VirtualBoxの仮想マシンがネットワーク接続できない時の解決策

Windows 11のPCで仮想マシンを作ったら、ネットワークにアクセスできなくて困っている。。。この記事では、VirtualBoxで仮想マシンがネットワーク接続できない原因と解決策を初心者向けに分かりやすく説明します。

By ひとみ    更新日 2026年06月17日

はじめに

  • 「VirtualBoxで仮想マシンを作ったけれど、ブラウザを開いてもインターネットに繋がらない……」
  • 「Windows 11にアップデートしてから、仮想マシンにネットワークアクセスできなくなってしまった!」

手軽に仮想環境を試せるVirtualBoxですが、初期設定のままだとネットワーク接続がうまくいかず、エラーになったり外の世界と通信できなかったりするトラブルがよく起こります。

ネットワークの用語は難しいものが多いため、「どこを直せばいいのかサっぱり分からない」と途方に暮れてしまう方も多いのではないでしょうか。

実は、VirtualBoxのネット接続トラブルのほとんどは、「ネットワークモードの選択ミス」か「Windows 11のセキュリティによるブロック」が原因です。

この記事では、パソコンに詳しくない初心者の方でも簡単に試せる、ネットワーク接続ができないときの解決ステップを分かりやすく解説します。

VirtualBoxでネットワーク接続できない主な原因

VirtualBox内の仮想マシン(WindowsやLinuxなど)がインターネットにアクセスできない場合、主に以下の3つの原因が考えられます。

  • VirtualBox側のネットワークの「繋ぎ方(モード)」が間違っている
  • Windows 11のセキュリティ機能(ファイアウォール)が通信を邪魔している
  • パソコン本体のWi-Fiや有線LANの接続がうまく仮想マシンに引き継がれていない

パソコン本体がインターネットに繋がっているのに、仮想マシンだけが繋がらないという場合は、本体と仮想マシンを結ぶ「見えない有線ケーブル」の接続設定がズレている状態です。設定を順番に見直していきましょう。

VirtualBoxの代替:AOMEI Partition Assistantおすすめ

「NATとかブリッジとか、専門用語ばかりで難しすぎる!」「設定を変えてみたら、今度は本物のPCまでネットに繋がらなくなっちゃった……」

ネットワークの設定はプロでも間違えるほどややこしいので、初心者の皆さんがパニックになるのも当然です。もしVirtualBoxのネットワークトラブルで困ったら、もっと設定がシンプルなソフトに切り替えるのが一番賢い方法です。

そこでおすすめなのが、ディスク管理ソフトとしておなじみの「AOMEI Partition Assistant」です。

最新機能である「仮想マシン作成・管理」ツールは、ネットワーク周りのトラブルが非常に起きにくい設計になっています。

★AOMEIが初心者におすすめな理由
最初からネットに繋がる:Windowsの標準機能(Hyper-Vの仕組み)をベースにしているため、面倒なモード変更をしなくても、最初から本物のPCと同じネットワークに安全に自動接続されます。
Windows 11と相性バツグン:マイクロソフト公式の仕組みを裏側で使っているため、Windows 11のファイアウォールに邪魔されて通信が止まる心配がほとんどありません。
日本語でポチポチ押すだけ:英語だらけの難しいネットワーク画面を開く必要がなく、初心者でも迷わず仮想PCをネットの世界に繋げられます。
AOMEI Partition Assistant
Windowsディスクパーティション管理ソフト
  • ディスク&パーティション管理:データを消さずに、サイズ変更・移動・拡張・縮小・結合ができます。空き容量をムダなく活用できます。
  • OS移行&ディスクコピー:Windows OSをSSDまたはHDDに移行したり、システムやデータディスクを簡単にクローン。PCの買い替えやバックアップに最適です。
  • 効率的なディスク変換:MBRとGPTの相互変換、ベーシックディスクとダイナミックディスクの切り替え、NTFSとFAT32間のファイルシステム変換を安全に行えます。
  • ディスク容量を増やす:不要なファイルを正確にクリーンアップ。特に「Cドライブの容量不足」の解消や、OSドライブの整理に役立ちます。
  • データの安全な消去:専用アルゴリズムでディスクやパーティションを完全消去。復元できない形で安全に削除します。

ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを開き、「仮想マシン管理」→「仮想マシンを作成」を選択します。

ステップ 2. ソフトは、パソコンにHyper-Vサービスがインストールされているかどうかを検出します。インストールされている場合、「インストール」ボタンをクリックして、Hyper-Vサービスのインストールを開始します。

ステップ 3. Hyper-Vサービスが正常にインストールされたら、マシンを再起動した後にVMを作成できます。「再起動」ボタンをクリックして、すぐにPCを再起動します。

ステップ 4. 「参照」ボタンをクリックして、VMを作成するためのWindowsシステムISOイメージファイルを選択します。ISOが選択されたら、「次へ」をクリックして続行します。

ステップ 5. その後、VMの名前や配置場所などを設定できます。設定が完了したら、「次へ」をクリックして、仮想マシンの作成を開始します。

処理が正常に完了すると、成功したことを示すポップアップが表示されます。「仮想マシンを管理」オプションをクリックすると、Hyper-Vマネージャーが開き、Hyper-V上の仮想マシンを確認したり管理したりできます。

VirtualBoxの仮想マシンがネットワーク接続できない時の修復方法

1. 利用目的に合った「ネットワークモード」に設定し直す

VirtualBoxには、ネットワークの繋ぎ方がいくつか用意されています。一度仮想マシンの電源を切り、設定画面から正しいモードが選ばれているか確認しましょう。

ステップ 1. VirtualBoxを開き、繋がらない仮想マシンを右クリックして「設定」を開きます。

ステップ 2. 左側のメニューから「ネットワーク」をクリックします。

ステップ 3. 「アダプター 1」タブで、「ネットワークアダプターを有効化」にチェックが入っているか確認します。

ステップ 4. 「割り当て」のプルダウンメニューから、目的に合わせて以下のいずれかを選択します。

ネットワークモード こんな人におすすめ 特徴
NAT(ナット) とにかく手軽にネットサーフィンやファイルのダウンロードをしたい人(標準設定) パソコン本体のネット回線をコッソリ共有して外に繋ぎます。一番トラブルが少なく安全です。
ブリッジアダプター 仮想マシンを自宅のWi-Fiルーターに直接繋ぎ、他のPCからもアクセスさせたい人 仮想マシンを「独立した1台の本物のパソコン」としてルーターに接続します。

⚠️「ブリッジアダプター」を選ぶときの注意点
  • 割り当てで「ブリッジアダプター」を選んだ場合は、そのすぐ下にある「名前」の欄で、いまパソコン本体が実際に使っているWi-Fiカードや有線LANのアダプター名を正しく選択してください。ここが間違っていると絶対にネットに繋がりません。

2. Windows 11のファイアウォール・セキュリティソフトを確認する

Windows 11ではセキュリティが強化されているため、VirtualBoxの通信が「怪しいアクセス」とみなされて自動的に遮断(ブロック)されてしまうことがあります。

特に「ブリッジアダプター」や「ホストオンリーアダプター」を使って、本体のPCと仮想マシンの間でデータをやり取り(アクセス)したい時にこの問題が多発します。

ステップ 1. 本体のWindows 11の「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「Windows セキュリティ」を開きます。

ステップ 2. 「ファイアウォールとネットワーク保護」をクリックします。

ステップ 3. 一度ファイアウォールを一時的に「無効(オフ)」にしてみて、仮想マシンのネットが繋がるかテストしてみましょう。

ステップ 4. もしオフにして繋がった場合は、ファイアウォールの設定で「VirtualBox」の通信を許可(例外に登録)してあげることで、安全に接続できるようになります。

※ウイルスバスターやカスペルスキー、ノートンなどの市販のセキュリティソフトを入れている場合も同様に、ソフト側のネットワーク保護機能を一時的にオフにして原因を特定してみてください。

3. 仮想マシンの「ネットワークアダプター」を再起動・確認する

設定は合っているはずなのに繋がらないという場合は、仮想マシンのネットワーク部品が一時的にフリーズしている可能性があります。

①ネットワークケーブルの「抜き差し」を試す

仮想マシンを起動した状態のまま、VirtualBoxの右下にある「LANコネクタの小さなアイコン」を右クリックします。「ネットワークアダプターを有効化」のチェックを一度外し、数秒待ってから再びチェックを入れ直してみてください。これでネットの接続が復活することがあります。

②MACアドレスを新しくしてみる

仮想マシンの「設定」>「ネットワーク」>「高度」を開くと、「MACアドレス」という英数字の羅列があります。その横にあるリフレッシュマーク(矢印ボタン)をクリックして、アドレスを新しく生成し直してから起動すると、ルーターとの接続エラーが解消される場合があります。

まとめ

VirtualBoxで仮想マシンがネットワークにアクセスできない・インターネットに繋がらないときは、まず「設定画面で『NAT』になっているか(手軽に繋ぎたい場合)」、または「『ブリッジアダプター』の名前欄が正しく本物のWi-Fi/LANを指しているか」をチェックするのが鉄則です。

それでもダメな場合は、Windows 11の強力なセキュリティ(ファイアウォール)が邪魔をしていないかを確認してみましょう。

原因をひとつずつクリアしていけば、初心者の方でも必ず元通りに繋がるようになります。ぜひこの記事のステップを参考に、快適な仮想環境を整えてみてくださいね!

ひとみ · この記事を書いた人
こんにちは、2023年に入社したひとみです。子供の頃からパソコンに触れるのが好きで、身近な人の「これどうしたらいいの?」という質問に答えているうちに、自然とIT関連の知識を深めてきました。今は、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などを中心に記事を書いています。私の記事は、日常的にパソコンを使う中で「困った」「どうしたらいいの?」と悩んだときに役立つことを目指しています。
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