無料かつ簡単：Windows 11、10でSSDのCドライブを拡張する3つの方法

なぜWindows 10でSSDのCドライブを拡張する必要があるか？

SSDはSolid-State Driveの略で、マイクロチップを使ってデータを保存するため、HDDよりはるかに高速です。そのため、多くのパソコンユーザーがWindows OSをSSDに移行する傾向がある理由です。しかし、SSDは通常、同じ価格でHDDよりもサイズが小さくなっています。したがって、OSをHDDからSSDに移行した後、SSDのCドライブに十分な空き容量が不足してしまう可能性があります。さらに、時間が経つと、Cドライブに書き込まれたデータもストレージスペースを使い果たします。そして、公式ニュースによると、Windows 11のアップグレードには、Cドライブに64GB以上の空き容量が必要です。この場合、ユーザーはWindows 10でSSDのCドライブの容量を増やす必要があります。

Windows 10でSSDのCドライブを拡張する方法

Windows 10でSSDのCドライブを拡張する方法がまだがわからない場合でも、ご参考までに効果的な方法を3つ集めましたので、ご安心ください。読み進めてください。

方法1. ディスクの管理を使用する

Cドライブの領域拡張というと、最も基本的なのはWindowsの最も有名な組み込みユーティリティであるディスクの管理です。これは、フォーマット、縮小、拡張などディスクを管理するためのプログラムです。このプログラムは完全に無料ですが、独自の制限があります。その制限は、Cパーティションの右側に未割り当て領域があり、それに隣接している場合にのみ拡張できるということです。この条件を満たすには、拡張しようとするパーティションの右側のパーティションを削除しなければならない場合もあります。

ステップ 1. PCデスクトップで「このPC」を右クリックし、「管理」を選択します。

ステップ 2. 左側の「記憶域」タブの下にある「ディスクの管理」をクリックすると、右側にSSDのディスクとパーティションの情報が表示されます。

ステップ 3. Cドライブの右側にあるパーティションを右クリックし、「ボリュームの削除」を選択し、「はい」をクリックします。その後、システムドライブの後ろに隣接する未割り当ての領域が表示されます。

ステップ 4. Cドライブを右クリックし、「ボリュームの拡張」を選択します。ウィザードの指示に従い、「完了」をクリックするまで操作してください。

これで、Cドライブをチェックすると、正常に拡張されていることがわかります。

方法2. DiskPartを使用する

上記でディスクの管理について述べたので、DiskPartと呼ばれるより専門的なユーザー向けの別の強力なプログラムを推奨する必要があります。また、これも、Windowsに内蔵されたユーティリティで、コマンドラインを実行することができます。これにより、パーティションの削除、パーティションの作成、およびパーティションの拡張をすばやく行うことができます。しかし、DiskPartはディスクの管理と同じ制限を受けます。拡張しようとするパーティションの隣に連続した未割り当て領域が必要です。

ステップ 1. 「list volume」と入力し、ENTERを押します。

ステップ 2. 「select volume x」と入力し、ENTERを押します（xは削除するパーティションの番号です）。

ステップ 3. 「delete volume」と入力し、ENTERを押します。

ステップ 4. 「select volume #」と入力し、ENTERを押します。（#はCドライブの番号です）。

ステップ 5. 「extend」と入力し、ENTERを押します。

方法3. サードパーティのフリーソフトを使用する

上の内容で、「ディスクの管理」と「DiskPart」は共通の制限があり、場合によってはパーティションを削除しなければならないことがわかります。したがって、データが失われるリスクがあります。手間を省くために、Windows 10でSSDのCドライブを拡張する別の方法を探す必要があります。市場に出回っているさまざまなツールがありますが、ここでは、Windows 11／10／8.1／8／7／Vista／XP向けの包括的なディスク＆パーティション管理フリーソフトウェアであるAOMEI Partition Assistant Standardを強くお勧めします。これは、連続した未割り当て領域がなくてもSSDのCドライブを拡張できます。

さあ、Windows 10でSSDのCパーティションを簡単に拡張するための最高のディスクマネージャーソフトウェアを無料でダウンロードしてください。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Standardをインストールして起動します。次に、すべてのディスクとパーティションがメインインターフェイスに表示されます。

ステップ 2. SSDのCドライブを拡張するには、最初に未割り当て領域を作成する必要があります。未割り当て領域を作成するパーティションを右クリックし、「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。

ステップ 3. ポップアップウィンドウでは、パーティションの両側の境界線をドラッグして緑色のバーの長さを調整し、未割り当て領域の大きさを決定します。その後、「はい」をクリックします（パーティションの前後に未割り当て領域がない場合は、境界線をドラッグすることができません）。

ステップ 4. これで、メインインターフェースで結果をプレビューすることができます。

ステップ 5. 次に、操作を実行するには、ツールバーの「適用」>「続行」をクリックしてください。

未割り当て領域がCドライブのすぐ左側にある場合は、「パーティションをリサイズ／移動」を使用して、未割り当て領域をCドライブに直接結合することができます。ただし、ディスクに未割り当て領域があるが、拡張するドライブの背後にない場合は、AOMEI Partition Assistantも役立ちます。その「パーティションを結合」機能は、連続していない未割り当て領域を拡張するドライブに結合して、パーティションを拡張できます。手順は以下のとおりです。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistant Standardを起動します。メイン画面で、Cドライブを右クリックして、「詳細処理」＞「パーティションを結合」を選択します。

ステップ 2. ポップアップウィンドウでCドライブと結合したい未割り当て領域前のチェックボックスにチェックを入れて、「はい」をクリックします。

ステップ 3. メインインターフェースの左上隅にある「適用」をクリックし、「続行」をクリックして結合プロセスを開始します。

数秒後、SSDのCドライブが大きくなっていることに気付くでしょう。

まとめ

Windows 10でSSDのCドライブを一度に拡張するにはどうすればよいでしょうか？チュートリアルを全部見て、答えが見つかったはずです。ディスクの管理、DiskPart、AOMEI Partition Assistant Standardはすべて、この操作をすばやく実行できるのに役立つプロフェッショナルなツールです。しかし、データの安全性を考えると、3番目の方法を選択します。データが失われるリスクがないためです。SSDの性能をさらに向上させるために、SSDドライブで4Kアライメントを実行することを検討することができますが、この場合、フリーウェアをProfessional版にアップグレードする必要があります。

実は、AOMEI Partition Assistant Professionalには他の便利な機能があります。たとえば、データを失うことなくMBRをGPTに変換したり、オペレーティングシステムをSSDまたはHDDに移行したり、紛失や削除されたパーティションを復元したりできます。

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