データ損失なし|2つステップでGPTディスクパーティションをNTFSに変更!

この記事の最初部分で、GPTとNTFSに関する知識を紹介し、GPTディスクパーティションをNTFSに変更する理由も紹介しました。残りの部分では、強力なディスクマネージャーAOMEI Partition Assistant Professionalを使用して、MBRをGPTに変換し、そしてGPTディスクパーティションをNTFSにフォーマットする方法を紹介します。

投稿者 @Asher 2024年05月29日 @Asher 最後の更新 2024年03月15日

WindowsのインストールにおけるGPT NTFSのエラーについて

専門的なス キルがないと、 Windowsのインストールは、特にいくつかのエラーが発生した場合、複雑になることがあります。例えば、「「このディスクにWindowsをインストールするこ とはできません。選択されたディスクはGPTのパーティションの形式ではありません。」と「この ハードディスク領域にWindowsをインストールするこ とはできません。NTFSでフォーマットされたパーティションにWindowsをインストールする必 要があります 。」のようなエラーが 表示されることがあります。この場合、「GPTディスクパーティションをNTFSに 変更する方法」は、この問題が問題が解決されるまでインストールを続行できないため、これらのユーザーの核心的な質問となります。そこで、以下では、データを失うことなくGPTパーティションをNTFSに変更するための簡単な方法を紹介します。 

GPTとNTFSについて

元々GPTとNTFSは2つの異なる項目であることです。通常、コンピュータのディスクはGPTまたはMBR(2つの異なるパーティションテーブル)に分けられます。これらのパーティションはFAT、EXT2やNTFSなどのファイルシステムでフォーマットされます。この部分はGPTとNTFSの概念と強みを紹介します。

GPTの概念と強み

GPTは(GUID Partition Tableの略)でハードディスクのパーティション管理の仕組みです。GPTは、データやプログラムを特定・生成するために、マイクロソフトが決めた識別子の標準規格で、Windowsのインターフェース識別子やクラス識別子などに利用されています。「UUID(Universally Unique Identifier)」の一種で、128ビットの整数値を表す文字列で記述されます。

GPTは新しいパーティション形式で、2TBを超える大容量ハードディスクをサポートできるし、128個までのプライマリパーティションをサポートします。

NTFSの概念と強み

NTFS(NT File System)は、Windows NT系のオペレーティングシステムで使用されるデフォルトのファイルシステム形式です。一般ユーザーにとって、Windows NTは、WindowsXP以降のWindowsオペレーティングシステムを指します。つまり、最新のWindowsオペレーティングシステムであるWindows 10を使用している場合でも、デフォルトのファイルシステムはNTFSです。

NTFSは、複数のユーザーがアクセスするファイルサーバーで使用できるように、各ファイルとアカウントのアクセス許可を設定できます。また、フォールトトレランスとセキュリティ機能が強化されており、ファイル圧縮と暗号化をサポートしています。 NTFSでは、1つのファイルのサイズに制限はありません。過去にWindowsで使用されていたFAT16/32では、ファイルサイズの制限はそれぞれ2GBと4GBに設定されていましたが、NTFSはファイルサイズとは関係ありません。 ジャーナリングファイルシステムとしての機能を持つようになり、突然の停電などに見舞われた時にデータが失われる可能性が低くなっています。

GPTディスクパーティションをNTFSに変更する原因

新しいディスクをコンピュータに接続すると、Windowsはディスクを初期化するように要求します。パーティションスタイルとして、MBR(マスターブートレコード)またはGPT(GUIDパーティションテーブル)を選択できます。

MBRディスクの最大サイズは2TBで、最大4つのプライマリパーティションを保持できます。MBRディスクとは異なり、GPTディスクにはそのような制限はありません。GPTディスクは、2TBを超える大容量ハードディスクをサポートし、最大128のプライマリパーティションもサポートします。ただし、ただし、Windows XP/Vistaなどの一部の以前のバージョンのWindowsは、GPTパーティションスタイル)とファイルシステムを認識できません。

ハードディスクパーティションの最大サイズは、Windowsのバージョンではなく、フォーマットに使用されたファイルシステムによって異なります。NTFSとFAT32は、Windowsで最も一般的に使用されているファイルシステムです。

FATファイルシステムは、PCの世界では非常に古くから使われているファイルシステムで、32ビットのクラスタ識別子を利用し管理する方法です。クラスタサイズは4KiBから32KiBまで使用できて、ボリュームサイズは理論上8TiBまでとなります。しかし、ボリュームの総セクタ数を32ビットで管理(最大4,294,967,295)しているため、セクタサイズが512バイトの場合にボリュームサイズは2TiBに制限されます。したがって、2TBを超えるパーティションが必要な場合は、パーティションをNTFSに再フォーマットする必要があります。さらに、Windowsに加えて、他の多くのオペレーティングシステム(OS)でも使用できます

NTFSは、1993年に導入された新しいものであり、Windowsでのみ使用できます。NTFSパーティションサイズについて、非常に大きくなる可能性があります。最大NTFSボリュームサイズは264-1クラスターです。したがって、クラスタが大きいほど、NTFSパーティションサイズも大きくなります。NTFSとFAT32の現在の最大クラスタは64Kであるため、NTFSパーティションの最大サイズは264*64Kです。

GPTパーティションスタイルをNTFSに変更する方法

この部分では、CMDと第三者のパーティションソフトでGPTパーティションスタイルをNTFSに変更する方法を紹介します。

CMDでGPTパーティションスタイルをNTFSに変更する

Windowsインストール時のGPT NTFSエラーを解決するには、まずGPTディスクをMBRに変換し、その後、パーティションをNTFSにフォーマットする必要があります。しかし、オペレーティングシステムがインストールされていない場合、どのようにしますか?ここで、ディスク管理のためのWindows内蔵ユーティリティであるDiskPartを使用することができます。DiskPartは、対応するコマンドを入力すると、パーティションの削除、パーティションの作成、GPT MBRディスク間での変換、パーティションのフォーマットなど、多くの操作を実行することができます。

手順 1. Windowsのインストール中にGPT MBRエラーが表示された場合、SHIFT+F10を同時に押してCMDを表示させます。

手順 2.CMDウィンドウで「diskpart」と入力し、「ENTER」を押してください。

手順 3. 「list」ディスクと入力し、「ENTER」を押します。

手順 4. 「select disk *」と入力し、「ENTER」キーを押します。「*」は変換したいディスクのシーケンス番号を表します。

手順 5. 「clean」と入力し、「ENTER」を押して、ターゲットディスクのすべての既存パーティションを削除します。

手順 6. ここで、「convert mbr」と入力し、「ENTER」を押して、GPTをMBRに変更します。

手順 7. 「CREATE PARTITION PRIMARY SIZE=nn」と入力します。ここで、nnはMB単位でのサイズであり、自分の要求に基づいて任意のサイズを作成することができます。ここでは、60000MBを作成しています。

手順 8. 「FORMAT FS NTFS LABEL "SYSTEM" QUICK」と入力し、「ENTER」を押して、パーティションをNTFSとしてフォーマットします。

GPTディスクとNTFSパーティションが作成されるまで数分待ちます。

データを失わずにGPTディスクパーティションをNTFSに変更する

前の段落から、CMDのDiskPartを使用して、対応するコマンドラインを入力することにより、GPTパーティションスタイルをMBRに変更することができることを学びました。しかし、この方法でGPTディスクをMBRに変換する操作を実行するには、事前にターゲットディスクのすべてのパーティションを削除する必要があり、深刻なデータ損失を引き起こします。そこで今回は、データを失うことなく、この方法を実行するための別の方法をお勧めします。では、データ損失なしでMBRディスクをGPTに変換する別の方法はありますか?

はい、あります。それは、ディスク管理を専攻するオールインワンソフトウェアユーティリティであるAOMEI Partition Assistant Professionalを使用することです。その内蔵のMBR/GPTディスクの変換器は、何も削除する必要なく、これらの2つのパーティションスタイルの間で変換するのに役立ちます。さらに、プライマリディスクと論理ディスクの間での変換、OSからSSDへの移行など、より強力な機能もあります。

デモをダウンロードして試してみてください。

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注:デモ版は動作確認の目的でのみ使用されます。つまり、デモでは、すべての機能をプレビュー、すべての操作をシミュレートすることしかできません。

パート1.MBRディスクをGPTに変換する

手順 1. GPT NTFSエラーが発生した時点ではWindowsがインストールされていないため、デスクトップからソフトウェアを正常に使用することができません。この場合、ソフトウェアで起動可能なUSBを作成する必要があります。

手順 2. ブータブルUSBからPCを起動し、AOMEI Partition Assistant Professionalをダウンロード、インストール、起動します。Windowsをインストールするディスクを右クリックし、「GPTディスクに変換」を選択します。

手順 2. 次に、MBRディスクからGPTディスクに変換するかどうかを尋ねるウィンドウが表示されます。「はい」をクリックし続行します。

手順 3. その後、GPTディスクがMBRに変換されるプレビューがあります。保留中の操作を確認後、ツールバーの「適用」をクリックします。

ステップ2.GPTディスクパーティションにNTFSフォーマットする

Windowsの組み込みツールディスクの管理を使用して、GPTディスクをNTFSファイルシステムにフォーマットするのに役立ちますが、データを損失する可能性があります。ここでは、強力なAOMEI Partition Assistant Professionalの使用を引き続きお勧めします。このソフトウェアは、データを失うことなく、ファイルシステムが破損しているデバイスを強制的にNTFSにフォーマットすることができます。

さらに、Windowsの組み込みフォーマットツールと比較して、32GB以上のハードドライブをFAT32にフォーマットし、パーティションをExt4、Ext3、およびExt2 Linuxファイルシステムにフォーマットすることもできます。

手順 1. AOMEI Partition Assistantをダウンロードし、インストールして起動します。GPTディスク上のパーティションを右クリックし、「パーティションをフォーマット」を選択します。

手順 2. 「ファイルシステム」ドロップダウンメニューで「NTFS」を選択し、「OK」をクリックします。

手順 3. 最後に「適用」>「続行」をクリックしてください。

補充:GPTディスクをFAT32からNTFSにフォーマットする場合は、「NTFS to FAT32変換器」機能を試すこともできます。これは、データを失ったり、再フォーマットしたりすることなく、FTA32とNTFSの間でファイルシステムを直接変換できます。

結論

ここまで、AOMEI Partition AssistantでGPTディスクパーティションをNTFSに変更する方法です。

AOMEI Partition Assistantはディスクについての問題を解決できる機能をたくさん持っています。AOMEI Partition Assistantそのほかのバージョン:Windows Server 2003、2008(R2)、2011、2012(R2)、2016、2019、2022のユーザーの場合、AOMEI Partition Assistant Server版を使用してください。

ご参考になれば、幸いです。もしご不明な点などがありましたら、遠慮なくご質問ください。弊社のメールは:support@aomeitech.com。ここまでありがとうございました。