Windows Server 2025/2022でCドライブを拡張できない場合の対処法

Cドライブを拡張しようとしてもできない場合、原因として考えられるのは、未割り当て領域の不足や隣接するパーティションの位置などです。この記事では、Windows Server 2022/2025でCドライブを拡張できない問題の原因と解決策を詳しく解説します。

投稿者 @ひとみ 2025年02月10日 @ひとみ 最後の更新 2024年12月26日

Windows Server 2025/2022でCドライブの容量不足はパフォーマンスの低下やシステムの不安定性を引き起こす原因になります。しかし、Cドライブの拡張がうまくいかないケースがあります。本記事では、その原因と解決方法について詳しく解説します。

Windows Server 2025/2022でCドライブを拡張できない主な原因

Windows Server 2025/2022でCドライブを拡張する場合、ボリュームの拡張オプションがグレーアウトしています。原因としては、多くの可能性が考えられます。その中には以下のような理由があります。

1)未割り当て領域がない

ボリュームの拡張には隣接する未割り当て領域が必要です。

2)未割り当て領域が隣接していない

Cドライブの隣に未割り当て領域がない場合、拡張ができません。

3)回復パーティションがCドライブの隣にある

システム回復パーティションが邪魔して拡張できない場合があります。

4)MBRディスクの制限

MBR形式では、プライマリパーティションの数が4つまでという制限があります。2TBを超えるパーティションを作成することができないため、拡張が困難になることがあります。

5)拡張するCドライブのファイルシステムはRAWまたはNTFSではない

ディスクの管理の「ボリュームの拡張」オプションは、ファイルシステムがRAWまたはNTFSでないと、ボリュームの拡張ができません。適切なファイルシステムが必要です。WindowsはFATや他のファイルシステムの拡張をサポートしていないので、ファイルシステムの互換性を確認することが重要です。

Windows Server 2025/2022でCドライブを拡張できない場合の対処法

ここでは、上述の原因に基づいて、Windows Server 2025/2022でCドライブを拡張できない問題を解決方法を詳しく紹介します。

方法1. サードパーティ製のパーティション管理ツールを使用する

サードパーティ製のパーティション管理ツールAOMEI Partition Assistant Serverを使用することで、未割り当て領域を移動し、Windows Server 2025/2022でCドライブを簡単に拡張できます。

Cドライブの隣に未割り当て領域がない場合、AOMEI Partition Assistant Serverの「パーティションを結合」機能を使って、パーティションを削除せずに隣接していない未割り当て領域をCドライブに直接追加できます。未割り当て領域がない場合、その「空き領域を割り当てる」機能を使って、他のパーティションの空き領域でCドライブを拡張できます。

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隣接していない未割り当て領域でCドライブを拡張する方法に関するステップバイステップガイドは以下のとおりです。

手順 1. AOMEI Partition Assistant Serverをインストールして実行します。メインインターフェイスで、Cドライブを右クリックし、「パーティションを結合」を選択します。

手順 2. 「パーティションを結合」インターフェイスで、「未割り当て」と「C :」を選択します。次に、「はい」をクリックします。

手順 3. ここで操作をプレビューできます。確認後、「適用」>「続行」をクリックします。

未割り当て領域がない場合、異なるドライブにあるより多くの空き領域を直接Cドライブに割り当てます。

手順 1. まず、AOMEI Partition Assistant Serverをインストールし、起動します。空き容量があるドライブを右クリックし、「空き領域を割り当てる」を選択します。

手順 2. この画面で、割り当てる空き領域のサイズを設定し、空き領域を追加するパーティション先(ここはCドライブ)を指定します。

手順 3. 結果のプレビューが表示されます。「適用」をクリックします。

方法2. Cドライブに隣接する未割り当て領域を作成する

Cドライブに隣接する未割り当て領域がない場合、隣のドライブを削除して、手動で未割り当て領域を作成することができます。

手順 1. 「Windows」+「R」キーを一緒に押して「diskmgmt.msc」と入力し、Enterキーを押します。

手順 2. Dドライブ(Cドライブと未割り当て領域の間のパーティション)を右クリックし、「ボリュームの削除」を選択します。

ご注意:Dドライブに保存されているデータを失いたくない場合は、削除する前にバックアップを作成してください。

手順 3. このボリュームを削除するとボリューム上のデータがすべて削除されることを示すウィンドウがポップアップ表示されます。「はい」をクリックして続行します。

手順 4. 削除したパーティションは未割り当て領域になります。Cドライブを選択し、右クリックして「ボリュームの拡張」を選択します。画面の指示に従って残りの手順を完了します。

方法3. 回復パーティションを移動する

拡張したいパーティションの右隣が回復パーティションである場合、Cドライブの拡張は通常邪魔されます。回復パーティションはシステムの回復や修復を行うための領域であり、その隣にパーティションを拡張することはできません。

回復パーティションがCドライブの隣にある場合、回復パーティションを削除か移動することができます。ここでは、回復パーティションを移動する方法をご紹介します。

👍関連記事:Windows11/10/8/7で回復パーティションを安全に削除する方法

手順 1. 上記で紹介したAOMEI Partition Assistant Serverをダウンロードし、インストールし、起動します。

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手順 2. 拡張するシステムパーティションと未割り当て領域の間に回復パーティションがある場合は、回復パーティションを右クリックして「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。

手順 3. パーティション移動の画面で、回復パーティションをクリックして、マウスの左ボタンを押したままの状態で右側へドラッグします。回復パーティションを未割り当て領域の右側に移動させた後「はい」をクリックします。

手順 4. 回復パーティションを移動した後のディスクの構成情報をプレビューできます。そして、問題がなければ、「適用」をクリックして変更を実行します。

このパーティションソフトウェアは、パーティションを移動できるだけでなく、サイズ変更、フォーマット、作成、削除、クローンなどもできます。

方法4. データ損失なしでFAT32をNTFS形式に変換する

Windows Server 2025/2022では、CドライブのファイルシステムがNTFS形式でない場合、ディスクの管理を使用してCドライブを直接拡張することができません。AOMEI Partition Assistant Serverでデータを失うことなくFAT32をNTFS形式に変換することができます。勿論、FATまたはFAT32からNTFSファイルシステムへの変換もサポートされています。

手順 1. AOMEI Partition Assistant Serverをダウンロードし、インストールし、起動します。また、変換するパーティションを右クリックし、「詳細処理」を選択し、「NTFSパーティションに変換」をクリックします。

手順 2. ミニウィンドウで「はい」をクリックします。

手順 3. 「適用」をクリックして、変換の実行を開始します。

方法5. ディスクの形式をMBRからGPTに変換する

Cドライブが「プライマリパーティション」になっている場合、未割り当て領域が「拡張パーティション」の一部だと拡張ができないことがあります。このような場合、MBRパーティション形式に制限(MBRは古いWindowsの形式で、最大容量は2TB)により、ディスクの管理を使用してCドライブを拡張することはできません。より多くのプライマリパーティションを作成するために、Cドライブの形式をMBRからGPTに変換する必要があります。

AOMEI Partition Assistant Serverの「GPTディスクに変換」機能を使って、データ失うことなくディスクの形式をからからGPTに変換することができます。もちろん、GPTからMBRへの変換もサポートしています。

👍関連記事:データを失うことなくMBRディスクからGPTディスクに変換

手順 1. AOMEI Partition Assistant Serverを起動します。そして、変換したいMBRディスクを右クリックして「GPTディスクに変換」を選択します。

手順 2. ポップアップウィンドウで、変換操作を確認して「はい」をクリックして続行します。次に、システムがEFI/UEFIモードをサポートしていることを確認し、「はい」をクリックして続行します。

手順 3. 「適用」をクリックして操作を実行します。すると、ディスクはGPTパーティションスタイルに変更されます。

まとめ

Windows Server 2025/2022でCドライブを拡張できない場合、最初に問題の原因を特定することが重要です。未割り当て領域が隣接ない場合は、ディスクの管理で隣のドライブを削除して未割り当て領域を作成できます。また、未割り当て領域が隣接していない場合は、AOMEI Partition Assistant Server版などの信頼性の高いツールを利用すると、より柔軟な操作が可能です。正しい方法を選ぶことで、Cドライブの容量不足を解消し、サーバーの効率的な運用をサポートできます。