保存し忘れたパワーポイントを簡単に復元する5つの方法

大事なパワーポイントを保存し忘れた経験はありませんか?この記事では、保存し忘れたパワーポイントを簡単に復元する方法を詳しく解説します。手順に従うだけで、重要なPPT/PPTXを取り戻すことができます。

カオル

更新者: カオル / 2024年08月14日

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保存されていないパワーポイントを復元できますか?

PowerPoint(パワーポイント)を作成して、保存せずに電源を切ってしまった場合、復元は可能ですか?

答えは、できます

これらのファイルが削除されたり、保存し忘れたり、いろんな状況によって失われたりすると、さまざまなデータ復旧方法を利用できます。

保存せずに電源を切ってしまった場合、復元は可能

保存されていないパワーポイントを復元する5つの方法

この部分では、PCに保存されていないPowerPointファイルを取得する方法について説明します。

ヒントパワーポイントのデータが失ったと気づいたら、上書き保存をしないでください。上書き保存していない場合の復元は容易ですが、上書き保存されたら、難しくなります。

方法1.ファイル履歴から保存されていないPPT/PPTXを復元する

Windows 8以降のオペレーティングシステムを使っていて、ファイル履歴を有効にしているなら、失ったPPT/PPTXをファイル履歴から取り戻せます。

ステップ 1. 検索ボックスに「ファイル履歴」と入力し、結果から「ファイル履歴でファイルを復元」を選択し、「開く」をクリックします。

ファイル履歴でファイルを復元

ステップ 2. 次に、復元したいPPT/PPTXがあったファイルまたはそれを含むフォルダを探し、ファイルを見つけて緑色の「復元」ボタンをタップします。

復元したいファイルを探す

ステップ 3. その後、「ファイルを置き換える」を選択して回復を開始します。

ファイルを置き換える

方法2. パワーポイントの自動保存機能でPPT/PPTXを復元する

パワーポイントには自動保存機能(2010年以降のすべてのバージョン)があり、作業中のプレゼンテーションを定期的にバックアップします。このバックアップ機能を使用して、保存されていないPPT/PPTXを復元することができます。

ヒントこの機能を使う前に、自動保存機能のオプションが有効になっているか確認してください。

ステップ 1. PowerPointを起動⇒「ファイル」タブ⇒「開く」⇒「最近使ったアイテム」⇒画面右下の「保存されていないプレゼンテーションの回復」をクリックします。

ファイル

ステップ 2. 保存されていないファイルの一覧から目的のファイルを選択して、ファイル上部のバーに表示されている「復元」をクリックして、保存します。

復元

方法3. Windows File RecoveryからPPT/PPTXを復元する

Windows File Recovery は、Microsoft Storeから無料で入手できます。失われたファイルを回復するには、適切なコマンドプロンプトを入力する必要があります。このツールは、失われた情報を回復するのに役立ち、多くのファイルシステムとタイプで動作します。

ステップ 1. Microsoft Storeで「Windows File Recovery」を検索し、インストールします。

ファイル復元ツール

ステップ 2. Windowsの検索ボックスからWindows File Recoveryプログラムを検索して起動し、「管理者として実行」を選択します。

ステップ 3. 確認したファイルシステムに基づいて適切なモードを選択し、PPT/PPTXを復元します。

ファイルシステムに応じて推奨されるモードは以下の通りです:

復旧モード

ステップ 4. 正しいコマンドラインを入力し、表示されるプロンプトに従って操作します。入力したら、続行するには「Y」を押します。

▶コマンド入力例
ファイルシステムはNTFSで、最近失った「ピンクのカニの商品化.pptx」と名前のつくPPTXファイルを、CドライブからEドライブに復元する場合は、次のコマンドを入力してください。
Winfr C: E: /regular /n ピンクのカニの商品化.pptx

方法4. TempフォルダからPPT/PPTXを復元する

保存していないPPTやPPTXファイルを復元する別の方法は、一時ファイルフォルダーを利用することです。Windowsのこの一時的な場所には、いろいろなプログラムのファイルが保存されています。

ステップ 1. Windowsファイルエクスプローラを開き、「C:/Users/UserName/AppData/Local/Temp/」パスに移動します。

ステップ 2. ファイルを検索し、日付と時刻でソートして検索範囲を絞り込みます。

tempファィル

ステップ 3. 復元したいファイルが見つかったら、保存します。

方法5. データ復旧ツールからPPT/PPTXを復元する

システムがクラッシュしたり、PCに問題があったり、ディスクのデータが消えたりすると、保存していないPowerPointファイルを失うことがあります。特に上書き保存された場合、ほかの方法は効かず、データ回復ツールを使うことが大切です。

AOMEI FastRecoveryは、簡単な操作でPPTファイルやPPTXファイル、その他のファイルを復元できます。専門技術を持つこのソフトは、復元したいファイルをすぐにスキャンして見つけることができます。

※AOMEI FastRecoveyを選ぶ理由:
PPT/PPTX、写真、音声、ビデオ、Word、PDF、メール、動画など200以上のファイルタイプをサポートします。
Windows 7、8、10、11、およびWindows Serverのすべてのバージョンに対応しています。
直感的で使いやすいUIを提供しており、複雑なコマンドライン操作を必要としません。
ストレージデバイスのクイックスキャンとディープスキャンをサポートします。
スキャン中にファイルの検索、フィルタリング、プレビュー、復元が可能です。
内蔵・外付けHDD/SSD、SDカード、USBドライブなど、様々なストレージデバイスに対応します。

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ステップ 1. 場所の選択

AOMEI FastRecoveryをインストールして起動します。データが失われたパーティションやディスクを選択し、「スキャン」をクリックします。

復元したいパーティションを選択

ステップ 2. スキャンの実行・ファイルの選択

「クイックスキャン」で削除されたデータを迅速に検出し、その後「ディープスキャン」で他の失われたデータを検索します。スキャンが完了すると、削除されたファイルや紛失したファイルが表示されます。復元したいファイルを選択し、プレビューすることができ、「復旧」をクリックします。

プレビューと復旧

ステップ 3. 保存先の選択

「フォルダの選択」ボタンをクリックして、復元したファイルを保存するパスを選択します。(ファイルの上書きを避けるため、復元されたファイルを元場所と異なるディスクで保存しなければなりませんので注意してください。)

フォルダーを選択

まとめ

保存されていないPowerPointを復元するための5つの方法を紹介します。もしPPTファイルが消えてしまった場合は、他の作業をしない方が良いです。Microsoft Officeには自動保存機能があるので、まずはその機能を試してみてください。それでもダメな場合は、AOMEI Fast Recoveryを使うと良いでしょう。このツールは、ハードディスクやポータブルデバイスから失ったファイルを素早く取り戻すことができ、データ損失を防ぐのに役立ちます。

カオル
カオル・編集者
カオルはパソコンの基礎知識や、各ソフトに関することなど、幅広く紹介します。わかりやすく、初心者やパソコンに苦手の方でも分かるように工夫をして、IT業界に対しても深い興味を持っています。パーティション管理に関する問題に関心があり、同じ問題に遭遇したユーザーは是非ともブログを参照してください。