外付けHDDにアプリをインストールする方法[簡単ガイド]
この記事では、外付けHDDにアプリケーションをインストールする方法と、インストールしたアプリケーションを別の場所に移動する方法を紹介します。
外付けHDDにアプリをインストールできますか?
現在のアプリケーションはますます多くのドライブスペースを占有し、より多くのプログラムがダウンロードされるため、使用可能なハードドライブのストレージスペースはますます少なくなっています。
新しいプログラムをダウンロードしようとすると、ディスクスペースが不足しているというメッセージが表示されることはよくあります。Windows PCでは、デフォルトの保存場所はプライマリハードディスクのCドライブで、オペレーティングシステムのファイルや多くの一時データファイルも保存されています。Cドライブにより多くのファイルやプログラムが保存されていると、Windows PCの速度はより遅くなります。
しかし、以前にダウンロードしたプログラムには重要なデータが保存されているため、ユーザーはそれらを削除することができません。このような場合、プログラムを外付けHDD(ハードディスク)にインストールすることができます。外付けHDDにプログラムをインストールする利点は、Cドライブのスペースを解放できます。
外付けHDDにアプリを自動的にインストールする方法
デフォルトのCドライブではなく、外付けHDDに自動的にインストールする方法は2つがあります。以下のコンテンツでご紹介します。
方法1:ファイルエクスプローラーでデフォルトのインストール場所を変更
この方法では、「ファイルエクスプローラー」を使用してデフォルトの保存場所を変更します。デフォルトの場所を変更した後、今後ダウンロードするアプリは、新しく割り当てられた場所にインストールや保存されます。
ステップ 1. 「Windowsキー+Eキー」を押して、「ファイルエクスプローラー」を開きます。「ダウンロード」フォルダーを右クリックし、「プロパティ」オプションを選択します。
ステップ 2. 次に「ダウンロードのプロパティ」ウィンドウで、「場所」をクリックし、「移動」ボタンをクリックします。
ステップ 3. 次にファイルエクスプローラーを使用してナビゲートし、希望のダウンロード先を選択し、「フォルダーの選択」をクリックします。
ステップ 4. 場所を選択したら、「適用」を選択します。
ステップ 5. 「元の場所からすべてのファイルを、新しい場所に移動しますか?」という警告が表示されるので、「はい」をクリックします。
方法2:設定でデフォルトのインストール場所を変更
この方法では、Windowsの設定を使ってデフォルトのインストールや保存場所を変更します。設定すると、ダウンロードしたいプログラムの保存場所だけでなく、写真やビデオ、新しく追加したデータファイルなど、他のファイルの保存場所も変更することができます。
ステップ 1. 「Windowsキー+Iキー」を押して、「設定」を開きます。
ステップ 2. 新しいウィンドウで、「システム」>「記憶域」>「ストレージの詳細設定」>「新しいコンテンツの保存先」の順にクリックします。
ステップ 3. ドロップダウンメニューをクリックし、新しくダウンロードおよびインストールされるアプリを保存する別のドライブを選択します。
おまけ:インストールしたアプリを外付けHDDに移動する方法
新しいインストールや保存場所を設定すると、新しいアプリは新しい場所に保存されます。しかし、すでにインストールされているプログラムについてはどうでしょうか?新しい場所に移動させて、正常に起動することはできるのでしょうか?
手動でアプリやフォルダーを別のドライブに移動すると、実行できなくなります。通常、インストールされているプログラムを別の場所に移動する場合は、プログラムをアンインストールしてから再インストールします。しかし、この方法は時間がかかり、プログラムの再設定も必要です。
AOMEI Partition Assistantはディスク管理の専門家で、「アプリ引っ越し」機能を使えば、アンインストールする必要はありません。この機能は、ターゲットプログラムが必要とするすべての必要なファイルを検出することができ、隠されたデータファイルを含め、プログラムが正常に実行されることを保証するために、プログラムと一緒にそれらをすべて移動します。ユーザーはガイドに従ってボタンをクリックするだけで、迅速かつ安全にすべての移動を完了します。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを実行して、上の「空間を解放」タブ⇒「アプリ引っ越し」をクリックします。
ステップ 2. 「アプリを移動」と「フォルダーを移動」2つのオプションがあります。この例では「アプリを移動」を選択します。
ステップ 3. 移行するアプリがあるディスクを選択します。次に、「次へ」ボタンをクリックして続行します。
ステップ 4. 選択したディスク上のすべての移行可能なアプリが表示されるので、移動したいアプリにチェックを入れ、アプリに移動するディスクをプリセットします。そして、「移行」をクリックします。
ステップ 5. アプリの移行が始まる前に、移行中に実行中のアプリを強制終了するという警告メッセージが表示されます。問題なければ「はい」をクリックして操作を実行します。
しばらく待ち、「完了」をクリックすると移動が完了します。一部のアプリを移行した後、何らかの理由でそれらを元の場所に復元したいかもしれません。「アプリ引っ越し」を利用して、移行したアプリを元の場所に戻すこともできます。
まとめ
この記事は、外付けHDDにアプリをインストール、おまけに既にインストールしたアプリを外付けHDDに移動する方法を紹介しました。記事の手順に従って、Windows PCのスペースを解放しましょう。Windows Serverを使用している場合は、AOMEI Partition Assistant Serverエディションを試すことができます。