Windows 11のPCで仮想マシンを作ったら、ネットワークにアクセスできなくて困っている。。。この記事では、VirtualBoxで仮想マシンがネットワーク接続できない原因と解決策を初心者向けに分かりやすく説明します。
手軽に仮想環境を試せるVirtualBoxですが、初期設定のままだとネットワーク接続がうまくいかず、エラーになったり外の世界と通信できなかったりするトラブルがよく起こります。
ネットワークの用語は難しいものが多いため、「どこを直せばいいのかサっぱり分からない」と途方に暮れてしまう方も多いのではないでしょうか。
実は、VirtualBoxのネット接続トラブルのほとんどは、「ネットワークモードの選択ミス」か「Windows 11のセキュリティによるブロック」が原因です。
この記事では、パソコンに詳しくない初心者の方でも簡単に試せる、ネットワーク接続ができないときの解決ステップを分かりやすく解説します。
VirtualBox内の仮想マシン(WindowsやLinuxなど)がインターネットにアクセスできない場合、主に以下の3つの原因が考えられます。
パソコン本体がインターネットに繋がっているのに、仮想マシンだけが繋がらないという場合は、本体と仮想マシンを結ぶ「見えない有線ケーブル」の接続設定がズレている状態です。設定を順番に見直していきましょう。
「NATとかブリッジとか、専門用語ばかりで難しすぎる!」「設定を変えてみたら、今度は本物のPCまでネットに繋がらなくなっちゃった……」
ネットワークの設定はプロでも間違えるほどややこしいので、初心者の皆さんがパニックになるのも当然です。もしVirtualBoxのネットワークトラブルで困ったら、もっと設定がシンプルなソフトに切り替えるのが一番賢い方法です。
そこでおすすめなのが、ディスク管理ソフトとしておなじみの「AOMEI Partition Assistant」です。
最新機能である「仮想マシン作成・管理」ツールは、ネットワーク周りのトラブルが非常に起きにくい設計になっています。
ステップ 1. AOMEI Partition Assistantを開き、「仮想マシン管理」→「仮想マシンを作成」を選択します。
ステップ 2. ソフトは、パソコンにHyper-Vサービスがインストールされているかどうかを検出します。インストールされている場合、「インストール」ボタンをクリックして、Hyper-Vサービスのインストールを開始します。
ステップ 3. Hyper-Vサービスが正常にインストールされたら、マシンを再起動した後にVMを作成できます。「再起動」ボタンをクリックして、すぐにPCを再起動します。
ステップ 4. 「参照」ボタンをクリックして、VMを作成するためのWindowsシステムISOイメージファイルを選択します。ISOが選択されたら、「次へ」をクリックして続行します。
ステップ 5. その後、VMの名前や配置場所などを設定できます。設定が完了したら、「次へ」をクリックして、仮想マシンの作成を開始します。
処理が正常に完了すると、成功したことを示すポップアップが表示されます。「仮想マシンを管理」オプションをクリックすると、Hyper-Vマネージャーが開き、Hyper-V上の仮想マシンを確認したり管理したりできます。
VirtualBoxには、ネットワークの繋ぎ方がいくつか用意されています。一度仮想マシンの電源を切り、設定画面から正しいモードが選ばれているか確認しましょう。
ステップ 1. VirtualBoxを開き、繋がらない仮想マシンを右クリックして「設定」を開きます。
ステップ 2. 左側のメニューから「ネットワーク」をクリックします。
ステップ 3. 「アダプター 1」タブで、「ネットワークアダプターを有効化」にチェックが入っているか確認します。
ステップ 4. 「割り当て」のプルダウンメニューから、目的に合わせて以下のいずれかを選択します。
| ネットワークモード | こんな人におすすめ | 特徴 |
| NAT(ナット) | とにかく手軽にネットサーフィンやファイルのダウンロードをしたい人(標準設定) | パソコン本体のネット回線をコッソリ共有して外に繋ぎます。一番トラブルが少なく安全です。 |
| ブリッジアダプター | 仮想マシンを自宅のWi-Fiルーターに直接繋ぎ、他のPCからもアクセスさせたい人 | 仮想マシンを「独立した1台の本物のパソコン」としてルーターに接続します。 |
割り当てで「ブリッジアダプター」を選んだ場合は、そのすぐ下にある「名前」の欄で、いまパソコン本体が実際に使っているWi-Fiカードや有線LANのアダプター名を正しく選択してください。ここが間違っていると絶対にネットに繋がりません。
Windows 11ではセキュリティが強化されているため、VirtualBoxの通信が「怪しいアクセス」とみなされて自動的に遮断(ブロック)されてしまうことがあります。
特に「ブリッジアダプター」や「ホストオンリーアダプター」を使って、本体のPCと仮想マシンの間でデータをやり取り(アクセス)したい時にこの問題が多発します。
ステップ 1. 本体のWindows 11の「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「Windows セキュリティ」を開きます。
ステップ 2. 「ファイアウォールとネットワーク保護」をクリックします。
ステップ 3. 一度ファイアウォールを一時的に「無効(オフ)」にしてみて、仮想マシンのネットが繋がるかテストしてみましょう。
ステップ 4. もしオフにして繋がった場合は、ファイアウォールの設定で「VirtualBox」の通信を許可(例外に登録)してあげることで、安全に接続できるようになります。
※ウイルスバスターやカスペルスキー、ノートンなどの市販のセキュリティソフトを入れている場合も同様に、ソフト側のネットワーク保護機能を一時的にオフにして原因を特定してみてください。
設定は合っているはずなのに繋がらないという場合は、仮想マシンのネットワーク部品が一時的にフリーズしている可能性があります。
①ネットワークケーブルの「抜き差し」を試す
仮想マシンを起動した状態のまま、VirtualBoxの右下にある「LANコネクタの小さなアイコン」を右クリックします。「ネットワークアダプターを有効化」のチェックを一度外し、数秒待ってから再びチェックを入れ直してみてください。これでネットの接続が復活することがあります。
②MACアドレスを新しくしてみる
仮想マシンの「設定」>「ネットワーク」>「高度」を開くと、「MACアドレス」という英数字の羅列があります。その横にあるリフレッシュマーク(矢印ボタン)をクリックして、アドレスを新しく生成し直してから起動すると、ルーターとの接続エラーが解消される場合があります。
VirtualBoxで仮想マシンがネットワークにアクセスできない・インターネットに繋がらないときは、まず「設定画面で『NAT』になっているか(手軽に繋ぎたい場合)」、または「『ブリッジアダプター』の名前欄が正しく本物のWi-Fi/LANを指しているか」をチェックするのが鉄則です。
それでもダメな場合は、Windows 11の強力なセキュリティ(ファイアウォール)が邪魔をしていないかを確認してみましょう。
原因をひとつずつクリアしていけば、初心者の方でも必ず元通りに繋がるようになります。ぜひこの記事のステップを参考に、快適な仮想環境を整えてみてくださいね!