HDDがRAWに!コマンドプロンプトで簡単復旧する方法

この記事では、コマンドプロンプトを使用してRAWドライブを簡単に修正し、データを復旧する方法を詳しく解説します。

投稿者 @カオル 2024年09月02日 @カオル 最後の更新 2024年09月02日

HDDが急にRAWと表示された?

パソコンのドライブにアクセスすると、「ドライブ *:を使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」というメッセージが出ることがあります。「ディスクの管理」で確認すると、ディスクは急にRAWになりました。

HDD(ハードドライブ)がRAWになる要因はたくさんあります。ドライブに不良セクタがある場合、パーティションが破損している場合、または使用方法が間違っている場合(正しく取り出されなかった場合など)、突然RAWになります。この場合、RAWドライブとは、ドライブ上の情報にアクセスできないことを意味します。RAWファイルシステムのドライブとは、NTFS、FAT32、exFAT、FAT、Ext2、Ext3などの読み取り可能なファイルシステムにフォーマットされていないドライブを指します。これを修正するには、通常、NTFSまたはFAT32に変更する必要があります。

この記事では、RAWドライブを修復するいくつかの方法について説明します。

ヒントCMDを使って修復する前に、RAWドライブのファイルを保存しておくべきでしょう。修正の操作(フォーマット)は、情報は消去されます。始まる前にバックアップを取りましょう。

RAWドライブを修復する前にデータを保存する

上記のように、RAW HDDを修復するにはフォーマットが必要です。したがって、信頼性の高いデータ復元ソフトを使用して、RAWエラーによって失われた可能性のあるデータを復元し、クラウドまたは他の安全な場所にデータをバックアップしてください。

こんな時は、AOMEI FastRecoveryにような専門のデータ復元ソフトが役に立ちます。

※AOMEI FastRecoveyをおすすめする理由: ✔ 写真、音声、ビデオ、PPT/PPTX、Word、Excel、PDF、メール、動画など1000以上のファイルタイプをサポートします。 内蔵・外付けHDD/SSD、SDカード、USBドライブなど、様々なストレージデバイスに対応します。 ストレージデバイスのクイックスキャンとディープスキャンをサポートします。スキャン中にファイルの検索、フィルタリング、プレビュー、復元が可能です。 直感的で使いやすいUIを提供しています。 Windows 7、8、10、11、およびWindows Serverのすべてのバージョンに対応しています。

AOMEI FastRecovery

プロなWindowsデータ復旧ソフト&さまざまなデータ損失状況から失われたファイルを復元する

3ステップでデータ復旧のステップ:

ステップ 1. 場所の選択

AOMEI FastRecoveryをインストールして起動します。データが失われたHDDを選択し、「スキャン」をクリックします。

ステップ 2. スキャンの実行・ファイルの選択

「クイックスキャン」で消したデータを迅速に検出し、その後「ディープスキャン」で他の失われたデータを検索します。スキャンが完了すると、削除されたファイルや紛失したファイルが表示されます。復元したいファイルを選択し、プレビューすることができ、「復旧」をクリックします。

ステップ 3. 保存先の選択

「フォルダーの選択」ボタンをクリックして、復元したファイルを保存するパスを選択します。

ファイルの上書きを避けるため、復元されたファイルを元場所と異なるディスクで保存しなければなりませんので注意してください。

CMDを使用してRAWになったドライブを修復する

失われたデータを復元した後、CMDを使用してRAWドライブを修正する時間です。RAWパーティションを再び使えるようにするには、適切なファイルシステムにフォーマットする必要があります。ここでは、Windowsのコマンドプロンプトを使用してRAWドライブをフォーマットするプロセスを示します。

方法1:コマンドプロンプトでRAWドライブをチェックする

ステップ 1. 検索ボックスに「cmd」を入力して、コマンドプロンプトを選択します。

ステップ 2. コマンドプロンプトで「chkdsk n:/r」と入力して「Enter」キーを押します。(nは修復したいRAWパーティションのドライブ文字です。rは不良セクタをチェックして、それから読み取り可能な情報を回復することを意味します。)

RAWドライブでCHKDSKコマンドを実行すると、エラーメッセージが表示されることがあります:「RAWドライブにCHKDSKは使用できません」。

このエラーが出た場合は、方法3を使ってください。

方法2:diskpartツールでRAWドライブを修復する

ステップ 1. 検索ボックスに「diskpart」を入力して、「管理者として実行」を選択します。

ステップ 2. 下記のコマンドを順番に入力して実行します。各コマンドを入力した後、Enterキーを押します。

list disk
select disk n(nはRAWパーティション所在のディスク)
attributes disk clear readonly
clean
create partition primary
select partition #(#はRAWパーティションのドライブ文字)
active(起動ドライブの場合のみ)
format fs=ntfs label=new quick(またはformat fs=fat32)
assign

32GB以上の大きなRAWパーティションをFAT32にフォーマットすると、失敗してエラーメッセージが出ます:「ボリュームサイズが大きすぎます」。実は、内蔵のツールで32GBを超えるHDDをFAT32にフォーマットすることはできません。

このエラーが出た場合は、方法4を使ってください。

方法3:ディスク管理ソフトでRAWドライブをチェックする

RAWドライブでCHKDSKコマンドを実行すると、「RAWドライブにCHKDSKは使用できません」というエラーメッセージが表示されることがあります。この場合は、無料のディスクパーティション管理ソフトであるAOMEI Partition Assistantを試してください。

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ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動します。ツールバーの「テスト」をクリックし、ドロップダウンメニューから「不良セクタをチェック」を選択します。

ステップ 2. ポップアップウィンドウで「開始」ボタンをクリックして不良セクタのチェックを実行します。チェック操作は数秒または数分以内に完了できます。ポップアウトウィンドウで処理の進捗状況を確認できます。完了後に「はい」をクリックしてこのタスクを終了します。

方法4:ディスク管理ソフトでRAWドライブを修復する

32GBを超えるドライブをFAT32にフォーマットしたい場合は、AOMEI Partition Assistantは素晴らしい選択肢です。書き込み保護されたディスク、破損したSDカード、32GB以上のハードドライブをフォーマットすることができます。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを起動します。HDDパーティションを右クリックして「パーティションをフォーマット」を選択します。

ステップ 2. ポップアップウィンドウで、パーティションファイルシステムとして「FAT32」を選択します。デフォルトのクラスタサイズがありますが、他のオプションに変更することもできます。必要に応じてパーティションラベルを編集します。

ステップ 3. 最後に「適用」>「続行」をクリックしてください。

まとめ

ここでは、コマンドプロンプトを使用してRAW HDDを修復する方法について説明します。AOMEI FastRecoveryを使用することで、データを失うことなく問題を解決することが可能です。データの安全のために、RAWドライブからファイルを復元することが重要です。