簡単ステップで誰でもできる!Diskpartでブート可能なUSBを作成する方法
Diskpartを使ってブート可能なUSBを簡単に作成する方法を知りたいですか?このガイドでは、初心者でも迷わず進められる手順を詳しく解説しています。USBでのPCを起動したい場合、記事を参考にしましょう!
ブート(起動)可能なUSBを作る理由は?
ブータブルUSB(Bootable USB)は、オペレーティングシステムがないコンピュータや、OSが壊れたコンピュータを起動するために使います。これにより、OSが起動しないときにシステムを修復できます。Windowsが起動しない場合、重要なファイルやデータを守るために、ハードドライブのバックアップが必要になることがあります。このような時に起動ディスクとしてUSBが役立ちます。
また、ブート可能USBは、オペレーティングシステムをインストールするためにも使われます。たとえば、Windowsを別のハードドライブやコンピュータにインストールしたいとき、インストールディスクがない場合は、Diskpartなどのツールを使ってUSBを作成します。このドライブには、コンピュータを起動するために必要なドライバーが含まれています。
そのため、USBメモリを起動可能にする方法を理解しておく必要があります。
USBをDiskpartで起動可能にする方法
このセクションでは、Diskpartを使ってUSBを起動可能にするステップを説明します。
ヒント:ISOファイルを用意する必要があります。Diskpartの操作は元に戻せないため、注意が必要です。もしDiskpartのコマンドに不安がある場合やデータ損失のリスクが低い場合は、次のセクションに進んでください。
ステップ 1. パソコンにUSBを接続し、利用できることを確認します。タスクバーの検索ボックスに「cmd」と入力し、検索結果から「コマンド プロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。ポップアップウィンドウに「diskpart」と入力し、Enterを押します。
ステップ 2. DiskPartユーティリティを起動したら、次のコマンドを順番に入力します。それぞれのコマンドは入力後にEnterキーを押すだけで適用されます。
- lisk disk(コンピュータ上の全てのディスクを一覧表示します。)
- select disk m(mはUSBのディスク番号です。)
- clean(USB上の全てのパーティションを削除、データを消去し、USBを未割り当て/未初期化の状態にします。)
- create partition primary(USB上で新しいプライマリパーティションを作成します。)
- active(USB上で作成されたパーティションをアクテイブとしてマークします。)
- format fs=ntfs quick(UEFIブータブルUSBを作成する場合は「format fs=fat32 quick」と入力し、パーティションをFAT32ファイルシステムでフォーマットします。)
- assign(ドライブ文字を自動的にUSBに割り当てます。)
- exit(diskpartユーティリティを閉じます。)
ステップ 3. 用意したISOイメージファイルを右クリックし、「マウント」を選択し、ドライブ文字が割り当てられた仮想ドライブとしてマウントします。
- cd boot
- bootsect exe /nt60 K:(Kは、USBに割り当てられたドライブ文字です。)
- xcopy I:\*.* K:\ /e /f /h(Iは、マウントされたISOイメージファイルのドライブ文字です。)
AOMEI Partition AssistantでUSBスティックを起動可能にする方法
WindowsでDiskpartを使ってUSBスティックを作るのは、少し難しい作業です。もしコンピュータに詳しくないなら、AOMEI Partition Assistantを試してみてください。このツールは使いやすいインターフェースがあり、簡単にUSBドライブを起動可能にできます。特に、AOMEI Partition Assistantを使えば、ISOファイルを準備する必要がありません。間違える心配もいりません。また、起動可能なデバイスを使ってハードドライブを管理すれば、ソフトウェアをインストールせずに多くのコンピュータを管理できます。
実際、DiskpartでUSBスティックを作りたいなら、AOMEI Partition Assistantを使う方がずっと便利です。このソフトで作った起動可能なUSBスティックを使うと、パーティションのサイズ変更やハードドライブのクローン、新しいパーティションの作成など、さまざまな機能が利用できます。もちろん、このソフトを使って作業することもできます。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。「ツール」>「ブータブルCD/USBを作成」をクリックします。
ステップ 2. 「USBブートデバイス」のドロップダウンメニューにUSBドライブを選択して「続行」をクリックします。
ステップ 3. 次に、USBがフォーマットされるため、重要なデータをバックアップしてくださいと表示されます。完了したら、「はい」をクリックしてください。
ステップ 4. そして、「はい」をクリックした後、WinPEブータブルUSBの作成が開始します。数分がかかるので、少々お待ちください。
ブータブルUSBドライブには、プリインストールされたAOMEI Partition Assistantが含まれています。そのため、このUSBドライブを任意のPCに接続してから電源を入れて、AOMEI Partition Assistantを利用してディスクを管理しましょう。
補足:USBメモリから起動する方法
USBをPCに挿入し、BIOSに入って、起動ドライブとして設定することができます。
ステップ 1. USBを挿入したまま、コンピュータの電源を入れます。
ステップ 2. 初期起動画面が表示されたら、BIOSキー(F2、F3、F4、F7、F8、BIOSを作成したメーカーにより異なる)をタップします。
ステップ 3. BIOSセットアップが起動します。そして、矢印キーで「Boot」タブを選択します。
ステップ 4. 「Change boot order」を選択し、USBをブートシーケンスの最初のものに移動します。
ステップ 5. 変更を保存して終了すると、USBからPCが起動します。
まとめ
この記事は、Diskpartを使用して起動可能なUSBドライブを作成する方法を紹介しました。さらに、AOMEI Partition Assistantを使用するのはより便利で、その方法も紹介しました。AOMEI Partition Assistantによって作成された起動可能なUSBドライブから起動した後、すべての内部機能を使用することができます。例えば、データの損失なしでMBR/GPTへの変換、ディスククローンの作成、フォルダやインストール済みプログラムの移動、空き領域の割り当て、重複ファイルの検索&削除など。Windows Serverユーザーであれば、Server版を使用することをおすすめします。