WindowsでSSDを完全消去して安全に売却する方法【データ漏洩防止】

SSDを売却する際にデータが残っていたら大変!この記事では、Windows OSを使ってSSDのデータを完全消去する方法を詳しく解説。プライバシーを守り、安全にSSDを売却するための必須ステップを紹介します。

カオル

投稿者:カオル/更新日:2024年10月10日

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ユーザー事例:WindowsがインストールされたSSDを売却前に消去したい

古いパソコンを売る予定で、SSD(Windowsのブートドライブ)とHDDが付いています。SSDにはWindows OSと個人ファイルが入っています。できれば、ほぼ新品の状態にしたいです。しかし、SSDについてあまり知識がありません。どんなアドバイスでも大歓迎です。

- Yahooからの質問

SSDを売る際には、まずその中にある個人データに注意が必要です。すべてのデータを削除するだけでは、回復ツールで復元できます。

個人情報

SSDを消去する方法は?

SSDはHDDとは異なる読み書きの仕組みを持っていますが、HDDのデータ消去方法をそのままSSDに適用することはできません。

📍関連記事:SSDとHDDのベストな使い分け方

SSDの寿命は、プログラム消去サイクル(P/Eサイクル)によって決まります。SSDの制限は、数千回の書き込みではなく、数千回の消去にあります。各ブロックは数千回の消去が可能です。

SSDを白紙の紙に例えると、データを書き込むことは鉛筆で情報を書くことに似ています。不要な部分を消しゴムで消してから、新しい情報を書き込むことができます。SSDも同様に、すでにデータが入っている場合、新しいデータを書き込む前にブロック全体を消去する必要があります。しかし、この消去の手順はSSDにダメージを与えることがあります。

SSDを消去する方法について

SSDを売却する前に、すべてのデータを消去することが重要です。できれば、専門のデータ消去ソフトを使ってデータを無意味なものに置き換え、完全に消去します。特にプライベートな情報が含まれている場合は、2回または3回の消去をおすすめします。優れたSSDデータ消去ソフトがあれば、安心して作業できます。

おすすめのソフトはAOMEI Partition Assistantです。これはWindows 11/10/8/8.1/7に対応した強力なディスクとパーティションの管理ソフトで、プロフェッショナルな「SSDの完全消去」機能を持っています。どのブランドのSSDでも、迅速かつ安全に消去できます。

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注意:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。
注意:「SSDの完全消去」は、Win 7システムとSATA SSDでのみサポートされています(Win 10 SSDを消去する場合は、それを取り外してWin 7に接続し、再び差し込む必要があります)。

手順 1. AOMEI Partition Assistantを開いて、メイン インターフェイスの上部にある「消去」をクリックし、「SSDの完全消去」を選択します。

SSDの完全消去

手順 2. 完全消去の知らせをよく読んだあと「次へ」をクリックします。

知らせ

手順 3. そして消去したいSSDを選択して「次へ」をクリックします。

次へ

手順 4. 間違えたSSDを消去しないように、SSDの識別情報を再度確認してください。下の画面からSSDはフリーズ状態であることを知っています。

▶SSDを消去するには、ドライブをホットスワップして凍結状態を解除する必要があります。
1. コンピューターのケースを開けます。ラップトップの場合は、背面カバーやドライブシェルを外します。
2. 消去したいSSDを見つけます。
3. SSDの電源ケーブルを抜きます。
4. SATAデータケーブルをSSDから外します。
5. 次に、SATAケーブルをSSDのSATAポートに再接続します。
6. 最後に、電源ケーブルをSSDの電源コネクタに差し込み、ホットスワップを完了させます。

フリーズ状態

手順 5. SSDを再接続した後、SSDの完全消去を再試行してください。完全消去はほぼすぐに完了しました。

完了

作業が終わると、SSDは未割り当ての領域として表示されます。

未割り当て領域

さらに読む:HDDを消去する方法は?

パート2で説明したように、HDDはSSDとは異なり、同じ方法でHDDを消去することはできません。AOMEI Partition Assistantには、HDDを消去するための「ハードディスクを消去」機能があります。

HDDを完全に消去するための最適な方法を選ぶことができます。

全セクタにゼロを書き込む:すべてのセクタをゼロで上書きします。個人で使うハードディスクの消去によく使われていて、安全かつ迅速です。
セクタにランダムデータを書き込む:ハードディスクをランダムデータで上書きし、一番目の方式よりも安全です。
DoD 5220.22-M:DoD基準が初めて「米国国家産業保全プログラム運用マニュアル」で公開されました。「ゼロの書き込み」と「ランダムデータの書き込み」よりはるかに安全で、「Guttman」より速いです。組織やデータサニタイゼーションプロバイダーによく使用されます。
Gutmann:ハードディスクを35回以上上書きします。最も安全な方法ですが、一番時間がかかります。

それでは手順を見てみましょう。

手順 1. 消去するドライブを右クリックして、「ハードディスクを消去」を選択します。

ハードディスクを消去

手順 2. ハードディスク上のデータを消去する方式を指定してください。ここでは、「全セクタにゼロを書き込む」を選択し、「はい」をクリックして続行します。

全セクタにゼロを書き込む

手順 3. 「適用」をクリックして、保留中の操作を開始します。

完了

まとめ

Windows OSが搭載されたSSDを売却する前に、個人情報を完全に消去する必要があります。この作業をAOMEI Partition Assistantに任せることで、他の準備にかかる時間と労力を大幅に削減できます。このツールは、さらにパーティションのサイズ変更や移動、削除、GPTやMBRへの変換など、便利な機能も備えています。ディスクを売却する際には、このツールが非常に役立ちます。

カオル
カオル・編集者
カオルはパソコンの基礎知識や、各ソフトに関することなど、幅広く紹介します。わかりやすく、初心者やパソコンに苦手の方でも分かるように工夫をして、IT業界に対しても深い興味を持っています。パーティション管理に関する問題に関心があり、同じ問題に遭遇したユーザーは是非ともブログを参照してください。