コマンドプロンプトの使い方完全ガイド!初心者向け基本知識と活用法を徹底解説
基本的なコマンドの使い方や、初心者が覚えておくべきポイントを徹底解説!シンプルでわかりやすいステップを踏んで、PC操作をよりスムーズに。
コマンドプロンプトとは?
コマンドプロンプト(Command Prompt、CMDとも呼ぶ)は、Windowsオペレーティングシステムで使われるコマンドラインインターフェース(CLI)の一種です。ユーザーがテキストベースのコマンドを入力して、コンピュータに対して直接操作を指示するためのツールです。
📍主な特徴は以下の通りです:
- ユーザー入力のコマンド実行:コマンドを入力し、それに応じたタスクを実行できます。例として、ファイルのコピーや削除、ディレクトリの移動などがあります。
- バッチファイルの実行:一連のコマンドを記述したバッチファイル(.bat)を作成し、自動で複数の操作を実行させることができます。
- システム管理タスク:環境変数の設定、ネットワーク設定の確認、ディスクの管理など、さまざまなシステム管理タスクをコマンドで実行可能です。
- 他のプログラムとの連携:プログラムを起動したり、スクリプトを実行したり、システムと連携した自動化処理を行うことができます。
コマンドプロンプトの開き方は?
方法1:スタートメニューを開き、或いは検索ボックスに「cmd」や「コマンドプロンプト」と検索して実行します。
方法2:Winキー+Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、cmdと入力してEnterを押すことでも起動できます。
コマンドプロンプトにできることは?
コマンドプロンプトは、さまざまなタスクを実行することができます。以下に、コマンドプロンプトでできる主なことを挙げます。
1. ファイルやフォルダの操作
ファイルの表示:dir コマンドで、現在のディレクトリ内のファイルやフォルダを一覧表示できます。
フォルダの移動:cd コマンドでディレクトリを移動します。
ファイルのコピー:copy コマンドでファイルをコピーします。
ファイルの移動:move コマンドでファイルを移動します。
ファイルの削除:del コマンドでファイルを削除します。
フォルダの作成・削除:mkdir で新しいフォルダを作成し、rmdir でフォルダを削除できます。
2. システム情報の確認
IPアドレスの確認:ipconfig コマンドで、ネットワークの設定情報(IPアドレスなど)を表示します。
プロセスの確認:tasklist コマンドで、現在実行中のプロセスを一覧表示します。
ネットワークの接続確認:ping コマンドで、特定のIPアドレスやドメインに接続できるか確認します。
ディスクの状態確認:chkdsk コマンドで、ディスクの状態やエラーを確認します。
3. システム設定の変更
環境変数の確認・設定:set コマンドで、システムの環境変数を確認したり、新しい環境変数を設定できます。
ネットワーク設定の変更:netsh コマンドで、ネットワーク設定を変更したり、ルールを設定できます。
4. プログラムやスクリプトの実行
プログラムの起動:コマンドラインからアプリケーションを直接起動できます。ファイルパスやプログラム名を入力するだけで起動可能です。
バッチスクリプトの実行:バッチファイル(.bat)を実行して、複数のコマンドを自動化できます。
5. システム管理とトラブルシューティング
システムファイルの整合性チェック:sfc /scannow コマンドで、システムファイルの整合性をチェックし、破損しているファイルを修復します。
サービスの管理:net start や net stop コマンドを使用して、Windowsサービスを起動したり停止したりできます。
ユーザーアカウントの管理:net user コマンドでユーザーアカウントを作成したり、削除したりできます。
システムシャットダウン・再起動:shutdown コマンドでシステムのシャットダウンや再起動が可能です。
6. ネットワーク操作
ネットワークの確認:netstat コマンドでネットワークの接続状態やポートの使用状況を確認できます。
例:netstat -an
共有フォルダの管理:net share コマンドで共有フォルダを設定、管理します。
7. ディスクの管理
ディスクのフォーマット:format コマンドでドライブをフォーマットします。
ディスクのパーティション操作:diskpart コマンドでディスクのパーティションを管理します。
コマンドプロンプトの利点と欠点は?
✔ 利点:高速で軽量な操作、システムの詳細な管理、自動化やスクリプトの利用、ネットワーク管理やリモート操作に最適
✘ 欠点:学習コストが高い、エラーの処理が難しい、誤操作のリスクが高い、ユーザーフレンドリーではないインターフェース
システムに対する直接的な変更を行うため、誤ってコマンドを入力するとシステムに重大なダメージを与える可能性があります。例えば、del コマンドを誤って重要なファイルに対して実行した場合、そのファイルが即座に削除され、復元が困難になることがあります。
ここでコマンドプロンプトを補うできるAOMEI Partition Assistantを勧めします。AOMEI Partition Assistantは直感的なインターフェースで、すべての操作は「適用」をクリックする前に保留中の状態で、キャンセルするか、やり直すことができます。
AOMEI Partition Assistantはディスク・パーティションを管理できるオールインワンソフト。不要なファイルを削除、システムを最適化、パーティションをリサイズ/移動/拡張/縮小/結合できるだけでなく、Cドライブの空き容量を開放し、さらにSSDへのOS移行もできます。
ここでは例として、AOMEI Partition Assistantを使ってパーティションをフォーマットします。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロードし、インストールして起動します。
ステップ 2. パーティションを右クリックして、「パーティションをフォーマット」を選択します。
ステップ 3. ポップアップウィンドウで、パーティションラベル、ファイルシステムなどを設定することができます。「はい」をクリックして変更を確認します。
ステップ 3. メイン画面に戻り、仮想結果をビューすることができます。問題なければ「適用」 をクリックし操作を実行します。
ヒント:ここで問題があればキャンセルできます。
まとめ
コマンドプロンプトは、特にシステム管理者や開発者にとって、Windowsの設定や管理、トラブルシューティングなどに不可欠なツールです。誤操作のリスクが高いため、それを補うできるAOMEI Partition Assistantも使用できます。