[完全ガイド]Windowsのパーティションを削除する方法

多くの場合、Windows 11/10/8.1/8/7で「ディスクの管理」またはDiskpartでパーティションを削除できます。システムパーティション、EFIパーティションなどのパーティションを削除するには、AOMEI Partition Assistant Professionalを使用しましょう。

カオル

投稿者:カオル/更新日:2024年06月06日

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Windowsのパーティションを削除する理由

パーティションが不要になった場合、あるいは別のドライブを拡張するために未割り当て領域を確保したい場合、パーティションを削除できます。パーティションを削除することによって、空き容量を増やしたり、不要なデータを削除したりすることができます。

しかし、パーティションを削除する前に、注意するべきポイントもあります。

この記事では、Windowsのパーティションを削除する方法や注意点をわかりやすく解説します。

ディスクの管理でパーティションを削除する

Windowsの「ディスクの管理」では、数クリックでデータパーティションを削除できます。それでは手順を説明しましょう。

ステップ 1. WindowsキーとRキーを同時に押し、「diskmgmt.msc」を入力し、「OK」をクリックして「ディスクの管理」を開きます。(Windows 10では、WindowsキーとXキーを同時に押し、ポップアップメニューから「ディスクの管理」を選択できます。)

ディスクの管理を開く

ステップ 2. 「ディスクの管理」のメインインターフェイスに入ります。削除したいパーティションを右クリックし、「ボリュームの削除」を選択します。

ポイント:回復パーティションのようなシステム保護されたパーティションを選択した場合、ボリュームの削除はグレーアウトされます。

ボリュームを削除

ステップ 3. 「はい」をクリックし、パーティション削除の処理を完成させます。

はい

ステップ 4. 削除後、未割り当て領域として表示されます。

Diskpartでパーティションを強制的に削除する

隠しパーティションやシステムで保護されたパーティション(例えば、「EFIパーティション」や「システム予約済みパーティション」)を削除しようとすると、「ディスクの管理」の削除機能は無効になります。このようなパーティションの削除はDiskpartコマンドで行うことができますが、エラーや問題が発生する場合があります。以下の手順で説明しましょう。

ステップ 1. WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログで「diskpart」と入力し、Enterキーを押します。

ステップ 2. 以下のコマンドを入力し、一行ずつ入力が完了するとEnterキーを押します。

list disk
select disk n(※「n」は削除したいパーティションを含むディスクのディスク番号)
list partition
select partition m(※「m」は削除したいパーティションのパーティション番号)
delete partition

コマンド

ポイント:この方法はちょっと複雑で、パソコン初心者におすすめしません。うっかり操作を間違えてしまうと、大きな問題になる可能性があります。

GUIツールで様々なタイプのパーティションを削除する

多くの場合、Windows標準搭載のツールで不要なパーティションを削除するには、上記の「ディスクの管理」と「Diskpart」で十分です。

通常削除できないパーティションは、「システムパーティション」、「EFIパーティション」、「システム予約済みパーティション」、「ページファイル、ハイバネーションファイル、クラッシュダンプファイルを含むパーティション」などです。特に、「システムパーティション」、「EFIパーティション」、「システム予約済みパーティション」を削除すると、ハードドライブからPCを起動できなくなる場合があります。誤ったパーティションを削除してしまった場合、パーティション復元ソフトで削除したパーティションを復元できます。

🌸しかし、何らかの理由で、どうしてもこれらのパーティションを削除したい場合があります:

※例えば、重要なデータが格納されていたパーティションを使用しなくなった場合、情報漏洩を防止するため、そのパーティションを削除することがあります。或いは、パーティションテーブルやブートローダーの問題が発生した場合、システムの安定性を回復させるために、パーティションを削除して再構築することがあります。

どうしても削除したい場合は、この強力なパーティション管理ソフトAOMEI Partition Assistant Professionalを使いましょう。普通のパーティションはもちろん、WindowsシステムパーティションやEFIパーティション、システム予約済みパーティションと他のパーティションを初心者でも簡単に削除できます。また、「すべてのパーティションを削除」や「ハードディスクを消去」などの機能を揃えて、ハードドライブのパーティションを一度に解除することができ、CドライブをHDDからSSDに変更した後、データ用のHDDを初期化にしたい場合に非常に便利です。では、Windows11/10/8.1/8/7で普段削除出来ないパーティションを削除するため、ステップバイステップで説明していきます。

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注意:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Professionalをインストールし、起動します。削除したいパーティションを見つけて右クリックし、「パーティションを削除」を選択します。

パーティションを削除

ステップ 2. ポップアップウィンドウで「パーティションの高速削除」を選択し、「はい」をクリックして次のステップに進みます。

注意:データの復元や情報漏えいを防ぎたい場合は、「パーティションを消去」を使ってデータを完全に削除することができます。より徹底的な消去方式はもちろんより長い時間がかかります。

パーティションの高速削除

ステップ 3. そしてメイン画面に戻ります。「適用」→「続行」をクリックしてパーティション削除の操作を実行します。

続行

結論

AOMEI Partition Assistant ProfessionalはWindows11/10/8.1/8/7用です。Windows Serverを使用している場合は、AOMEI Partition Assistant Serverエディションを試すことができます。このパーティション管理ツールは、パーティションを削除するだけでなく、1つのパーティションから別のパーティションに空き領域を割り当てたり、OSをSSDに移行したりなど、他の強力な機能を所有しています。是非ともお試しください。

カオル
カオル・編集者
カオルはパソコンの基礎知識や、各ソフトに関することなど、幅広く紹介します。わかりやすく、初心者やパソコンに苦手の方でも分かるように工夫をして、IT業界に対しても深い興味を持っています。パーティション管理に関する問題に関心があり、同じ問題に遭遇したユーザーは是非ともブログを参照してください。