パーティションスタイルとは?初心者でもすぐ分かる簡単ガイド

パーティションスタイルの基本を簡単に学びたい方へ!初心者でも迷わず理解できるように、わかりやすい説明と具体的な例を用いて詳しく解説します。これを読めば、パーティションの使い方がしっかり身につくこと間違いなし!

カオル

投稿者:カオル/更新日:2024年08月26日

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パーティションスタイルに関する基本情報は?

パーティションスタイル(partition style)とは、ストレージデバイス(例えば、ハードディスクやSSD)を複数の領域に分割する方法を指します。これにより、1つの物理ディスクを複数の仮想ディスクとして扱うことができ、それぞれ独立したファイルシステムやオペレーティングシステムをインストールすることが可能です。

パーティションとは?

パーティションとは、ハードディスクやSSDなどのストレージデバイスを、論理的に分割して複数の独立した領域(パート)に分けたものを指します。これにより、1つの物理ディスクをあたかも複数のディスクのように扱うことができ、それぞれのパーティションに異なるファイルシステムやオペレーティングシステムをインストールすることができます。

例:CドライブやDドライブは通常、1つの物理的なハードディスクやSSDを分割したパーティションです。

ファイルシステムとは?

ファイルシステムとは、コンピュータのストレージデバイス(ハードディスク、SSD、USBメモリなど)上にデータを保存・管理するための構造や方法を指します。

Windowsがよく使われているファイルシステムは、NTFS、FAT32、exFATです。

詳しくはこちらの記事へ→ファイルシステム入門:種類、機能、構造から変更方法まで完全ガイド

パーティションスタイルには主に2つがある

パーティションスタイルには主に以下の2つがあります:

MBR(Master Boot Record):

伝統的なパーティションスタイルで、古いシステムで広く使用されています。

最大4つのプライマリパーティションを作成できますが、そのうちの1つを拡張パーティションとして設定し、その中にさらに論理パーティションを作成することが可能です。

パーティションの最大サイズは2TBに制限されます。

GPT(GUID Partition Table):

より新しいパーティションスタイルで、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)をサポートするシステムで使用されます。

128以上のパーティションをサポートし、パーティションサイズの制限はほとんどありません(理論上、ZB(ゼタバイト)単位までサポート)。

冗長性が高く、データの損失に対する耐性があるため、信頼性が高いです。

GPTは、MBRに比べて多くの利点があり、特に新しいハードウェアや大容量のストレージデバイスを使用する場合には、GPTが推奨されます。

MBRとGPT

MBRとGPTの違いは何か

  MBR GPT
パーティション数

最大4つ

ほぼ無制限

ディスク容量 最大2TB 容量制限なし
起動モード レガシーBIOS UEFI
対応OS すべてのバージョンに対応 古いバージョンのOSとの互換性はない
安全性 普通 より堅牢

まとめると、GPTはMBRより新しくて優れています。

ただし、GPTは古いシステムとの互換性が低いのがデメリットです。

古いOSを使用しているのなら、MBRの方が適しています。

パーティションスタイルを確認する方法は?

ディスクの管理を使うと、ディスクがMBRかGPTかを簡単に確認できます。

手順 1. 「スタート」ボタンを右クリックし、「ディスクの管理」を選びます。

手順 2. 確認したいディスクを右クリックして「プロパティ」を選び、「ボリューム」タブに移動すると、パーティションの形式がわかります。

ディスクの管理

ここで質問です:MBRとGPTの間で相互変換できますか?

答えは:BIOSとUEFI両方を搭載しているのなら、できます。

MBRとGPTの間で相互変換する方法は?

AOMEI Partition Assistantは、MBRとGPTの変換に最適です。このソフトは優れたディスク管理ツールで、データを失わずにMBRとGPTを変換できます。

AOMEI Partition Assistantの良さ:
ポップアップ広告もないので、安心して使えます。
GUIツールなので、誰でも簡単に使えます。
データを守りながら、ディスクをGPTとMBRに変換できます。
4つ以上のプライマリパーティションがあるGPTディスクをMBRディスクに直接変換することも可能です。

無料ダウンロードWin 11/10/8.1/8/7対応
安全かつ高速
注意:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

ここでは、GPTからMBRへの変換を例にとって説明します。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロード、インストール、起動します。

ステップ 2. 対象のGPTディスクを指定し、右側の「MBRディスクに変換」をクリックするか、対象のGPTディスクを右クリックし、プルダウンリストから「MBRディスクに変換」を選択します。 

MBRディスクへ変換

ステップ 3. GPTディスクからMBRディスクに変換する確認画面が表示されるので「はい」をクリックして続行します。

確認

ステップ 4. メイン画面に戻り、GPTディスクがMBRに変換される結果をプレビューできます。問題なければ、ツールバーの「適用」をクリックして保留中の操作を実行します。

適用

ステップ 5. 「続行」をクリックしてMBRディスクへの変換操作を開始します。

操作開始

GPTディスクをMBRディスクに変換した後、パソコンを再起動してください。

まとめ

この記事は、初心者でも理解できるように、パーティションスタイルとは何かについて説明しました。

最後におすすめしたAOMEI Partition Assistantは、データの損失なしでMBR/GPTへの変換だけでなく、フォルダやインストール済みプログラムの移動、空き領域の割り当て、紛失したデータの復元、重複ファイルの検索&削除など、強力な機能がたくさん備えています。Windows Serverユーザーであれば、Server版を使用することをおすすめします。

カオル
カオル・編集者
カオルはパソコンの基礎知識や、各ソフトに関することなど、幅広く紹介します。わかりやすく、初心者やパソコンに苦手の方でも分かるように工夫をして、IT業界に対しても深い興味を持っています。パーティション管理に関する問題に関心があり、同じ問題に遭遇したユーザーは是非ともブログを参照してください。