Windows 11/10のCドライブの容量が不足している場合、この記事が解決策を提供します。3つの効果的な方法で、システムのパフォーマンスを向上させながら、Cドライブのスペースを確保しましょう。簡単なステップバイステップガイド付きです。
Windows 10をインストールしたコンピュータを長期間使用していると、Cドライブにディスク容量不足の警告が表示されることがあります。画像通り、Cドライブは赤くなります。
Cドライブがほぼいっぱいになった場合は、問題が発生します。例えば、新しいファイルを保存することができなくことや、パソコンの速度が非常に遅くなり、クラッシュしたり、エラーメッセージが表示されたりすることもあります。
この場合は、通常、多くの人は不要なファイルを削除したり、プログラムをアンインストールしたり、ゴミ箱を空にしたりすることで、これらの問題を解決しようとしています。しかし、しばらくすると、また同じ問題に悩まされることになります。したがって、それを解決するための他の信頼できる方法を探す必要があります。
それは、Cドライブの容量を増やすことです。
例えば、本来のCドライブは128GBです。これを256GBに拡張すると、余裕でファイルやプログラムをCドライブに置くことができます。
Cドライブの容量を増やす3つのツールをここで紹介します:
●Windows内蔵の「ディスクの管理」 ●Windows内蔵のコマンドプロンプト(CMD) ●サードパーティ製のAOMEI Partition Assistant
Windows 11/10でCドライブの容量を増やしたい方は、以下のコンテンツを読んでみてください。
ディスクの管理は、Windows 11/10/8/7の組み込みユーティリティです。これは、ユーザーが自由にハードディスクとパーティションを管理し、ボリュームのフォーマット、ボリュームの拡張、ボリュームの縮小などの操作を実行するのに役立ちます。
ステップ 1. デスクトップの「このPC」を右クリックして、「管理」をクリックします。
ステップ 2. 「記憶域」タブで、「ディスクの管理」を選択します。
ステップ 3. Cドライブの右側に未割り当て領域がある場合は、Cドライブを選択して右クリックし、「ボリュームの拡張」を選択します。
ステップ 4. その後、ボリュームの拡張ウィザードが表示され、「次へ」をクリックして続行します。ウィザードに従って、残りのステップを完了します。
※注意: Cドライブの右側に未割り当て領域がない場合は、Cドライブの右側のパーティションを削除し、未割り当て領域を作成してから、拡張を実行します。 ディスクの管理でCドライブを拡張するには、その右側に未割り当て領域があることを確認する必要があります。そうしないと、「ボリュームの拡張」がグレー表示になります。 このユーティリティは、NTFSまたはRAWでのボリュームの拡張と縮小のみをサポートします。
CMDは、同じくWindows組み込みのツールです。「コマンド」と呼ばれる命令文を打ち込むと、それに従ってパソコンさんがお仕事をしてくれます。「diskpart」というコマンドを使うことで、コマンドラインでディスクのパーティションやボリュームを操作できます。
ステップ 1. 「Windowsキー+Rキー」を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「diskpart」を入力して「OK」をクリックします。
ステップ 2. 「list volume」を入力して「Enter」を押します。
ステップ 3. 「select volume #」を入力して「Enter」を押します(#は拡張したいパーティションの番号です)。
ステップ 4. 「extend size=#」(例えばextend size=2048)を入力して「Enter」を押します。
ステップ 5. 「exit」を入力して「Enter」を押します。
コマンドプロンプトに慣れていないユーザーは、強力かつ直感的なサードパーティ製ソフトを使用してCドライブ容量を増やす必要があります。
AOMEI Partition Assistantは強力なパーティション管理ソフトとして、パーティションのリサイズ/移動、パーティションの結合、パーティションの分割、パーティションのクローン、パーティションの消去、BitLockerなど、「ディスクの管理」が持っていない機能でもたくさん提供しています。
ここで、無料でCドライブを拡張するステップを紹介します。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。次に、すべてのディスクとパーティションがインターフェイスに表示されます。十分な空き容量のあるパーティション(ここではDドライブ)を右クリックして、「パーティションをリサイズ/移動」を選択します。
ステップ 2. ポップアップウィンドウで、右にドラッグしてパーティションを縮小します。次に、「はい」をクリックします。
ステップ 3. これで、ディスクに未割り当て領域があることがわかります。Cドライブを右クリックし、「詳細処理」>「パーティションを結合」を選択します。
ステップ 4. ポップアップウィンドウで、Cパーティションと結合したい未割り当て領域前のチェックボックスにチェックを入れ、「はい」をクリックします。
ステップ 5. 左上隅にある「適用」>「続行」をクリックして、保留中の操作を実行します。
ヒント
ハードディスクに未使用のパーティションがある場合、「パーティションを削除」して、未割り当てのスペースを作成できます。AOMEI Partition Assistantはパーティションの移動、パーティションのコピーなどの機能も提供します。
プロ版にアップグレードすれば、Cドライブの空き容量を増やす方法は他にもたくさんあります。 例えば、プログラムをCドライブから別のドライブへ移動したり、「空き領域を割り当てる」機能で直接多くの空き領域があるパーティションから直接Cドライブに割り当てます。
ドライブに多くの大規模なプログラムやアプリケーションがある場合は、それらの一部を別の大きなパーティションに移動して、Cドライブの容量を解放することができます。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして実行し、上部にある「空間を解放」⇒「アプリ引っ越し」をクリックします。
ステップ 2. 「アプリを移動」と「フォルダーを移動」2つのオプションがあります。ここでは「アプリを移動」を選択します。
ステップ 3. 次のポップアップウィンドウでアプリケーションがあるCドライブを選択し、「次へ」をクリックします。
ステップ 4. Cドライブ上のすべての移行可能なアプリが表示されるので、移動したいアプリにチェックマークを付けて、移動先のドライブを選択します。そして「移行」をクリックします。
ステップ 5. 警告メッセージが表示されます。問題なければ「はい」をクリックして操作を実行します。
ステップ 6. 移動プロセスが完了するのを待ちます。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動し、十分なストレージ容量のあるドライブを右クリックして、「空き領域を割り当てる」を選択します。
ステップ 2. ポップアップウィンドウで、Cドライブに割り当てる空き容量を決定します。次に、「はい」をクリックします。
ステップ 3. 左上隅の「適用」をクリックし、この操作を実行します。
これらの優れた方法でCドライブの容量を増やせば、Cドライブに十分な空き領域ができ、より多くのデータを保存して高速に動作させることができます。全体として、Cドライブを拡張する最も効果的な方法は、便利かつ強力なAOMEI Partition Assistantを使用することです。この強力なソフトは上述の機能に加えて、シリアル番号の変更(無料)、MBRの再構築(有料)、OSをSSDに移行(有料)などの機能があります。