設定)し、USBドライブから起動すると、Windows11を使用することができます。

🔊【参考情報】また、非対応PCでWindows11を使用・実行するために、AOMEI Partition Assistant Professionalの「OSをSSDに移行」または「ディスクをクローン」機能を使用して、アップグレードまたはクリーンインストールをせずにWindows11を古いPCに直接移行してみることができます。さらに、その「GPTディスクに変換」機能を使用して、古いPCに搭載されているMBRディスクからGPTディスクに変換することもできます。

Windows11を古いPCにインストールするデメリット

🎯Windows11を古いPCにインストールする操作が面倒で難しいです。

🎯Windows11を古いPCにインストールするのに問題が発生しやすいです。

レジストの変更は間違えるとパソコンがまともに動かなくなるリスクがあるので、自信のない人にはお勧めしません。また、対応していない古いパソコンにインストールすると、音が出ないとか反応が変とか、細々した問題が確実に出ることがあります。このような問題を自力で解決できる人、又は気にしない人は古いパソコンに無理やりインストールしてもいいかと思います。それ以外の人は非推奨です。

🎯Windows11をインストールした古いPCをメインPCとして使用することをおすすめしません。

以上の方法でWindows11をインストールしたPCはもちろん問題なく普通に利用できます。ただし、本来Windows11に必須のシステム要件をごまかして、対象外のPCにWindows11をインストールさせる裏口入学のようなものです。定期的に提供される更新プログラムをもたらすWindows Updateはごまかすことはできません。将来的にはWindows Updateの更新プログラム提供が途絶える可能性があります。「普段の定期アップデートはできるが大型アップデートはできない」ということになるみたいです。1代バージョン限りのアップグレードになるようです。したがって、危険性が高く、メインでの使用には適していないというわけです。もし対象外のPCに最新バージョンのWindows11をインストールしたい場合は、OS をクリーンインストールしなおせばできる感じです(初期化と同義)。

まとめ

本記事の手順で、Windows11必須システム要件をごまかすと、対象外のパソコンでもWindows11をクリーンインストール、またはWindows11へアップグレードできるようになります。例えば、CPUはCore i5の第4世代、TPM2.0とUEFIセキュア非対応のPCなのですが、ちゃんとWindows11がインストールできています。

ただし、超重要な注意にも書いたとおり、本記事の方法でWindows11をインストールしたパソコンをメインパソコンとして使用するのをおすすめしません。また、これらの方法は正式な手段ではなく、互換性やセキュリティの問題が発生する可能性があります。予算があれば、新しいPCを検討することをおすすめします。

また、AOMEI Partition AssistantでWindows11のポータブルUSBドライブを作成して、USBから起動して、古い(非対応)PCでもWindows11を直接使用・実行することができます。

インストール後の動作が遅いと感じたら、 Windows 11がWindows 10より遅い原因と対処法の記事も合わせてご参照ください。

古いPCにWindows11をインストールすることに関するFAQ

Q1. 自分のPCがWindows 11の最小システム要件を満たしているか、簡単に調べる方法はありますか?

A. AOMEI Partition Assistantの「Windows 11アップデートチェッカー」が便利です。Microsoft公式のツールと同様に、CPU、メモリ、TPM 2.0、セキュアブートなどの項目を瞬時にスキャンします。不足している項目が具体的にわかるため、設定変更で対応できるのか、あるいは制限を回避する手順が必要なのかを判断する材料になります。

Q2. 「TPM 2.0」や「CPU」の要件を満たしていないPCでも、インストールは可能ですか?

A. はい、インストールメディアの作成時に制限を回避する設定を行えば可能です。通常はインストールがブロックされますが、レジストリの編集や、AOMEI Partition Assistantの「Windows To Go」機能を利用してインストール用のUSBドライブを作成することで、要件チェックをスキップして古いPCにWindows 11を導入することができます。

Q3. 無理に古いPCへインストールした場合、将来的にデメリットはありますか?

A. セキュリティ更新プログラムが受け取れなくなるリスクや、動作の不安定化が考えられます。Microsoftは非対応PCでの動作を保証しておらず、将来の大型アップデートが適用できなくなる可能性を示唆しています。重要な仕事用PCではなく、検証用や趣味のPCで試すか、事前にシステム全体のバックアップを取っておくことが強く推奨されます。

Q4. インストール中に「このPCではWindows 11を実行できません」と出た時の即効性のある対策は?

A. AOMEI Partition Assistantで、システムディスクをMBRからGPTに変換してみてください。古いPCの多くはディスク形式が「MBR」のままですが、Windows 11は「GPT」と「UEFI」を必須としています。この形式の違いだけでブロックされている場合、データを消さずにGPTへ変換することで、クリーンインストールやアップグレードが進められるようになるケースが多くあります。

Q5. 外付けドライブからWindows 11を起動して、古いPCをそのまま使う方法はありますか?

A. AOMEI Partition Assistantの「Windows To Go」作成機能が最適です。この機能を使えば、USBメモリや外付けSSDの中に「持ち運び可能なWindows 11環境」を構築できます。PC本体のHDD/SSDの中身を書き換えることなく、USBから起動するだけでWindows 11を体験できるため、古いPCのOSを書き換えるのが不安な方にも安心な方法です。

ひとみ · この記事を書いた人
こんにちは、2023年に入社したひとみです。子供の頃からパソコンに触れるのが好きで、身近な人の「これどうしたらいいの?」という質問に答えているうちに、自然とIT関連の知識を深めてきました。今は、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などを中心に記事を書いています。私の記事は、日常的にパソコンを使う中で「困った」「どうしたらいいの?」と悩んだときに役立つことを目指しています。