解決済み:Windowsで書き込み保護されたSDカードをフォーマットできない

一般的に、フォーマットは、書き込み禁止のSDカードを解除するための最も効果的な手段であると考えられています。でも、Windows 11、10、8、7で書き込み保護されたSDカードをフォーマットできない場合どうなりますか?心配しないでください。次の5つの方法を見て、書き込み保護されたSDカードが正常にフォーマットされるまで1つずつ試してみます。

投稿者 @Asher 2024年05月29日 @Asher 最後の更新 2023年09月12日

SDカードの書き込み禁止エラーをフォーマットできない

ユーザーの質問:ずっと使っているSanDisk 16GBのマイクロSDカードは最近調子がおかしくなりました。そこからいくつかのファイルを削除しましたが、後でファイルエクスプローラに戻ってきました。何度か試しましたが、同じ結果です。それから私はコンピュータでそれをフォーマットしようとしました、しかし、失敗しました。「ディスクは書き込み禁止になっています。]というエラーが出ていて、正常にフォーマットできません。どうやってこのSDカードをフォーマットして使用しますか?

書き込み禁止(読み取り専用)に関する

一般的に言えば、書き込み禁止(読み取り専用とも呼べる)は、データ記憶装置に付属するライトプロテクトという新しいデータが書き込まれたり古い情報が変更されたりするのを防ぐ機能です。つまり、ディスクに保存されている情報を読み取ることはできますが、アクセスが拒否されているため、それらを削除または変更したり、ファイルやフォルダをコピーすることはできません。それゆえ、ライトプロテクトされているSDカードは一般の方法でフォーマットできないのは当然なことです。

Windows 11/10/8/7で書き込み禁止のSDカードをフォーマットするには?

Windowsで「SDカードの書き込み禁止をフォーマットできない」問題を解決するには、まず書き込み禁止属性を削除する必要がありますが、具体的にはどうすればよいですか?以下の効果的な方法を一つずつ試してみてください。

注意:続行する前には次の操作中にデータが紛失した場合に備えて、SDカードからデータを事前にバックアップしておくことをお勧めします。

解決策1.書き込み保護タブをロック解除状態を確認する

SDカードには、側面や底面に物理的な書き込み禁止スイッチがある場合があります。このスイッチは、SDカードのコンテンツをマルウェアや変更から保護できます。SDカードにこのスイッチがある場合、「ロック解除」の位置に移動させると、SDカードの書き込み保護が無効になり、正常にフォーマットできるようになります。

解決策2.書き込み保護されたSDカードのエラーを確認する

WindowsにはCMDツールが組み込まれており、パーティションを作成/削除したり、ターゲットドライブの不良セクタをチェックしたりできます。ディスクエラーが原因でSDカードが読み取り専用になった場合は、それを使用してチェックおよび修正できます。手順は次のとおりです。

手順 1. 「スタート」をクリックし、検索ボックスに「cmd」と入力します。コマンドプロンプトアイコンを右クリックし、「管理者として実行」を選択してプログラムを開きます。

手順 2. コマンドプロンプト画面で、コマンド「chkdsk g:/ f / r / x」を入力してEnterキーを押します(gはSDカードのディスク番号です)。

解決策3.CMDを使用してSDカードから書き込み禁止属性を消去する

Diskpartで読み取り専用モードに設定されているために書き込み禁止のSDカードをフォーマットできない場合は、CMDツールを使ってSDカードから書き込み禁止属性をクリアできます。最初にコマンドプロンプトウィンドウを開き、次のコマンドを順番に入力し、各コマンドの後にEnterキーを押します。

diskpart

list disk

select disk #(#はSDカードのディスク番号をさします。)

attributes disk clear readonly(書き込み禁止属性をクリアします。)

これまで、SDカードは正常の状態に戻り、書き込み保護が消去されています。フォーマットするには、以下のコマンドを実行してください。

clean

create partition primary

format fs=ntfs quick

フォーマット作業が終わったら、「exit」と入力してこのツールを閉じます。

解決策4.レジストリエディタを使用して書き込み禁止を無効にする

CMDユーティリティーの他に、レジストリエディタを利用してもSDカードの書き込み禁止問題を解決できます

手順 1. 「Win+R」を同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。「regedit」と入力し、「OK」をクリックしてレジストリエディタを開きます。

手順 2. 左側のパネルのキーを展開して、次のパスに移動します。

Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\StorageDevicePolicies

手順 3. 「WriteProtect」を右クリックして、値のデータを1から0に変更します。その後、「OK」をクリックしてください。

その後は、SDカードをディスクの管理またはファイルエクスプローラでフォーマットすることができます。

解決策5.AOMEI Partition Assistantで書き込み禁止のSDカードをフォーマットする

上記の方法を全部試したが効かない場合、またはCMD、ディスクの管理ファイルエクスプローラで32GBを超えるSDカードをFAT32にフォーマットできなかった場合は、AOMEI Partition Assistant Standardを試してみましょう。このフォーマットソフトはフレンドリーなユーザーインターフェイスを備えているので、初心者でも書き込み禁止されたSDカードを迅速かつ簡単にフォーマットすることができます。

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手順 1. AOMEI Partition Assistant Standardをダウンロードし、インストールして実行します。メインインタフェースでSDカード上のパーティションを右クリックして「パーティションをフォーマット」をクリックします。

手順 2. ファイルシステムの中からNTFS、FAT32、Ext2、Ext3、ExFATのいずれかを選択します。ここではパーティションラベルとクラスタサイズの変更もできます。「はい」をクリックして続けます。

手順 3. メインインタフェースに戻って、「適用」→「続行」をクリックしてフォーマットを実行します。

ストレージデバイスを誤ってフォーマットしてしまい、重要なデータを失うと、イライラします。フォーマット後のデータを復元したい場合は、AOMEI Partition Assistant Professionalの「データ復元」機能を使用することができます。この専門のデータ復旧ソフトウェアツールは、フォーマットされたドライブをスキャンし、元のファイル構造を再構築しようとします。

まとめ

さて、今回の記事に記載されたいずれの方法で「SDカードの書き込み禁止を解除」という問題を解決できることに違いありません。また、AOMEI Partition Assistant Standardは破損してRAWになったHDDをNTFSなどのファイルシステムにフォーマットできます。MBRとGPT間での変換を実行したり、失われたパーティションを回復したり、システムディスクを消去したりするなど、より高度な機能を利用する必要があれば、AOMEI Partition Assistant Professionalを試してください。