「解決済み」Windows Server 2022でボリュームの拡張が利用できない
Windows Server 2022ではボリュームの拡張がグレー・利用できない場合、この投稿から、状況に応じて問題を修正するもう1つの方法を入手できます。
Server 2022では「ボリュームの拡張」機能がグレー
サーバーデバイスでは、多くのユーザーがCドライブにデータを保存するため、容量がすぐに不足してしまいます。これによりコンピュータのパフォーマンスが低下することがあります。現在のハードディスクの容量が不足している場合、小さなボリュームを拡張したり、より大きなディスクに切り替える必要があります。
Microsoftの「ボリュームの拡張」機能は、ディスクの管理でパーティションのサイズを調整するための便利なツールです。しかし、以下の2つの状況ではこの機能がグレーアウトして利用できないことがあります。
①ハードディスク上に連続した未割り当て領域または空き容量がない場合
②未割り当て領域が隣接しているが、拡張したいパーティションの左側にある場合
Server 2022のディスクの管理でボリュームの拡張を有効にする
拡張するパーティションの右側に未割り当て領域がある場合、その領域を使用してボリュームを拡張できます。もしそのスペースに重要なデータがなければ、削除して未割り当て領域に変えることができます。
ステップ 1. ディスク管理を開く
デスクトップ上の「PC」を右クリックし、「管理」→「記憶域」→「ディスクの管理」を選択します。
ステップ 2. ドライブを選択して消去する
Dドライブ(Cドライブと未割り当て領域の間のパーティション)を右クリックし、「ボリュームの削除...」を選択します。
ステップ 3. 警告を確認して承認する
このボリュームを削除するとボリューム上のデータがすべて削除されることを示すウィンドウがポップアップ表示されます…「はい」をクリックして続行します。
ステップ 4. 「ボリュームの拡張」機能を使う
これでパーティションは未割り当て領域となり、Cドライブの「ボリュームの拡張」が利用可能になります。
Server 2022で「ボリュームの拡張が利用できない」場合のCドライブを拡張する2つの方法
しかし、Cドライブの隣にあるパーティションが非常に重要な場合や、上述の2番目の状況に該当する場合はどうすればよいのでしょうか?パーティションを削除しても、データをバックアップする必要があり、それには時間がかかります。そのため、時間を節約し、不要な操作を省くために、AOMEI Partition Assistant Serverを試してみてください。
このサーバーマネージャーは、「ボリュームの拡張」が利用できない問題を簡単に解決できます。また、未割り当て領域がターゲットパーティションに隣接していない場合、「パーティションの結合」機能を使用できます。さらに、ディスクに未割り当て領域がない場合、「空き容量の割り当て」機能を使って、他のドライブの空き容量を直接Cドライブに移動できます。どちらの機能もデータ損失を引き起こしません。 以下の2つの機能をステップバイステップで説明します。
方法1. パーティションの結合
手順 1. AOMEI Partition Assistant Serverをインストールして実行します。メインインターフェイスで、Cドライブを右クリックし、「パーティションを結合」を選択します。
手順 2. 「パーティションを結合」インターフェイスで、「未割り当て」と「C :」を選択します。次に、「はい」をクリックします。
手順 3. ここで操作をプレビューできます。確認後、「適用」>「続行」をクリックします。
その後、しばらく待つだけで、選択したスペースがCドライブに追加されます。
方法2. 空き容量の割り当て
ユーザーは、1つのパーティションから別のパーティションに空き容量を転送することで、ターゲットパーティションのサイズを増やすことができます。他のパーティションを先にリサイズしたり縮小したりする必要はありません。簡単かつ迅速に操作できます。
手順 1. AOMEI Partition Assistant Serverを起動して、割り当てるパーティションを右クリックして「空き領域を割り当てる」を選択します。以下のスクリーンショットの通りです。ここでは、Eパーティションをソースパーティションとしてを選択します。
手順 2. ステップ1の結果として、ポップアップウィンドウが表示されます。Eパーティションからカットする空き領域のサイズを入力すると、この空き領域が直接に宛先パーティションに追加されます。次のスクリーンショットの通りです。
手順 3. 開始を確認する前に、演算結果をプレビューすることができます。この操作を実行するには、「適用」をクリックしてください。ポップアウトウィンドウで、この操作を完了する時間が表示ます。また、途中にエラーが発生しないように、「実行する前に、チェックする」オプションをクリックしてください。デフォルトでは、このオプションがチェックされています。
まとめ
この記事を読んだ後、Windows Server 2022で「ボリュームの拡張」が利用できないという問題は心配いりません。AOMEI Partition Assistant Serverは、プロなサーバー管理ツールであり、OSの移行やGPT/MBRの変換も可能です。企業ユーザーには、複数の場所で無制限のコンピューターに使用できるTechnician版もあります。
Windows Server 2022でボリュームの拡張ができない場合のFAQ
なぜ未割り当て領域でボリュームを拡張できないのですか?
未割り当て領域が拡張したいボリュームと隣接していないためです。新しいパーティションを作成したり、既存のパーティションを削除したりすると、未割り当て領域が拡張したいボリュームの隣にない場合があります。この場合、Windowsはその未割り当て領域を利用できません。
未割り当て領域をCドライブに移動する方法は?
未割り当てパーティションがCドライブの直後にある場合、このスペースを直接Cドライブに追加できます。右側にない場合は、サードパーティーのツールを使用してCドライブに追加するしかありません。
CMDでドライブを拡張する方法は?
未割り当て領域が適切な場所にある場合、管理者としてCMDを実行し、「diskpart」と入力してEnterキーを押します。次に「list volume」と入力してEnterキーを押し、既存のボリュームを表示します。「select volume c」と入力してEnterキーを押し、ボリュームcを選択します。最後に「extend [size=n]」と入力し、サイズnでボリュームcを拡張します。
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