Windows7とWindows8/8.1をデュアルブート!
この記事ではWindows7とWindows8、8.1をデュアルブートする方法を紹介します。合わせて三つステップです。この方法はWindowsの他のバージョンにも適用できます。
なぜWindows7とWindows8/8.1をデュアルブート?
1)デュアルブートについての悩み
例示1:
Windows8.1-ProのプリインストールPCを購入して使用していますが、古いソフトなどで動かないものもあり、Windows7とのマルチブートを考えています。色々調べたところWindows8.1とWindows7のマルチブートは可能のようですが、よく分からないところもあるので質問させてください。
例示2:
Windows7とWindows8.1のデュアルブートで、
Windows7はMBRディスクにインストールして
Windows8.1はGPTディスクにインストールできますか?
上記の悩みのように、Windows7とWindows8/8.1をデュアルブートしようと思う人が多いですが、その対応の方法がよく分からない場合、またはデュアルブート中にエラーが出る場合があります。
2)デュアルブート(dual boot)とは
マルチブートとは、1台のコンピュータに接続された複数台のディスク(パーティション)の中に複数のオペレーティングシステムをインストールし、どれかを選んでブートする事が出来るという状態のことです。
デュアルブートとは、2つのOSから、どちらかを選んで起動できるようにするのがデュアルブートです。
3)Windows 7とWindows 8のご紹介
Windows7(ウィンドウズ セブン)は、マイクロソフトが2009年にリリースした、Windowsシリーズに属するパーソナルコンピュータ用のオペレーティングシステム(OS)です。2009年7月22日に開発が完了し、2009年9月1日にボリュームライセンス契約者へ提供が開始され、2009年10月22日に一般発売を開始し、2020年1月14日(日本時間2020年1月15日)をもって延長サポートが終了します。
Windows 8(ウィンドウズ エイト)は、マイクロソフトがリリースした、Windowsシリーズに属するパーソナルコンピュータおよびタブレット端末用のオペレーティングシステム(OS)です。3種類のプレビュー版のリリースを経て、2012年8月から10月末にかけて正式版が順次リリースされました。2013年10月18日より、Windows 8.1 の提供が開始されました。Windows 8.1はWindows 8と同一のサポートライフサイクル ポリシー下で提供されるため便宜上、本項のWindows 8.1節などで併せて説明します。
▼追加:コンシューマー プレビューについて
マイクロソフトは2012年2月29日水曜日、Consumer Preview(コンシューマープレビュー)をリリースしました。「Windows 8 Consumer Preview」を入手し、仮想マシンと物理マシンの双方で無料試用してみた人がたくさんいます。
次はWindows 7とWindows 8 Consumer Preview(コンシューマープレビュー)を1つのパソコンでデュアルブートする方法です。合わせて三つのステップです。ステップバイステップで操作手順に従って実行してください。その前に、Windows 7上のデータをバックアップしたほうがいいと思います。もしその上に肝要なファイルとドキュメントがあればね。
▼三つステップ:
● Windows 8 Consumer Preview(コンシューマープレビュー)の正しいバージョンを選んでWindows8 Consumer Preview Imageをダウンロードします。
● Windows7で新たなパーティションを作成します。
● Windows 8 Consumer Previewを作成された新たなパーティションへインストールします。
注意:本ベージではWindows 7とWindows 8をデュアルブートする方法を紹介しますが、この方法はWindowsの他のバージョンにも適用できます。例えば、Windows10とWindows7のデュアルブート。
どのようにWindows7とWindows8/8.1をデュアルブート?
1)Windows8 Consumer Preview Imageをダウンロード
マイクロソフトの公式のダウンロードサイトには異なるイメージが二つあります。32ビットと64ビットのバージョンです。どちらが我々のコンピュータに合うのかチェックするために、左下隅の「スタート」ボタンをクリックし、「コンピュータ」を右クリックして「プロパティ」を選びます。その表示される画面で「システム」の「システムの種類」のところを見て、コンピュータの操作システムは32ビットか64ビットか確認します。
異なるイメージの他に、パーティションスタイル(MBRまたはGPT)、および起動モードも確認する必要があります。
Windows 7コンピュータがUEFIモードのみサポートする場合、Windows 8 64ビットしかインストールできません。Windows 7コンピュータがLegacyブートモードのみをサポートする場合、Windows 8をGPTディスクにインストールすることはできませんが、解決策があり、GPTディスクをMBRディスクに変換することです。損失せずに変換するには、AOMEI Partition Assistantを使用することができます。Legacy BIOSとUEFI BIOSの両方ともサポートされている場合、Windows 8をMBRディスクにインストールするか、64ビットのWindows 8をGPTディスクにインストールすることができます。
2)Windows7で新たなパーティションを作成
ディスクの管理で新たなパーティションを作成
「ディスクの管理」は、Windowsオペレーティングシステムに内蔵されているツールです。このツールを使用して、パーティションを削除/拡張/作成/縮小することができます。通常は、PCを右クリック>管理>ディスクの管理>記憶域を表示します。右の画面でパソコンのディスクがすべて表示されます。新規パーティションを作成するには、ハードドライブには未割り当て領域がなければ、まず他のパーティションを縮小して空き容量を取得します。その後、未割り当て領域を右クリックして「新しいシンプルボリューム」を選択します。
ディスクパーティション管理ソフトで新たなパーティションを作成
「ディスクの管理」以外、もう一つツールを使用して新しいパーティションを作成することもできます。非常に簡単で、初心者まで操作できるソフトですね。では、次へ進み、パーティションを作りましょう!
ソフトの追加紹介:★ディスクパーティション管理ソフトのオススメ★
AOMEI Partition Assistant Standardは、世界中の多くのユーザーから高い評価を得たディスク&パーティション管理フリーソフトです。これはディスク&パーティションの管理に関する多くの機能を備えています。例えば、「パーティションをリサイズ」を使用して、ディスク領域不足の問題を解決できます。また「パーティションを作成」「パーティションを結合」「パーティションを削除」「パーティションをフォーマット」「パーティションをコピー」などの機能を使用して、ディスクスペースを柔軟に管理できます。
AOMEI Partition Assistantは、弊社のR&Dチームによって厳密にテストされ、セクタのレベルからすべてのデータを保護できます。パーティションスタイル(MBRディスクかGPTディスクか)とディスクサイズ(2TB以上かどうか)にかかわらず、ディスク&パーティションに関する様々な問題を解決できます。
注意:
● Windowsサーバシステムを使用している場合はServer版のほうがより適当だと思います。
● Windows10、Windows8.1、Windows8、Windows 7、Vista、XP(32ビット版と64ビット版)に対応します。
機能1:パーティションをリサイズして新たなパーティションを作成
ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Standardをインストールして起動します。空き領域の多いパーティションを選択し、右クリックし、ドロップダウンメニューから「パーティションをリサイズ/移動」を選びます。
ステップ 2. 表示される画面でマウスを緑色のスライダーの両端の任意一端の白い丸に置き、クリック、反対の方向に移動、「はい」をクリックします。
ステップ 3. メインインターフェースに戻り、今空き領域を取得しますね。この空き領域を右クリックして、「パーティションを作成」を選びます。
ステップ 4. ポップアップウィンドウでは、「詳細」をクリックしてパーティションサイズ、パーティションラベル、ドライブ文字、ファイルシステム、それにパーティションタイプ(論理またはプライマリー)などの新しいパーティションの情報を設置します。また、両端の白い丸をクリック、ドラッグして、新しいパーティションのサイズを指定することができます。すべての設定が完了したら、「はい」をクリックして続行します。
ステップ 5. これで、新規作成したパーティションのプレビューが表示されます。ツールバー上の「適用」をクリックして保留中の操作をコミットします。
注意:
● ファイルシステムをNTFSに設定することをお勧めします。
● ドライブ文字を「なし」に設定した場合、パーティションは、非表示になります。言い換えれば、それが「コンピューター」に表示されません。
● 未割り当て領域がある場合は「リサイズ」操作をやらなくていいです。その未割り当て領域を右クリックして「パーティションを作成」を選択します。
機能2:「より簡単」HDDを分割して直接にパーティションを取得
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動します。新しいパーティションを作成しようとしているパーティションを右クリックし、「パーティションを分割」をクリックします。
ステップ 2. この画面では、二つのパーティションが表示されます。新規パーティションは通常は右側のそのパーティションです。こんな場合は、その緑色のスライダーの中の白い丸を右方向または左方向にドラッグして、新しいパーティションのサイズを決めます。また、「詳細」をクリックしてパーティションサイズ、パーティションラベル、ドライブ文字やファイルシステムなどの新しいパーティションの情報を設定できます。設定したら、「はい」をクリックして次へ行きます。
ステップ 3. ツールバーの「適用」をクリックして変更を実行します。
注意:
● 新規パーティションの所在地はSSDであれば、「SSDの性能を最適化するために、パーティションを整列します。」をチェックしてSSDのパフォーマンスを向上させることをお勧めします。
● 新規パーティションの所在ディスクは、MBRスタイルで、4プライマリパーティションがある場合は、システムパーティションにパーティションを作成することはできません。こんな場合は、他のデータプライマリパーティションにパーティションを作成することができますが、選択したデータプライマリパーティションは自動的に論理パーティションに変換されます。
3)Windows 8 Consumer Previewを作成された新たなパーティションへインストール
注意:Windows 8 Consumer Preview(コンシューマー プレビュー)をインストールするには、せめて20GBのボリュームは必要となります。
ステップ 1. まず、DVDまたはUSBドライブ(最小値4GBのサイズ)を用意してイメージを保存します。
ステップ 2. そして、マイクロソフトから「Windows 7 USB/DVD Download Tool」を無料でダウンロードします。ツールを開いてダウンロードされたWindows 8 Consumer Preview image(コンシューマー プレビューイメージ)を選びます。その後、「次へ」をクリックしてメディアの種類:DVDまたはUSBドライブを選択します。
ステップ 3. DVDまたはUSBドライブからコンピュータを再起動します。セットアップを起動する時、ただ案内通りに貴方の国家とキーボードの設定を入力するだけでいいです。次のページで、許可証パスワードを入力します。
ステップ 4. インストレーションの種類へ移動します。「Custom: Install Windows only (advanced)」を選らんで、Windows 8インストレーションのために前作成されたパーティションを選択して、インストレーションを起動します。これは少し時間掛かりますから、少々お待ちください。
ステップ 5. コンピュータを起動する場合は、Windows8またはWindows 7を選択するブートメニューが表示されます。Windows 7がデフォルトです。つまり、あなたは、Windows8/8.1を選択しなければ、コンピュータがデフォルトでWindows 7から起動します。しかし、Windows8を優先起動順位に設定したい場合は、ブートメニューで「既定の起動設定やその他のオプションの変更」をクリックしてから「規定のオペレーティングシステムの選択」クリックする必要があります。その後、お使いのコンピュータは、デフォルトではWindows10から起動します!
追加内容:Windows to goを使用して二つの異なるシステムの利用を切り替えるなら、この記事「Windows 10/8ポータブルワークプレイスを作成」をご覧ください。
結論
ここまでWindows7とWindows8/8.1をデュアルブートする方法を紹介しました。ご参考になれば、幸いです。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールは:[email protected]。ここまでありがとうございました。