Windows 10ユーザープロファイルを新しいPCにスムーズに移行する方法【簡単ステップ】

新しいPCにWindows 10のユーザープロファイルを移行したいけれど、どうすれば良いか迷っていますか?この記事では、効率的で簡単な移行方法をステップごとに紹介します。ファイルや設定を失わずに、すばやく新しいPCで快適に作業を再開するためのポイントを詳しく解説!

投稿者 @カオル 2024年09月11日 @カオル 最後の更新 2024年09月11日
 

ユーザー事例:プロファイルを新しいWindows 10PCに移行したい

新しいWindows 10 Proのコンピューターを買ったばかりです。既存のWindows 10 Proコンピューターから新しいコンピューターにユーザープロファイルを移行して、すべてのファイルと設定を新しいマシン用に設定したいと考えています。どうすればいいですか?

- Microsoftコミュニティより

Windows 10のユーザープロファイルとは何ですか?

ユーザープロファイルは、デスクトップやシステムファイル、ダウンロード、ドキュメント、画像、音楽、アプリデータなど、ユーザーに特有の情報を保存する場所です。古いPCを新しいPCに替え、同じプロファイル設定を新しいコンピュータで使いたい場合、最も簡単な方法は、ユーザープロファイルを新しいPCに移行することです。

質問:ユーザープロファイルの場所は?

Windows 10のユーザープロファイルは、デフォルトではC:\Users以下のサブフォルダに自動的に保存されています。

ユーザープロファイルをあるPCから別のPCに移行できますか?

Windows Easy Transfer(WET)は、MicrosoftがWindows 7、8、8.1、Vistaで提供しているツールです。これを使うと、ユーザープロファイルを別のPCに移すことができます。簡単で無料なので、新しいPCで同じユーザープロファイルを設定したい人にとってとても役立ちます。

しかし残念ながら、MicrosoftがWindows 10を出したとき、Windows Easy Transferは含まれていませんでした。Windows 10以降ではWETは使えなくなりましたが、PC間でユーザープロファイルを移動する方法はいくつか残っています。ここでは、さまざまな方法でユーザープロファイルを新しいWindows 10のコンピューターに移す方法を説明します。

Windows 10ユーザープロファイルを新しいPCに移行する方法

データ移行というと、手動(切り取りと貼り付け)でデータを一つの場所から別の場所に移すことを考えるかもしれません。しかし、全てのファイルをコピーするのは時間がかかり、リスクも多いです。例えば、いくつかのアプリやシステム設定はユーザープロファイルに依存しています。これらの設定ファイルを手動で移動すると、アプリの動作に影響が出ることがあります。

Windows 10でユーザープロファイルを新しいPCに素早く安全に移す方法については、以下をお読みください。

方法1.Microsoftアカウントを使用する

Windows 10のユーザープロファイルを新しいPCに移すには、Microsoftアカウントを使うのが簡単です。手順は以下の通りです。

ステップ 1. 元のPC(古いPC)で、Microsoftアカウントを使用してサインインしていることを確認し、同期設定がオンになっているかを確認します。Microsoftアカウントを使ってサインインしている場合、設定やデータが自動的にクラウドに同期されます。Microsoftアカウントがない場合は、今アカウントを作ってもいいです。

ヒント:PC「設定」>「アカウント」>「ユーザーの情報」で確認できます。

ステップ 2. 新しいPCをセットアップする際に、Microsoftアカウントでサインインします。サインインすると、元のPCで同期されていた設定(デスクトップの壁紙、テーマ、Wi-Fiのパスワードなど)が自動的に適用されます。

方法2.OneDriveを使用する

個人のドキュメント、画像、デスクトップのファイルなど、ユーザープロファイルの中の重要なファイルを新しいPCに転送したい場合、OneDriveを使用してクラウドにバックアップできます。

ステップ 1. OneDriveを開き、Microsoftアカウントでサインインします。OneDriveのフォルダーに重要なファイルをコピーするか、自動同期を設定して重要なフォルダー(ドキュメント、デスクトップなど)をクラウドにアップロードします。

ステップ 2. 新しいPCでMicrosoftアカウントにサインイン後、OneDriveもサインインして、クラウドにバックアップされたファイルが同期されます。必要に応じて、ファイルをローカルにダウンロードします。

Microsoftアカウントに関連付けられたOutlookなどのメールアカウントも、新しいPCで同期されます。Outlookアカウントでサインインすれば、以前のメールやカレンダーが自動的に同期されます。

ヒントMicrosoftアカウントをお持ちの場合は、OneDriveで5GBのストレージが自動的に無料で提供されます。ただし、特にコンピューターを長期間使用している場合は、すべてのユーザープロファイルをコピーするには5GBでは不十分な場合があります。そのため、ストレージ制限を回避するには、3番目の方法に切り替えることができます。

方法2.ファイル移行ツールを使用する

3つ目の方法は、プロファイル移行ツールを使うことです。要件を満たすソフトはたくさんあり、AOMEI Partition Assistantもその一つです。Windows 10だけでなく、Windows 11、8、7とも互換性があります。使いやすいインターフェースで、Windows 10のユーザープロファイルを新しいPCに安全に素早く移行できます。その後、ユーザープロファイルは以前と同じように正常に動作します。

無料ダウンロードWin 11/10/8.1/8/7対応
安全かつ高速
注意:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

移行前の準備:

◉新しいPCからコピー先ディスクを取り出し、古いPCに接続します。

◉古いPCにAOMEIソフトウェアをダウンロードします。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動します。上部にある「空間を解放」>「アプリ引っ越し」を順番にクリックします。

ステップ 2. 新しいウィンドウで、「アプリを移動」と「フォルダーを移動」の2つの選択肢があり、「フォルダーを移動」を選択します。

ステップ 3. 次に、「フォルダーを追加」をクリックして、移行したいユーザーフォルダを追加します。そして、移行先を選択して、「移行」をクリックします。

ステップ 4. 次に、警告メッセージが表示され、問題なければ「OK」をクリックして操作を実行します。タスクが完了するまで待ってから、「完了」をクリックします。

これらの手順を実行することで、Windows 10のユーザープロファイルを新しいPCにスムーズに移行できます。

ヒントこのツールは、プロファイルだけでなく、文書や写真、音楽、動画などのファイル、「ドキュメント」や「ダウンロード」、「OneDrive」などのフォルダー、プログラムやアプリケーションを古いPCから新しいPCに移行することが可能です。プログラムやアプリケーションを移行したい方は以下の手順に従って試してください。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistant上部にある「空間を解放」>「アプリ引っ越し」をクリックします。

ステップ 2. 次のインターフェイスで、「アプリを移動」を選択します。

ステップ 3. アプリケーションを移動したいターゲットドライブを一つ選び、「次へ」をクリックします。

ステップ 4. 次のウィンドウで、移動したいアプリと移動先を選択して「移行」をクリックします。

ステップ 5. ポップアップウィンドウで警告メッセージが表示され、問題なければ「はい」をクリックしてアプリケーションの移行を開始します。

📍関連記事:古いPCを新しいPCにデータをクローンして移行する方法

まとめ

Windows 10のユーザープロファイルを新しいPCに移す方法は?この記事では3つの便利な方法を紹介します。自分に合った方法を選んでください。すべてのデータをそのまま新しいPCに移したい場合は、AOMEI Partition Assistantをチェックしてみてください。この多機能なディスク管理ツールは、ドライブの容量を増やしたり、ハードドライブを消去したり、MBRをGPTに変換したりできます。