Windows 10からWindows 11へアップグレードする方法|サポート終了前にやるべき準備

Windows 10のサポート終了が近づく中、多くのユーザーがWindows 11への移行を検討しています。Windows 11では、セキュリティの強化、デザインの刷新、起動速度の向上など、より快適で安全な環境が実現されています。しかし、「自分のパソコンがWindows 11に対応しているのか」「アップグレード前にやるべき準備は?」「データは消えるの?」といった不安を感じる方も少なくありません。この記事では、Windows 10からWindows 11へ安全かつ確実にアップグレードする方法を、初心者にもわかりやすく解説します。

投稿者 @ひとみ 2025年10月13日 @ひとみ 最後の更新 2025年10月13日

Windows 10のサポート終了が近づく今、何をすべきか?

Microsoftは、2025年10月14日をもってWindows 10の公式サポートを終了します。これは「Home」「Pro」「Enterprise」など全エディション共通の期日です。

ただし、企業向けには有料の「拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)」が提供される可能性もあり、一定期間は延長できる見込みです。

「拡張セキュリティ更新プログラム」(Extended Security Update:ESU)は、サポートが終了したOSに対して有償でセキュリティパッチを提供する取り組みです。 大量のデバイスを抱えていたり、動作検証などに膨大な手間がかかる組織では、後継OSへ移行したくてもすぐには難しいことがあります。

過去の例を見ても、Windows 7が2020年にサポートを終了したとき、ESU契約を結んだ企業は2023年まで使い続けていました。同じように、Windows 10も法人向けには数年間の猶予があると思われますが、一般のユーザーはその対象にはなりません。

つまり、個人ユーザーにとって、Windows 11へのアップグレードが最も安全で確実な選択です。Microsoftは今でもWindows 10ユーザー向けに無料アップグレードを提供しており、条件を満たしていれば手軽に移行できます。

Windows 11の動作要件を確認しよう

アップグレード前にまず確認すべきなのが、自分のPCがWindows 11に対応しているかどうかです。 Windows 11ではセキュリティ重視の設計が採用され、以前より厳しいシステム要件が設定されています。

主なシステム要件

項目 必要条件
プロセッサ 1GHz以上、2コア以上の64ビットCPU
メモリ 4GB以上
ストレージ 64GB以上
ファームウェア UEFI、セキュアブート対応
TPM バージョン2.0
グラフィックス DirectX 12対応
ディスプレイ 9インチ以上、720p解像度以上

もしTPMセキュアブートが無効になっている場合は、BIOS設定から有効化しましょう。 最近のPC(2017年以降発売)はほとんどが対応しています。

自分のPCがこれらに対応しているか確認するには、次のセクションで紹介する「PC正常性チェック」アプリを使うのが最も簡単です。

PCが対応しているかを自動で確認する方法

Microsoftが提供する「PC正常性チェック」アプリを使えば、自分のPCがWindows 11をインストールできるか一瞬でわかります。

ステップ 1. Microsoftの公式Webから「PC正常性チェック」をダウンロードしてインストールします。

ステップ 2. ツールを起動します。メイン画面で、「今すぐチェック」をクリックします。

ステップ 3. 要件を満たしている場合、「このPCはWindows 11の要件を満たしています」というメッセージが表示されます。おめでとうございます!Windows 11のアップグレードを進め、新しい機能を楽しむことができます。

ステップ 4. しかし、コンピュータが互換性がない場合、「このPCは現在、Windows 11システム要件を満たしていません」という警告メッセージが表示されます。要件を満たしていない具体的な項目を確認するために、「すべての結果を表示」をクリックすることができます。

(☞゚ヮ゚)☞関連記事:Windows 11がインストールできるかどうかを確認する方法

Windows 10サポート終了への対策

Windows 10のサポート終了に備える方法は主に3つです:

  • Windows 11にアップグレードする
  • 新しいPCに買い替える
  • Windows 10を維持して使い続ける

それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。

選択肢 メリット デメリット
アップグレード データを引き継げる・コストが少ない 動作要件を満たす必要あり
新規購入 最新性能で長期安心 費用が高い・データ移行が必要
維持 費用ゼロ・現環境維持 セキュリティリスクが高い

安全性と利便性を考えれば、アップグレードまたは買い替えが最も現実的です。また、Windows 10を維持して使い続ける場合、この記事を参照してください:Windows 10からWindows 11へのアップグレードをブロックする方法

AOMEI Partition AssistantでWindows 11へのアップグレード準備を万全に

Windows 10のサポート終了が近づく中、多くのユーザーがWindows 11へのアップグレードを検討しています。より安全で快適な環境を維持するためには、早めの移行準備が重要です。しかし、アップグレードの際にはストレージ容量やパーティションの構成など、いくつかの注意点があります。こうした問題をスムーズに解決するためにおすすめなのが、AOMEI Partition Assistantです。

AOMEI Partition Assistant

最高のWindowsディスクパーティションマネージャー&PCオプティマイザー

注:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。※保証:❶24時間メールサポートを提供します。❷90日以内無条件で返品・返金致します。

● Windows 11をインストールするためには、システムドライブ(通常はCドライブ)に十分な空き容量が必要です。

AOMEI Partition Assistantを使えば、パーティションのサイズ変更未割り当て領域の統合を簡単に行うことができ、システムドライブに必要な容量を確保できます。「ワンクリックで空き領域を調整」機能を利用することで、Dドライブの空き容量を直接Cドライブに割り当てることが可能になります。これにより、「容量不足でWindows 11をインストールできない」といったトラブルを事前に防ぐことが可能です。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロードして起動し、調整したいSSDのパーティションを右クリックして、「ワンクリックで空き領域を調整」を選択します。

※注意:この機能はパーティションスペースの調整だけなので、未割り当てスペースを選択して調整することはできません。未割り当て領域があり、隣接する未割り当て領域を使ってパーティションを調整したい場合、「パーティションをリサイズ/移動」機能をご利用ください。

ステップ 2. Cドライブを選択し、ドラッグポイントをドラッグしてパーティションサイズを変更します。そして 「はい」をクリックします。

ステップ 3. 「保留中の操作」を表示することで、操作をプレビューすることができます。保留されている操作を実行するには、「適用」と「続行」をクリックしてください。

手順 4. 処理が開始され、進行状況を確認できます(Cドライブの場合は直接再起動します)。処理が完了するまで時間がかかる場合があります。

● また、AOMEI Partition Assistantは、ブートモードの確認やディスクのGPT/MBR変換といった、Windows 11の要件を満たすために必要な操作もサポートしています。たとえば、Windows 11はUEFI+GPT環境が推奨されますが、このツールならデータを失わずに安全にMBRからGPTへ変換することができます。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロードし、インストールし、起動します。そして、変換したいMBRディスクを右クリックして「GPTディスクに変換」を選択します。

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、「はい」をクリックして続行します。

ステップ 3. 「適用」をクリックして操作を実行します。すると、ディスクはGPTパーティションスタイルに変更されます。

同じ方法によってGPTディスクからMBRディスクへの変換も可能です。

● AOMEI Partition Assistantのその他の役立つ機能

Windows 11への移行時やその後の運用にも役立つ機能が、AOMEI Partition Assistantには多数備わっています。

1. ディスククローン機能

新しいSSDや大容量ドライブに環境を移行したい場合、ディスククローン機能を使えば、現在のWindows 10システムを丸ごとコピーして、すぐにWindows 11へ移行できる環境を構築できます。再インストールの手間がなく、時間の節約にもなります。

2. パーティションの拡張・結合

Cドライブの空き容量が不足している場合、他のパーティションと結合したり、空き領域を再配分したりすることで、効率的に容量を確保できます。これにより、アップグレード中のエラーやシステムの動作不良を防止できます。

3. ディスクエラーチェックと最適化

長期間使用したHDDやSSDは、断片化やエラーが発生しやすくなります。AOMEI Partition Assistantでは、ディスクの状態を診断し、不良セクタをチェック・修復することができるため、アップグレード前後の安定性を維持できます。

4. システム移行機能(OSをSSDへ移行)

より快適な動作を求めるなら、OSを高速なSSDへ移行するのもおすすめです。AOMEI Partition Assistantの「OSをSSDに移行」機能を使えば、データを失うことなくスムーズに環境を移せます。

など...

Windows 10からWindows 11へのアップグレードを安全かつ効率的に行うためには、事前準備が欠かせません。AOMEI Partition Assistantを活用すれば、ストレージ管理からシステム移行までを一括で行え、アップグレード後も快適なパフォーマンスを維持できます。

Windows 10からWindows 11へアップグレードする手順

ここで、Windows 10からWindows 11へアップグレードする方法を紹介します。

アップグレード前の準備

Windows 11への移行をスムーズに進めるためには、まず「準備」が何より大切です。 いきなりアップデートを実行するのではなく、データのバックアップ・互換性の確認・システムの最適化という3つのステップを踏むことで、トラブルを大幅に減らすことができます。

① バックアップを取る

最優先は大切なデータを守ること。 外付けHDDやクラウド(OneDriveやGoogle Driveなど)に重要なファイルを保存しておきましょう。 Windowsの「バックアップと復元(Windows 7)」機能や「ファイル履歴」を使うのもおすすめです。 特に、写真・動画・ドキュメント・デスクトップ上のファイルは見落としがちなので注意。

(☞゚ヮ゚)☞関連記事:Windows11へのアップグレード前システムをバックアップする方法

② ソフトウェアやドライバの互換性を確認

一部の古いアプリや周辺機器(プリンター・スキャナーなど)は、Windows 11で動作しない可能性があります。 メーカーの公式サイトで対応状況をチェックしておきましょう。 また、グラフィックドライバやオーディオドライバも最新に更新しておくことで、アップグレード後の不具合を防げます。

ステップ 1. 「Windowsキー + X」を押して、メニューから「デバイスマネージャー」を選びます。

ステップ 2. 対象のデバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」を選びます。

ステップ 3. 「ドライバーを自動的に検索」をクリックします。

③ ディスクの空き容量を確保する

最低でも30GB以上の空きが推奨されます。不要ファイルはAOMEI Partition Assistantのクリーンアップ機能を使えば、ワンクリックで削除できます。このツールはWindows標準のディスククリーンアップよりも強力で、キャッシュ・一時ファイル・古い更新データをまとめて整理できます。

無料体験Win 11/10/8.1/8/7
安全かつ快適

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロードして起動し、上部にある「空間を解放」をクリックし、「PCクリーナー」をクリックします。

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、「スキャン開始」をクリックし、Windows 11コンピューターを不要なファイルのスキャンを開始します。

ステップ 3. システムがジャンクファイルをスキャンする間、お待ちください。

ステップ 4. スキャンが完了すると、不要なデータが自動的に削除されるようにマークされます。これらを削除するためには、「すべてをクリーン」を直接クリックして削除できます。さらに不要なファイルがある場合は、関連するチェックボックスをオンにして手動で選択することもできます。

ステップ 5. 最後に、「戻す」をクリックしてこのインターフェースを終了します。

もしもさらにドライブを徹底的にクリーンアップしたい場合は、「大容量ファイルを削除」機能を試してください。このツールでは、安全に削除できるファイルをリストアップし、削除する前に注意が必要なファイルを赤色で通知します。

Windows Update経由でアップグレード

Windows 11へのアップグレードは、Windows Updateから実行するのが最も簡単です。

ステップ 1. スタートメニューから設定を開きます。

ステップ 2. 「更新とセキュリティ」→「Windows Update」をと進みます。

ステップ 3. 「更新プログラムのチェック」をクリックします。

ステップ 4. 「Windows 11へのアップグレードの準備ができました」といったメッセージが表示されたら、「ダウンロードしてインストール」をクリックします。

ステップ 5. 「ソフトウェア ライセンス条項」を確認し、「同意してインストール」をクリックします。

ステップ 6. ダウンロードとインストールが完了するまで待ち、画面の指示に従ってPCを再起動します。

ポイント
  • 再起動後は、数回の設定確認が行われ、自動的にWindows 11がインストールされます。 アップグレード中は途中で電源を切らないことが重要です。

  • Windows Update経由のアップグレードは最も安全で、データも保持されます。

  • ただし、Microsoftの段階的配信のため、PCによってはすぐに案内が表示されない場合もあります。もしすぐにアップグレードしたい場合は、次に紹介する「インストールアシスタント」ツールを利用しましょう。

(☞゚ヮ゚)☞関連記事:Windows UpdateではWindows 11が表示されないを修正する8つの方法

インストールアシスタントを使う方法

Windows Updateでアップグレード案内が表示されない場合は、「Windows 11 インストールアシスタント」を使うのが便利です。 Microsoftが公式に提供している無料ツールで、数クリックでアップグレードを開始できます。

ステップ 1. Windows 11 インストールアシスタントページにアクセスします。

ステップ 2. ダウンロードされた.exeファイルをダブルクリックしてインストーラーを起動させます。

ステップ 3. デバイスハードウェアに互換性があることが確認されたら、ライセンス条項が表示されます「同意してインストール」を選択します。

ステップ 4. インストールがはじまると、まずWindows11のダウンロードがはじまります。しばらく待ちましょう。

ステップ 5. ダウンロードの確認が終わると、Windows11のインストールがはじまります。

ステップ 6. 「Windows11をインストールするには、PCを再起動する必要があります」が表示されたら「今すぐ再起動」ボタンを押します。

全体で1〜2時間ほどかかりますが、操作は非常にシンプルです。 この方法では、データやアプリを保持したままWindows 11に移行できます。

クリーンインストールとの違い
  • インストールアシスタントを使う場合は、既存データを保持できますが、 クリーンインストールはPCを完全に初期化して新たにOSを導入します。 不要なファイルを一掃できる一方で、アプリの再インストールや設定の再構築が必要です。

  • もし古いPCで動作が遅い、トラブルが多い場合は、クリーンインストールによるリフレッシュもおすすめです。 USBメディアを作成してインストールすることで、より安定した環境を得られます。

アップグレード後の設定と最適化

Windows 11へのアップグレード後には、まずWindows Updateで最新の状態にし、次にストレージセンサーを有効にして不要なファイルを自動で削除します。さらに、「タスクマネージャー」で不要なスタートアップアプリを無効化し、「設定」から「電源モード」を「最高のパフォーマンス」に設定(ノートPCではバッテリー消費が増加)すると、パフォーマンスが向上します。

ステップ 1. 「スタート」アイコン→「設定」をクリックします。

ステップ 2. 「システム」→「記憶域」をクリックします。

ステップ 3. 「ストレージ センサー」のスイッチをオンにします。

ステップ 4. ニーズによって「ストレージ センサー」を設定します。

Windows 11にアップグレードできないときの対処法

Windows 11へのアップグレードが途中で止まったり、エラーコードが表示されたりすることがあります。 こうした場合も、焦らず順番に原因を確認していけばほとんどは解決可能です。

ハードウェア要件を満たしていない場合

「このPCはWindows 11を実行できません」と表示されたとき、多くの場合はハードウェア要件の不足が原因です。 特に、TPM 2.0とセキュアブートが有効になっていないPCが非常に多いです。

① TPM 2.0を確認する方法

TPM(Trusted Platform Module)は、セキュリティを強化するためのチップです。 以下の手順で確認できます。

ステップ 1. キーボードで「Windowsキー + R」を押し、「tpm.msc」と入力してEnterキーを押します。

ステップ 2. 「TPMの製造元情報」に「バージョン 2.0」と表示されればOKです。表示されない場合は、BIOS設定で無効になっている可能性があります。

ステップ 3. PCを再起動し、BIOS/UEFI設定に入ります(一般的にDELやF2キー)。「Security」または「Trusted Computing」メニュー内の「TPM」や「fTPM」を有効化しましょう。 Intel製CPUなら「PTT」、AMD製CPUなら「fTPM」と表記されている場合もあります。

② セキュアブートを有効にする

(☞゚ヮ゚)☞関連記事:Windows 11/10でUEFIセキュアブートを有効化する方法

セキュアブートは、不正なOSの起動を防ぐための機能です。 これが無効だと、Windows 11のインストールができません。

ステップ 1. BIOS設定を開きます(起動時に「Del」または「F2」キーを押します)。

ステップ 2. 「Boot」メニュー内の「Secure Boot」を有効化します。

ステップ 3. 変更を保存して再起動します。

これらを設定した後に再度「PC 正常性チェック」ツールを実行すれば、要件を満たしているか確認できます。

③ 古いPCでの代替策

もしどうしてもTPM 2.0非搭載の古いPCを使いたい場合、非公式の手段でインストールする方法も存在しますが、 Microsoftはこれを推奨していません。 今後のアップデートが受けられないリスクがあるため、安全を考えるなら新しいPCへの買い替えが現実的です。

よくあるトラブルとその解決策

アップグレード時に「インストールを完了できませんでした」などのエラーメッセージが表示されることがあります。 原因は多岐にわたりますが、以下の方法で多くの問題を解決できます。

① エラーコード「0xC1900101」や「0x80070070」

このエラーは、主にドライバーの不具合やディスク容量不足が原因です。 対処法は次の通りです。

古いデバイスドライバーを更新:デバイスマネージャーでネットワーク、GPU、ストレージ関連ドライバーを最新版に更新します。
周辺機器を外す:USB機器や外付けドライブが干渉している場合があります。
容量を確保する:Cドライブの空きが30GB未満だとエラーが起きやすいです。 AOMEI Partition AssistantでCドライブを拡張するのが最も効果的です。
エラーコード 主な原因 対応策
0x80070070 空き容量不足 ディスククリーンアップを実行
0x80070490 システムファイル破損 SFC /scannow コマンドを実行
0xC1900101 ドライバ不具合 最新ドライバに更新または周辺機器を外す
0x800f0922 ネットワーク接続エラー VPNをオフにして再実行

② USBインストールメディアを使う

通常のアップグレードでうまくいかない場合は、「メディア作成ツール」を利用しましょう。

Windows 11のインストールメディアを作成するには、まずMicrosoftの公式Webサイトにアクセスして、メディア作成ツールをダウンロードする必要があります。

ステップ 1. 準備したUSBをPCに接続し、オペレーティングシステムがそれを検出するのを待ちます。

ステップ 2. ダウンロードしたインストールメディア作成ツール「mediacreationtool.exe」ファイルを、ダブルクリックして実行します。ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。

ステップ 3. Windows 11のセットアップウィンドウで、適用される通知とライセンス条項が表示され、「同意する」をクリックします。

ステップ 4. 「別のPCのインストールメディアを作成する」を選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ 5. 言語やエディションを選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ 6. 「使用するメディアを選択してください」と表示されたら、「USBフラッシュドライブ」を選択します。「次へ」をクリックします。

ステップ 7. 「リムーバブルドライブ」でUSBドライブを選択し、「次へ」をクリックします。Windows11のメディアの作成を開始します。しばらくすると、Windows 11インストールメディア作成ツールが正常に作成されます。

ステップ 8. 作成したUSBから起動してインストールを実行します。

この方法なら、既存のシステムトラブルを回避してインストールできます。

まとめ

Windows 10からWindows 11へアップグレードするには、まず「PC 正常性チェックツール」で互換性を確認し、バックアップを取ってからMicrosoft公式の「インストール アシスタント」または「Windows Update」経由で実行するのが安全です。 Windows 10のサポートは2025年10月に終了予定のため、早めの移行を行うことでセキュリティリスクを避け、最新機能を安心して活用できます。アップグレードは無料で行えるため、今のうちに準備を整え、スムーズに次世代のWindows環境へ移行しましょう。

よくある質問

1. Windows 11へのアップグレードは無料ですか?

はい、Windows 10を正規ライセンスで使用している場合は、Windows 11へのアップグレードは無料です。 Microsoftは、Windows 10ユーザー向けに無料アップグレードを提供しています。ただし、すべてのパソコンが対象ではなく、Windows 11の動作要件(TPM 2.0、セキュアブート、CPUなど)を満たしている必要があります。 アップグレード可能かどうかは、Microsoft公式の「PC 正常性チェック アプリ(PC Health Check)」で確認できます。

2. Windows 10からWindows 11への無償アップグレードはいつまでですか?

2025 年 10 月 14 日以降、Windows Update を介した Windows 10 の無料ソフトウェア更新プログラム、テクニカル サポート、セキュリティ修正プログラムが、Microsoft から提供されなくなります。

3. Windows 10は2025年以降も使えますか?

Windows 10 のサポートは 2025 年 10 月 14 日に終了します。 同日以降、Windows 10 デバイスで Microsoft 365 Apps を実行している場合、アプリケーションは以前と同じように引き続き機能します。

3. 古いPCでもWindows 11にアップグレードできますか?

古いパソコンにWindows11のアップグレードをすることはライセンス違反になりませんか? 正規ライセンスであれば問題ありません。 ただし、Windows 11には公式のシステム要件が定められており、古いパソコンでは要件を満たしていない場合があります。

4. 要件を満たしていないパソコンにWindows 11をインストールできますか?

要件を満たしていないPCでも、非公式な方法を使えばインストール自体は可能です。 例えば、TPM 2.0やセキュアブートのチェックを回避してインストールする手段がありますが、Microsoftはこの方法を公式にはサポートしていません。

そのため、

  • 将来のアップデートが適用されない可能性がある
  • 動作が不安定になるリスクがある
  • セキュリティ面での懸念がある

といったデメリットがあります。 安全かつ安定した環境を保つためには、可能であれば要件を満たすPCでWindows 11を利用するのが推奨です。