Windows 11の自動アップグレード(自動更新)を安全かつ完全に停止する方法

Windows 11に勝手にアップグレードしたくない場合は、どうのようにWindows 11の自動アップグレードを停止しますか?本記事では、Windows 11の自動アップデートを手動で停止する6つの方法と、便利なツールで簡単にディスクを管理する方法をご紹介します。

Asher

投稿者:Asher/更新日:2023年05月15日

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Windows 11アップグレードの停止について

Windows 11がリリースされてしばらく経ちますが、一部のユーザーはまだWindows 10を維持したいと考えています。また、Windows 11をインストールしたものの、Cドライブの容量が少ないという警告が表示され、Windows 11のアップデートを停止したいと考える方もいらっしゃいます。

どのような状況に出会ってWindows 11のアップグレードを止めようと思ったとしても、重要なのは、それを安全に無効にする方法です。

Windows 11の自動アップデートを停止する方法

このパートでは、Windows 11の自動更新を停止する6つの方法を紹介し、PCのパフォーマンスを向上させるもっとの方法も紹介します。

方法1. レジストリを使用してWindows 11の自動アップデートを停止する

ステップ 1. 「Windows」+「R」を押して実行ボックスに「regedit」と入力し、レジストリエディタを開きます。

ステップ 2. 以下のパスに従って「Windows」フォルダに移動します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows

ステップ 3. Windowsフォルダを右クリックし、「新規」→「キー」を選択し、「WindowsUpdate」という名前を付けます。

WindowsUpdateという名前を付け

ステップ 4. 「WindowsUpdate」を右クリックし、「新規」→「キー」をクリックして、「AU」という新しいキーを作成します。

ステップ 5. AUフォルダを選択し、ウィンドウ右側の一覧で空の領域を右クリックして「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択します。

DWORD(32ビット)値

ステップ 6. 値の名前ボックスに「NoAutoUpdate」と入力し、「値のデータ」を「0」から「1」に変更し、「OK」をクリックします。

値のデータを0から1に変更

ステップ 7. レジストリエディタのウィンドウを閉じ、コンピュータを再起動します。

方法2. グループポリシーでWindows 11のアップデートをブロックする

ステップ 1. 「Windows」+「R」キーを押し、「gpedit.msc」と入力し、「Enter」キーを押して、グループポリシーを開きます。

ステップ 2. 以下のパスに従って、「Windows Update for Business」フォルダを見つけます。

「ローカルコンピューターポリシー」>「コンピューター構成>管理用テンプレート」>「Windowsコンポーネント」>「Windows Update」>「Windows Update forBusiness」

ステップ 3. 「ターゲット機能更新プログラムのバージョンを選択する」をダブルクリックします。

ターゲット機能更新プロゴラムのバージョンを選択する

ステップ 4. ポリシーを「有効」に設定します。

ステップ 5. 「オプション」の下に「21H1」と入力します。

有効

ステップ 6. すべてのウィンドウを閉じて終了します。

方法3. 設定を通してWindows 11の自動更新を7日間一時停止する

ステップ 1. 「スタート」メニューを開き、「設定」をクリックします。

設定

ステップ 2. Windowsの設定が開いたら、「更新とセキュリティ」をクリックします。左ペインで「WindowsUpdate」を選択します。右ペインで、「更新を7日間一時停止」をクリックします。

7日間更新を一時停止する

ステップ 3. 停止期間を任意で指定したい場合は、「詳細オプション」をクリックして「更新の一時停止」の「日付の選択」で停止する日付(最大で5週間/35日間)を選択してください。

更新の一時停止

方法4. サービスのアップデートをオフにする

ステップ 1. 「Windows」+「R」を押して、「services.msc」と入力し、「OK」キーを押します。

ステップ 2. サービス画面が表示され、スクロールして「Windows Update」を見つけて「停止」ボタンをクリックします。

停止

ステップ 3. 次に、Windows Updateを右クリックし、そのプロパティを開きます。プロパティを表示したら、「全般」タブを選択し、「スタートアップの種類」のプルダウンから「無効」を選択します。そして、「OK」をクリックして変更を保存し、すべてのウィンドウを閉じて終了します。

無効

方法5. PC起動時にWindows 11へのアップグレード通知を拒否する

PC起動時にWindows 11へのアップグレード通知が表示されても、起動画面でアップグレードをキャンセルできます。

Windows 11のアップグレードをキャンセルするには、「お使いのデバイスにはWindows 11を勧めします」の画面で「アップグレードを拒否する」をクリックします。その後、「Windows 11に移行するか迷っていますか?」の画面で「今は何もしない」をクリックします。

アップグレードを拒否する

今は何もしない

上記の方法でアップグレードをキャンセルすることで、Windows 10が勝手にWindows 11にアップグレードされることはありません。ただし、アップグレードをキャンセルしても、PCを起動するたびにWindows 11のアップグレード通知が表示されます。毎回表示されるWindows 11アップグレード通知に悩まされます。では、Windows 11のアップグレード通知が毎回表示されないようにするにはどうすればいいのですか?読み進めてください。

方法6. Windows 11のアップグレード通知を無効にする

PCの起動時にWindows 11のアップグレード通知が毎回表示されないようにするには、Windows Updateの設定を変更して無効にすることができます。

この方法は、Windows 10のアップデートは取得できる状態でWindows 11のアップグレード通知のみを無効にできます。以下の手順で操作してください。

ステップ 1. Windowsマークを右クリックして「設定」を選択します。

ステップ 2. Windowsの設定が開いたら、「更新とセキュリティ」をクリックします。

ステップ 3. 左ペインで「WindowsUpdate」を選択します。次の右ペインの「今はWindows 10の使用を継続します」をクリックします。

今はWindows 10の使用を継続します

以上の手順で、Windows 11のアップグレード通知を無効にすることができます。PCを再起動してWindows 11のアップグレード通知が表示されなくなったことを確認してください。なお、Windows 11のアップグレード通知を再度表示する設定に戻したい場合は、無効後に同じ設定画面に追加される「インストールの準備が完了したかどうかを確認する」をクリックしてください。

もっと読み:Windows 11 PCを柔軟に管理する方法

多くのユーザーにとって、Windows自動更新を停止することはそれほど難しい方法ではありません。ただし、PCディスクのCドライブの空き容量が不足しているジレンマに直面している場合、これは適切なオプションではない可能性があります。また、さまざまな理由でコンピュータのパフォーマンスが低下する可能性がありますが、潜在的な脅威をすべて管理するには、多くの知識を学ぶ必要があります。したがって、ここでは、ディスクとデバイスを包括的に管理するのに役立つ多機能ツールを試すことをお勧めします。

AOMEI Partition Assistant Professionalは、Windowsユーザー向けのオールラウンドなディスク/パーティションマネージャーです。この強力なソフトウェアはWindows 11/10/8/7/XP/Vistaをサポートし、そのServer版はServer 2022/2019/2016/2012(R2)/2008(R2)/2003(R2)ユーザー向けに特別に設計されています。

この汎用性の高いツールを使用して、次のことができます。

1. パーティションのサイズ変更/削除/フォーマット/結合/消去

2. ディスク全体/1つのパーティションのクローン

3.データ損失なしでMBRシステムディスクからGPTディスクへの変換

4. 再インストールせずに別のディスクへOSの移行

5. Windows To Go外付けドライブの作成

6. あるパーティションから別のパーティションへ空き領域の割り当て

7. 再インストールせずにインストール済みのアプリケーションを別のディスク/パーティションへの転送

……

このツールを使用すると、ユーザーは自分のコンピュータを簡単かつ安全に管理できます。ここでは、空き領域の割り当てとインストール済みアプリケーションの転送という2つの例として、Cドライブの空き領域を解放し、このツールの実用性と効率性を示します。

Proのデモ版 Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ快適
注:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

例1. 空き領域を割り当てる

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして実行します。インターフェイスでは、ディスクの基本的な環境を読み取ることができます。十分なストレージ容量のあるドライブを右クリックして、「空き領域を割り当てる」を選択します。

空き領域を割り当てる

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、Cドライブに割り当てる空き容量を決定します。次に、「はい」をクリックします。

空き領域のサイズを入力

ステップ 3. 左上隅の「適用」をクリックし、「続行」をクリックしてこの操作を実行します。

確認

ご覧のとおり、この機能により、ユーザーはパーティションのサイズを変更して、ディスク領域のリソースを最大限に活用できます。こうして、混雑したCドライブや空のD/E/Fドライブという状況はありません。

例2.インストール済みのアプリを別のドライブに転送する

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを実行し、上部にある「空間を解放」⇒「アプリ引っ越し」をクリックします。

アプリ引っ越し

ステップ 2. ポップアップウィンドウで「アプリを移動」を選択します。

2つのオプション

ステップ 3. 次のポップアップウィンドウでCドライブを選択し、「次へ」をクリックします。

パーティションの選択

ステップ 4. Cドライブ上のすべての移行可能なアプリが表示されるので、移動したいアプリと移動先ドライブを選択して「移行」をクリックします。

アプリの選択

ステップ 5. 新しいウィンドウで「はい」をクリックして操作を実行します。

移行警告

この機能は、ディスク全体にあるプログラムのデータファイルをすべて検出し、プログラムとともに別の場所に移動し、移動先のプログラムが以前と同じように正常に起動および実行できるようにします。

最後

このガイドは、Windows 11の自動アップデートを停止することに役立つことを願っています。そして、AOMEI Partition Assistantのもっと実用的な機能を試して、デバイスの専門的なディスクマネージャになることができます。もしニーズがあれば、Technician版より多くのサポートを提供します。

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Asher
Asher・編集者
Asherは、AOMEI Technology会社の編集者として長年AOMEI製品についての記事やコンピュータに関する記事を翻訳したり、書いたりしています。パソコンの基礎知識とか、AOMEI製品の機能(例えば、ディスクとパーティション管理、ディスクのクローン、バックアップ&復元、同期など)について詳しいです。 IT業界に対して深い興味を持っています。そのほか、旅行、アニメ、音楽、色々なことに趣味があります。