【図解】UEFIとは?BIOSとの違いやメリットを初心者向けにわかりやすく解説
パソコンの起動モード「UEFI」について、旧来の「BIOS」との違いを徹底比較!なぜUEFIの方が速いのか、Windows 11に必須なのはなぜか、初心者でもわかる言葉で丁寧に説明します。
パソコンの電源を入れた直後、裏で何が起きている?
パソコンの電源ボタンをポチッと押すと、Windowsのロゴが出る前に一瞬だけ黒い画面やメーカーのロゴが出ますよね。
あの数秒間、パソコンの中では「よし、これからWindowsを動かす準備をするぞ!」という会議が行われています。この会議を取り仕切っているのが「ブートモード(起動モード)」と呼ばれるものです。
今、その会議のやり方が「古いやり方(BIOS)」から「新しいやり方(UEFI)」にガラッと変わっているんです。
最近、6700XT GPTとI9 CPUを搭載した新しいDell PCを購入しました。これはかなりうまくいっていて、FPSの改善は顕著です。しかし、1つだけ欠点があります。それは、起動に時間がかかることです(約1分)。Cドライブを確認しましたが、いっぱいではなく、ウイルス対策ソフトウェアも実行しましたが、何も変わりませんでした。その後、起動モードが起動時間に影響することを知りました。ブートモードにはUEFIとLegacyの2種類があることは知っています。そこで、どちらが起動時間を短くできるのか、また、どのようにしてこの2つのタイプを切り替えられるのかを知りたいのです。
- ユーザーからの悩み
UEFIとレガシーBIOSの違い
UEFIとBIOS、名前は似ていますが、中身は「ガラケー」と「最新スマホ」くらい違います。
BIOS(レガシーBIOS):1980年代に生まれた、とっても古い仕組みです。青い画面に白い英語の文字だけで、マウスは使えません。
UEFI:BIOSを現代風に作り直した、新しくて賢い仕組みです。マウスが使えたり、見た目がキレイだったり、とても多機能です。
現在売られているパソコンのほとんどは、この「UEFI」を採用しています。
UEFIを使う3つの大きなメリット
なぜ古いBIOSからUEFIに変わったのでしょうか?それには3つの大きな理由があります。
メリット①:パソコンの起動速度がアップ
BIOSは一つずつ順番にチェックを行うのでのんびりしていますが、UEFIは複数の作業を同時に並行して行えます。その結果、電源ボタンを押してからWindowsが立ち上がるまでの時間が驚くほど速くなります。
メリット②:2TB以上の大容量HDDが使える
昔のBIOSには「2TB(テラバイト)以上のHDDは扱えない」という弱点がありました。UEFIなら、3TBや8TBといった最新の大きなハードディスクも、余すところなく活用できます。
メリット③:セキュリティ(セキュアブート)で守られる
UEFIには「セキュアブート」という防衛機能があります。これは、パソコンが立ち上がる瞬間に悪いウイルスが入り込むのを防いでくれる、心強いボディーガードのようなものです。
Windows 11にするには「UEFI」が必須
今、世界中でUEFIが注目されている一番の理由は「Windows 11」です。
Microsoftは、Windows 11を動かすための条件として「UEFIモードで動いていること」を必須にしました。つまり、古いBIOSモードのままでは、最新のWindows 11にアップグレードすることができないのです。
自分のパソコンがUEFIか確認する方法
「私のパソコンはどっちかな?」と思ったら、簡単に調べられます。
1. キーボードの「Windowsキー」と「R」を同時に押します。
2. 出てきた枠に「msinfo32」と入力してEnter、「システム情報」という画面が出ます。
3. 右側にある「BIOSモード」という項目を見てください。
ここが「UEFI」ならOK!
「レガシー」と書いてあったら、古いモードです。
UEFIとBIOSの切り替え方法
UEFIとLegacyの切り替えは自由にできますが、違うパソコンで試してみると少しずつ違うことがあります。
1. 通常、PCの起動直後にBIOSキーを連続して押し、BIOSメニューに入るようにします。通常、デスクトップの場合はDel、ノートパソコンの場合はF2となります。それでもどのキーを押せばいいのかわからない場合は、Escキーを押すと詳しいガイドが表示されます。
2. 「Boot」タブの下に「UEFI/BIOS Boot Mode」というオプションがありますので、この2つのブートモードを切り替えてください。
データ損失なしにMBRとGPTの間で変換する最良の方法
冒頭で述べたように、MBRとGPTは2種類のパーティション・スタイルで、どちらも独自の特徴を持っています。時には、自分の要求に基づいて、MBRをGPTに、またはGPTをMBRに変換する必要があります。
MBRをGPTに変換することといえば、多くの人は、Windowsの組み込みツールディスク管理とDiskPartを思い浮かべると思います。確かに、これらはパーティションスタイルを変換することができますが、実際には、ターゲットディスク上のすべてのパーティションを削除します。そのため、ディスク管理やDiskPartを使っている人は、まずバックアップを取らないとデータが失われてしまいます。
データの損失を防ぐために、ここでは、パーティションを削除せずに数回クリックするだけでMBRとGPTを変換でき、強力で多機能なディスク管理ユーティリティAOMEI Partition Assistantをお勧めします。さらに、このソフトウェアは、プライマリディスクから論理ディスクへの変換、NTFSからFAT32への変換など、多くの便利な機能を提供しています。
1. AOMEI Partition Assistantをインストールして起動し、変換したいハードディスクを右クリックして「GPTディスクに変換」を選択します。
2. ポップアップウィンドウで、「はい」をクリックして続行します。
3. 「適用」をクリックして操作を実行します。すると、ディスクはGPTパーティションスタイルに変更されます。
完了するまでに数秒かかる場合があります。
まとめ
UEFIは、パソコンを速く、安全に、そして大容量で使うための現代のスタンダードです。Windows 11を目指すなら、避けては通れない道でもあります。
もし「BIOS(レガシー)」から「UEFI」に変えたい場合は、HDDの形式を変換する作業が必要です。難しいと思ったら、専用のツール(AOMEI Partition Assistantなど)を使うと、データを消さずに簡単に変換できるのでおすすめですよ!
UEFIブートモードに関するFAQ
Q1. UEFIブートモードと従来のBIOS(Legacy)の大きな違いは何ですか?
A. 起動速度、セキュリティ、そして扱えるHDD容量の制限が主な違いです。UEFIはBIOSの後継規格であり、OSの起動が高速化されているほか、2TBを超える大容量ディスクからの起動をサポートしています。また、マウス操作が可能なグラフィカルな設定画面(GUI)や、不正なプログラムの実行を防ぐ「セキュアブート」機能を備えているのが特徴です。
Q2. UEFIモードでWindowsを起動するには、ディスク形式はどうなっている必要がありますか?
A. ディスク形式が「GPT」である必要があります。従来のBIOSモードでは「MBR」形式のディスクが必要でしたが、UEFIモードでは「GPT」形式のディスクでないとOSを起動できません。もしUEFIに切り替えたのに起動しない場合は、ディスクがMBRのままになっている可能性があります。
Q3. 今使っているPCが「UEFI」か「BIOS(Legacy)」かを確認する方法はありますか?
A. Windowsの「システム情報」から確認できます。Windowsの検索バーに「msinfo32」と入力して実行し、表示された画面の「BIOSモード」という項目を確認してください。ここに「UEFI」と表示されていればUEFIモードで動作しており、「レガシ」と表示されていれば従来のBIOSモードで動作しています。
Q4. BIOS(Legacy)からUEFIに切り替えたい場合、設定変更だけで済みますか?
A. 設定変更だけでなく、ディスク形式の変換も必要です。マザーボードの設定(BIOS画面)でブートモードをUEFIに変えるだけでは、Windowsは起動しなくなります。事前にシステムディスクを「MBRからGPT」へ変換しておく必要があります。通常、これにはデータの消去が伴いますが、AOMEI Partition Assistantを使えばデータを保持したまま変換が可能です。
Q5. なぜ最近のPC(Windows 11など)ではUEFIが必須なのですか?
A. 最新のセキュリティ基準(セキュアブート)と高度なハードウェア制御に対応するためです。Windows 11のシステム要件には「UEFI」と「セキュアブート対応」が含まれています。これは、PCの起動プロセスを保護し、マルウェアの侵入を防ぐために不可欠な技術だからです。今後、新しいOSやハードウェアを最大限に活用するためには、UEFIへの移行が推奨されます。