Windows Server 2008でプライマリパーティションを拡張する方法

Windows Server 2008のCドライブをデータを失わずに簡単に拡張する方法をお探しですか?AOMEI Partition Assistant Serverを使用すれば、Windows Server 2008をはじめ、Server 2022/2019/2016/2012(R2)/2003のプライマリパーティションも安全に拡張可能です。

ひとみ

投稿者:ひとみ/更新日:2024年08月02日

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プライマリパーティションの概要

プライマリパーティションとは、オペレーティングシステムをインストールするための領域のことを指します。MBRディスクでは最大4つ、GPTディスクでは最大128個のプライマリパーティションを作成できます。特にMBRディスクの場合、アクティブパーティションはプライマリパーティションのうちの1つだけに限定されます。そのため、多くのユーザーがMBRディスクをGPTに変換することを選んでいます。

アクティブパーティションを持つプライマリパーティションには、ブートローダーが含まれており、これがオペレーティングシステムを起動する役割を果たします。一般的には、オペレーティングシステムがインストールされるCドライブがこの役割を担っています。プライマリパーティションは、OSや定期的に使用するデータを保存するための主要なドライブとなります。

プライマリパーティションを拡張する理由

Windows Server 2008(R2)では、Cドライブにアプリやデータが増えるにつれて、利用可能なスペースが少なくなっていきます。これにより、システムの動作が遅くなったり、クラッシュのリスクが高まることがあります。こうした問題を回避するためには、Cドライブのスペースを解放するだけでなく、プライマリパーティションのサイズを拡張するのが効果的です。

🍵関連記事:Cドライブが容量不足?空き容量を増やす!(方法11選)

Windows Server 2008でプライマリパーティションを拡張する方法

Windows Server 2008(R2)/2012(R2)/2016/2019/2022やWindows 11/10/8/7において、プライマリパーティションを拡張するための方法を2つ紹介します。

方法1. ディスクの管理を使ったボリュームの拡張[データ損失]

「ディスクの管理」は、Windowsに標準で搭載されているツールで、パーティションのサイズを変更することができます。WindowsキーとRキーを押して「diskmgmt.msc」と入力し、Enterキーを押すことでアクセスできます。連続する未割り当て領域がCドライブの後ろにある場合、このツールを使用してプライマリパーティションを拡張できます。

しかし、未割り当て領域がない場合、Cドライブを右クリックしても「ボリュームの拡張」がグレーアウトされてしまいます。その場合は、Cドライブの直後にあるパーティションを削除し(削除前にデータのバックアップを忘れずに)、そのスペースを使用してCドライブを拡張する必要があります。

ボリュームの拡張

ヒント:
空き領域未割り当て領域は異なる概念です。空き領域はパーティションの中の空き容量を指し、未割り当て領域はパーティションに属さない空き領域を指します。
Windowsのコマンドプロンプトに精通している場合は、Diskpartコマンドを使用してパーティションを拡張することも可能です。ただし、この場合も隣接する未割り当て領域が必要です。
Cドライブの直後にあるパーティションが拡張パーティションである場合、そのパーティション内の全ての論理ドライブを削除し、拡張パーティション自体を削除する必要があります。

方法2. データを失わずにプライマリパーティションを拡張する

連続する未割り当て領域がない場合、ディスクの管理やDiskpartを使用してプライマリパーティションを拡張するのは面倒です。そこで、AOMEI Partition Assistant Serverを使用すると、非連続な未割り当て領域をCドライブに割り当てることができます。さらに、未割り当て領域がない場合でも、他のパーティションから空き領域をCドライブに割り当てることができます。以下の手順に従って、AOMEI Partition Assistant Serverを使用してCドライブを拡張してください。まずは、AOMEI Partition Assistant Serverの体験版を試してみることをお勧めします。

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動作確認の目的でのみ使用される
★知っておくべきこと:
連続している2つのパーティションだけを結合できますが、未割り当て領域を結合する場合、制限がありません。
システムで予約済みのパーティションを結合することができません。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Serverを無料でダウンロードし、インストールし、起動します。

※以下の画面のようにDドライブの後ろに未割り当て領域があります。

🎃未割り当てがない場合、「パーティションをリサイズ/移動」などの機能でそれを作ることができます。

主な画面

ステップ 2. Cドライブを右クリックし、「詳細処理」→「パーティションを結合」を選択します。

パーティションをマージ

ステップ 3. 未割り当て領域を選択し(チェックボックスにチェックを入れ)、「はい」をクリックします。

はい

ステップ 4. 仮想結果をプレビューして問題なければ「適用」→「続行」をクリックします。

適用

ご覧のように、未割り当て領域はプライマリパーティションの直後に存在しなくても、プライマリパーティションと結合することができます。AOMEI Partition Assistant Serverを使うなら、「ボリュームの拡張」機能がグレーで表示されることについて全然心配する必要がありません。好きなようにプライマリパーティションとか他のデータパーティションとかを拡張することができます。また、その操作もシンプルで分かりやすいし、時間も節約します。

ディスク上に未割り当て領域や空き領域がない場合、他のパーティションを縮小してスペースを確保するか、十分なスペースを持つパーティションからCドライブに空き領域を割り当てることができます。

結論

AOMEI Partition Assistant Serverは、Windows Server 2008 (R2)でのプライマリパーティションの拡張を安全かつ効果的に行えるツールです。このツールは、Windows Server 2022/2019/2016/2012 (R2)/2003にも対応しており、パーティションの分割やコピー、削除など、多くのディスク管理機能を提供します。さらに、企業内の複数のPCを管理するためには、AOMEI Partition Assistant Unlimitedを利用することもできます。このエディションには、「ポータブル版を作成」という強力な機能が含まれており、USBフラッシュドライブなどの外付けデバイスにインストールして、他のPCで再インストールせずに使用することが可能です。

ひとみ
ひとみ・編集者
ひとみは、パソコンに関わるヘルプドキュメント、基礎知識、リソースなどを書いています。そのほか、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などの記事もたくさん持っています。分かりやすく、手順が追いやすい文章を心がけ、ユーザーがトラブルをスムーズに解決できるように工夫しています。専門用語を適切に解説し、異なる知識レベルの読者にも理解しやすい文章を心がけています。信頼性の高い情報を見極め、最新のトレンドやテクノロジー動向にも常に注意を払っています。