HDD内のデータを別のHDDへ丸ごとコピーする方法

なぜHDD内のデータを別のHDDへ丸ごとコピーするのか？

なぜ、HDD内のデータを別のHDDへ丸ごとコピーしたいのですか？その動機をまとめると、次のようになります。

Windowsがインストールされた従来のHDDからSSDやより大きいHDDにすべてのデータを移行し、その結果、再インストールせずにシステムのハードディスクをアップグレードすることができます。

内蔵HDDから外付けHDDに全データをクローンして複製します。バックアップと比べ、システムがクラッシュするなどの事態が発生した場合、復元せずにデータにアクセスすることができます。

HDD内のデータを別のHDDへ丸ごとコピーする方法

上記のように、別の目的のためにHDD内のデータを別のHDDへ丸ごとコピーする必要があるのです。でも、どうすればいいのですか？次の段落では、2つの方法が提供されています。

方法 1. 手動でコピー＆ペーストする

HDD内のデータを別のHDDへ丸ごとコピーする最も一般的な方法はコピー＆ペーストですが、この方法はそれらのファイルが写真、ビデオ、音楽、および一部のアプリなどの個人的なファイルである場合にのみ適用することができます。そうでなければ、ファイルが正常に実行できない可能性があります。

手順 1. 「このPC」をダブルクリックして、ファイルエクスプローラを開きます。

手順 2. それらのファイルを移動させたいドライブを開きます。ここでは、Cドライブを例にとって説明します。

手順 3. 移動したいファイルの上で右クリックし、「コピー」を選択します。

手順 4. ファイルを移動させたいターゲットドライブに移動します。何もないところを探して、右クリックします。「貼り付け」をクリックし、先ほどコピーしたファイルをこの場所に貼り付けます。

これで、個人用ファイルをHDDから別のHDDにコピーすることができました。

方法 2. サードパーティのディスククローンソフトを試す

HDD内のデータを別のHDDへ丸ごとコピーするには、上記のようにコピー＆ペーストする方法があります。しかし、この方法は、ハードドライブ上のファイルとフォルダの多くがあるときに時間がかかることがあり、一方、ブートファイルのようないくつかの重要なデータが簡単に行方不明になる可能性があります。いくつかのソフトウェアとオペレーティングシステムは、正常に動作しない可能性があります。したがって、別のものに全体のハードドライブをコピーするためにサードパーティ製のディスククローンソフトを採用することができます。

ここで、AOMEI Partition Assistantは最初の選択肢になります。これは一つのディスクから別のディスクにboot.iniを含むすべてのファイルをクローンすることができます。システムディスクやデータディスクを別のディスクにクローンした後、システムもアプリも正常に使用できます。

クローン元のハードディスクの使用領域だけをクローンできるので、クローン先のハードディスクのサイズが使用領域のサイズより小さくない場合、全てのデータをより小さいハードディスクにコピーすることができます。

さらに、ディスクから別のディスクにOSドライブだけをクローンすることができます。

コピーする前に知っておきたいこと：

▪ ターゲットハードディスクに保存されているデータはすべて消去されるので、必要なファイルをあらかじめバックアップしておくことができます。

▪ ターゲットディスクの容量は、ソースディスクの使用容量より小さくてはなりません。

▪ クローンディスクから正常に起動するためには、GPTをMBRに、またはMBRをGPTにクローンした後、起動モードを変更する必要があります。

そして、ディスクをコンピュータに接続し、認識できることを確認した後、以下の手順に従ってください（Windows 10でシステムのハードディスクをより小さいものにクローンする場合を例とします）。まずはデモ版をダウンロードしてお試しください。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールし、実行します。ソースHDDを右クリックして「ディスククローン」を選択します。

ステップ 2. クローン先のディスクを選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ 3. 確認画面に移動して、クローン元のディスクとクローン先のディスクを確認します。問題なければ「確認」ボタンをクリックして、続行します。

「セクタ単位のクローン」にチェックを入れることができます：

チェックを入れる場合、「セクタ単位のクローン」を実行します。使用済みセクタと未使用セクタをすべてクローンするため、より長い時間がかかります。ターゲットディスクのサイズはソースディスクのサイズに等しいかそれより大きくなければなりません（ソースディスクはMBR形式の場合、ターゲットディスクもMBR形式になっています）。

チェックを入れない場合、「ディスクの高速クローン」を実行します。ソースディスク上の使用済み領域だけをクローンするため、大容量のソースディスクを小容量のターゲットディスクにクローンすることができます（ターゲットディスクの空き容量はソースディスクの使用済み容量より大きいか等しい必要があります）。クローン中にターゲットディスク上の各パーティションのサイズを調整することができます。

「設定」をクリックして、ターゲットディスク上のパーティションを編集することができます：

パーティションのサイズを変更せずにクローン：ソースパーティションのサイズを維持します。

コピー先に合わせる：ターゲットディスク全体に合わせてパーティションのサイズを自動的に調整します。

手動で編集する：ターゲットディスク上のパーティションのサイズを手動で調整します。

PS：ターゲットSSDがソースディスクより小さい場合、「元のサイズのままコピーする」オプションはグレー表示されますね。

ステップ 4. 「適用」⇒「続行」をクリックして、この操作を実行します。

ディスククローン後、保存先のHDDから起動する方法

クローンしたディスクが起動ディスクの場合、クローン先のディスクを最初の起動デバイスとして設定することになっています。

ステップ 1. PCの起動中に、特定のキーを押し続けます。通常、デスクトップはDel、ノートパソコンはF2です。その後、BIOS設定に入ります。

ステップ 2. 起動タブで、デバイスの起動順序を変更することができます。ここで、矢印キーで保存先ディスクを最初の起動デバイスに設定します。

まとめ

どのようにHDD内のデータを別のHDDへ丸ごとコピーしますか？この投稿で、いつ、なぜその操作を行うべきかを学び、一方、強力なディスククローンソフト-AOMEI Partition Assistant Professional-は効率的にそれを成し遂げるために紹介されました。ディスククローン以外に、「SSDの完全消去」と「パーティションを整列」を含む他の機能もサポートされています。Windows Serverで1つのハードディスクを別のハードディスクにクローンするには、AOMEI Partition Assistant Serverを使用することができます。