Windows 10、8、7で論理パーティションを拡張する方法

論理パーティションを拡張する必要性

MBRディスクのパーティションタイプの1つである論理パーティションは、MBRディスクのプライマリパーティションを拡張するために使用されます。ご存知のように、MBRディスクは最大で4つのプライマリパーティションしか作成できません。論理パーティションを使用すると、このような制限を破り、複数のパーティションにデータを保存できます。

ただし、論理パーティションが作成されたときに十分なスペースが割り当てられていなかった場合、PCはパーティションのディスク容量が不足していることを通知されます。また、論理パーティションを拡張して、より多くのデータとファイルを格納する必要があります。ここでは、Windows 10、8、7でそれを実行する2つの方法を紹介します。

論理パーティションを拡張する2つの方法

方法 1. Diskpart.exeで論理パーティションを拡張する

Diskpart.exeは、コマンドを使用してコンピューターのハードドライブを管理するのに役立つWindowsツールです。隣接する未割り当て領域で論理パーティションを拡張することができます。論理パーティションの背後に未割り当て領域がない場合は、最初にそれを削除する必要があります。

✍注：この方法では、隣接するパーティション上のすべてのデータが削除されます。事前にバックアップしてください。または、データの損失を引き起こさない方法2に進みます。

手順 1. 「Win + R」を押して「ファイル名を指定して実行」プログラムを開き、「cmd」と入力してEnterキーを押してコマンドプロンプトを開きます。

手順 2. コマンドプロンプトが開いたら、「diskpart」と入力し、Enterキーを押してDiskpart.exeユーティリティを起動します。

手順 3. 次のコマンドを実行します。

● list volume ● select volume 4（隣接するパーティションにあるボリューム番号を変更します。） ● delete volume（ボリュームは削除されます。） ● selected volume 3 （拡張するボリューム番号を変更します。） ● extend

方法 2. AOMEI Partition Assistantで論理パーティションを拡張する

Disk Part.exeに慣れていない場合は、AOMEI Partition Assistant Standardを使用する2番目の方法に目を向ける必要があるかもしれません。さまざまな機能を備えた信頼性の高いディスクマネージャーであり、ハードドライブとパーティションを簡単に管理できます。

「パーティションを結合」機能は、2つのパーティションと未割り当て領域を組み合わせたものです。したがって、この機能を使用すると、パーティションを削除せずに論理パーティションを拡大できます。ディスクに未割り当て領域がなく、2つのパーティションを結合したくない場合は、AOMEI Partition Assistant Standardを使用して、パーティションを縮小または削除して未割り当て領域を作成することもできます。

手順 1. AOMEI Partition Assistant Standardを起動してインストールし、論理パーティションを右クリックして、「詳細処理」>「パーティションを結合」を選択します。

手順 2. 追加するパーティションまたは未割り当て領域を選択します。そして、「はい」をクリックします。

手順 3. メインインターフェイスで、「適用」をクリックしてプロセスを開始します。

まとめ

したがって、Windows 10、8、7で論理パーティションを拡張する方法を知っています。対照的に、AOMEI Partition Assistantはほとんどの条件で適切な選択肢であり、パーティションを削除したりデータを失ったりする必要はありません。さらに、他のパーティションの空き領域でパーティションを拡張できる「パーティションを拡張」機能を備えたPro版にアップグレードできます。